JPS5817434A - 写真フイルム用安全光紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明扛感光性フィルム材料を光の作用から保護し且つ
フィルム材料のカメラ内部における平滑な移動を保証す
ることを意図した安全光紙（ｍａｉｍＬｉｇｈｔ　ｐａ
ｐ−デ）に関する。

安全光紙は一般に着色してお〕且つ片面にサイン又は文
字〔所謂「記号プリント」（１旬％ａｔｓｒａｐｒｔ％
１））が印されている不透明な紙支持体からなる。

安全光紙は、その光に対する保ａｔ改善するために、フ
ィルム材料が紙により又は記号プリントに対して使用さ
れる印刷インキにより写真的に影響されるのを防止する
ために、或いは紙がフィルムの感光性写真層に又はゼラ
チン含有の裏面層に付着するのを防止するためにコーテ
ィングすることができる。

安全光紙にポリエチレン層を付与することは公知である
。しかしながら、押出しによって又は積層によって製造
されるそのようなコーティング又は組合せ物は重大な欠
点を有する。技術的な理由のために、約２０μ惰以下の
厚さの層を製造することは不可能である。それ故に原紙
の厚さを対応して減じて、安全光紙がその特別な目的に
対して使用される最終的な全厚さを越えないようにしな
ければならない。ポリエチレンコーティングはその厚さ
に比例して機械的強度に寄与しないから。

コーティングを適用すると、安全光紙の全厚さに対する
その寄与に大きく比例して機械的強度が減少する。この
機械的強度の減少は、最終的に安全光紙の満足しうる処
理し或いはそのような紙を含むフィルム材料のカメラ内
における使用を妨害する。更に押出しコーティング及び
積層は技術的に複雑な工程である。

独国特許出願公告公報第Ｌｏｓｓ、ｏｓｏ号に開示され
ているロールフィルムに対する光遮蔽保護ストラツプは
、一方が不透明なプラスチック材料〜 からな、り且つ他方が透明なプラスチック材料からなる
２枚の薄いホイルの積層物である。顔料の−及び所謂記
号プリントは２枚のホイル間に或いは２枚のホイルの一
方の内側に適用される。ホイルは熱可塑的に又Ｖｉ接着
剤によって一緒に接合される。不透明なホイルは顔料入
ルの紙であってもよい。そのような保護ストリングの製
造は必要とされる接合技術のために比較的複雑である。

カーがンブラックを含有するポリエチレンが押出しによ
ってコーティングされたクラフト紙からなる安全光紙は
、仏国特許第１．４４　’１．８５２号に開示されてい
る。この方法で製造されるポリエチレン層は安全光紙の
厚さに対して少なくとも２０μ舟だけ寄与する。

カーボンブラックで黒色にしたスチレン−ツタジエン共
重合体を紙支持体に適用しそしてカーがンブラック及び
ポリエチレン又はポリプロピレンの層で被覆した安全光
紙は米国特許第Ｔ８７１，００４号に開示されている。

上層は常法によ、ｖ、飼えば溶融押出しにより或いは水
性分散液からの適用によりその下の重合体層に適用する
ことができる。ｖｋ者の場合、下層はそのコーティング
に先立ってコロナ照射に曝してその接着性が改良される
。

溶融押出しによる上層の製造は上述の欠点１１ち。

一方上層の水性分散液からの適用はコロナ照射を必要と
し、従って更にかな、りの技術的な出費となる。

紙支持体にエチレン／酢酸ビニル共重合体及びカーがン
ブラックのトルエン中混合物をコーティングすることに
よって製造される安全光紙は独国特許出願公開明細書第
１．９０＆３７８号に記述されている。しかしながら、
そのような物質を付与し九安全光紙は、熱帯の条件には
十分に耐えな−。

それらは高い大気湿度値において著るしい粘着の傾向を
示す。

本発明の目的は、経済的に及び技術的に簡単な方法で製
造でき且つ全体の厚さが薄いけれど光に対する保ＩＩを
与え、写真ロールフィルムに用いられる安全光紙に必要
な機械的特性を有する安全光紙を提供することである。

本発明による問題は１片方の表面又は両方の表面がポリ
オレフィン又はポリオレフィン混合物から形成された層
、即ち１種又はそれ以上のポリオレフィンの水中又は有
機液体中の乾燥分散液で形成されていることを特徴とす
る層で被慢されている紙支持体を含んでなる安全光紙を
用いることによって解決された。

適当な層形成ポリオレフィンはＣ２〜Ｃ，アルケンをベ
ースとする０例えばポリエチレン、／リプロピレン、／
リプチレン及び４リイソツチレンが包含される。４リエ
チレン及びｌリプロピレンが好適である。

ポリオレフィンは、マーク及び文字を更に有していても
よい随時着色された又は黒色にした紙の表面に水中又は
有機液体中分散液として適用し。

層を乾燥する。

本発明による安全光紙の処理に適当な水又は有に入手し
うる。水性／１７才レフイン分散液は約４０重量％の固
体含量で市販されている。分散した粒子の寸法は０．１
〜０．２μｍである。分散液は水で希釈でき、互いに混
和される。

有機溶媒中のポリオレフィン分散液も市販されている。

その同には、キシレン、エタノール、ツタノール、ブチ
ルグリコール父性同様の有機溶媒中のポリエチレン分散
液が含まれる０粒径は０．５〜ｌＯμ亀の範囲であり、
固体含量は２Ｇ−？！５重量％である。

上述のようにポリオレフィン分散液り、水中又は有機液
体のいずれかで製造することができる。

適当な分散液性例えばオレフィンの乳化重合によって又
は適当に微粒子化し友重合体を適当な媒体中に分散させ
ることによって製造することができる。有機媒体申分散
液はある工業的条件において有利に使用されるが、水性
分散液は経済的及び生態学的理由から好適である。

適用すべき分散液又は／　１７オレフインの量は必要条
件に適合させることができる。適用される乾燥物質の量
は１〜２０２／ｍ’であることができる。

３〜１０ｆ／ビの適用賞が好適である。乾燥コーティン
グの厚さは１〜２０μ惟、好ましくは３〜１０μ惰であ
るべきである。

顔料、染料、マット化（ｍｔｔｔｔｔｎｇ）剤などのよ
うな物質は１分散液と一緒に紙の支持体に適用されて、
所望の安全光紙の光学的又は機械的性質に影＃を及ぼす
ことができる。

しかしながら１重合体の性質が悪影響を受けないという
こと？保証するために、これらの添加剤の量は適用する
重合体の乾燥重音に基づいて約２０〜３０１賃％を越え
るべきでない。

本発明艮よる安全光紙はその片面又は両面がポリオレフ
ィン層でコーティングされている。分散液の適用には５
通常の方法、ガえは浸漬、平滑な又はラスタート（ｒα
５ｔａｒｅｄ　）図形のローラを用いるローラ塗、す、
エア・コーティングナイフ或いはドクター・コーターに
よる方法が適当である。

原紙はすぐに又は印刷後にコーティングしてもよい、前
者の場合、コーティング社製紙工業におけるサイソング
プレス（５ｉｚｉ％ｇ　ｐｒａａｓ　）　又１ｄ、コ一
テイング機で最も適当に適用される。後者の場合。

コーティングの適用は記号グリントの適用と同一段階で
最も経済的に行まわれる。層は公知の方法。

飼えば熱風、赤外線照射、加熱ローラなどによって乾燥
することができる。

紙支持体としては、所謂「クラフト紙」が特に適当であ
るが、勿論必要な物理的強度を有する他の種類の紙も使
用できる。原紙の重量は４０〜１００　ｔ　７７ＦＬ”
であるべきである、この重量の原紙は必要な機械的強Ｗ
、並びに与えられ九０的に対する弾性を有する０紙はカ
ーメンブラックを含有していてもよく或いＬ光に対する
必要な保ｌ１ｔ−与えるために一面が黒色に塗られてい
てもよい。紙り、プリント番号を明示するために記号又
は連続番号が印刷されていてもよい。

本発明に従って４リオレフイン層が付与された安全光紙
は、押出し又は積層によって適用されたポリオレフィン
層を有する公知の安全光紙よ、りも驚くほど優れている
ことが判明された。ポリオレフィン層は非常に薄く保つ
ことができ、対応して王に紙自体の品質及び厚さによっ
て決定される安全光紙の与えられた全厚さに対して、よ
シ大きい機械的強度を得ることができる。東に本発明に
よる安全光紙は簡単で経済的な製造手段及び熱帯条件に
対する優秀な耐性に特色を有する。

押出された又は積層された４リオレフイン層の抗接着剤
特性は、ポリオレフィン分散液が概して一般に抗接着剤
特性を有さない分散剤を含有する事実にも拘らず保持さ
れるということは予想だにできなかったことである。そ
れ故に１分散剤は。

分散剤の残部だけが乾燥工程後に層の表面中に残るよう
に、大きな度合で紙中へ拡散するということが推定され
る。

紙の付着する傾向を試験するために、巾が６０諺の安全
光紙及び写真フィルムｉ、５００ｐの圧力の適用下に手
動でロール・フィルム・スプール（ｒｏｌｌ　ｆｉｌｍ
　５ｐｏｏｌ　）　１２０によシローラ処理した。次い
でスプールを、３５℃及び相対湿度９０％の空調室中に
７日間保った。２つの成分が一緒に付着する傾向は、フ
ィルムと紙を引き離した後にフィルムに移った紙の繊維
の量に関して評価した。評価において、１＝紙の繊維が
検出されず、ＩＩｅフィルム及び安全光紙が完全に付着
する；これに応じて中間段階を評価した。

紙の厚さは、測定表面積２１′ｔ−有する測定装置ｋｌ
ｋｐ／ｃｄの表面圧で用いることにより、ＤＩＮ５３　
１１１に従って測定した。機械的強度は市販の引き裂き
機で決定した。試料ストリップの巾は１５謳であり１機
械で挟んだ長さは１８０ｍであった。試験環境は２３℃
１相対湿度５０％であった。試験を行なう前ＩＣ，試料
を同一の条件下に２４時間保った。検知された破断時の
負荷を機械的強度の直接的尺度とした。

次の実施例は本発明を飼示するものである。

実施例１ 試料Ａ 厚さ９０μ溝、カーメンブラックを充填したコーティン
グされてないクラフト紙。試験した性質は機械的強度及
びロールフィルム１２０の裏面におけるＮＣ層に対する
付着の傾向であった。

試料Ｂ 試料Ａと同様の原紙に、速度３０ｆ１％／分のローラ適
用法によって４ｏｉｋｉｌ−％の水性４リ工チレン分散
液を適用し１紙を６０℃で空気乾燥した。アプリケータ
ー１ｒ−節して、適用された層の乾燥重量が１０　ｆ　
／　ｍ”となるようにした。このときコーティングした
紙の厚さは１００μ毒であり、コーティングのそれは約
ｌθμ慣であった。試験した性質は１機械的強度及び付
着の傾向であった；後者は、ロールフィルムの裏面を紙
のコーティングした面と接触させて試験した。

試料Ｃ 厚さ６０μ漢の、力−−ンブラックを充填したクラフト
紙を、押出しによって４０μｍのＩリエチレンでコーテ
ィングし、試料Ｂと同一の方法で試験した。

試　料　　　厚　さ　　　破断ｊＩ荷　　ＮＣ層に対す
Ａ　　　　　９０μ講　　ＩＬ６＃ｊｌ　　　　５〜６
Ｂ　　　　１００．ｇｇｍ　　　１１．ｇ＃ｐ　　　　
　ＩＣＩ００μ淋　　　＆２ｋｐ　　　　　１実施飼２ 試料Ａ カーがンブラックを充填した厚さ９５μｍのコーティン
グしてないクラフト紙。

試料Ｂ 試料Ａと同様の原紙に、速度２５等／分の授漬法によっ
て２０重１％の水性ぼりエチレン分散液を適用し、エア
・ブラシで処理した。このエア・ブラシを調節して、適
用される固体含量が６９７ｍ゛に相当し１層が約５μ毒
の厚さを有するようにした。コーティングした紙の全厚
さは１００μ悔であった。

試料Ｃ カーがンブラックを充填した厚さ７５μ惰のクラフト紙
に、押出し法によって厚さ２５μ集の４リ工チレン層を
コーティングし良。

１　　　９５μ％　　　ＩＬＢｋｐ　　　　４〜５Ｂ　
　　　１００ｔｔｔｎ　　　ＩＬＳｋｐ　　　　１〜２
Ｃ１００μ常　　甑ａｈｐ　　　　　１実施９１Ｊ　１
及び２の結果は、本発明による安全九紙の機械的強度が
対比しうる公知の安全九紙と比較して明らかに優れてい
ることを示す。

実施例３ カーがンノラックを充填した厚さ９５μ惰のクラフト紙
を１次の組成の物質を用いる以外実施■２、試料Ｂにお
けるようにコーティングした：４０重量％のポリエチレ
ン水性分散液５００１１ｊ。

３０重量％のカーがンノラックの水性分散液１３（１１
４，及び 水３７（１＋ｊ。

適用量を調節して厚さ５μ悔の乾燥層にした。

コーティングし良紙の全厚さが１００μ集であるとき１
次の結果を得た： 破断負荷　　　　　　　　　１’！、５ｋＴＪＮＣ層に
対する付着傾向　　１〜２ この実施例は、／リエチレン層への顔料の添加が本発明
による安全九紙の機械的強度を損なわず。

その付着傾向を増大させないということを示す。

実施Ｐ１４ 試料Ａ カーｇｙ２ラックを充填した厚さ８０μ惰のクラフト紙
に、１１０カセツト／譬ツクに対する表意番号を示す記
号を印刷した。試験した性質は機械的強度及びカラー陰
画フィルムの乳化層に対する印刷面の付着傾向であった
。

試料Ｂ 試料Ａと同様の紙の印刷面に、ローラ適用法により、コ
ーティングが約３ｆ／ｒｒＬ”に相当し及び厚さ約３μ
ｓｆ有するように１５重量％の４リ工チレン分散液を適
用した。試験を試料Ａに対するように行なった。

試料Ｃ カーがンブラックを充填し九厚さ６０μ悔の。

クラフト紙に、１１０カセツトノダツクに対する表意番
号を示す記号を印刷し１次いで押出し法によって厚さ２
３μ鶏の４リ工チレン層をコーティングした。試験を試
料Ａに対するように行なった。

Ａ　　　　８０／ＪＩＩＬ　　　１ａ４ｋｐ　　　　　
　ＳＢ　　　　８３μへ　　１５ｋｐｌ−２Ｃｓｓμｍ
　　　＆ｏｈｐ　　　　　　を本発明による安全光紙は
、押出されたポリエチレン層をもつ紙よりも、与えられ
た全厚さに対して大きい機械的強度及び熱帯条件に対す
る耐性を有することが理解されよう。

実施例５ カーがンブラックｆ：２填した厚さ８０μ悔の。

クラフト紙の印刷面に、ローラ適用法によってエチレン
／酢酸ビニル共重合体の１５重量％トルエン溶液をコー
ティングして、３　ｆ　／　ｍ”に相当するコーティン
グを形成させた。

得られた物質の付着傾向を、実施例４の試料Ａに対して
記述したように試験し、＠４を得た。それ故にこの安全
光紙は高大気湿度値で用いるのに不適であった。

実施列６ ポリエチレンの有機媒体申分散液を用いて実施例２′１
に繰返した。

試料Ａ カーがンブラックを充填し九厚さ９５μ愼のコーティン
グしてないクラフト紙。

試料Ｂ 片面カポリエチレンの２０重量％悌−ｆｌ、／−ル中分
散液でコーティングされた試料Ａと同様のクラフト紙。

適用量６ｔ／ｍ“１層の厚さ５μ鴨。

試料Ｃ 片面が押出し法により厚さ２５μ懸の４リ工チレン層で
コーティングされ喪厚さ７５μ講の、カー＆ンブラック
を充填したクラフト紙。

試験結果は実施例２のものに相当した。

実施例７ ２０％水性ポリグロ♂レン分散液を用いる以外実施例２
ｔ−繰返した。

試料Ａ カーざ／ノラック全充填し次厚さ９５μｍのコーティン
グしてないクラフト紙。

試料Ｂ 片面が２０重量％の水性ポリプロピレン分散液により、
適用ｉｔ６１７ｍ”及び層の厚さ５μ倶でコーティング
された試料Ａと同様のクラフト紙。

試料Ｃ 片面が押出し法により厚さ２５μ常のポリプロピレン層
でコーティングされた厚さ７５μ洛の。

カーゲンブラックを充填したクラフト紙。

１　　　　　９５μ　　　ＩＬ８に１　　　　　４〜５
Ｂ　　　　１０（１１Ｌ４ｋｐ　　　　　　　２Ｃ１０
０μ　　　９．６ｋｐ　　　　　　ｌ〜２結果は実施例
２のものと対比でき喪。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　片面又は両面が４リオレフイン又はポリオレフィン
   混合物から形成された層でコーティングされた紙支持体
   を含有する安全光紙であって、該層が１種又はそれ以上
   のポリオレフィンの水中又は有機液体中の乾燥分散液か
   ら形成されることを特徴とする安全光紙。 ｚ　４リオレフインがＣ１〜Ｃ４アルケンに基づく特許
   請求の範囲第１項記載の安全光紙。 λ　ポリオレフィン層の々さが１−１！Ｏμ愼である特
   許請求の範囲第１又は２項記載の安全光紙。 表　層が４リオレフイン含量に基づいて３０重量％以下
   のｌｉ’ｌｌ又はそれ以上の着色剤を含有する特許請求
   の範囲第１〜３項のいずれかに記載の安全光紙。 五　着色剤がカーーンブラックである特許請求の範囲第
   ４項記載の安全光紙。 ａ　層が４リエチレン又はポリプロピレンの水性分散液
   の適用によって形成される特許請求の範囲第１〜５項の
   いずれかに記載の安全光紙。 ７、層が４リエチレンの５−ツタノール中分散液によっ
   て形成される特許請求の範囲第１〜５項のいずれかに記
   載の安全光紙。