JPS5817422Y2 - 粉砕魚肉の連続水晒装置 - Google Patents

粉砕魚肉の連続水晒装置

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Publication number
JPS5817422Y2
JPS5817422Y2 JP1980060260U JP6026080U JPS5817422Y2 JP S5817422 Y2 JPS5817422 Y2 JP S5817422Y2 JP 1980060260 U JP1980060260 U JP 1980060260U JP 6026080 U JP6026080 U JP 6026080U JP S5817422 Y2 JPS5817422 Y2 JP S5817422Y2
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JP
Japan
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water
fish meat
rotary cylinder
nozzle
outlet
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Expired
Application number
JP1980060260U
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English (en)
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JPS56160491U (ja
Inventor
佐野助義
Original Assignee
佐野 助義
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Publication date
Application filed by 佐野 助義 filed Critical 佐野 助義
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉砕魚肉の連続水晒装置に関するもので、迅速
で且つ的確な水晒しを行い得ると共に、水晒しに必要な
清水の使用量を大幅に低減させ得る装置を提供すること
を目的とするものである。
以下本考案を附図実施例につき説明する。
図において、1は有孔筒体よりなる回転筒で、図示は省
略しているが両端部をローラ等により回転可能に支持さ
れ、駆動源により回転駆動される。
2は上記回転筒1の一端部(入口部)1aに魚肉と水の
混合物(例えば粉砕魚肉をタンク中において適当に水晒
ししたもの)を供給する供給口で、該供給口2より回転
筒1内にポンプ等により連続供給された魚肉と水の混合
物は、該回転筒10回転に伴ない脱水されつつ回転筒1
の他端(出口部)1b方向に順次送られるようになって
いる。
3及び4は回転筒1内に挿通された給水用パイプで、−
刀のパイプ3には回転筒1内下底部附近即ち回転筒1内
を入口部1aより出口部1bに向けて送られている魚肉
上に向けて傘状に水を噴出するノズル3aが多数段けら
れ、他力のパイプ4には例えば回転筒1の側面部に向っ
て水を扇状に噴出し回転筒1の小孔(網目)を洗滌して
目詰りを防ぐようになっている。
回転筒1内には適当な高さを有する螺旋翼11が部分的
に1個所又は複数個所に設けられ、入口部1aから出口
部1bに向けて送られる粉砕魚肉な途中で一旦堰き止め
該粉砕魚肉が直進的に出口部1bに流出することなく、
ある期間溜留に近い状態となって充分水晒しされ得るよ
う構成されている。
上記給水用パイプ3及び4は回転筒1のほぼ中央部附近
において仕切り5及び6により仕切られ、該仕切り5及
6より回転筒出口部1b側部分には矢印Aの如く清水が
供給され、回転筒入口部1a側部分には矢印Bの如く後
述するように回転筒より排出された排水が供給されるよ
うになっている。
7は回転筒1の下方において機枠等に固設された排水受
で、該排水受7は仕切壁8.8′等により、回転筒の入
口部1a附近より排出された水を受ける部分7a、該7
a部より中央部附近までの排水を受ける部分7b及び中
央部から出口部1bにかげての排水を受ける部分70等
に区画され、該部分?a、7b、7cには流出ロアa’
、7b’7c’がそれぞれ設けられている。
、上記排水受7のうち出口部1b側の部分1cの排水は
タンク9に回収され、ポンプ10により前記給水用パイ
プ3,4の回転筒入口側部分にB矢印の如く供給される
上記構成において、回転筒1を回転し入口部1aに供給
口2より魚肉と水の混合物をポンプ等により前工程の水
深装置等より直接に連続的に供給し、矢印A及びBの如
く給水用パイプ3,4に水を供給すると魚肉はノズル3
aより傘状に噴射される水により洗われ水晒しされつつ
出口部1b方向に送られ魚肉を洗った水は回転筒1の多
くの小孔(網目)より排水受7内に排出される。
回転筒1の小孔は出来るだけ小さい方が良く、小さいと
目詰まりを生ずるが、該目詰まりはノズル4aより扇状
に噴出される水によって洗滌され常に水切りが良好に行
われるようになっている。
排水受7に排出される排水のうち人口部1aに近い部分
7aの排水は最も汚れた水であり、次の7b部は魚肉が
すでにノズル3aより噴射される水によって幾分洗われ
ているので排水も幾分汚れが少く、最後の1c部の排水
は螺旋翼11により魚肉の水洗水晒しがある程度それ以
前において充分行われ該螺旋翼11によって入口部1a
側の汚水が直接出口部1b側に流れ出すことなく汚水は
すでに排出しており且つ洗滌水晒し水も清人であるので
非常にきれいな排水であり、この70部の排水をポンプ
10にて吸い上げ入口部1a近傍の水洗の充分でない魚
肉に噴射することにより充分所定の水洗水晒し効果をお
さめ得る。
7c部の排水のみでは上記水洗、水晒し等の為の量が不
足するような場合はその前の7b部の排水を一部加えて
使用しても良い。
10aはストレーナである。
同図において3cは回転筒出口部1bにおいて清水を噴
出するノズルで、該出口部1bにおいて魚肉の水分が切
れ過ぎて次の工程(例えば脱水装置等)への魚肉の移動
がスムーズに行われないような状態になったとき弁3d
を開いて上記ノズル3cより清水を魚肉部に供給し移動
をスムーズに行わせるものである。
12.13は弁、14は電磁弁を示し、該電磁弁14は
回転筒1の駆動制御用スイッチにより作動し、回転筒1
の停止時は電磁弁14も自動的に閉となるよう構成され
る。
ポンプ10の作動も上記回転筒1の停止によって停止す
るよう構成することが望ましい。
図示実施例では2本の給水用パイプを用いた例を示して
いるが、1本の給水用パイプに魚肉の水洗、水晒し用ノ
ズルと回転筒の網目洗滌用ノズルを設けてもよい。
又排水受70区画も図示実施例のほが目的に応じて任意
数に区画できる。
以上の如く本考案によれば粉砕魚肉の水洗、水晒しを連
続的に能率良く的確に行うことができるばかりか、排水
馨その汚染の度合に応じて的確に区画回収することがで
き、比較的きれいな排水を用いて先ず予備的な水洗、水
晒しをした後清水にて水晒しの仕上げをするようにして
いるので、使用水量の大幅な低減をはかることができ、
極めて経済的であり、水資源の節約をもたらし得る等、
実用上多大の効果をはたし得るものである。
尚図示の排水受7のうち78部の最も汚れた排水及び7
b部の排水等を回収し、例えば魚肉の調理工程(内臓等
の除去工程)、砕肉工程A及び最初の水晒槽Bの水等に
使用することもでき、又排水の一部或は全部を工場の他
の使用できる任意の個所に清水の代りに使用して更に使
用水の節約をはかることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断側面図、第2図は
回転筒部の横断平面図である。 1・・・・・・回転筒、1a・・・・・・入口部、1b
・・・・・・出口部、2・・・・・・供給口、3,4・
・・・・・給水用バイア″s 3a・・・・・・水洗水
晒用ノズル、4a・・・・・・網目洗滌用ノズル、5,
6・・・・・・仕切り、7・・・・・・排水受、8,8
′・・・・・・仕切壁、9・・・・・・タンク、10・
・・・・・ポンプ、11・・・・・・螺旋翼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有孔筒体よりなる回転筒内に、該回転筒内を入口部より
    出口部に向けて送られる粉砕魚肉を途中で一旦堰き止め
    該粉砕魚肉が直進的に出口部に流出しないようにするた
    めの螺旋翼を部分的に設け、上記回転筒内の粉砕魚肉に
    傘状に水を噴出するノズル及び回転筒の小孔に全面的に
    目詰まり防止用洗滌水を噴出するノズルをもった給水用
    パイプを回転筒内に挿通し、上記回転筒の下方部に設け
    られる排水受を回転筒の入口部力;ら出口部方向にかげ
    て複数の部分に区画して各部分の排水をそれぞれ別々に
    回収し得るよう構成し、各部分の排水を選択的に上記給
    水用パイプに供給して回転筒の入口部寄りの部分に噴出
    される魚肉の水洗、水晒し用及び目詰まり防止用の水と
    して再使用するよう構成したことを特徴とする粉砕魚肉
    の連続水晒装置。
JP1980060260U 1980-05-01 1980-05-01 粉砕魚肉の連続水晒装置 Expired JPS5817422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980060260U JPS5817422Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01 粉砕魚肉の連続水晒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980060260U JPS5817422Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01 粉砕魚肉の連続水晒装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56160491U JPS56160491U (ja) 1981-11-30
JPS5817422Y2 true JPS5817422Y2 (ja) 1983-04-08

Family

ID=29654706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980060260U Expired JPS5817422Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01 粉砕魚肉の連続水晒装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244560U (ja) * 1975-09-25 1977-03-29
JPS5443113U (ja) * 1977-08-30 1979-03-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244560U (ja) * 1975-09-25 1977-03-29
JPS5443113U (ja) * 1977-08-30 1979-03-24

Also Published As

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JPS56160491U (ja) 1981-11-30

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