JPH04347383A - 多連歯車ポンプ機構 - Google Patents

多連歯車ポンプ機構

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Publication number
JPH04347383A
JPH04347383A JP11979691A JP11979691A JPH04347383A JP H04347383 A JPH04347383 A JP H04347383A JP 11979691 A JP11979691 A JP 11979691A JP 11979691 A JP11979691 A JP 11979691A JP H04347383 A JPH04347383 A JP H04347383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear pump
stage gear
joint
drive shaft
pump mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11979691A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kitano
北野成一
Yasushi Sera
瀬良恭史
Tadashi Ozeki
尾関 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP11979691A priority Critical patent/JPH04347383A/ja
Publication of JPH04347383A publication Critical patent/JPH04347383A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械、工作機械、
農業機械などの各種液圧機械に利用される多連歯車ポン
プ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の三連歯車ポンプ機構を示し
ている。このものは、第1段歯車ポンプ101の駆動軸
111と第2段歯車ポンプ102の駆動軸121とが第
1の継手104を介して連結されるとともに、第2段歯
車ポンプ102の駆動軸121と第3段歯車ポンプ10
3の駆動軸131とが第2の継手105を介して連結さ
れている。そして、第1段歯車ポンプ101の駆動軸1
11から入力される駆動トルクを各継手104、105
を介して第2段歯車ポンプ102、第3段歯車ポンプ1
03へと順次直列に伝達するようにしている。112、
122、132はそれぞれ従動軸である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
連結構造を採用すると、第1の継手104に第2段歯車
ポンプ102の負荷と第3段歯車ポンプ103の負荷が
同時に作用することになる。このため、継手104を大
きくして十分な強度を確保する必要が生じ、ポンプ機構
全体の大形化を招くとともに、ひいてはポンプ機構全体
の大形化につながる欠点がある。
【0004】本発明は、このような課題を解決すること
主目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものである
【0006】すなわち、本発明に係る多連歯車ポンプ機
構は、歯車ポンプ同士を同期回転可能に連結した三連以
上のものであって、第1段歯車ポンプの駆動軸を第2段
歯車ポンプを貫通して第3段歯車ポンプの駆動軸に第1
の継手を介して連結するとともに、第1段歯車ポンプの
従動軸を第2段歯車ポンプの駆動軸に第2の継手を介し
て連結してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成のものであると、第1段歯車ポ
ンプの駆動軸から入力される駆動トルクは、一部が該駆
動軸から第3段歯車ポンプの駆動軸に第1の継手を介し
て直接伝達され、残りがその第1段歯車ポンプの従動軸
から第2段歯車ポンプの駆動軸に第2の継手を介して伝
達されることになる。しかして、入力トルクをこのよう
に分岐伝達するようにすれば、第1の継手に掛かる負担
分を従来の略半分で済ませることができ、この継手を小
さくしてポンプ機構全体の小形化を促進することが可能
になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。
【0009】この歯車ポンプ機構は、三連式のもので、
第1段歯車ポンプ1と第2段歯車ポンプ機構2が共通の
ボディ4内に一体的に組付けられたタンデム構造をなし
、これに第3段歯車ポンプ3が外付けされた形をなして
いる。
【0010】詳述すると、ボディ4の中央には内周を軸
受穴43、44とする中間隔壁部4aが一体に設けてあ
り、その中間隔壁部4aによって隔てられたボディ両端
側にそれぞれめがね穴41、42を形成している。そし
て、両めがね穴41、42にそれぞれ第1段歯車ポンプ
1および第2段歯車ポンプ2を組込み、その左右両開口
端にフロントカバー5およびリヤカバー6を嵌着してい
る。
【0011】第1段歯車ポンプ1は、駆動軸11に固着
したドライブギヤ12と、従動軸13に固着したドリブ
ンギヤ14とを互いに噛合させ、これらのギヤ12、1
4の両側面に、側面摺動部の摩耗を防止して圧力発生用
の閉じ込み部を形成する側板15、16を添設してなる
。両軸11、13は前記ボディ4に設けた軸受穴43、
44およびフロントカバー5に設けた軸受穴51、52
にそれぞれブッシュを介して支持されており、またカバ
ー5の内方端に3の字ガスケット53を埋設してこのガ
スケット53により囲繞される溝からの圧力で側板15
をギヤ12、14方向に押圧し圧力バランスさせている
【0012】第2段歯車ポンプ2は、駆動軸21に固着
したドライブギヤ22と、従動軸23に固着したドリブ
ンギヤ24とを互いに噛合させ、これらのギヤ22、2
4の両側面に、側面摺動部の摩耗を防止して圧力発生用
の閉じ込み部を形成する側板25、26を添設してなる
。両軸21、23は前記ボディ4に設けられている軸受
穴43、44およびリヤカバー6に設けた軸受穴61、
62にそれぞれブッシュを介して支持されており、また
カバー6の内方端に3の字ガスケット63を埋設してこ
のガスケット63により囲繞される溝からの圧力で側板
26をギヤ22、24方向に押圧し圧力バランスさせて
いる。
【0013】さらに、第3段歯車ポンプは、駆動軸31
に固着したドライブギヤ32と、従動軸33に固着した
ドリブンギヤ34とをボディ7に設けためがね穴71内
において互いに噛合させ、これらのギヤ32、34の両
側面に、摺動部の摩耗を防止して圧力発生用の閉じ込み
部を形成する側板35、36を添設してなる。両軸31
、33は前記ボディ7に設けた軸受穴72、73および
ボデイ7とリヤカバー6とを連結する中間カバー8に設
けた軸受穴81、82にそれぞれブッシュを介して支持
されている。
【0014】このような構成において、本実施例は、第
2段歯車ポンプ2の従動軸23の軸心位置に貫通孔23
aを設けている。そして、第1段歯車ポンプ1の駆動軸
11をその貫通孔23aを貫通させてリヤカバー6と中
間カバー8の間に形成した隙間空間に延出させ、ここに
おいてその駆動軸11を第1の継手9aを介して第3段
歯車ポンプ3の駆動軸31に直接連結している。また、
本実施例は、第1段歯車ポンプ1の従動軸13の軸端部
に雄スプライン13aを形成するとともに、第2段歯車
ポンプ2の駆動軸21の軸心孔に雌スプライン21aを
形成している。そして、雄スプライン13aを雌スプラ
イン21aに内接噛合させ、第2の継手9bを形成して
いる。
【0015】このような構成のものであると、第1段歯
車ポンプ1の駆動軸11から入力される駆動トルクは、
一部が該駆動軸11から第3段歯車ポンプ3の駆動軸3
1に第1の継手9aを介して直接伝達されるとともに、
残りがその第1段歯車ポンプ1のドライブギヤ12から
ドリブンギヤ14に伝わり、さらにその従動軸13から
第2段歯車ポンプ2の駆動軸21に第2の継手9bを介
して伝達されることになる。しかして、入力トルクをこ
のように分岐伝達するようにすれば、第1の継手9aに
掛かる負担分を従来に比べて略半分に済ませることがで
き、この継手9aを小さくしてポンプ機構全体の小形化
を促進することが可能になる。しかも、第3段歯車ポン
プ3が第2段歯車ポンプ2の負荷の影響を受けなくなる
ので、性能の安定化も図ることができる。その上、この
ものは第1段歯車ポンプ1と第2段歯車ポンプ2とを共
通のボディ4内に収容しているので、めがね穴41、4
2や軸受穴43、44を同時加工で行うことができ、加
工・組付精度を向上させることが可能になる。さらに、
カバー点数等が少なくなるので、組立工数が低減化し、
構造が一層シンプルになり、軸方向にも短寸化される等
の有効な付随的効果を得ることができる。
【0016】なお、上記実施例は三連歯車ポンプについ
て説明したが、四連以上の多連歯車ポンプにも同様に適
用できることは言うまでもない。また、各歯車ポンプの
構造や継手の種類等も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形が可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の多連歯車ポンプ機構は、以上説
明したように、第1段歯車ポンプから入力される駆動ト
ルクを第1、第2の継手に並列に分岐させて第3段歯車
ポンプまたは第2段歯車ポンプに直接伝達するようにし
ている。このため、第1の継手に掛かる負担を従来に比
べて大幅に軽減することができ、その結果、継手を小さ
くしてポンプ機構全体の小形化を図り、ポンプ寿命も引
き伸ばすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体縦断面図。
【図2】従来例を示す図1に対応した全体縦断面図。
【符号の説明】
1…第1段歯車ポンプ 2…第2段歯車ポンプ 3…第3段歯車ポンプ 9a…第1の継手 9b…第2の継手 11、21、31…駆動軸 13…従動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車ポンプ同士を同期回転可能に連結した
    三連以上の多連歯車ポンプ機構であって、第1段歯車ポ
    ンプの駆動軸を第2段歯車ポンプを貫通して第3段歯車
    ポンプの駆動軸に第1の継手を介して連結するとともに
    、第1段歯車ポンプの従動軸を第2段歯車ポンプの駆動
    軸に第2の継手を介して連結してなることを特徴とする
    多連歯車ポンプ機構。
JP11979691A 1991-05-24 1991-05-24 多連歯車ポンプ機構 Pending JPH04347383A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11979691A JPH04347383A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 多連歯車ポンプ機構

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JP11979691A JPH04347383A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 多連歯車ポンプ機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10305781A1 (de) * 2003-02-12 2005-05-25 Voigt, Dieter, Dipl.-Ing. Mehrstufige Schmierölpumpe
CN107420299A (zh) * 2017-09-07 2017-12-01 合肥长源液压股份有限公司 一种轻量化结构设计的多联重载齿轮泵

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JPS5117722A (ja) * 1974-06-24 1976-02-12 Ford Motor Co

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