JPS58178972A - エラスチツク・コネクタ− - Google Patents

エラスチツク・コネクタ−

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JPS58178972A
JPS58178972A JP6270382A JP6270382A JPS58178972A JP S58178972 A JPS58178972 A JP S58178972A JP 6270382 A JP6270382 A JP 6270382A JP 6270382 A JP6270382 A JP 6270382A JP S58178972 A JPS58178972 A JP S58178972A
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JP
Japan
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connector
rubber
insulating rubber
laminated
elastic
Prior art date
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JP6270382A
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English (en)
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JPH0210549B2 (ja
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米倉 平八郎
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気的接続性ならびに電極面のシール性を著し
く改善したエラスチック・コネクターに関する。
近年電子部品の小型化1回路の小型化に伴い。
これらを相互に接続するコネクターとして、導電ゴムと
絶縁ゴムを交互に積層した積層型コネクターや、絶縁ゴ
ム中に導電性線状を相互に隔離して配列し、相当部分の
導電性線条が絶縁ゴムを厚み方向に貫通したコネクター
などがあり、電子時計。
カメラ、電卓等に広く用いられている。
これらの電子時計、カメラ等に用いられるエラスチック
・コネクターとしては、既に広く普及している導電ゴム
と絶縁ゴムを交互に積層した積層型コネクター(ゼブラ
と呼ばれる)、あるいは絶縁ゴム中に間・隔を置いて導
電性線状を配置したコネクターがあるが、一般に使用さ
れるゴムはJIS硬度で40度以上のものが多く、また
積層型コネクターにおける導電ゴム部分はカーボン粒子
等を有し、 J工S硬度が60ないし70度以上となる
のが一般的である。かつ2部品の公差、歪みを吸収し、
充分な電極板への押付力を持たせた状態で対応する電子
部品間にコネクターを実装し、良好な電気接続を得るた
めには、たとえば積層型コネクターの場合、自然状態で
の高さの5〜20%程度コネクターを圧縮した状態で使
用するのが普通であり、確実かつ安定した電気接続を達
成するには極めて大きな押付力が必要であり、実装作業
を困難にしていた。
一方、従来電卓、電子時計、一部の事務機に限られてい
た液晶表示装置等が、近年自動車や急速に市場を拡大し
てきだゲーム機器、事務機に採用され、大型の液晶表示
装置等の表示装置が普及してきた。しかしかかる用途に
一般の積層型コネクターをその一!ま用いる場合は、実
装時に極めて多大の圧縮力が必要であり、それに伴って
液晶等の部品も充分な機械的強度を持たせる必要がある
が。
ネクターには薄い積層型のコネクター要素の側面にスポ
ンジ、軟質のゴム等を貼合せ、全体として軟質化したも
のを用いることで間に合せているのが実状である。
しかし、スポンジは一般に、軟かく圧縮しやすいが、ゴ
ムに比較して、高湿度下では吸湿し、電極間のリーク電
流の増大、及び実装後時間の経過とともにいわゆる゛へ
たり”現象がでてくるものであり、その結果電気接続の
不良化をまねき、信頼性に乏しいものであった。また軟
質ゴムは硬化の程度を低く押えて形成するため局部的な
未硬化部分を残したり、可塑剤、オイルなどの軟化剤を
多量に使用するため、使用後のしみ出しを惹起し。
表示部分の曇りや導通不良を生ずるという欠点があった
。さらにかかるスポンジや軟質化ゴムを貼合せたコネク
ターによっても、上記圧縮力の軽減を図る目的は充分に
達成されず、上記問題は残されたままで実用に供してい
る。
本発明はかかる従来欠点に鑑み、安定した電気接続を、
著しく軽減された圧縮荷重で達成するという特長を有す
るとともに、良好な倒れ防止性。
晶等の関連する電子部品の薄型化、軽量化に適したエラ
スチック・コネクターを提供するものである。
本発明はかかる目的を達成するために1次の如き構成を
有する。
絶縁ゴムと導電コムとが相互に積層されたコネクター要
素において、該要素の電気接続に使用しない、導電方向
と平行な側面の少なくとも一方に。
ソート厚さ方向に切欠部および/または穴部を有する絶
縁ゴムシート層を積層してなるエラスチック・コネクタ
ー。
本発明のエラスチック・コネクター要素を構成する絶縁
ゴムならびに導電ゴムは通常のコネクター要素の如く、
たとえば特公昭56−48951号。
特開昭51−23673号などに記載されたものなどが
好適に採用されうる。かかる材料のなかでもシリコンゴ
ム、ブチルゴム、ニトリルゴムならびに天然ゴム、特に
シリコンゴムからなる材料が温度安定性、経時変化の点
で好ましい。シリコンゴムの場合、相当な範囲で硬化の
程度をコントロールすることができ、柔軟性に富むもの
から、 JIS硬度70以上のものまで自由に設計でき
る。本発明のコネクター要素はかかる硬度に限定される
ものではないが2通常の場合はJIS硬度40以上のも
ので構成されている。
本発明において、コネクター要素の電気接続に使用しな
い、導電方向と平行な側面の少なくとも一方に積層する
絶縁ゴムシートは上記コネクター要素に適用する材料か
ら選択することができる。
このゴムシートは厚さ方向に切欠部および/または穴部
を有する点に特徴を有する。すなわちこの切欠部や穴部
の方向は端的にいえばコネクター要素の電気導通方向に
対して垂直の方向に設けられているものであり、これに
よって絶縁ゴムンート層は極めて柔軟かつ弾性に富んだ
ものにすることができる。すなわち絶縁ゴムンート層を
構成するゴムは格別柔軟なものを採用する必要はなく。
硬いものでも切欠あるいは穴の大きさや数によって適宜
の柔軟性を有するものにすることができる。
しかしゴムの有する未硬化部分による欠点、しみ出し現
象による欠点などの点から、 JIS硬度硬度1坦 はコネクター要素より硬度の低いものを選択する。
本発明の切欠または/および穴は好ましくは50%以下
の空隙率で上記絶縁ゴムシートに設けられたものであり
,該シーi↓全く穴も切欠も有さない部分を有する点で
スポンジと明確に相違するものである。かかる切欠また
は穴は該シート厚さの少なくとも20%以上の深さを有
するものであり、その形態に制限はない。切欠または穴
の大きさは限定されないが、好ましくは少なくとも11
の直径または幅のものが適用される。
以下図面により、さらに説明する。
第1図は通常の積層型コネクター要素1゜すなわちカー
ボンブラックや導電性線状物などの導電性物質を含有す
る絶縁ゴムからなる導電ゴム2と絶縁ゴム6とが交互に
積層したものであり、第2図はこのコネクター要素1の
電気接続に使用しない、導電方向と平行な側面に絶縁ゴ
ムシート層4を設けた従来のコネクターである。
第6図りa)〜(C)は本発明のニスチック・コネクタ
ーを示す一実施態様であり、絶縁ゴム/−8層に穴部5
を有する例(a)と、切欠部ととし溝6を設けた例(b
)、特殊な切欠部6を設けた例(C)を示す。
これらの穴、切欠は絶縁ゴムシートに部分的に貫通して
いてもよく、たとえば切欠かある部分で貫通し、ある部
分がシート厚さの途中まで切欠されたもので構成されて
いてもよ゛い。貫通した穴または切欠は途中までのもの
に比して柔軟性は太きくなるので、これらを適宜組合せ
て所望の柔軟性にすることもできる。
なお本発明の効果をさらに増大するために、上記穴部、
スリット部の設定箇所は、コネクター要素の層長さ方向
の中央部の方が、接続すべき相手側部品との接触部(す
なわちコネクターの端面)またはこれに接近した箇所に
設けないのが好ましい。
かかる穴または切欠を有する絶縁コムシートはコネクタ
ー要素とは別途に押出して、プレスして形成することが
できる。
まだコネクター要素と絶縁ゴムシートを一体化する方法
は、積層して加圧加硫する方法も可能であるが、接着剤
を使用して積層する方法が好適である。かかる接着剤と
しては絶縁ゴムノートを構成するエラストマー化合物か
らなる接着剤が好ましく17リコ/ゴムの場合は/リコ
ンゴム系接着剤が適用される。
実施例 積層型のコネクター要素(厚み05肛、積層方向長さ1
50mm、層方向長さ250 mto )のシートの両
側に、厚み方向に貫通した直径4Mの穴部を配列LIF
Iさ2mmのシリコン系接着剤)(、TIS硬度20度
)を、シリコン系接着剤で接着し、充分に硬化セシめた
。該シリコンゴムシートの穴部は。
コネクター要素の積層方向に、10mmピッチで。
層方向に15ゴピツチで孔が配列されている。出来上っ
た複合シートをコネクター要素の層方向に長さ15mm
ピッチで切断し、第6図(a)の形状を有する本発明の
エラスチック・コネクターを得た。
この本発明のコネクターAと従来コネクターB〜Dにつ
いて圧縮特性を比較したところ次の様な結果を得た。
使用したコネクター要素はいずれも積層ピッチ0.25
mmの同一の要素を用い、側面絶縁コ゛ムシート層のみ
次のように変更して従来エラスチック・コネクターとし
た。該コネクターの寸法はいずれも同一とした 側面絶縁ゴムシート層 B : JIS硬度20度の本発明のエラスチック・コ
ネクターと同じ/リコーンゴムを材料とする穴なしシー
ト。
C,シリコンスポンジ D : JIS硬&50度の7リコンゴムシート。
圧縮特性の測定方法、微小バネ試験器(藤井精機社製)
を用いて、サンプルを試験台にのせ、上から一定荷重を
かけた時のコネクターの圧縮量を測定する方法による。
かかる試験の結果、第4図の如く9本発明のエラスチッ
ク・コネクターAは極めて小さな圧縮応力により充分な
圧縮率が得られるが、従来のエラスチック・コネクター
B、Dはいずれも本発明の2倍以上の応力をかけなけれ
ば1本発明の圧縮水準に達しないことがわかった。
また従来例りのスポン/を積層したものについて、さら
に検討したところ圧縮永久歪が残りやすいものであるこ
とがわかった。すなわち、コネクター高さの20%圧縮
し、120℃、500時間経過後の残留歪を測定する方
法によると、Dの残留歪はもとの高さの11%(圧縮M
の50%に相当)であり、これに対して本発明のコネク
ターはもとの高さの4%(圧縮量の20チ)であった。
これによりDのコネクターは本発明に比して”へたり”
が著しいものであることがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は積層型コネクター(コネクター要素)であり、
第2図は従来のエラスチック・コネクターを示す。第3
図(a)〜(C)は本発明のエラスナック・コネクター
の一実施態様を示す。 第4図は縦軸に圧縮応力(kg/C’ ) 、横軸に圧
縮率(%)をとった時の各種エラスチック・コネクター
の圧縮特性を示すグラフ。 図中 1:積層型コネクター(コネクター要素)2:導電ゴム 5:絶縁ゴム 4:絶縁ゴムシート層 5:穴部 6:切欠部 A:本発明のエラスチック・コネクターB二絶縁ゴムシ
ート層を有するエラスチック・コネクター C:スポンジシート層を有するエラスチック・コネクタ
ー D:高硬度の絶縁ゴムシート層を有するエラスチック・
ゴムコネクター 特許出願人  東 し 株 式 会 社ど−t 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 絶縁ゴムと導電ゴムとが相互に積層されたコネクター要
    素において、該要素の電気接続に使用しない、導電方向
    と平行な側面の少なくとも一方に。 シート厚さ方向に切欠部および/または穴部を有する絶
    縁ゴムシート層を積層してなるエラスチック・コネクタ
    ー。
JP6270382A 1982-04-15 1982-04-15 エラスチツク・コネクタ− Granted JPS58178972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270382A JPS58178972A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 エラスチツク・コネクタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270382A JPS58178972A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 エラスチツク・コネクタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58178972A true JPS58178972A (ja) 1983-10-20
JPH0210549B2 JPH0210549B2 (ja) 1990-03-08

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ID=13207930

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6270382A Granted JPS58178972A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 エラスチツク・コネクタ−

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JP (1) JPS58178972A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647985U (ja) * 1979-09-20 1981-04-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647985U (ja) * 1979-09-20 1981-04-28

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JPH0210549B2 (ja) 1990-03-08

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