JPS5817886B2 - トルク調整機構 - Google Patents
トルク調整機構Info
- Publication number
- JPS5817886B2 JPS5817886B2 JP54153943A JP15394379A JPS5817886B2 JP S5817886 B2 JPS5817886 B2 JP S5817886B2 JP 54153943 A JP54153943 A JP 54153943A JP 15394379 A JP15394379 A JP 15394379A JP S5817886 B2 JPS5817886 B2 JP S5817886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- case
- gear cover
- clutch
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D7/00—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
- F16D7/04—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
- F16D7/042—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with at least one part moving axially between engagement and disengagement
- F16D7/044—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with at least one part moving axially between engagement and disengagement the axially moving part being coaxial with the rotation, e.g. a gear with face teeth
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スクリュドライバ等のようにスリップ機構を
有する電動工具のトルク調整機構に関するものである。
有する電動工具のトルク調整機構に関するものである。
従来のスクリュドライバは、トルク調整用のスプリング
が、所定位置に配置されてスピンドルとともに回転する
ように取り付けられたナツトにねじこまれる上記スピン
ドルを軸方向に移動させることにより調整されるように
なっていた。
が、所定位置に配置されてスピンドルとともに回転する
ように取り付けられたナツトにねじこまれる上記スピン
ドルを軸方向に移動させることにより調整されるように
なっていた。
このためトルク調整時には、まず、ピンを押し付けてナ
ツトを回転しないように固定し、次に軸方向からスパナ
を取り付は上記スピンドルを回転し軸方向へ変位させナ
ツトとのねじ込み位置を変えスプリ゛ング押圧力を調整
しトルク調整を行っていた。
ツトを回転しないように固定し、次に軸方向からスパナ
を取り付は上記スピンドルを回転し軸方向へ変位させナ
ツトとのねじ込み位置を変えスプリ゛ング押圧力を調整
しトルク調整を行っていた。
この場合には両手操作となり、また、ピン取付部がプレ
ートにより覆われておりプレート形状によっては指がピ
ン頭まで届かず、トルク調整時にはずれてしまうことが
ある。
ートにより覆われておりプレート形状によっては指がピ
ン頭まで届かず、トルク調整時にはずれてしまうことが
ある。
そして、トルク調整値も、調整時には判別できるが時間
が経つと忘れてしまうことがあり取扱性が悪い欠点があ
った。
が経つと忘れてしまうことがあり取扱性が悪い欠点があ
った。
本発明の目的は上記欠点を解消し、操作が容易でトルク
調整後も判別が容易であるんど取扱性を向上できるトル
ク調整機構を提供することにある。
調整後も判別が容易であるんど取扱性を向上できるトル
ク調整機構を提供することにある。
本発明のトルク調整機構は、スプリングの張力によりト
ルクを調整可能に形成されてなり、駆動源からの動力を
伝達するギヤ及びこのギヤに固定されたスピンドルを内
蔵するギアカバーと、スピンドル及びギヤカバーとの間
に取り付けられ先端にソケットが固定されたアジャスト
ケースと、スピンドル先端に軸方向には摺動自在で回転
方向には拘束されソケット端面との間を傾斜クラッチ爪
を介し係止可能に取り付けられスピンドル外周及びアジ
ャストケース内周との間に配置されたクラッチと、ギヤ
カバーに固定されたノックピンが軸方向へ貫通されスピ
ンドル外周に配置されアジャストケース内周に螺合され
たナツトと、このナツトとクラッチとの間に配設された
スプリングとを設けたものである。
ルクを調整可能に形成されてなり、駆動源からの動力を
伝達するギヤ及びこのギヤに固定されたスピンドルを内
蔵するギアカバーと、スピンドル及びギヤカバーとの間
に取り付けられ先端にソケットが固定されたアジャスト
ケースと、スピンドル先端に軸方向には摺動自在で回転
方向には拘束されソケット端面との間を傾斜クラッチ爪
を介し係止可能に取り付けられスピンドル外周及びアジ
ャストケース内周との間に配置されたクラッチと、ギヤ
カバーに固定されたノックピンが軸方向へ貫通されスピ
ンドル外周に配置されアジャストケース内周に螺合され
たナツトと、このナツトとクラッチとの間に配設された
スプリングとを設けたものである。
以下本発明のトルク調整機構の一実施例を第1図ないし
第5図により説明する。
第5図により説明する。
第1図において、ギヤカバー12内には、駆動源からの
動力の伝達部材1に駆動されスピンドル2を端面側に固
定されたギヤ3を内蔵しており、ギヤ3の両側にはスラ
スト受けのワッシャ4,4が取り付けられている。
動力の伝達部材1に駆動されスピンドル2を端面側に固
定されたギヤ3を内蔵しており、ギヤ3の両側にはスラ
スト受けのワッシャ4,4が取り付けられている。
ギヤカバー12の先端側内周には、先端部内周にソケッ
ト15を嵌合保持したアジャストケース14が回動自在
に嵌合されている。
ト15を嵌合保持したアジャストケース14が回動自在
に嵌合されている。
スピンドル2の先端部には、クラッチ5の抜は止めと位
置決めを兼ねた大径部22を有し、スピンドル2の外周
とアジャストケース14内周との間にクラッチ5が軸方
向に摺動自在に嵌装されており、スピンドル2外周とク
ラッチ5の内周の嵌合部には第2図に示す如く溝に収容
されたボール6が配置されてスピンドル2と一体にクラ
ッチ5が回転駆動されるようになっている。
置決めを兼ねた大径部22を有し、スピンドル2の外周
とアジャストケース14内周との間にクラッチ5が軸方
向に摺動自在に嵌装されており、スピンドル2外周とク
ラッチ5の内周の嵌合部には第2図に示す如く溝に収容
されたボール6が配置されてスピンドル2と一体にクラ
ッチ5が回転駆動されるようになっている。
また、ギヤカバー12に嵌入されたアジャストケース1
4の嵌入側先端内周にはスピンドル2の外周との間に、
アジャストケース14内周へねじ結合されたナツト11
が配設されており、ナツト11にはギヤカバー12に固
定されたノックピン13が軸方向から遊嵌貫通されナツ
ト11の回転が拘束され、ナツト11がスピンドル2に
沿って軸方向には移動可能に取り付けられている。
4の嵌入側先端内周にはスピンドル2の外周との間に、
アジャストケース14内周へねじ結合されたナツト11
が配設されており、ナツト11にはギヤカバー12に固
定されたノックピン13が軸方向から遊嵌貫通されナツ
ト11の回転が拘束され、ナツト11がスピンドル2に
沿って軸方向には移動可能に取り付けられている。
ナツト11のクラッチ5と対向する面側にはワッシャ1
0、ワッシャ7がそれぞれスピンドル2に嵌装されてお
り、ワッシャ7のみけ第4図に示す如くスピンドル2に
設けられた軸方向溝23に係合するワッシャ凸部21を
有して回動を阻止されている。
0、ワッシャ7がそれぞれスピンドル2に嵌装されてお
り、ワッシャ7のみけ第4図に示す如くスピンドル2に
設けられた軸方向溝23に係合するワッシャ凸部21を
有して回動を阻止されている。
ワッシャ7とクラッチ5との間にはコイル状のスプリン
グ9が配置されている。
グ9が配置されている。
ソケット15の先端側には第3甲に示すようにドライバ
20が着脱自在に装着され、後端側)こは端面中心部に
ロッド16が突設され、スピンドル2の中心軸方向に設
けられスプリング8が内装された中空穴に遊嵌されてい
る。
20が着脱自在に装着され、後端側)こは端面中心部に
ロッド16が突設され、スピンドル2の中心軸方向に設
けられスプリング8が内装された中空穴に遊嵌されてい
る。
また、端面周縁部にはクラッチ5の傾斜クラッチ爪24
と係止する傾斜クラッチ爪24が設けられている。
と係止する傾斜クラッチ爪24が設けられている。
17はボルトで、ギヤカバー12にねじ込み取り付けら
れ、ボルト17の先端にはボルト17の中空部に配設さ
れたスプリング19により押圧されるボール18を備え
ており、一方、アジャストケース14には外周にボルト
17の先端を嵌入する円周溝25が設けられており、円
周溝25の底部にはボール18を嵌入係止する複数個の
凹部14aが等間隔に設けられている。
れ、ボルト17の先端にはボルト17の中空部に配設さ
れたスプリング19により押圧されるボール18を備え
ており、一方、アジャストケース14には外周にボルト
17の先端を嵌入する円周溝25が設けられており、円
周溝25の底部にはボール18を嵌入係止する複数個の
凹部14aが等間隔に設けられている。
このスクリュドライバの不使用時には第1図のようにス
プリング8の張力によってロッド16が押し出され、従
って、ソケット15とクラッチ5との傾斜クラッチ爪2
4.24間は離隔されている。
プリング8の張力によってロッド16が押し出され、従
って、ソケット15とクラッチ5との傾斜クラッチ爪2
4.24間は離隔されている。
そして、操作時において、第3図に示すようにビス26
にドライバ20を押し当てると傾斜クラッチ爪24.2
4が係合し、この状態で駆動源の動力を介してギヤ3を
駆動するとスピンドル2、クラッチ5、ソケット15を
経てドライバ20が駆動されてビス26の締め付けが行
われる。
にドライバ20を押し当てると傾斜クラッチ爪24.2
4が係合し、この状態で駆動源の動力を介してギヤ3を
駆動するとスピンドル2、クラッチ5、ソケット15を
経てドライバ20が駆動されてビス26の締め付けが行
われる。
締め付けが完了すると傾斜クラッチ爪24.24部分で
滑りを生じるようになり、締付完了が確認される。
滑りを生じるようになり、締付完了が確認される。
そして、トルク調整の場合は、ギヤカバー12に対しア
ジャストケース14を回動するとナツト11は回転を阻
止されているので軸方向に移動しスプリング9を圧縮し
または伸長させトルクを簡単、容易に調整できる。
ジャストケース14を回動するとナツト11は回転を阻
止されているので軸方向に移動しスプリング9を圧縮し
または伸長させトルクを簡単、容易に調整できる。
アジャストケース14の円周溝25にはギルト17に保
持されスプリング19により押圧されるボール18が圧
接されているので凹部14aに係止することにより節度
を感知でき、ギヤカバー12とアジャストケース14に
目印や目盛等を凹部14aの位置に対応して設けられた
係合位置を表示する手段(図示せず)により外部からト
ルク調整値を容易に判別できる。
持されスプリング19により押圧されるボール18が圧
接されているので凹部14aに係止することにより節度
を感知でき、ギヤカバー12とアジャストケース14に
目印や目盛等を凹部14aの位置に対応して設けられた
係合位置を表示する手段(図示せず)により外部からト
ルク調整値を容易に判別できる。
このように本実施例のトルク調整機構は、アジャストケ
ースを回動丈ることによりナツトを軸方向に移動しスプ
リングの押圧力を変化させトルクを調整するように構成
したので操作が容易であり、また、ギヤカバーに対する
アジャストケースの回動の位置関係を外部に表示できる
ので操作性を向上できる。
ースを回動丈ることによりナツトを軸方向に移動しスプ
リングの押圧力を変化させトルクを調整するように構成
したので操作が容易であり、また、ギヤカバーに対する
アジャストケースの回動の位置関係を外部に表示できる
ので操作性を向上できる。
上記実施例はスクリュドライバの場合について説明した
が他の工具に実施しても同様の作用効果を有することは
勿論である。
が他の工具に実施しても同様の作用効果を有することは
勿論である。
以上記述した如く本発明のトルク調整機構は、調整操作
が容易であり、調整後も外部からその判別が容易である
など取扱性を向上できる捜果を有するものである。
が容易であり、調整後も外部からその判別が容易である
など取扱性を向上できる捜果を有するものである。
スクリュドライバに取付時の停止状態の要部断面図、第
2図は第1図の■−■矢視断曹図、第3図は第1図の運
転状態の断面図、第4図は第1図のワッシャ7とスピン
ドルとの係合部分を示す詳細図、第5図は第3図のV−
■矢視断面図である。 2・・・・・・スピンドル、3・・・・・・ギヤ、5・
・・・・・クラッチ、9・・・・・・スプリング、11
・・・・・・ナツト、12・・・・・・ギヤカバー、1
3・・・・・・ノックピン、14・・・・・・アジャス
トケース、14a・・・・・・凹部、17・・・・・・
ボルト、18・・・・・・ボール、19・・・・・・ス
プリング、25・・・・・・円周溝。
2図は第1図の■−■矢視断曹図、第3図は第1図の運
転状態の断面図、第4図は第1図のワッシャ7とスピン
ドルとの係合部分を示す詳細図、第5図は第3図のV−
■矢視断面図である。 2・・・・・・スピンドル、3・・・・・・ギヤ、5・
・・・・・クラッチ、9・・・・・・スプリング、11
・・・・・・ナツト、12・・・・・・ギヤカバー、1
3・・・・・・ノックピン、14・・・・・・アジャス
トケース、14a・・・・・・凹部、17・・・・・・
ボルト、18・・・・・・ボール、19・・・・・・ス
プリング、25・・・・・・円周溝。
Claims (1)
- 1 スプリングの張力によりトル多を調整可能に形成さ
れたトルク調整機構において、駆動源からの動力を伝達
するギヤ及び該ギ゛ヤに固定されたスピンドルを内蔵す
るギヤカバーと、上記スピンドル及びギヤカバーとの間
に取り付けられ先端にソケットが固定されたアジャスト
ケースと、スピンドル先端に軸方向には摺動自在で回転
方向には拘束されソケット端面との間を傾斜クラッチ爪
を介し係止可能に取り付けられスピンドル外周及び上記
アジャストケース内周との間に配置されたクラッチと、
上記ギヤカバーに固定されたノックピンが軸方向へ貫通
され上記スピンドル外周に酋装置され上記アジャストケ
ース内周に螺合されたナツトと、該ナツト及び上記クラ
ッチの間に配設された上記スプリングと、上記ギヤカバ
ーに螺合され中空の内部にスプリングを介在してボール
を保持し、該ボールが上記アジャストケース外周に形成
された円周溝の周方向に複数個間隔を置いて設けられた
凹部に係合可能に形成されたボルトと、上記ギヤカバー
もしくはアジャストケースの外部に上記アジャストケー
スを軸方向に変位した際に上記ボールが上記凹部に係合
される位置を表示する手段とを設けたことを特徴とする
トルク調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54153943A JPS5817886B2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | トルク調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54153943A JPS5817886B2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | トルク調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5676730A JPS5676730A (en) | 1981-06-24 |
JPS5817886B2 true JPS5817886B2 (ja) | 1983-04-09 |
Family
ID=15573462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54153943A Expired JPS5817886B2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | トルク調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817886B2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-27 JP JP54153943A patent/JPS5817886B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5676730A (en) | 1981-06-24 |
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