JPS58172456A

JPS58172456A - 燃料制御装置

Info

Publication number: JPS58172456A
Application number: JP57055372A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Tanabe; 好之田辺; Mineo Kashiwatani; 峰雄柏谷
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-04-05
Filing date: 1982-04-05
Publication date: 1983-10-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動車用燃料供給装置に係り、特に、電子的に
供給燃料量を調節する燃料制御装置に関するものである
。

吸気通路のベンチュリ部の上部とベンチュリ部とに両端
を開口したバイパス空ネ通路を設けて熱式センサを設置
し、この熱式センサの出力をフィードバックしてバイパ
ス空気通路内を流れる空気量を空気調整弁によって略一
定に制御すると共に、この空気調整弁を駆動する電磁装
置によってエンジンに供給する燃料量を制御することが
できる燃料制御装置は既に開発されてお少、本発明者等
は次のような出願を行っている。即ち、特願昭５５−１
８８４９４号から特願昭５５−１８８５０２号迄の９件
ε１特願昭５５−１８８６４４号等である。

第１図は従来のこの種の燃料供給装置の断面図である。

この装置の本体１には吸気通路２が上下に貫通しておシ
、その内部に設置しだ絞シ弁３の上方にはベンチュリ部
４が形成されている。このベンチュリ部４の上流とベン
チュリ部４の最狭部とは本体１内に設けたバイパス空気
通路５によって連通され、その途中には一対の熱式セン
９６　ａ　。

６ｂが設置されている。熱式センサ６を接続した検出駆
動回路７は本体ｌに一体的に取り付けられており、その
出力信号はこれも本体１の保持部９に固定されているコ
ンピュータ８に入力される。

一方、絞シ弁３とベンチュリ部４との開の吸気通路２内
には吸気流の動圧によって開弁する補助数シ弁１１が設
けられている。この補助数シ弁１１の一端には第２図に
示すように切欠き部１１ａが設けられ、この切欠き部１
１１に嵌合するようにして燃料噴射部１０が配置されて
いる。燃料噴射部１０は吸気流の方向に開口したスモー
ルベンチュＩＪ　１０　ａを有し、吸気流に対して直角
方向に開口した複数のノズル１０ｂを設けている。この
燃料゛噴射部１０は燃料通路１２．燃圧レギュレータ１
３．燃料ポンプ１４を介して燃料タンク１５に連通して
いる。

燃料通路１２の途中には燃料オリフィス１６および燃料
ニードル弁１７が設置され、燃料ニードル弁１７は複数
個のつば部１７ａによってラビリンスを構成している。

即ち、燃料ニードル弁１７が上下して燃料オリフィス１
６を開閉した場合でもラビリンスによって燃料の漏洩は
防止される。

また、バイパス空気通路５の熱式センサ６の下流には空
気オリフィス１８とその開口面積を変化させる空気ニー
ドル弁１９が設けられている。そして燃料オリフィス１
６．燃料ニードル弁１７および空気オリフィス１８．空
気ニードル弁１９は同一軸線上に配置され、燃料ニード
ル弁１７と空気ニードル弁１９との間には比例電磁装置
２０が設置されている１、また、この比例電磁装置２０
の出力軸２０ｇ、２０ｂの端部は燃料ニードル弁１７と
空気ニードル弁１９の先端に接触している。したがって
、比例電磁装置２０の出力軸２０ａは燃料ニードル弁１
７を、出力軸２０ｂは空気ニードル弁１９を駆動するこ
とができる。燃料ニードル弁１７を駆動する出力軸２０
ａにはベロフラム２１が固定されておシ、仁のベロフラ
ム２１を本体ｌに固定することによって本体１外に燃料
が漏出することを防止している。

更Ｋ、空気オリスイス１８は空気ニードル弁１９の変位
方向と同方向に移動できるように構成されている。即ち
、空気オリフィス１８はオリフィスホルダ２２と一体と
なっているので、これを回転させることによって空気オ
リフィス１８を空気ニードル弁１９の変位方向と同方向
に移動調節することが可能となる。また、オリフィスホ
ルダ２２内には空気ニードル弁１９に設定荷重を与える
スプリング２３およびその設定荷重を変化させるだめの
調整ねじ２４が設けられている。

燃料ニードル弁１７の上部のつば部１７ａとベロフラム
２１で囲まれる燃料室２６は余分な燃料を燃料タンク１
５に戻）路２５に連通している。

絞シ弁３の上流と下流は補正空気通路２７によって連通
可能となっており、クーラー作動時に開通させる電磁弁
２８、エンジンの始動暖機時に全開から全閉まで通路断
面積を変化させる始動弁２９が設けられている。この始
動弁２９Ｖｉ内部にワックスを充填した感温体を南し、
エンジンの温皺上昇と共に補正空気通路２７を流れる空
気を減少させるように作動する。即ち、暖機と共にバイ
パス空気量を減少させ、アイドル運転状態となった時は
閉止する。

第３図は第１図の装置の燃料制御系のブロック図である
。コンピュータ８には熱式センサ６よりの信号Ｈ／Ｗ、
絞り弁３の開度信号ＴＨｏ、アイドル開度時のスイッチ
信号Ｔｏ、エンジンのクランク回転数信号Ｎ、クーラー
作動時の信号ＣＯｎ等が入力され、予め入力されている
設定レベルＲｅｆと比較される。このコンピュータ８よ
シの出力信号は比例電磁装置２０の駆動回路３０．夛−
ラ作動時に補正空気を供給するクーラー用電磁弁２８．
始動時に補正空気を供給するだめのエンジン始動用電磁
弁２９に与えて作動させる。なお、駆動回路３０に送ら
れる信号はデユーティパルス信号である。

第４図は比例電磁装置への出力回路図である。

比例電磁装置２０への駆動回路３０は差動増幅器を富む
比較器３１によって熱式センサ６よりの検出信号Ｈ／Ｗ
と設定レベル信号Ｒｅｆとを比較し、比例電磁装置２０
に出力する。この出力信号は熱式センサ６の信号Ｈ／Ｗ
が設定レベルＲｅｆ味束するような信号、即ち、バイパ
ス空気通路５を流れる空気量が略一定となるように比例
電磁装置２０が空気ニードル弁１９と空気オリフィス１
８で定まる開口面積を制御するような信号である。

このように構成された従来の燃料制御装置において、エ
ンジンが始動して吸気通路２内に空気が流れると、ベン
チュリ部４とベンチュリ部４の上流との間には圧力差が
生じる。したがって、バイパス空気通路５内を空気が流
れ、これによって熱式センサ６がその流通空気量を検出
する。ところが燈式センサ６の信号は第４図に示すごと
く設定レベルＨｅｆ　と比較器３１で比較されているの
で、絞り弁３が閉じてベンチュリ部４に生じるベンチュ
リ負圧が小さくなると熱式センサ６の信号Ｈ／Ｗの値は
設定レベルＲｅｆよりも小さくなる。このときコンピュ
ータ８は空気ニードル弁１９と空気オリフィス１８によ
って定まる開口を通過する空気量が設定レベルＲｅｆに
達するように、空気ニードル弁１９を下げる時間を増加
させるようなデユーティパルスを比例電磁装置２ｏに出
方する。

この時燃料ニードル弁１７と燃料オリフィス１６とで定
まる関口面積は、絞シ弁３が閉じられてエンジンに吸入
される空気量が減少した分だけ燃料を減少するような状
態となっている。勿論、この時の混合気は理論空燃比に
近い値となるように燃料ニードル弁１７の形状が定めら
れている。

次に絞シ弁３が開いてエンジンに吸入される空気量が増
加すると、ベンチュリ部４に発生するベンチュリ負圧が
犬となり、その結果としてバイパス空気通路５を通る空
気量が多くなる。したがって、熱式センサ６の信号Ｈ／
Ｗの値は設定レベル１’（ｅｆよりも大となり、コンピ
ュータ８Ｆｉ空気ニードル弁４６と空気オリフィス１８
によって定まる開口を通る空気量が設定レベルｌ（、ｅ
ｆに近づくように空気ニードル弁１９を上昇させる時間
を増すようなデユーティパルスを比例電磁装置２０に出
力する。

この時は燃料ニードル弁１７と燃料オリフィス１６で定
まる開口面積は絞り弁３が開いてエンジンに吸入される
空気量が増加した分だけ燃料量が増加するような値に変
化している。勿論、この時の空燃比は理論空燃比に近い
値になるように燃料ニードル弁１７の形状が選択されて
いることは前述の通りである。

上記の動作を繰り返すことＫよりバイパス空気通路５を
通過する空気量を一定とすると共に、空気ニードル弁１
９を駆動する比例電磁装置２０によって燃料ニードル弁
１７を同時に制御しており、これによってエンジンに供
給する混合気の空燃比を理論空燃比となるように制御し
ている。なお、設定レベルを変更すればそれ以外の空燃
比に制御することも可能である。

このように作動する従来の燃料制御装置は、逸材の運転
時は運転状態に応じて適正な量の燃料を供給して空燃比
を好適に制御しているが、急減速運転時は燃と流通の慣
性によって燃料噴射部ｌＯより過大な燃料を噴出させる
。この燃料は微粒化されないで滴下して間欠的にエンジ
ンに供給されて不円滑な運動を生じ易いという欠点をも
っていた。

本発明は減速時においても円滑な運転を行わせることが
できる燃料制御装置を提供することを目的とし、その特
徴とするところは、燃料通路と燃料炭シ路とを連通路で
連絡すると共に、この連通路を減速用電磁弁で閉止し、
内燃機関の減速運転時には減速電磁弁を作動させて連通
路を開通するごとく構成したことにある。

第５図は本発明の一実施例である減速用電磁弁の設置状
態を示す断面図である。燃料噴射部１０に到る燃料通路
１２と燃料炭シ路２５とを燃料オリフィス１６をバイパ
スして連通ずる段付きの連通路３４を設け、この連通路
３４にニードル３３を挿入した減速用電磁弁３２を設置
している。この減速用電磁弁３２は通常運転時はニード
ル３３が段付き部に接触して連通路３４を封止している
が、減速時には開弁する。

即ち、第３図のコンピュータ８は絞り弁開度ＴＨｏが急
減した信号を入力して演算し、図には破線で示しである
減速用電磁弁３２のコイルに通電するように命令する。

したがって、磁性材よシなるニードル３３が引付けられ
て連通路３４を閉放し、過剰になった燃料を連通路３４
を介して燃料戻り路２５に還流させる。このようにすれ
ば過剰になった燃料を殆んど大気圧となっている燃料戻
し路２５に分流させることができるので、適量の燃料を
燃料噴射弁１０に供給して適正な空燃比とすることが可
能となる。したがって、減速時の運転が円滑となると共
に、燃料の節約と排気組成中の有害物質が減少する。

本実施例の燃料制御装置は、燃料通路１２と燃料炭シ路
２５との間に連通路を設けると共に、この連通路を減速
時には開通□する減速用電磁弁を設けることによって、
燃料噴射部より供給する減速時の燃料を減少させて好適
な運転性が得られるという効果をもっている。

本発明の燃料制御装置は、減速時においても円滑な運転
を可能にするという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】第１図は従来のこの種の燃料供給装置の断面図、第２図
は第１図の燃料噴射部の平面図、第３図は第１図の装置
の燃料制御系のブロック図、第４図は比例電磁装置への
出力回路図、第５図は本発明の一実施例である減速用電
磁弁の設置状態を示す断面図である。１・・・本体、２・・・吸気通路、３・・・絞シ弁、４
・・・ベンチュリ部、５・・・バイパス空気通路、６・
・・熱式センサ、７・・・検知駆動回路、８・・・コン
ピュータ、９・・・保持部、１０・・・燃料噴射部、１
０ａ・・・スモールベンチュリ部、１０ｂ・・・ノズル
、１１・・・補助絞り弁、１１ａ・・・切欠き部、１２
・・・燃料通路、１３・・・燃圧レキュレータ、１４・
・・燃料ポンプ、１５・・・燃料タンク、１６・・・燃
料オリフィス、１７・・・燃料ニードル弁、１７ａ・・
・つば部、１８・・・空気オリフィス、１９・・・空気
ニードル弁、２０・・・比例電磁装置、２０ｍ、２０ｂ
・・・出力軸、２１・・・ベロフラム、２２・・・オリ
フィスホルダ、２３・・・スプリング、２４・・・―整
ねじ、２５・・・燃料炭シ路、２６・・・燃料室、２７
・・・補正空気通路、２８・・・クー２−用電磁弁、２
９・・・エンジン始動用電磁弁、３０・・・比例電磁装
置の駆動回路、３１・・・比較器、３２・・・減速用￥
１図２Ｌ発２　口／／α ￥３図

Claims

【特許請求の範囲】

１、内燃機関に空気を供給する吸気通路に形成したベン
チュリ部と、このベンチュリ部の下流の上記吸気通路内
に設けた絞シ弁と、この絞り弁と上記ベンチュリ部との
間に設置された補助絞シ弁および燃料噴射部と、上記ベ
ンチュリ部およびその上流側とに開口して本体内に形成
されたバイパス空気通路と、このバイパス空気通路内に
設置されてその流通空気量を検出する熱式センサと、上
記燃料噴射部に連通ずる燃料通路に設けられ九燃料ニー
ドル弁および上記バイパス空気通路に設けられた空気ニ
ードル弁によって上記バイパス空気通路を通る空気流量
を一定に制御すると共に、上記燃料通路を通る燃料量を
上記吸気通路を通る空気流量に応じて制御する比例電磁
装置とを有する燃料制御装置において、上記燃料通路と
燃料灰υ路とを連通路で連絡すると共に、この連通路を
減速用電磁弁で閉止し、内燃機関の減速運転時には上記
減速用電磁弁を作動させて上記連通路を開通するごとく
構成したことを特徴とする燃料制御装置。