JPS5817523B2 - エチレン重合体の製造方法 - Google Patents

エチレン重合体の製造方法

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JPS5817523B2
JPS5817523B2 JP53121633A JP12163378A JPS5817523B2 JP S5817523 B2 JPS5817523 B2 JP S5817523B2 JP 53121633 A JP53121633 A JP 53121633A JP 12163378 A JP12163378 A JP 12163378A JP S5817523 B2 JPS5817523 B2 JP S5817523B2
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【発明の詳細な説明】 本発明はエチレン重合体の製造方法に関する。
更に詳しくは、押出成型、中空成型等に適したエチレン
重合体の新規な製造方法に関する。
分子量分布の狭いエチレン重合体は、これを押出成型、
中空成型等に用いた場合には、成形時の樹脂圧力が上昇
し過ぎたり、成形時メルトフラクチャが起こり、成形不
能になったり、成形物の表面状態が悪くなるという不利
がある。
これらの欠点を改善する方法として、分子量分布を広(
することが行われている。
分子量分布を広げることにより、成形特溶融樹脂の流動
特性が改良され、表面状態の良好な成形物が得られるよ
うになるが、加工生産性を向上させ、すぐれた外観の成
形物をうるためには、分子量分布が広いことの他に、樹
脂のスウェル比が適度の値でなげればならない。
スウェル比は樹脂の溶融弾性を表わす因子であるが、そ
の値は大き過ぎても小さ過ぎても良くな(,1,20〜
1.40の値を示すことが望ましい(スウェル比の定義
は後記する)。
従来、相持型チーグラー触媒が、種々の無機固体を担体
とし、その表面に遷移金属化合物を担持させてつくられ
ることが知られているが、この担体として、水酸化マグ
ネシウムなどの2価金属の水酸化物、酸化マグネシウム
などの2価金属酸化物、炭酸マグネシウムなどの2価金
属炭酸化物、塩化マグネシウムなどの2価金属・・ロゲ
ン化物、塩化アルミニウムなどの3価金属ハロゲン化物
、水酸化アルミニウムなど3価金属水酸化物、あるいは
アルミニウムプロキシドのような3価金属アルコラード
のうち、いずれか一種の無機化合物を選定した場合は、
実用的に満足できる程度にまで分子量分布を広げること
は不可能であることが既に知られている。
分子量分布の広いα−オレフィン重合体の製造方法とし
て種々な方法が発表されて来たが、その一つとして酸化
マグネシウムとアルミニウムアルコラードとを混合粉砕
、またはさらに加熱等を加えて得られた生成物を塩化ア
ルミニウムで処理し2て得られた固体生成物を担体とす
る触媒を用いる方法がある。
本発明は、周期律表第4a族または第5a族の遷移金属
原子を含有する固体生成物と有機アルミニウム化合物と
を組み合せて得られる触媒を用いてエチレン重合体を製
造する方法において、該固体生成物として、3価金属の
ハロゲン化物と、2価金属の水酸化物、炭酸化物、これ
らの複塩の水和物、2価金属ハロゲン化物の水和物、ま
たば2価金属を含む水酸化炭酸化物の水和物(以下これ
等を2価金属の水酸化物等と云うことがある)と、3価
金属のアルコラードとを、同時に反応させて得られる固
体生成物(I)に、周期律表第4a族または第5a族の
遷移金属の化合物(以下遷移金属化合物と云う)を反応
させることにより得られる固体生成物(JT)を用いる
ことを特徴とするエチレン重合体の製造方法である。
本発明に使用する触媒の調整方法を説明する。
遷移金属原子を含有する固体生成物(TI)の製造方法
は、次の通りである。
3価金属ハロゲン化物と、2価金属の水酸化物等と、3
価金属のアルコラードとを同時に混合、反応させて固体
生成物(I)を得、これに遷移金属化合物を反応させ、
沢過し、炭化水素等の溶媒で沢液中に遊離の遷移金属化
合物が検出されなくなるまで洗浄を繰返した後、乾燥し
、固体生成物(TI)を得る。
3価金属ハロゲン化物としては三塩化アルミニウム(無
水)、三基化鉄(無水)がある。
2価金属化合物の水酸化物等の具体例としては、例えば
、Mg(OH)2、Ca(OH)2 、Ba(OH)2
、Zn(OH)2、Mn(OH) 2、Fe(OH)2
、Co(OH)2 、N1(OH)2のような水酸化
物、Mg CO3、MnCO3、CaCO3、BaCO
3のような炭酸化物、5nC12・2H20、MgC1
゜・6H20、N i Cl 2・6H20、MnCl
2−4H20、KMgC13・6H201BaC■2・
2H20のようなハロゲン化物水和物、3MgCO3・
Mg(OH)2・2H20のような炭酸化物と水酸化物
の複塩の水和物、 Mg、AI□(OH)+6cOs・4H20のような2
価金属を含む水酸化炭酸化物の水和物等が挙げられる。
3価金属のアルコラードとしては、例えば、アルミニウ
ムトリエトキシド(A I (OC2H5) 3)、ア
ルミニウムトリイソプロポキシド(Al(0−iC3H
7)3、アルミニウムトリー5ec−ブトキシド(Al
(0−sec−C4H9)3 )、モノ−5ee−ブ
トキシアルミニラ18ジイソプロポキシド((i−C3
H70)2Al (0−sec −C4H9) ) 、
等のアルミニウムアルコラード、ポロントリインプロポ
キシド(B (0−i −C3H7)3 )等のボロン
アルコラード等がある。
3価金属の・・ロゲン化物と2価金属の水酸化物等の割
合は、後者の2価金属1原子に対し、前者の3価金属の
原子数が0.05〜20、好ましくは0.1〜10の範
囲である。
また、3価金属のアルコラードと2価金属の水酸化物等
の割合は、後者の2価金属1原子に対(〜、前者の3価
金属の原子数がQ、05〜201好ましくは01〜10
である。
3価金属ハロゲン化物、2価金属の水酸化物等、および
3価金属アルコラード(以下これらを担体原料と総称す
ることがある)の反応は、次のようにして行う。
予め、担体原料を振動ミル中で5分〜10時間、または
ボールミル中で5〜50時間粉時間粉砕性い、十分混合
したものを加熱して反応させる。
反応温度は50〜500℃、好ましくは70〜300℃
であり、反応時間は30分〜50時間で充分である。
この担体原料の反応は3つの担体原料の共存状態で同時
に行う必要があり、何れか2つの担体原料を先きに反応
させ、次に残りの担体原料を反応させるのでは、本発明
の効果は得られない。
従って、相体原料の粉砕混合も3つの担体原料について
同時に行い、加熱反応前に充分に混合してお(ことが望
ましい。
担体原料の粉砕混合、反応の操作は不活性ガス雰囲気中
で行ない。
湿気はさげなければならない。担体原料の反応は、有機
溶媒を存在させて行っても何ら支障はない。
溶媒の使用量は、担体原料総重量1001に対し、10
〜10100Oで十分である。
用いる溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
ノナン、デカン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、クメン等の芳香族炭化
水素、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、トリクロル
ベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素、四塩化炭素、
クロロホルム、ジクロルエタン、トリクロルエタン、y
)ジクロルエタン、四臭化炭素などのハロゲン化炭化水
素等が挙げられる。
これらの溶媒は次に説明する固体生成物(I)と遷移金
属化合物との反応、洗篠にも用いられる。
かくして得られた固体生物(I)は、次いで遷移金属化
合物と反応させる。
遷移金属化合物の使用量は、固体生成物(I)10M’
に対して、1〜1000L?で十分である。
この反応は、有機溶媒を存在させてもあるいは存在させ
なくても支障な〈実施できる。
常温で固体の遷移金属化合物は、溶媒に溶解させて使用
することが望ましい。
遷移金属化合物としては、チタン、またはバナジウムの
ハライド、オキシハライド、アルコラード、アルコキシ
ハライド、アセトキシハライド等の代合物であって、例
えば、四塩化チタン、四臭化チタン、テトラエトキシチ
タン、テトラブトキシチタン、モノクロルトリブトキシ
チタン、ジクロルジブトキシチタン、l・リクロルモノ
エトキシチタン、四塩化バナジウム、オキシ三塩化バナ
ジウム等が挙げられる。
固体生成物(I)と遷移金属化合物の反応は、30〜5
00℃、好ましくは50〜300℃に加熱して行い、反
応時間は10分〜50時間、好ましくは30分〜10時
間である。
上記反応終了後は、常法によりp別し、有機溶媒により
P液中に遊離の遷移金属化合物が検出されなくなるまで
洗浄を繰返した後、乾燥して、固体生成物(II)をう
る。
固体生成物(n)は、有機アルミニウム化合物と組合せ
てエチレン重合用触媒とする。
有機アルミニウム化合物としては、トリエチルアルミニ
ウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアル
ミニラA等のトリアルキルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムモノクロリド等のジアルキルアルミニウムモノ
クロリド、エチルアルミニウムセスキクロリド等、この
他に、モノエトキシジエチルアルミニウム、ジェトキシ
モノエチルアルミニウム等のアルコキシアルキルアルミ
ニウムが用いられる。
本発明においてはエチレンの単独重合のみナラず、エチ
レンと共重合しうる他の少量のオレフィン類との共重合
も行うことができる。
このような他のオレフィン類としては、例えば、プロピ
レン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセ
ン−1、その他の直鎖モノオレフィン類、4−メチル−
ペンテン−1等の分岐状モノオレフィン類、ブタジェン
等のジオレフィン類が用いられる。
重合反応は、通常、ノルマルヘキサン、ヘプタン、オク
タン等の炭化水素溶媒中で実施され、重合温度は20〜
150℃、重合圧力は常圧〜50に9/crtfで実施
される。
重合の際、重合系に水素の適量を添加し、分子量の制御
を行なう事が出来る。
本発明の第1の効果は、分子量分布の広いエチレン重合
体が得られる事である。
本発明によって得られるエチレン重合体の分子量分布は
、MW/、MN(Mwは重量平均分子量、MNは数平均
分子量)で15〜25である。
従って本発明によるエチレン重合体を用いて、中空物品
の吹込成形を行なった場合には、成形時にメルトフラク
チャを起こす事もな(、表面状態の良好な成形物を得る
ことができる。
本発明の第2の効果は、スウェル比(オリフィスの径d
o から流出したストランドの径dの場合のd/do)
1.20〜140の適度なスウェル比をもった樹脂が得
られることである。
スウェル比が太き過ぎると、加工生産性が低下し、中空
成形では1個の成形物をつくるのに多量の樹脂を必要と
なる不利な点がある。
スウェル比が小さ過ぎると成形特樹脂のドローダウン性
が太き(、成形物の偏肉も起こり、外観も不良になる。
適度のスウェル比をもつことが必要である。
本発明の他の効果は、担体上の遷移金属が極めて有効に
利用され、触媒活性が高度に維持されることである。
即ち、遷移金属当りのエチレン重合・体収量は十分に高
く、通常の重合条件でlXl0’〜I X 106
グ(重合体)/7(遷移金属原子)に達する。
固体生成物(II)当りでは、1×103〜lX10’
P(重合体)/グ(固体生成物(■))に達する。
従って触媒の使用は少量ですみ、エチレン重合体中に重
合後金まれる触媒残渣が少ないために、エチレンの重合
終了後、エチレン重合体中の残触媒の除去を省略するこ
とも可能である。
かかる脱灰工程を省略しても、重合体に着色はなく、重
合体の物性をそこなわず、成型時、金型を発錆させたり
する悪影響は認められない。
以下に実施例を示す。
実施例中、メルトインデックス(MIと略記する)は、
ASTM D−1238(E)に従い測定した。
Mw/M、は、MwおよびM、のそれぞれをWater
s社製GPC−ZOO型のゲルパーミュエーションクロ
マトグラフ法により測定して求めた。
スウェル比(d/do、以下SRと略記する)は、メル
トテンションテスター(東洋精機製)の標準条件(2,
16ky荷重、190°C)においてオリフィスの径d
o から流出したストランドの径dにより求めた。
実施例 1 (1)固体生成物(II)の製造 塩化アルミニウム(無水)13:l’と、水酸化マグネ
シウム581と、アルミニウムトリイソプロポキシド2
04?を、予め振動ミル中で5時間混合、粉砕し、13
0℃で4時間反応した。
反応終了後、冷却し、微粉砕を行ない、固。体生成物(
I)を得た。
固体生成物(I)100S’を、トルエン100m1中
で、四塩化チタン10M’と110℃で4時間反応を行
なわせた。
反応終了後は、まず沢過し、1回に200rrLlのヘ
キサンを使い、。
4回洗浄を繰返すと、沢液中に四塩化チタンが検出され
なくなったので洗浄を終了し、減圧乾燥を行ない、固体
生成物(II)を得た。
固体生成物(1’I)中のチタン含有量は43TII?
(チタン原子)/2(固体生成物(■))であった。
(2)エチレンの重合 n−ヘキサン3.!M?、)リインブチルアルミニウム
990ヤ、固体生成物(IT)250ηを重合器に入れ
、水素ゲージ圧5 kg/cril、エチレンゲージ圧
6 kg/cni (全圧ゲージ圧:t i、 5 k
g7/c4)において、重合温度85℃で2時間重合反
応を行った。
反応終了後、脱灰をせずにエチレン重合体のスラリーを
戸別し、乾燥した結果、8402の白色重合体を得た。
重合体収量は336of(重合体)/2(固体生成物(
TI))(7,8X104グ(重合体)/グ(チタン原
子))であった。
この重合体のMIIO232、SRは1,24、および
Mw/MNは27であった。
分子量分布は著しく広(、実用上問題のない重合体であ
った。
比較例 1 実施例1においてアルミニウムトリイソプロポキシド2
04vを用いない以外は、実施例1と同様にして、固体
生成物の調製およびエチレン重合体の製造を行なった。
比較例 2 塩化アルミニウム(無水)133′iIと水酸化マグネ
シウム58′?を振動ミル中で5時間混合、粉砕し、1
30℃で4時間反応させた後、アルミニウムトリイソプ
ロポキシド2041を加えて再び振動ミル中で5時間、
混合、粉砕し、130℃で4時間反応させ、固体生成物
(I)を得た。
その後は実施例1と同様にして最終固体生成物(本明細
書の比較例において有機アルミニウムと組み合わせて用
いる触媒成分を最終固体生成物と云う)の調製とエチレ
ン重合体の製造を行なった。
比較例 3 アルミニウムトリイソプロポキシド204グと水酸化マ
グネシウム582を混合し、130℃で4時間反応させ
た後、塩化アルミニウム(無水)1337を混合し、1
30℃で4時間反応させて、固体生成物(I)を得た。
この固体生成物(I)を用い、実施例1と同様にして最
終固体生成物を得、この固体生成物(II)を用い、実
施例1と同様にしてエチレンの重合体を製造した。
比較例 4 実施例1において、塩化アルミニウムを用いないこと以
外は全く同様にして最終固体生成物の調製とエチレンの
重合体の製造を行なった。
実施例 2 三基鉄(無水) 108S’、炭酸マグネシウム84グ
、および5ee−ブトキシアルミニウムジイソプロポキ
シド2182をボールミル中7時間混合、粉砕した後、
150℃で4時間反応させ、後は実施例1と同様にして
固体生成物(I)を得た。
この固体生成物(I)IOCIとテトラブトキシチタン
2002をキシレン500m1中に入れ、140℃で5
時間反応させ、その後は実施例1と同様にして、固体生
成物(I[)を得た。
この固体生成物(n)250m9とトリエチルアルミニ
ウム570■を用いる以外は実施例1と同様にして、エ
チレン重合体の製造を行った。
実施例 3 実施例1において水酸化マグネシウム5820代りに塩
化マグネシウム(6水塩)203Pを用いる以外は実施
例1と同様にして、振動ミル中3時間混合、粉砕した後
、150℃で3時間反応させ、後は実施例1と同様にし
て固体生成物(I)を得た。
この固体生成物(I)100P、四塩化チタン762、
およびテトラブトキシチタン58グをトルエン100m
1中に入れ、110℃で7時間反応させ、その後は実施
例1と同様にして、固体生成物(n)を得た。
この固体生成物(n)を用い、実施例1と同様にしてエ
チレン重合体の製造を行なった。
実施例 4 実施例1において水酸化マグネシウム5820代りにヒ
ドロマグネサイト (3MgCO3・Mg(OH)2・3H20)90?を
用いる以外は実施例1と同様にして、振動ミル中10時
間 混合、粉砕した後、300℃で30分間加熱反応さ
せ、後は実施例1と同様にして、固体生成物(I)を得
た。
この固体生成物(I)100Pと四塩化バナジウム30
0yを混合し、150°で2時間反応させ、その後は実
施例1と同様にして固体生成物(II)を得た。
この固体生成物(n)2507′n9とジエチルアルミ
ニウムモノクロリド600m9を用い、75℃で4時間
重合反応する以外の条件は実施例1と同様にしてエチレ
ン重合体の製造を行なった。
実施例 5 実施例1において塩化アルミニウム(無水)133グの
代りに三基化鉄(無水)162Pを用い、また水酸化マ
グネシウム5820代りにヒドロタルサイト(Mg6A
12 (OH)、6CO3・4H20)100グを用い
る以外は実施例1と同様にして、ボールミル中50時間
混合、粉砕した後、120℃で5時間反応させ、後は実
施例1と同様にして、固体生成物(I)を得た。
この固体生成物(I)100f、四塩化チタン190グ
およびオキシ三塩化バナジウム1731を80℃で10
時間反応させ、その後は実施例1と同様にして固体生成
物(n)を得、実施例1と同様にしてエチレン重合体の
製造を行なった。
実施例 6 実施例1において水酸化マグネシウム58グの代りに塩
化マンガン(MnC12・4H20)198グを用い、
また塩化アルミニウム(無水)1332の代りに892
を用いる以外は実施例1と同様にして、振動ミル中5時
間混合、粉砕した後、130℃で4時間反応させ、その
後は実施例1と同様にして固体生成物(I)を得た。
この固体生成物(I)を用い、実施例1と同様にして固
体生成物(n)を得、実施例1と同様にしてエチレン重
合体の製造を行なった。
実施例1〜6、比較例1〜4の結果を第1表に)示す。
実施例 7 実施例1において、水素ゲージ圧5kg/ctA、エチ
レンゲージ圧6kg/crtfで重合する代りに、水素
ゲージ圧3kg/cni、プロピレンを8%(容量%)
含むエチレンガスをゲージ圧6kg/crAとする以外
は実施例1と同様な条件で、エチレン−プロピレン共重
合体を製造した。
実施例 8 実施例2において、水素ゲージ圧5kg/ca、エチレ
ンゲージ圧6kg/cAで重合する代りに、水素ゲージ
圧3.5 kg/crri、ブテン−1を10%(容量
%)を含むエチレンガスをゲージ圧6kg/ct;rと
する以外は実施例1と同様な条件で、エチレン−ブテン
共重合体を製造した。
実施例7.8の結果を第2表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周期律表第4a族または第5a族の遷移金属原子を
    含有する固体生成物と有機アルミニウム化合物とを組合
    わせて得られる触媒を用いてエチレンまたはエチレンと
    少量の他のオレフィンを単独重合または共重合させて、
    エチレン重合体を製造する方法において、該固体生成物
    として、3価金属・・ロゲン化物と、2価金属の水酸化
    物、炭酸化物、これらの複塩の水和物、2価金属ハロゲ
    ン化物の水和物、または2価金属を含む水酸化炭酸化物
    の水和物と、3価金属のアルコラードと(以下これらを
    担体原料と総称する)を、同時に反応させて得られる固
    体生成物(I)に、周期律表第4a族または第5a族の
    遷移金属の化合物を反応させる事により得られる固体生
    成物(TI)を用いることを特徴とするエチレン重合体
    の製造方法。 2 担体原料の全部を同時に粉砕混合して後反応させる
    特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
JP53121633A 1978-10-03 1978-10-03 エチレン重合体の製造方法 Expired JPS5817523B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219790A (en) * 1975-08-08 1977-02-15 Chisso Corp Process for the preparation of ethylene polymer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5219790A (en) * 1975-08-08 1977-02-15 Chisso Corp Process for the preparation of ethylene polymer

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