JPS58173997A - 多重伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自走式クレーンの様に運転席が車体に対して回
動自在に構成される建設用車輛において、運転席と車体
との間で信号を多重伝送する多重伝送装置に関する。

この種の建設車輛においても通常の走行車輛と同様に車
体の各所に前照灯・・臂−キングラング・ハザードラン
プその他各種のランプ類が配設されておシ、これらのラ
ンプ類は運転席に設けられた（１） スイッチ類を操作することによりその点滅全指示できる
ようになっている。ところでこの種の建設車輛は運転席
が車体に対して回動自在に構成されているため運転席と
車体の間の信号の伝送をスリップリングを介して行ない
伝送信号と同数のスリップリングを運転席・車体間に設
け、これらのスリップリングを介して信号の並列伝送を
行なっていた。しかしながら、この様に並列伝送を行な
う場合、伝送信号数が増加すると必然的にスリップリン
グの数も増加し、この為接触不良等のトラブルの発生率
も非常に高かった。そこでこの様なトラブルの発生率を
低下させるために、運転席と車体間の信号の伝送を多重
化して行なう多重伝送装置に関する提案がされておシ、
接触不良等のメカニカルなトラゾルの発生率を低下させ
る上で大きく社会的な貢献をしている。

ところで、周知の過多前照灯・・９−キングランプ・ハ
ザードランプ等は車輛のメインスイッチやエンジンの゛
状態にかかわらず適宜点灯できなければならない。この
為従来の多重伝送装置では常時ｒ９） 電源を供給するようにしていたがパッテリイの早期放電
を引き起しやすいという欠点があった。本発明は上記問
題点に鑑みてなされたものであシ、消費電力の低減を図
った多重伝送装置を提供することを目的とする。以下図
面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であシ受信
部１００１表示装置２００、バッテリ３００は車体側に
送信部４００．スイッチＳＷ１〜ＳＷｓ、　メインスイ
ッチＭＳは運転室側に夫々設けられている。

スイッチＳＷｔ〜ＳＷ、のうち８Ｗ１〜ＳＷ３は車輛の
メインスイッチとかエンジンの状態にかかわらず点灯し
なければならないランプを操作するためのもので、例え
ばスイッチｍ、はノｆ−キングランプＬ１％スイ、チＳ
Ｗ鵞は前照灯Ｌ！、スイッチｓｗ３はへザードランプＬ
３を夫々点灯させるためのものである。スイッチｓｗ４
　、　ＳＷ、はメインスイッチが閉成されなければ有効
に作動しないものであシ、メインスイッチの入状態でラ
ンプＬ４　１　Ｌｓ　ｋ点灯制御するためのものである
。

安定化電源回路４１０は送信回路４２０へ安定化電源を
供給するためのもので、メインスイッチＭＳが開放、ス
イッチＳＷ１〜ＳＷ３が開放の場合には、安定化電源４
１０は動作せず送信回路４２０へ電源全供給しない。す
なわちこの場合には送信部４００においては電力消費は
０である。

送信回路４２０は並列入力−直列出力型のシフトレジス
タを有しておシ、動作時にはスイッチ５ＷＩ−８Ｗｓの
開閉を示すデータを所定のタイミング毎に並列に記憶し
て、その記憶内容をシフト−平ルスによって直列出力す
る。第２図は送信回路４２０の出力のフォーマツトラ示
すものでＳはスタートビット、斜線部分はデータ部分、
Ｋはストップビットである。

車体側と運転室側間はスリップリング５００を介して信
号並びに電源を供給するようになっている。

受信部１００において、安定化電源回路１１０にはバッ
テリ３００から常時電源が供給されている。到来信号検
出回路１２０には常時電源が供給される。

到来信号検出回路１２０は例えば第５図に示すように構
成され、到来信号はアン７’１２１，１２２を介して受
信回路１３０に転送されるとともに、再トリガ可能な単
安定マルチバイブレータ風に加えられる。マルチバイブ
レータ■、の出力が生じている間スイッチング回路Ｙ−
は動作し安定化電源回路１１０からの電圧が受信回路１
３０に加わるようになっている。尚スイッチング回ｑ　
Ｙ　ａは第１図ではリレー接点の形で示しであるがスイ
ッチング制御できるものであれば如何なるものでもよい
。第５図の例は電子スイッチング回路を示す。

受信回路１３０は直７ｔ＋入力並列出方型のシフトレジ
スタを具えてお）、送信回路４２０から送信された信号
をそのスタートビットで同期をとって直列に記憶してい
き、ストップビットのタイミングで並列出力し、リレー
接点ｙ、％Ｙ、の開閉を制御するものである。これらの
リレー接点は前述と同様電子スイッチング回路でもよい
。メインス（５） イッ々ＭＳがオフのときは、スイッチＳＷ４　ｅ　ＳＷ
Ｂの操作は無効である。スイッチＳＷ１〜８Ｗｓの操作
は有効であ夛、いずれかが押下されると、バッテリ３０
０の電圧がダイオードＤ１〜Ｄｓのいずれかを介して安
定化電源回路４１０に加わるので、同回路４１０は動作
し、送信回路４２０に電源が供給される。ところで送信
回路４２０は安定化電源回路４１０から電源が加わった
とき、送信回路を初期化するリセット信号を発生し、初
期化終了後送信開始させるような自動起動回路を具えて
い、る。

第３図は自動起動回路の１例を示すもので、第４図に示
すような電源の立上シに伴い立上シ、所定時間後Ｏに戻
るようなリセット信号を発生させるようにしている。こ
のリセット信号によシフトレジスタに記憶されたデータ
をリセットし初期化を行う。リセット信号の帰零後、直
ちに送信開始する。

他方受信部１００においては送信回路４２０から送信信
号が送られてこない限シ受信回路１３０に電源を供給し
ないようにして電力消費の節減を（６） 図っている。すなわちデータを受けることによってスイ
ッチＹ６を閉成するようにしている。データを受けたか
否かは送信信号に含まれるスタートビットＳの送信周期
よ如も単安定マルチバイブレータ凧の周弁をやや長くす
ることによって、常にスタートビットＳの監視を行うよ
うにしている。

すなわちスタートビットＳが送られてこなければ、マル
チバイブレータ凧は再トリ・ガーされないので、その出
力はＯとなシ、従ってスイッチＹａはオフとなる。

第６図（鳳）　、　（ｂ）　、　（ｅ）は送信回路４２
０からの送信信号、マルチパイグレータ■、の出力、受
信回路１３０への電源電圧の立上シ波形金示すもので、
スタートビットＳの直後よシ受信開始がなされ、ストッ
プビットにの直後のスタートビットＳの立上シでマルチ
バイブレータ虱が再トリガーされる状態を示したもので
ある。第６図（、）の斜線部分はデータ伝送部分である
。

受信回路１３０に電源が供給されると、到来信号に応じ
たスイッチ（Ｙ１〜Ｙりのうち対応するものを閉成し対
応したラング（Ｌｌ−Ｌｌのうち対応するもの）を点灯
させる。

以上説明した様に本発明によればメインスイッチがオフ
の時には、実際に送信部から受信部へ信号の伝送をする
時のみ送信回路や受信回路に電源を供給するので、送信
回路や受信回路における電力消費量を最少限におさえる
ことができる。

尚、上記においては自走式クレーン等における多重伝送
装置を前提として説明をしたので、メインスイッチがオ
ンの時即ちバッテリイの充電中は送信回路や受信回路を
駆動する実施例を示したが、一般的な多重伝送装置に本
発明を適用する場合はメインスイッチＭＳを含む回路を
除外してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
伝送デー）夕のフォーマツトラ示すグラフ。 第３図は送信回路内の自動起動回路の一例を示す回路図
。第４図は第３図の各部波形図、第５図は信号チェック
回路の例を示す回路図、第６図は第５図の谷部波形図で
ある。 １００・・・受信部、１１０・・・安定化電源回路、１
２０・・・到来信号検出回路、１３０・・・受信回路、
２００・・・表示装置、３００・・・バッテリ、４００
・・・送信部、４１０・・・安定化電源回路、４２０・
・・送信回路。 （９）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スイッチの操作に応じたデータを送信部から受信部へと
   多重伝送する多重伝送装置において、前記スイッチによ
   シ送信部に電源を供給する手段と、常時電源供給され送
   信部からの到来信号を検出する到来信号検出手段と、到
   来信号検出時のみ受信回路に電源を供給する手段とを具
   えた多重伝送装置Ｏ