JPS58183310A - 自動車用送風装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用空気調和装置の送風装置と制御に関
するものである。

従来のこの種の装置は第１図に示すように、ダツシュボ
ード前面および下部に吹出口１があり。

ここから調和空気を吹き出して車室内の空気調和を行な
っていた。

この場合、後室まで調和空気を送るのはシートに妨害さ
れて困難であり、また後室に送風しようとすると吹出風
速が大きくなり、前室の乗員に対して好ましくないとい
う欠点を有していた。

さらに従来、第２図に示すように前席２の下に延長ダク
ト３全通して前室４のエアコン本体から直接に調和空気
を後室６に導くものがあったが。

これはダクトを通すスペースを余分に占有し、さらにエ
アコンのファンモータの能力を過大にしなくてはならな
いという欠点を有していた。

本発明はこのような従来の欠点を除去するもので、余分
なスペースを取らずに容易に後室へ空気を送り、快適な
車室環境を得ることを目的とするものである。

この目的を達成するために本発明は、前室に吸入口を、
後室に吹出口を設け、前記吸込口と前記吹出口を送風機
およびダクトにより連結したものである。

この構成によって、ダツシュボード前面および下部から
吹き出した空気を、吸込口から吸入しこれを後室吹出口
から吹き出すことができ、余分な□スペースを取らずに
効率良く後室に空気を送ることができる。

以下４本発明の実施例を第３図の図面を用いて説明する
。

図において、６はフロントドア本体で、これに吸込ロア
、吹出口８を設け、これをドア内部に埋め込んだダクト
９で結び、中間にファンモータ１０を設ける。

このように、ドアの中に構成要素を組み込むことができ
るので、車室のスペースを減らすことなくしかも空気調
和された空気を効率的に後室へ送風することが可能であ
る。なお本実施例ではドアに組み込んだが天井などに組
み込むことも可能である。

さらに本発明の他の実施例について第４図を用いて説明
する。

図は吹出口に流体素子を用いたものの断面図は１１は上
下を密封されたダクト、１２は大気に対する開口部でど
ちらか一方を閉鎖することにより吹出方向を前方または
後方に択一的に選択できる。

これにより乗員が後席に乗る場合は後方に吹き出し、後
席に乗車しない場合には前方に吹き出す。

〜 このように制御を行なえば、後方に吹き出す場合の上記
の効果に加えて前方に吹き出すときには前室を前後から
空調するため、吹き出し風速を減じることができ快適さ
を満し、また前室の温度分布の改善にも寄与する。

以上のように本発明の自動車用送風装置は、ダクトを通
すための余分なスペースを取ることなく。

後室に調和空気を送ることができ、車室の温度、を快適
に制御することができる優れた効果を奏するものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカーエアコンの吹出口を示す概略説明図
、第２図は従来の後室吹出口を持ったカーエアコンの吹
出口を示す概略側断面図、第３図は本発明の実施例によ
る自動車用送風装置を示す説明図、第４図は本発明の他
の実施例による吹出口の概略断面図である。 ６・・・・・・フロントドア本体、７・・・・・・吸込
０．８・・・・・・吹出口、９・・・・・・ダクト、１
０・・・・・・ファンモータＯ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）前室に吸込口を、後室に吹出口を設けて、前記吸
   込口と前記吹出口を送風機およびダクトにより連結した
   自動車用送風装置。
2. （２）　　フロントドア内部にダクトと送風機を組み込
   んだ特許請求の範囲第１項記載の自動車用送風装置。