JPS5817350B2 - ネンリヨウオネンリヨウフンシヤキカンニキヨウキユウスルソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、燃焼機関に燃料を噴射するのに使用される１
つ以上の燃料噴射器に燃料を供給する装置に係り、特に
、これら噴射器の位置決めのためはかりでなく燃料を供
給するためにも各噴射器にクランプを使用するものに係
る。

また、本発明はこれらのクランプの入口と出口を連結す
る可撓性の導管の使用に係る。

従来の装置で関心あるものは米国特許の ２．６８７．１２３号； ２，８９３，３６５号； ２
，９８９，０４４号：３．００６．３２９号； ３，０
２６，９２８号； ３，５００，８０２号；３．５００
，８０３号および３，５９６．６４０号であり、これら
の内最初の３つのものが特に本発明に関係を有する。

本発明の目的は、燃焼機関用燃料噴射器に燃料を供給す
る装置を提供することである。

別の目的は、燃料噴射器を機関に位置決めし保持する装
置を提供しかかる装置を個々の噴射器に燃料を供給する
ためにも使用することである。

本発明の他の目的は、燃料供給装置における過渡的圧力
変動の大きさを低減することである。

さらに別の目的は、修理または取換えのため１個だけ燃
料噴射器を取外せるようになっている燃料供給装置を提
供することである。

他の目的は、機関から燃料供給系への熱伝達の程度を低
くして蒸気排出能力を改善することである。

さらに特定の目的は、平均２．７４ ｋｇ／ｃｒＡの圧
力で燃料を機関取付の噴射器に送りうる燃料供給装置を
提供することである。

これらの目的は、個々の燃料噴射器を燃焼機関に位置決
めし保持する装置を有するばかりでなくまたかかる噴射
器の燃料入口導管を受は入れる部分をも有するクランプ
を利用した燃料供給装置でもって達成される。

このクランプの部分は入口通路と出口通路とを有し、燃
料は入口通路に供給され、該通路は燃料噴射器への入口
導管に連通して燃料が噴射器に供給されるようになって
いる。

特に、噴射器の出口はゴムホースのような可撓性導管に
よって隣在の燃料噴射器の入口に連結されるのがよい。

複数の燃料噴射器を有する機関の場合、個々の噴射器に
燃料を供給するクランプはその入口と出口の孔を並列に
または直列に連結することができる。

直列連結のクランプの１つの群を第２の直列連結クラン
プの群と並列に連結することができる。

次に、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳しく説
明する。

燃料供給装置１０は内燃機関の吸気マニホルド１２に取
つけられる。

空気は該マニホルド中の吸込口１３から機関に入る。

装置１０は８個の燃料噴射器とクランプとの組立体１４
を含む。

各組立体はクランプ１６、電磁的燃料噴射器１８、ボル
ト２３を含み、該ボルトはクランプと噴射器を吸気マニ
ホルド１２に締付けるのに使用される。

第２図から第を図までに示されるように、クランプ１６
は第１部分５６と第２部分５２を有し、第２部分５２は
中央通路５３をもつ筒状部材から形成され、この筒の中
をボルト２３が通る。

ボルトは吸気マニホルド１２中にねじ込まれる。

筒部分５２の一端から外方へフランジ５８が延び、この
フランジは位置決めピン６０を有し、該ピンは吸気マニ
ホルド１２中の孔に収容されかつこれと共動して、クラ
ンプ１６がボルト２３でマニホルドに締めつけられると
きにクランプがまわらないようにする。

筒部分の反対端即ち上端に、部材５４があってこれは第
１部分５６を第２部分５２に結ぶものである。

第１部分は第２部分により機関から離されている。

第１部分５６は燃料噴射器１８の入口導管６６を受は入
れる通路６２を有する。

また第１部分は燃料入口通路８０と燃料出口通路８２と
を有し、いづれも入口導管６６を受は入れる通路６２と
連通ずる。

なるべくは弾力性のリング６４は、噴射器１８のカラー
γ０を取り巻いて通路６２の端と共に液密シールを形成
する。

電磁噴射器１８は大体細長い形状をなしコネクタ６８を
有し、これは噴射器ソレノイドコイルをその制御回路（
図示されない）に電気的に接続するおす部材を受は入れ
るものである。

燃料入口導管６６は噴射器の反対端にあるノズルγ２と
共軸である。

ノズルｔ２は燃料を吸気マニホルド中に噴射されるよう
にする出口孔γ４を有する。

弾性リングγ６は、ノズルｒ２の上部に置かれて噴射器
１８と吸気マニホルド１２との間に液密シールを作る。

第１部分５６はここから延びるホース取付具２０．２２
を有し、取付具２０は燃料がクランプ中の入口通路８０
の中に流れるようにする。

燃料は出口通路８２およびこれに連通ずるホース取付具
２２を経て第１部分５６から出る。

第３図から第７図までにはホース取付具２０．２２が示
されないが、これは図面を見易くするためである。

上記のように、クランプ１６は噴射器１８を吸気マニホ
ルド１２に位置決めしかつ保持する。

噴射器１８はクランプの第１部分５６と吸気マニホルド
１２との間に位置決めされてクランプされ、。

噴射器のノズルはマニホルドによって受は入れられる。

噴射器の入口導管６６は第１部分５６の通路６２の中に
収められる。

このクランプは、噴射器１８を位置決めし保持するばか
りでなくまた第１部分５６０通路を経て入口導管６６に
燃料を供給することも行う。

第１図に示されるように、燃料は燃料ポンプからの出力
側が接続される取付具２６をもつ継手２４を経て燃料供
給装置に入る。

継手２４において、燃料の流れは矢印に示すように別れ
る。

燃料は可撓性の導管即ちゴムホース２６．２８中を流れ
る。

そしてこの燃料はクランプ３０・＼の入口孔に入って噴
射器の入口導管へと供給される。

さらに燃料は、このクランプの出口通路からゴムホース
９０を経て別の噴射器に組合わされた別のクランプ３２
の中に流入する。

燃料の流れはクランプ３０の出口からクランプ３４の入
口へ、そしてクランプ３４の出口からクランプ３６の入
口へと連続する。

このように、クランプ３０，３２，３４３６は直列に連
結される。

クランプ３６の出口からの燃料は可撓性導管３８を経て
圧力調整器４０中に入る。

可撓性導管２８を流れる燃料はクランプ４２０入口通路
に入りその出口から出てクランプ１８゜４４．４６中を
流れる。

クランプ４６の出口から出た燃料は可撓性導管４８を経
て圧力調整器４０′に入る。

この調整器の取付具５０から出た燃料は燃料供給源に戻
される。

、直列連結の燃料供給クランプ３０、３２、３４３６
は１つの群として別の直列連結の燃料供給クランプ４２
，１８，４４，４６と並列□に連結される。

勿論、いろいろのクランプを所望されるように相互に連
結してもよい。

これらクランプを結びつける可撓性の導管即ちゴムホー
スの使用により、機関から燃料への熱伝達は制限されて
蒸気排出能力は改善される。

さらに、１個の噴射器だけを修理または取換えのため取
出すことが容易になり、燃料供給装置中における過渡的
圧力変動の大きさを低下する助けともなる。

その上、圧力調整器、クランプ、燃料噴射器、継手、可
撓性導管をユニットとして給気マニホルド１２に据付け
ることもできる。

位置決めピン６０はマニホルド中の孔ｒ８と共動してこ
のユニットの据付けを迅速にする。

必要なことは、噴射器とクランプとをマニホルドにボル
ト２３で締めつけるだけである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本装置の斜視図、第２図は噴射器クランプ組立
体の分解図、第３図は組立体の取付けを示す立面図、第
４図は組立体の平面図、第５図は第４図の線５−５に沿
った部分断面図、第６図は第４図の線６−６に沿った部
分断面図、第ｒ図は第４図の線γ−γに沿った部分断面
図である。 図において、１６はクランプ、１８は１つの噴射器、５
２はクランプの第２部分、５６は同じく第１部分、６０
は位置決めビン、６２は第１部分の入口通路、６６は噴
射器の入口導管をそれぞれ示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 吸気マニホルドと複数の燃料噴射器とを有する燃焼
   機関に燃料を供給するための供給装置であって、前記燃
   料噴射器が細長い形状を有しかつ同一軸線上に両端部を
   有し、該燃料噴射器の一方の端部は前記吸気マニホルド
   の開口内に配設されかつ燃料を該マニホルド内に吐出さ
   せるための吐出口を有し、前記燃料噴射器の他方の端部
   には該吐出口から吐出されるべき燃料を受入れるための
   入口導管が設けられている供給装置において、前記燃料
   噴射器の各々のために独立のクランプがそれぞれ設けら
   れており、該クランプの各々は各燃料噴射器を前記吸気
   マニホルドに保持しかつ燃料を該燃料噴射器に供給し、
   また前記クランプの各々は前記燃料噴射器の前記他方の
   端部を位置決めするための開口を有しかつこの他方の端
   部に設けられた前記入口導管と連通ずる入口及び出口通
   路を有し、該クランプは前記吸気マニホルドに固定され
   ており、さらに前記供給装置は、この供給装置内に供給
   される燃料の圧力を調整するための圧力調整装置と、該
   調整装置とクランプの前記入口及び出口通路とを相互に
   連結する複数の可撓性を有する導管とを有することを特
   徴とする燃料供給装置。