JPS58180279A

JPS58180279A - 溶剤洗浄装置

Info

Publication number: JPS58180279A
Application number: JP6111882A
Authority: JP
Inventors: 久世　務; 増山　悟
Original assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Computer Equipment Co Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Computer Equipment Co Ltd
Priority date: 1982-04-14
Filing date: 1982-04-14
Publication date: 1983-10-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の対象本発明は物品の婢剤洗蒸装置に係り、特に精密部品洗浄
に好適な溶剤浸漬、蒸気洗浄装置の改良に関するもので
ある。

従来技術従来の溶剤洗浄装置は第１図に示す如く浸漬洗浄槽１と
蒸気洗浄槽２が並列して設置され、一般には蒸気洗浄槽
２には絶えずヒータ５により溶剤が加熱されることによ
多発生する蒸気が充満しておシ、その蒸気雰囲気の範囲
は開口部に設けられた冷却コイル４によシ常に一定であ
る。かかる場合には、溶剤が蒸気として外気へ拡散する
量が多くなる事、被洗浄物を蒸気洗浄後乾燥させる為に
は蒸気雰囲気範囲外へ持ち出す必要があるので、乾燥す
る迄の間の塵埃付着がある事、更に装置の大きさが大き
くなる事が欠点となっていた。

発明の目的本発明の目的は、上記の如き従来の欠点を除去するもの
で４Ｊ）、溶剤消費量が少なく、洗浄効果が高く、シか
もコンパクトな溶剤洗浄装置を提供することである。

発明の総括的説明本発明の特徴とするところは、溶剤洗浄装置における蒸
気槽を浸漬洗浄槽から、自由に開閉できるシャッタによ
り分離させ、必要に応じてシャッタの開閉を行なうとと
もに、浸漬洗浄槽の上部に設けた冷却水パイプへの通水
あるいはヒータへの通電を７ヤツタの動きに同期させて
行なう事により必要な時のみ蒸気雰囲気を洗浄槽内で発
生させることである。

発明の実施例以下、本発明の一実施例を第２図によシ説明する。第２
図において、洗浄槽１０には溶剤供給口２０、排液口３
０、仕切板４０、冷却水パイプ５．６、ヒータ７、超音
波発振器８ａ、　ａｂ、　ａＣが装着されている。更に
洗浄槽１０には蒸気槽９が装着されている。蒸気槽９に
はエヤシリンダ１０１により駆動せられるシャッタ１１
、液面センサ１２、溶剤供給口１５、加温容器１４が装
着され、加温容器１４には水面センサ１５、加温ヒータ
１６、温度センサ１７、水供給口１８が装着されている
。

各部の概略機能を第２図によ）説明するに、溶剤供給口
２０より供給された溶剤は、仕切板４９よシ上部ヘオー
パフローして排液口５０よ）排出される。一方蒸気槽９
へは溶剤゛供給口１５よシ溶剤が供給され、液面センサ
１２にょシ液量は一定に保たれる。更に水供給口１８よ
シ供給され水面センサ１５により一定量に保たれた水は
、加温ヒータ１６および温度センサ１７により一定温度
に加。

熱され、これによシ上記蒸気槽９内の溶剤は加熱されて
、蒸気となる。この時シャッタ１１は閉じているので、
蒸気は蒸気槽９内に留まりている。更に冷却水パイプ５
．６内には冷却水が充満されており、ヒータ７には通電
されていないので、この状態では洗浄槽１０内には溶剤
蒸気はほとんど存在しない。

ここで被洗浄物が洗浄槽１０の上部よりｓ剤液中へ浸漬
されると同時に超音波発振器５ａ、５ｂ、５Ｃを作動せ
しめ、超音波洗浄を行なう。次に、溶剤液中から被洗浄
物を引上げる以前の適当な時間に冷却水バイブロの冷却
水を強制排出させ続いてヒータ７に通電する。こうして
洗浄横１０内の温度が上昇した時に、シャッタ１１をエ
ヤシリンダ１０１によ如開け、蒸気槽９内の蒸気を洗浄
槽１０内に充満させる。この時冷却水パイプ５には冷却
水が依然として充満させ、蒸気が洗浄槽１０から上方へ
漏れることを防止している。この状態で被洗浄物を溶剤
液中から引上げ、冷却水バイブロの高さで止めることに
よシ蒸気洗浄が行なわれる。一定時間蒸気洗浄を行なっ
た後再びシャッタ１１を閉め、同時にヒータ７への通電
を止め、冷却水を冷却水バイブロに充満せしめ、洗浄槽
１０内の温度を下げ、溶剤蒸気の存在をなくすることに
よシ被洗浄物は完全に乾燥するので、この後洗浄槽１０
の上方へ被洗浄物を搬出する。このようにして、効率の
良い溶剤洗浄が可能となる。

発明の効果本発明によれば、必要な時にのみ溶剤蒸気を洗浄槽に充
満せしめることができるので、溶剤の大気中への拡散量
が減シ、溶剤消費量の削減効果がある。更に蒸気洗浄と
乾燥が同一場所でできるので省スペース効果および蒸気
洗浄から乾燥までの間の塵埃付着が少なくなり、洗浄後
の清浄度向上の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術による溶剤洗浄装置の断面図、第２図
は本発明の一実施例による溶剤洗浄装置の断面図である
。符号の説明第１図１・・・洗浄槽　　　　　　　２・・・蒸気槽５・・ヒ
ータ　　　　　　　４・・・冷却コイル５・・・超音波
発振器　　　　１ｏ・・・洗浄槽２０・・・溶剤供給口
　　　　　５ｏ・・・排液口４０・・・仕切板　　　　
　　　５．６・・・冷却水パイプ７・・・ヒータ・８ａ、ａｂ、　８ｃ・・・超音波発振器９・・・蒸気槽
　　　　　　　１０１・・・エヤシリンダ１１・・・シ
ャッタ１２・・・液面センサ１５・・・溶剤供給口　　
　　　１４・・・加温容器１５・・・水面センサ　　　
　　１６・・・加ｍヒ−ｐ１７・・・温度センサ　　　
　　１８・・・水供給口代理人升埋士　薄　１）利Ａ鴫
や

Claims

【特許請求の範囲】

物品を洗浄する溶剤洗浄装置′において、浸漬洗浄槽上
部に、蒸気槽により発生せしめた溶剤蒸気を上記洗浄槽
へ導入する為の導入口と、蒸気導入を制御する目的で設
けられたシャッタと蒸気雰囲気を制御する目的で設けら
れた冷却水パイプおよびヒータを備えている事を特徴と
する溶剤洗浄装置。