JPS58178105A

JPS58178105A - 給水制御方式

Info

Publication number: JPS58178105A
Application number: JP6037882A
Authority: JP
Inventors: 安生五嶋
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-04-13
Filing date: 1982-04-13
Publication date: 1983-10-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の技術分野本発明は、ボイラあるいは原子炉への給水制御装置に係
り、特に、ボイラ給水流量を蒸気タービンの回転速度で
、制御するタービン駆動給水ポンプの給水制御方式に関
するものである。

発明の技術的背景とその問題点第１図は、火力発電所の給水制御方式を示す。

ボイラ７への給水は、給水元管１より流入し、吸込流量
検出器２３ｔ−経て、蒸気タービン５で駆動される給水
ポンプ６で昇圧された後、吐出流１調％弁１２．吐出流
量検出器２２．ボイラ給水管２を通り、ボイラ７へ給水
される。タービン５の回転数は、蒸気加減弁１１’を操
作することにより制御され、回転数検出器２１で検出さ
れる。給水ポンプ６に最小吸込流量−を確保させるため
に、給水再循環配管３及び給水再循環調整弁１３が設置
されている。

これらの装置は以下のように制御される。マスク自動制
御系よりの給水量要求信号５２は、ポンプ６の出口側に
設けれた吐出流量検出器２２の実吐出流量信号と、加算
器３２で偏差を求め、給水調節器４０’で比例積分動作
の後、切換調節器１００に入力される。切換調節器１０
０には、他に、最小回転数設定信号５１と、タービン軸
に設けられた回転数検出器２１の実回転数信号が大刀さ
れる。

切換調節器１００は、これらの信号により、タービンの
回転数が最小回転数に郷しいが、大きいかにより、夫々
、出力信号を選択して、回転数調節器４１と、吐出流量
調節器４２に信号を振９分ける。

切換調節器１００よりの一方の信号は、回転数調節器４
１で比例動作の後、蒸気タービン５の蒸気加減弁１１に
より、蒸気タービン５の速度、即ち給水ポンプの回転数
を制御することＫより、吐出流量を制御している。又、
他の一方の信号は、吐出流量調節器４２で、比例積分動
作の後、吐出流量調整弁１２を制御することにより、吐
出流量制御する。

前記２つの吐出流量制御は、タービン５０回転数が最小
回転数を越えている場合は、前者のタービン６の回転数
を制御して吐出流量を制御し、後者の吐出流Ｉ調節器４
２がらは全開信号を出方し吐出流量調整弁１２を全開と
する。タービン５０回転数が最小回転数以下に移行しよ
うとした場合は、タービン５の回転数が最小回転数とな
るよう蒸気加減弁１１を制御し、後者の吐出流量調節器
４２は全閉から全問題の連続的な信号を出力し、吐出流
量調整弁１２ｔ−制御して、吐出流ＩＩを制御する。又
、給水ポンプ６の回転数等により定まる吸込流量要求信
号５３は、ポンプ６０入口側に設けられた吸込流量検出
器２３と加算器３３で偏差１求め、給水再循環調節器４
３で、比例積分動作の後、給水再循環調整弁１３の開ｆ
ｔ−制御することにより、給水ポンプ６の最小流量を確
保する。

このような従来の制御方式では、吐出流量調整弁１２の
ため、通常運用である、タービン５０回転数制御による
給水流量制御を行っている時に、ポンプ６からボイラ７
へ至る管路及び弁の圧力損失が大きくなるため、ポンプ
６の吐出圧の高いものが要求され高価となる。更に、ポ
ンプ６の駆動力も大きくなるため、損失も増える。これ
を避ける九めに、吐出流量調整弁１２と並列に流量係数
の大きいバイパス弁１５を設けることも、行われている
。しかしながら、当然、建設費も高くカリ父、制御も被
雑となる。

発明の目的本発明の目的は、簡潔なシステム構成で、かつ効率のよ
い給水制御方式を提供することＫある。

発明の概要本発明は可変連々る原動機と、この原動機により駆動さ
れる給水ポンプと、該給水ポンプ出ロ側水１人ロ側に戻
すための再循環系と、この再循環系上に設けられた再循
環弁より成る給水系に於いて、前記給水ポンプの回転数
が所定の回転数以上のときは、給水流量要求信号に応じ
て、原動機の回転数検出器し、ポンプ回転数が所定の回
転数に低下しても、給水流量が多すぎる場合は、原動機
の回転数を一定として、再循環弁開度を制御して、給水
流量要求信号に応じた給水量を得ることを特徴とする給
水制御方式である。

発明の実施例第２図は、本発明の給水制御系を示す図面で、加算器’
（０，３１の他は、第１図と同じである。第１図との相
異点は、給水ポンプ６の出口側の吐出流量調整弁１２が
なく、これを制御する信号は、加算器３１で、全開信号
５ｏと偏差をとり、給水再循環調節器の出力信号と加算
器３ｏで加算し、給水再循環弁１３ｔ−制御している点
であるミ第２図の制御方式によれば、蒸気タービン５の
速度、即ち、給水ポンプ６の回転数が、最小回転数を上
回る場合は、吐出流量調節器４２の出方信号は全開信号
となるため、加算器３１の出力は零となり給水再循環調
整弁は、給水再循環調節器４３の出力信号だけにより駆
動され、給水ポンプ６の吸込流量が、所定の最小流量以
下とならないよう制御する。又、タービン５の蒸気加減
弁１１は、回転数調節器４１の出力で駆動され、給水ポ
ンプ６の吐出流量が、マスク自動制御系よりの給水要求
量になるよう制御する。

一方、タービン５の速度、即ち給水ポンプ６の回転数が
最小回転数以下になろうとするとタービン５の蒸気加減
弁１１は、回転数調節器４１の出力で駆動され、タービ
ン５の回転数が、所定の最小回転数となるよう制御する
。吐出流量調整器４２の出力は、全閉から全開までの連
続的な信号を出力して、加算器３１で全開信号５０との
偏差をとり、加算器３０で給水再循環調節器４３の出力
信号と加算し、給水再循環調整弁１３を駆動して、給水
ポンプ６の吐出流量が、マスク自動制御系よりの給水要
求量になるよう制御する。

発明の効果従って本発明の制御方式を採用すれば、タービン５の速
度即ち給水ポンプ６の回転数を所定の最小回転数以上と
なるよう制御し、給水ポンプ６の吸込流量を所定の最小
流量以上に制御し、給水ポンプ６の吐出流量をマスク自
動制御系の給水賛求貴に制御し、かつ、通常運用時に、
ロスの少ない、給水制御が可能となる。上記説明におい
ては、給水再循３ｊｌ調整弁１３の駆動信号を得るため
に、加算器３１において、全開信号５０との偏差管とっ
たが、切換調節器４２の出力として、この補正を既に行
った信号をとっても同じ効果がある１、又、可変速なる
原動機として、タービンを採用した場合で説明全行った
が、モータと流体継手を組み合わせて、可変速な原動機
とした場合も、同じ効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来から用いられている蒸気タービン駆動給
水ポンプの制御方式を示すシステム構成図、第２図は本
発明による蒸気タービン駆動給水ポンプの給水制御方式
を示すシステム構成図である。、１・・・給水元管　　　　２・・・ボイラ給水管３・・
・給水再循環配管　５・・・蒸気タービン６・・・給水
ポンプ　　　７・・・ボイラ１１・・・タービン蒸気加
減弁１２・・・吐出流量調整弁　１３・・・給水再循環調整
弁１５・・・バイパス弁　　　　２１・・・タービン回
転検出器２２・・・吐出流量検出器　２３・・・吸込流
量検出器３０〜３３・・・加算器　　　４ｏ・・・給水
調節器４１・・・回転数調節器　　４２・・・吐出流量
調節器４３・・・給水再循環調節器５０・・・再循環弁全開信号５１・・・最小回転数設定信号５２・・・給水流量要求信号５３・・・吸込流量要求信
号１００・・・切換調節器（７３１７）　　代理人　弁理士　則　近　憲　佑　（
ほか［名）第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

可変速なる原動機と、この原動機により駆動される給水
ポンプと、眩給水ポンプ出口側水を入口側に戻すための
再循環系と、この再循環系上に設けられた再循環弁より
成る給水系に於いて、前記給水ポンプの回転数が所定の
回転数以上のときは、給水流量要求信号に応じて、原動
機の回転数を制御し、ボ′ンプ回転数が所定の回転数に
低下しても、給水流量が多すぎる場合は、原動機の回転
数管一定として、再循環弁開度を制御して、給水流ｔ＊
求信号に応じた給水量を得ることを特徴とする給水制御
方式。