JPS58182128A - 回転磁気ヘツド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分針〕 本発明は回転ヘッド・ヘリカルスキャン方式のＶＴＲ用
の回転磁気ヘッド装置の改爽に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

ヘリカルスキャン方式のＶＴＲに用いられる回転磁気へ
、ド装置は、上下ドラムの間に設けたディスク回転シリ
ンダに２個あるいは４個の磁気へ、ドを取付け、上記ド
ラム周間をヘリカルに摺動する磁気テープに対して信号
を記録再生する構造を有している。この種の装置におい
て各磁気ヘッドの角度割）調整は非常に重要でああり、
従来専ら前記ディスク回転シリンダの芯出しによって行
われている。

第１図（−）〜（Ｃ）は従来装置の一例を示す概略構成
図であり、同軸固定された上ドラム（図示せず）と下ド
ラム１との間にディスク回転シリンダ２を回転自在に設
け、この回転シリ／ｌｌに放射状に磁気ヘッド３を取付
けている。この磁気へ、ド３は、ドラム１の局面に設け
られたテープがイド１ａに沿って上記局面をヘリカルに
摺動する磁気テープ（図示せず）に対して、前記上ドラ
ムと下ドラム１との間より摺接して高速に回転しながら
信号の記録再生を行うものである。

ところが、このような従来構造の装置において前記回転
シリンダ２の外周面に微小変位測定用の検出器６を当接
させて芯出しを行うことは、上記シリンダ２が薄く、そ
の外周面が少ないことから非常に困難である。また第１
図（ａ）に示す如く下げう五１に回転シリンダ２を組込
んだ場合には、上記芯出し作業が著しく困難となる。

また第１図（ｂ）　（＠）に示すようにディスク回転シ
リンダ２上に回転位置を検出するためのＰＧ用マグネ、
ト４を取付ける場合、そのホルダ５を介してこれを行な
わなければならず、そのため設置位置が規制されディス
ク回転シリンダＩの径に依存する上記！グネット４の周
速は大幅な制約。を受け、低下してしまう。更に前記芯
出し検出の為にディスク回転シリンダ１０周間に検出ｓ
ｇを当接可能とするには、ディスク回転シリンダ２と下
ドラムｌとの間に大きな間隙を設けること勢が必要とな
る。このことはシリンダ２の径を小さくすることを意味
し、その慣性モーメント等を考慮した場合、極めて不利
である。

このような不具合は、ＶＴＲの小屋化に伴う回転磁気ヘ
ッド装置の小型化を図る上で大きな課題となる。しかも
、その小腰化に伴うディスク回転シリンダ２の軽量化に
よシ、慣性モーメントが小さくなるので、上記シリンダ
１を一定速匿で回転させる為に和尚の負担をその駆動モ
ータに強いることになる。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、磁気ヘッドが壜付けられる回転
シリンダの芯出しが容易で、しかもその慣性モーメント
およびＰＧ用マダネ、トの周速を十分大きく保ったまま
で小型化を図ることのできる実用性の高い回転磁気へ、
）Ｐ装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明はドラムの内部に回転シリンダに同軸にシリンダ
円筒部を設け、上記ドラムの上記シリンダ円筒部に対向
する位置で、且つ磁気テープの摺動領域以外の位置に切
欠きを設けた構造の回転磁気へ、ド装置を特徴とするも
のである。

〔発明の効果〕

従って本発明によれば、シリンダ円筒部によシ回転シリ
ンダの慣性モーメントを十分高めることができ、また前
記切欠き部を介して露出する上記シリンダ円筒部の局面
を利用して回転シリンダの芯出しを容易に可能とする。

さらに、上記シリンダ円筒部にＰＧ用マグネットを埋設
することでその周速を高めることができる。しかも上記
利点を活かして、その小屋化を簡易に図ることを可能と
し、実用的利点が多大である。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
。

第２図（ａ）〜（＠）は実施例装置の概略構成を示すも
ので、第１図（ａ）〜（−）に示す従来装置と同一部分
には同一符号を付して示しである６本装置が特徴とする
ところは、ディスク回転シリンダ２の下面に、これに同
軸にシリンダ円筒部１を設けた点、およびこのシリンダ
円筒部１に対向する位置であって、且つ磁気チー！の摺
動領域以外の位置の前記下ドラム１に切欠き部８を設け
た点にある。この切欠き部８は、ドラムの内部を見透す
窓孔となるもので、この窓孔（切欠き部８）を介して前
記シリンダ円筒部１の周面が露出されるようになりてい
る。ｔた前記シリンダ円筒部１の周面には凹部１ａが設
けられ、この凹部１ａにＰＧ検出用のｉグネット４が堀
設されるようになっている。

尚、前記シリンダ円筒部ｒとディスク同転シリンダ１と
は、同一素材からなる一体的なものであってもよく、或
いは別材質の部材を相互に同軸固定して一体化し次もの
であってもよい。

このシリンダ円筒部ｒを形成する材質としては、比重の
重いものを用い、ディスク回転シリンダ２との一体化に
よってその慣性モーメントを更に増大できる。

かくしてこのように一体化されたディスク回転シリンダ
２とシリンダ円筒部１とを下ドラム１の内側に同軸的に
組込み、図示しなｈ上ドラムを同定して同転磁気ヘッド
装置を組立てる場合、上記下ドラム１に組込まれたシリ
ンダ円筒部１の局面が、下ドラム１に設けられ九切欠き
部８を介して露出するので、この部位において変位検出
器Ｃを当接させることにょ）上記シリンダ円筒部１、ひ
いてはディスク回転シリンＩ２の芯出し作業を容易に、
しかも精度＾〈行うことが可能となる。しかもこれを、
装置を組立てた状態で行うことができる。ｔた従来のよ
うにディスク回転シリンダ２の局面を変位検出に利用し
ないので、上記シリンダ２とドラムと０間隙を十分に狭
くすることができ、その結果ディスク回転シリンダ１の
径を許容できる範囲内で十分に大きくすることができ、
ビデオへ、ドやＰＧ−ｒグネットを安定かつ精度良く取
付けられる面を確保することができる。更にはＰＧ検出
用の！グネット４をホル〆ｌを用いることなしに回転中
心から隔れ次位置に簡易に設けることができるので、上
記マグネ、ト４の周速を高め、ｐａ−ｅルスの検出を容
易とする等の効果が奏せられる。そして、これらの理由
によシ、装置の小型化を簡易に図ることが可能となる。

また前記変位検出器６を用い九芯出し作業を、シリンダ
円筒部１の広い局面を有効に利用して行い得るので、そ
の作業性が非常に良い。更には前記ｐ　Ｑ−臂ルスの検
出を、そのセンサを前記切欠き部８に取付けて行い得る
ので、前記切欠１部１の利用性が高い、つｔ〕、ディス
ク回転シ、リンダ２の芯出し等に問題を招くことなく、
装置の小型化を簡易に図ることが可能となる。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、シリンダ円筒部Ｉをディスク回転シリンダ２の上
面に設けることも可能である。この場合には、切欠き部
Ｉを上げう五に設けるようＫすればよい。またシリンダ
円筒部８の径や厚み等は装置仕様に応じて定めればよい
ものであシ、更に装置に組込まれる磁気へ、ド３の数も
特に限定されない。要するに本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で褌々変形して実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（、）は従来装置の一例を示す構成図。 第２図（−）〜（、）は本発明の一実施例装置の概略構
成図である。 １・・・下ドラム、２・・・ディスク回転シリンダ。 ３・・・磁気ヘッド、４・・・マグネ、ト、５・・・ホ
ルダ。 ６・・・変位検出器、７・・・シＩ）　ｙ〆円筒部、８
・・・切欠き部。 出願人代塩入　　升埋士　姉　江　武　彦矛　１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）同軸固定された外径を同じくする上ドラムおよび
   下ドラムと、これらのドラムの間に回転自在に設けられ
   た回転シリンダと、この回転シリンダに取付けられて前
   記ドラムの外周をヘリカルに摺動する磁気テープに対し
   て信号の記録再生を行う磁気ヘッドと、前記ドラムの内
   部に前記回転シリンダに同軸に設けられたシリンダ円筒
   部と、前記ドラムの上記シリンダ円筒部に対向する位置
   で、且つ前記磁気テープの摺動領域以外の位置に設けら
   れた切欠き部とを具備したことを特徴とする回転磁気へ
   、ド装置。
2. （２）　　回転シリンダとシリンダ円筒部とは、別材質
   によりそれぞれ構成されたものである特許請求の範囲第
   １項記載の回転磁気ヘッド装置。 １３）　　シリンダ円筒部は、その外周面にＩ’Ｇ用マ
   グネットを設けるものであって、このＰＧ用！グネット
   による／譬ルス検出はドラムに設けられた切欠き部を介
   して行われるものである特許請求の範闘第１項記載の回
   転磁気ヘッド装置。