JPS58178815A - ４サイクル内燃機関 - Google Patents
４サイクル内燃機関Info
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- JPS58178815A JPS58178815A JP6177382A JP6177382A JPS58178815A JP S58178815 A JPS58178815 A JP S58178815A JP 6177382 A JP6177382 A JP 6177382A JP 6177382 A JP6177382 A JP 6177382A JP S58178815 A JPS58178815 A JP S58178815A
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- oil
- oil pan
- lubricating oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/10—Lubrication of valve gear or auxiliaries
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、４サイクル内燃機関に関する。
船外機におけるように、クランク軸が縦置きされている
４サイクル内燃機関においては、クランク室側の潤滑油
戻し油路、およびカム室側の潤滑油戻し油路のそれぞれ
を、シリンダケースの下部に配Ｍしたオイルパンｌこ連
通せしめている。ここで、オイルパンに開口するクラン
ク室側の潤滑油戻し口とカム室側の潤滑油戻し口の両者
は、内燃機関の傾斜時におけるオイルパンからの潤滑油
の流出を防止すべく、オイルパンの土部略中央の比較的
狭い領域内に開口されている。
４サイクル内燃機関においては、クランク室側の潤滑油
戻し油路、およびカム室側の潤滑油戻し油路のそれぞれ
を、シリンダケースの下部に配Ｍしたオイルパンｌこ連
通せしめている。ここで、オイルパンに開口するクラン
ク室側の潤滑油戻し口とカム室側の潤滑油戻し口の両者
は、内燃機関の傾斜時におけるオイルパンからの潤滑油
の流出を防止すべく、オイルパンの土部略中央の比較的
狭い領域内に開口されている。
ソコで、上記内燃機関にあっては、ピストンノ往復動に
ともなって生ずるクランク室の正圧が、クランク室側の
潤滑油戻し口と同一または近接位置に開口せしめられて
いるカム室側の潤滑油戻し口に動圧として作用し、した
がって、カム室からオイルパンへの潤滑油の戻りを悪化
させる虞れがある。
ともなって生ずるクランク室の正圧が、クランク室側の
潤滑油戻し口と同一または近接位置に開口せしめられて
いるカム室側の潤滑油戻し口に動圧として作用し、した
がって、カム室からオイルパンへの潤滑油の戻りを悪化
させる虞れがある。
本発明は、クランク室側の潤滑油戻し口とカム室側の潤
滑油戻し口の両者が、オイルパンの上部略中央の比較的
狭い領域内に開口される場合に、カム室側からオイルパ
ンへの潤滑油の戻りを円滑ζこすることができる４＋）
イクル内燃機関を提供することを目的とする。
滑油戻し口の両者が、オイルパンの上部略中央の比較的
狭い領域内に開口される場合に、カム室側からオイルパ
ンへの潤滑油の戻りを円滑ζこすることができる４＋）
イクル内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シリンダケース
ζこ形成されるクランク室からオイルパンへの潤滑油戻
し口、およびシリンダヘッドに形成されるカム室からオ
イルパンへの潤滑油戻し口の両名を、オイルパンの上部
略中央に開口する４サイクル内燃機関において、クラン
ク室側の」＝記潤滑油戻し口と一１ｙム室側の上記潤滑
油戻し口のそれぞれを、相互に独立的にオイルパン内に
向けて開口するようＪこしたものである。
ζこ形成されるクランク室からオイルパンへの潤滑油戻
し口、およびシリンダヘッドに形成されるカム室からオ
イルパンへの潤滑油戻し口の両名を、オイルパンの上部
略中央に開口する４サイクル内燃機関において、クラン
ク室側の」＝記潤滑油戻し口と一１ｙム室側の上記潤滑
油戻し口のそれぞれを、相互に独立的にオイルパン内に
向けて開口するようＪこしたものである。
世、下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例１こ係る内燃機関が適用され
てなる船外機を示す側面図、第２図は同内燃機関の装部
を示す断面図、第３図は第２図の■−ＩＩＩ線に沿う断
面図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ線に沿う矢視図であ
る。
てなる船外機を示す側面図、第２図は同内燃機関の装部
を示す断面図、第３図は第２図の■−ＩＩＩ線に沿う断
面図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ線に沿う矢視図であ
る。
船体の船尾板１１にはクランプブラケット１２、スイベ
ルブラケット１３を介してケーシング１４が支持されて
いる。ケーシング１４の上部には、板状の中間部材１５
を介して、内燃機関ｉ６か搭載されている。内燃機関１
６の出力は、ケーシング１４内に垂設されている駆動軸
１７、前後進切換機構１８を介してプロペラ１９に伝達
され、プロペラ１９を前進回転もしくは後進回転可能と
している。
ルブラケット１３を介してケーシング１４が支持されて
いる。ケーシング１４の上部には、板状の中間部材１５
を介して、内燃機関ｉ６か搭載されている。内燃機関１
６の出力は、ケーシング１４内に垂設されている駆動軸
１７、前後進切換機構１８を介してプロペラ１９に伝達
され、プロペラ１９を前進回転もしくは後進回転可能と
している。
内燃機関１６は、第２図および第３図に示すように、水
冷式４サイクル２気筒内燃機関とされ、シリンダケース
２０、クランクケース２１、シリンダヘッド２２および
ヘッドカバー２３によってその外殻を形成している。シ
リンダケース２０には、−ト下一対の気筒がそれぞれ横
置きされ、各気筒にはそれぞれピストン２４が水平方向
に往復動可能に配置されている。
冷式４サイクル２気筒内燃機関とされ、シリンダケース
２０、クランクケース２１、シリンダヘッド２２および
ヘッドカバー２３によってその外殻を形成している。シ
リンダケース２０には、−ト下一対の気筒がそれぞれ横
置きされ、各気筒にはそれぞれピストン２４が水平方向
に往復動可能に配置されている。
上記シリンダケース２０およびシリンダヘッド２２がピ
ストン２４の頂面側に画成する空間は燃焼室２５とされ
ている。シリンダヘッド２２の燃焼室２５を臨む部分に
は、点火栓、吸気弁２６によって開弁される吸気ポート
、および排気弁２７によって開弁される排気ボートが配
設されている。
ストン２４の頂面側に画成する空間は燃焼室２５とされ
ている。シリンダヘッド２２の燃焼室２５を臨む部分に
は、点火栓、吸気弁２６によって開弁される吸気ポート
、および排気弁２７によって開弁される排気ボートが配
設されている。
また、上記シリンダケース２０およびクランクケース２
１がピストン２４の背面側に画成する空間はクランク室
２８とされている。クランク室２８には、シリンダケー
ス２ｏとクランクケース２１の合面部に形成されている
軸受部に支持されるクランク軸２９がＷ置きされ、クラ
ンク軸２９の下端部には前記駆動軸１７の上端部が連結
されている。クランク軸２９はそのウェブ３０間にクラ
ンクピン３１を備え、クランクピン３１に連接棒３２の
大端部３３を連結ぜしめられている。連接棒３２の小端
部は、ピストンピン３４によっＣピストン２４に連結さ
れている。すなわち、クランク軸２９は、燃焼室２５内
の爆発力に基づくピストン２４の往復動に従って回転し
、駆動軸１７に回転力を付与可能としている。
１がピストン２４の背面側に画成する空間はクランク室
２８とされている。クランク室２８には、シリンダケー
ス２ｏとクランクケース２１の合面部に形成されている
軸受部に支持されるクランク軸２９がＷ置きされ、クラ
ンク軸２９の下端部には前記駆動軸１７の上端部が連結
されている。クランク軸２９はそのウェブ３０間にクラ
ンクピン３１を備え、クランクピン３１に連接棒３２の
大端部３３を連結ぜしめられている。連接棒３２の小端
部は、ピストンピン３４によっＣピストン２４に連結さ
れている。すなわち、クランク軸２９は、燃焼室２５内
の爆発力に基づくピストン２４の往復動に従って回転し
、駆動軸１７に回転力を付与可能としている。
前記シリンダヘッド２２とハ・ラドカバー２３が画成す
る空間はカム室３５とされている。カム室３５には、カ
ム軸３６が縦置きされ、カム軸３６は、その上端部をシ
リンダヘッド２２に直接支持され、その下端部を、後述
する潤滑油ポンプ３７のハウジング３８を介して、シリ
ンダヘッド２２に間接支持されている。カム軸３６には
、吸気カム３９および排気カム４０が形成されている。
る空間はカム室３５とされている。カム室３５には、カ
ム軸３６が縦置きされ、カム軸３６は、その上端部をシ
リンダヘッド２２に直接支持され、その下端部を、後述
する潤滑油ポンプ３７のハウジング３８を介して、シリ
ンダヘッド２２に間接支持されている。カム軸３６には
、吸気カム３９および排気カム４０が形成されている。
吸気カム３９および排気カム４０は、それぞれ各ロッカ
ー軸４１に支持されている各ロッカーアーム４２を介し
て、前記吸気弁２６および排気弁２７を開弁可能として
いる。なお、カム軸３６のカム室３５から突出する上端
部には従動車４３が固定され、クランク軸２９のクラン
ク室２８から突出する上端部には駆動車４４が固定され
るとともに、従動車４３と駆動屯４４にはベルト４５が
巻き回され、クランク軸２９の１／２回転でカム軸３６
を１回転駆動可能と１７でいる。
ー軸４１に支持されている各ロッカーアーム４２を介し
て、前記吸気弁２６および排気弁２７を開弁可能として
いる。なお、カム軸３６のカム室３５から突出する上端
部には従動車４３が固定され、クランク軸２９のクラン
ク室２８から突出する上端部には駆動車４４が固定され
るとともに、従動車４３と駆動屯４４にはベルト４５が
巻き回され、クランク軸２９の１／２回転でカム軸３６
を１回転駆動可能と１７でいる。
前記シリンダヘット２２の下面には、前述のように潤滑
油ポンプ３７のハウジング３８が、カム軸３６と同軸上
１こ固定配置されている。潤滑油ポンプ３７にはポンプ
室４６が形成され、ポンプ室４６１こけカム軸３６の下
端部から垂下されている連結軸４７に一体化されている
インペラ４８が配設されている。ポンプ室４６の下部に
は吸込路４９が開口されるとともに、その上部には吐出
路５０が開口されている。
油ポンプ３７のハウジング３８が、カム軸３６と同軸上
１こ固定配置されている。潤滑油ポンプ３７にはポンプ
室４６が形成され、ポンプ室４６１こけカム軸３６の下
端部から垂下されている連結軸４７に一体化されている
インペラ４８が配設されている。ポンプ室４６の下部に
は吸込路４９が開口されるとともに、その上部には吐出
路５０が開口されている。
前記中間部材１５の下面略中央にはオイルパン５１が吊
支固定されている。上記潤滑油ポンプ３７の１吸込路４
９−、シリンダヘッド２２およびシリンダケース２０に
形成されている油路５２、油路５２に連通し中間部材１
５に垂設されている吸込管５３を介して、オイルパン５
１の潤滑油中に連通可能とされている。すなわち、内燃
機関１６の運転時、潤滑油ポンプ３７はカム軸３６の回
転とともに駆動され、オイルパン５１内の潤滑油を吐出
路５０１Ｎｕに圧送可能としている。
支固定されている。上記潤滑油ポンプ３７の１吸込路４
９−、シリンダヘッド２２およびシリンダケース２０に
形成されている油路５２、油路５２に連通し中間部材１
５に垂設されている吸込管５３を介して、オイルパン５
１の潤滑油中に連通可能とされている。すなわち、内燃
機関１６の運転時、潤滑油ポンプ３７はカム軸３６の回
転とともに駆動され、オイルパン５１内の潤滑油を吐出
路５０１Ｎｕに圧送可能としている。
上記潤滑油ポンプ３７によって圧送された潤滑油は、吐
出路５０から、シリンダヘッド°２２およびシリンダケ
ース２０の下＋ｆｆ１１則ζこおいてりうンク１ｌＩＩ
ＩＩ２９に向けて形成されている下拙路５４に送油され
るとともに、シリンダヘッド２２およびシリンダケース
２０の土面側においてクランク軸２９とカム！Ｉ＋ ３
６を結ぶ方向に形成されている下拙路５５に送油される
ようになっている。なお、下拙路５４と上池路５５とは
、下拙路５４の中間部から分岐し、シリンダケース２０
０＞ １ｌｌｌ１面を上ト方向に９１１２設されている
図示さねない連絡油ｍｔこよって連通されている。
出路５０から、シリンダヘッド°２２およびシリンダケ
ース２０の下＋ｆｆ１１則ζこおいてりうンク１ｌＩＩ
ＩＩ２９に向けて形成されている下拙路５４に送油され
るとともに、シリンダヘッド２２およびシリンダケース
２０の土面側においてクランク軸２９とカム！Ｉ＋ ３
６を結ぶ方向に形成されている下拙路５５に送油される
ようになっている。なお、下拙路５４と上池路５５とは
、下拙路５４の中間部から分岐し、シリンダケース２０
０＞ １ｌｌｌ１面を上ト方向に９１１２設されている
図示さねない連絡油ｍｔこよって連通されている。
上記下拙路５４に送油された潤滑油は、クランク叫１２
９の下端側でオイルシール５６ζこよってシールされて
いる軸受部に供給され、上記軸受部を潤滑するとともに
、クランク軸２９に穿設されている油路５８を経てクラ
ンクビン３１と連接棒３２の大端部３３とのなす大端軸
受部を潤滑した後、クランク室２８に飛散するようにな
っている。また、上池路５５のクランク軸２９側に向か
う潤滑油は、クランク軸２９の上端側でオイルシール５
９によってシールされている軸受部に供給され、上記軸
受部を潤滑するとともに、クランク軸２９に穿設されて
いる油路６１を経てクランクビン３１と連接棒３２の大
端部３３とのなす大端軸受部を潤滑した後、クランク室
２８に飛散する。上記のようにクランク室２８内に飛散
した潤滑油は、クランク室２８内を下方に移動し、シリ
ンダケース２０と中間部材１５とによって形成されてい
る戻し油路６２を経てオイルパン５１内に戻るようにな
っている。また、上池路５５のカム軸３６に向かう潤滑
油は、カム軸３６の上端側でオイルシール６３によって
シールされている軸受部を＠滑し、その後カム軸３６の
外周面に沿って下方に流下し、吸気カム３９、排気カム
４０のカム面を潤滑する。
９の下端側でオイルシール５６ζこよってシールされて
いる軸受部に供給され、上記軸受部を潤滑するとともに
、クランク軸２９に穿設されている油路５８を経てクラ
ンクビン３１と連接棒３２の大端部３３とのなす大端軸
受部を潤滑した後、クランク室２８に飛散するようにな
っている。また、上池路５５のクランク軸２９側に向か
う潤滑油は、クランク軸２９の上端側でオイルシール５
９によってシールされている軸受部に供給され、上記軸
受部を潤滑するとともに、クランク軸２９に穿設されて
いる油路６１を経てクランクビン３１と連接棒３２の大
端部３３とのなす大端軸受部を潤滑した後、クランク室
２８に飛散する。上記のようにクランク室２８内に飛散
した潤滑油は、クランク室２８内を下方に移動し、シリ
ンダケース２０と中間部材１５とによって形成されてい
る戻し油路６２を経てオイルパン５１内に戻るようにな
っている。また、上池路５５のカム軸３６に向かう潤滑
油は、カム軸３６の上端側でオイルシール６３によって
シールされている軸受部を＠滑し、その後カム軸３６の
外周面に沿って下方に流下し、吸気カム３９、排気カム
４０のカム面を潤滑する。
カム軸３６を潤滑した後の潤滑油は、カム室３５内を下
方に移動し、シリンダケース２０およびシリンダヘッド
２２に形成されている戻し油路６５を経てオイルパン５
１内Ｉこ戻るようＩこなっている。
方に移動し、シリンダケース２０およびシリンダヘッド
２２に形成されている戻し油路６５を経てオイルパン５
１内Ｉこ戻るようＩこなっている。
ここで、上記戻し油路６２の戻し口６６、および戻し油
路６５の戻し口６７の両者は、前記中間部材１５におけ
るオイルパン５１の土部略中央に位置する比較的狭い部
分に形成されている開口６８にそれぞれ臨むとともに、
シリンダケース２０の下面に突設せしめられている隔壁
６９によって相互Ｉこ隔絶されている。すなわち、戻し
口６６と戻し口６７とは、相互に独立的にオイルパン５
１内に向けて開口され、クランク室２８内の圧力がカム
室３５側に連通ずる戻し口６７に動圧として作用するこ
とのないようになっている。
路６５の戻し口６７の両者は、前記中間部材１５におけ
るオイルパン５１の土部略中央に位置する比較的狭い部
分に形成されている開口６８にそれぞれ臨むとともに、
シリンダケース２０の下面に突設せしめられている隔壁
６９によって相互Ｉこ隔絶されている。すなわち、戻し
口６６と戻し口６７とは、相互に独立的にオイルパン５
１内に向けて開口され、クランク室２８内の圧力がカム
室３５側に連通ずる戻し口６７に動圧として作用するこ
とのないようになっている。
なお、前記シリンダケース２０およびシリンダヘッド２
２には、クランク室２８とカム室３５とを相互に連通ず
る圧力連通路Ｔｏが形成されている。圧力連通路７ｏは
、ピストン２４の往復動によるクランク室２８内の圧力
変動を緩和し、かつ燃焼室２５からクランク室２８への
ブローバイガスをカム室３５に連通されている図示され
ないブリーザを介して気化器側に排出可能とするととも
に、クランク室２８およびクランク室２８に戻し口６６
を介して連通しているオイルパン５１と、カム室３５と
の圧力バランスを良好に保ってカム室３５からオイルパ
ン５１への潤滑油の戻りを円滑化可能としている。すな
わち、カム室３５内を下方に落下する潤滑油は、圧力連
通路７ｏを介してカム室３５に作用するクランク室２８
の圧力と、戻し油路６５を介してカム室３５７こ作用す
るオイルパン５１の圧力とのバランス下で、戻し油路６
５を流下してオイルパン５１に戻る。したがって、上記
カム室３５からオイルパン５１への潤滑油の戻りを円滑
化するためには、カム室３５内の潤滑油に圧力連通路７
ｏ側からより高い圧力を付加すベく、圧力連通路７０の
通路面積を前記戻し口６７の開口面積より犬とする必要
がある。
２には、クランク室２８とカム室３５とを相互に連通ず
る圧力連通路Ｔｏが形成されている。圧力連通路７ｏは
、ピストン２４の往復動によるクランク室２８内の圧力
変動を緩和し、かつ燃焼室２５からクランク室２８への
ブローバイガスをカム室３５に連通されている図示され
ないブリーザを介して気化器側に排出可能とするととも
に、クランク室２８およびクランク室２８に戻し口６６
を介して連通しているオイルパン５１と、カム室３５と
の圧力バランスを良好に保ってカム室３５からオイルパ
ン５１への潤滑油の戻りを円滑化可能としている。すな
わち、カム室３５内を下方に落下する潤滑油は、圧力連
通路７ｏを介してカム室３５に作用するクランク室２８
の圧力と、戻し油路６５を介してカム室３５７こ作用す
るオイルパン５１の圧力とのバランス下で、戻し油路６
５を流下してオイルパン５１に戻る。したがって、上記
カム室３５からオイルパン５１への潤滑油の戻りを円滑
化するためには、カム室３５内の潤滑油に圧力連通路７
ｏ側からより高い圧力を付加すベく、圧力連通路７０の
通路面積を前記戻し口６７の開口面積より犬とする必要
がある。
なお、第４図ζこおいて、７１，７２．７３はそレソれ
中間部材１５ζこ形成されているクランク軸２９の挿通
孔、内燃機関１６の排気通路、潤滑油ポンプ３７の収容
凹部である。
中間部材１５ζこ形成されているクランク軸２９の挿通
孔、内燃機関１６の排気通路、潤滑油ポンプ３７の収容
凹部である。
次に、上記実施例の作用について説明する。
内燃機関１６の運転時、クランク軸２９の回転により、
カム軸３６を介して、潤滑油ポンプ３Ｉが駆動されると
、オイルパン５１内の潤滑油は、上記潤滑油ポンプ３７
の駆動によって、下油路５４および上油路５５に圧送さ
れる。下油路５４に圧送された潤滑油は、クランク＠２
９の下部軸受を′＠渭するとともに、油路５８を経てク
ランクビン３１と大端部３３とのなす大端軸受を潤滑し
た後、クランク室２８内に飛散する。また、上油路５５
に圧送された潤滑油の一部は、クランク１１１１２９の
上部軸受を潤滑するとともに、油路６１を経てクランク
ビン３１と大端部３３とのなす大端軸受を潤滑した後、
クランク室２８内に飛散する。このようにクランク室２
８内に飛散した潤滑油は、次第に落下して戻し油路６２
の戻し口６６を経てオイルパン５１に戻る。さらに、上
油路５５に圧送された潤滑油の残部は、カム軸３６の軸
受およびそのカム面を潤滑した後、カム室３５を下方に
落下して戻し油路６５の戻し口６７を経てオイルパン５
１に戻る。
カム軸３６を介して、潤滑油ポンプ３Ｉが駆動されると
、オイルパン５１内の潤滑油は、上記潤滑油ポンプ３７
の駆動によって、下油路５４および上油路５５に圧送さ
れる。下油路５４に圧送された潤滑油は、クランク＠２
９の下部軸受を′＠渭するとともに、油路５８を経てク
ランクビン３１と大端部３３とのなす大端軸受を潤滑し
た後、クランク室２８内に飛散する。また、上油路５５
に圧送された潤滑油の一部は、クランク１１１１２９の
上部軸受を潤滑するとともに、油路６１を経てクランク
ビン３１と大端部３３とのなす大端軸受を潤滑した後、
クランク室２８内に飛散する。このようにクランク室２
８内に飛散した潤滑油は、次第に落下して戻し油路６２
の戻し口６６を経てオイルパン５１に戻る。さらに、上
油路５５に圧送された潤滑油の残部は、カム軸３６の軸
受およびそのカム面を潤滑した後、カム室３５を下方に
落下して戻し油路６５の戻し口６７を経てオイルパン５
１に戻る。
然して、上記実施例においては、クランク室２８側の戻
し口６６とカム室３５側の戻し口６７のそれぞれが、相
互に独立的にオイルパン５１内に向けて開口されている
ことから、内燃機関１６の傾斜時におけるオイルパン５
１からの潤滑油の流出を防止すべく、オイルパン５１の
上部略中央の狭い領域に上記両戻し口６６．６７を近接
配置する場合にも、クランク室２８の出力はその戻し口
６６から直ちにオイルパン５１内に作用し、カム室３５
側の戻し口６７に作用することがない。したがって、カ
ム室３５側の潤滑油は、その戻し口６７を経て円滑にオ
イルパン５１に戻ることが可能となる。
し口６６とカム室３５側の戻し口６７のそれぞれが、相
互に独立的にオイルパン５１内に向けて開口されている
ことから、内燃機関１６の傾斜時におけるオイルパン５
１からの潤滑油の流出を防止すべく、オイルパン５１の
上部略中央の狭い領域に上記両戻し口６６．６７を近接
配置する場合にも、クランク室２８の出力はその戻し口
６６から直ちにオイルパン５１内に作用し、カム室３５
側の戻し口６７に作用することがない。したがって、カ
ム室３５側の潤滑油は、その戻し口６７を経て円滑にオ
イルパン５１に戻ることが可能となる。
なお、上記実施例においては、戻し口６６と戻し口６７
との間に隔壁６９を介在せしめることにより、両戻し口
６６．６７のそれぞれを相互に独立的にオイルパン５１
内に向けて開口せしめたが、戻し油路６２および戻し油
路６５の少なくとも一方にオイルパン５１内に開口する
戻し管を配設せしめることにより、戻し油路６２側の戻
し口と戻し油路６５側の戻し口とを相互に独立的にオイ
ルパン５１内に開口可能とするものであってもよい。
との間に隔壁６９を介在せしめることにより、両戻し口
６６．６７のそれぞれを相互に独立的にオイルパン５１
内に向けて開口せしめたが、戻し油路６２および戻し油
路６５の少なくとも一方にオイルパン５１内に開口する
戻し管を配設せしめることにより、戻し油路６２側の戻
し口と戻し油路６５側の戻し口とを相互に独立的にオイ
ルパン５１内に開口可能とするものであってもよい。
以上のように、本発明に係る４サイクル内燃機関は、ク
ランク室側の潤滑油戻し口とカム室側の＠屑油戻し口の
それぞれを、相互に独立的にオイルパン内に向けて開口
するようにしたので、オイルパンの上部略中央の狭い領
域に上記両潤滑油戻し口を近接配置する場合にも、クラ
ンク室の圧力はその潤滑油戻し口から直ちにオイルパン
内に作用し、カム室ｆｕｌｌの潤滑油戻し口に作用する
ことがなく、カム室側からオイルパンへの潤滑油の戻り
を円滑にすることができるという効果を有する。
ランク室側の潤滑油戻し口とカム室側の＠屑油戻し口の
それぞれを、相互に独立的にオイルパン内に向けて開口
するようにしたので、オイルパンの上部略中央の狭い領
域に上記両潤滑油戻し口を近接配置する場合にも、クラ
ンク室の圧力はその潤滑油戻し口から直ちにオイルパン
内に作用し、カム室ｆｕｌｌの潤滑油戻し口に作用する
ことがなく、カム室側からオイルパンへの潤滑油の戻り
を円滑にすることができるという効果を有する。
第１図は本発明の一実施例１こ係る内燃機関が適用され
てなる船外機を示す側面図、第２図は同内燃機関の要部
を示す断面図、第３図は第２図の■−ＩＩＩ線に沿う断
面図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ線に沿う矢視図であ
る。 １６・内燃機関、２０ シリンダケース、２２−シリン
ダヘッド、２８・・クランク室、３５−・・カム室、５
１−・オイルパン、６２．６５・戻し油路、６６．６７
・・・戻し口、６９ ・隔壁。 代理人 弁理士 塩 川 修 治
てなる船外機を示す側面図、第２図は同内燃機関の要部
を示す断面図、第３図は第２図の■−ＩＩＩ線に沿う断
面図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ線に沿う矢視図であ
る。 １６・内燃機関、２０ シリンダケース、２２−シリン
ダヘッド、２８・・クランク室、３５−・・カム室、５
１−・オイルパン、６２．６５・戻し油路、６６．６７
・・・戻し口、６９ ・隔壁。 代理人 弁理士 塩 川 修 治
Claims (1)
- （１＋ シリンダケース内に形成されるクランク室か
らオイルパンへの潤滑油戻し口、およびシリンダヘッド
に形成されるカム室からオイルパンへの潤滑油戻し口の
両者を、オイルパンの上部略中央に開口する４サイクル
内燃機関において、クランク室側の上記潤滑油戻し口と
カム室側の上記潤滑油戻し口のそれぞれを、相互に独立
的にオイルパン内に向けて開口することを特徴とする４
サイクル内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177382A JPS58178815A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | ４サイクル内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177382A JPS58178815A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | ４サイクル内燃機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58178815A true JPS58178815A (ja) | 1983-10-19 |
Family
ID=13180750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6177382A Pending JPS58178815A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | ４サイクル内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58178815A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59231124A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-25 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 船外機のエンジンマウント |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4727113U (ja) * | 1971-04-10 | 1972-11-28 | ||
| US3772887A (en) * | 1972-07-18 | 1973-11-20 | Outboard Marine Corp | Exhaust system for three cylinder engine |
| JPS5137094U (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-19 | ||
| JPS58113518A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 |
-
1982
- 1982-04-15 JP JP6177382A patent/JPS58178815A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4727113U (ja) * | 1971-04-10 | 1972-11-28 | ||
| US3772887A (en) * | 1972-07-18 | 1973-11-20 | Outboard Marine Corp | Exhaust system for three cylinder engine |
| JPS5137094U (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-19 | ||
| JPS58113518A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59231124A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-25 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 船外機のエンジンマウント |
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