JPS5817223Y2 - 連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装置 - Google Patents

連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装置

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Publication number
JPS5817223Y2
JPS5817223Y2 JP1977020513U JP2051377U JPS5817223Y2 JP S5817223 Y2 JPS5817223 Y2 JP S5817223Y2 JP 1977020513 U JP1977020513 U JP 1977020513U JP 2051377 U JP2051377 U JP 2051377U JP S5817223 Y2 JPS5817223 Y2 JP S5817223Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection pipe
pipe
hollow
short
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977020513U
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English (en)
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JPS53115054U (ja
Inventor
大橋和臣
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装置
に関する。
連続鋳造装置において、鋳型内湯面高さを検出し、鋳造
速度制御およびタンディツシュノズルの開度制御を行な
って湯面レベルを一定に制御することは、ブレークアウ
トを防止することと同時に安定した連続鋳造操業を実施
する上で極めて重要な問題である。
従来、鋳型内湯面の検出装置としては、鋳型の高さ方向
に多数の熱電対を設置した熱電対方式が採用されている
が、この方式では鋳型と湯との間にパウダが存在するこ
とが、起因し、正確な湯面高さの検出が困難であった。
本考案はかかる問題に鑑み威されたもので、以下その実
施の一例を例示図に基づき説明する。
図において、1は鋳型、2は湯面である。
3は本考案に係る湯面高さ検出装置である。
この検出装置3は一端側が下向きに曲折された曲管から
成る流体噴射管4を有し、該噴射管4は一端に湯面2近
傍に臨まされる流体噴射開口4aが形成され、他端には
カウンタウェイト5が装着されると共に、中間部が、基
台6上に突設されたブラケット7により揺動可能に枢着
されている。
そして前記カウンタウェイト5の装着位置を調節するこ
とによって、一端側が他端側より稍々重くなるようにバ
ランスされている。
前記枢着部は流体噴射管4の両側に連通連設された中空
短管8,9をブラケット7に介装されたニードルベアリ
ング10で保持して戊り、前記一方の中空短管8には連
結管11を介して図外の流体供給源に連通されたフレキ
シブルチューブ12が連通されている。
そして中空短管8は連結管11に対して気密摺動回転可
能に連設され、その摺動面はテフロン処理13により良
好な摺動状態が得られるようになっている。
一方他方の中空短管9には油のダンパ14が装着され、
流体噴射管4が円滑な揺動を行うべく構成されている。
さらに流体噴射管4の他端側には該噴射管4の揺動量を
検出するための変位計15が設けられている。
すなわちこの変位計15は固定側に本体15aが固定さ
れ、前記噴射管4側に出退軸15bが固定されて成るも
のであり、流体噴射管4の揺動に伴い出退軸15bが本
体15aに対して出退することで、揺動量が検出できる
ようになっている。
なお16はフレキシブルチューブ12を位置固定するた
めのサポートである。
−力流体供給源と流体噴射管4との間の連通路17内に
は、元バルブ18及び圧力調整弁19が介装されている
圧力調整弁19は流体噴射管4から前記湯面2に対して
噴射される流体により、該噴射管4の開口4aを湯面2
の稍々上方位置に浮き上らせた状態で保持できる程度の
一定圧力で、流体を供給できるように設定されている。
以上の構成において、流体噴射管4の開口4aから湯面
2に対して空気、アルゴンガス、窒素ガスなどの流体を
噴射すると、流体噴射管4は図中実線で示す如く、開口
4aが湯面2より稍々上方に浮き上がった状態で保持さ
れる。
この場合の変位計15の出力を基準値としておくと、図
中仮想線で示す如く、湯面2のレベルが変動した場合に
は、流体の噴射圧で流体噴射管4は仮想線で示す位置ま
で揺動する。
したがって変位計15からはこの揺動量に対応した信号
が出力されることになる。
よって前記基準値からの偏差を求めると湯面2高さが検
出できる。
かかる変位計15からの出力信号をタンディツシュノズ
ル開度調整機構、連続鋳造速度制御機構等に関連させて
おけば、鋳型内湯面高さを常時一定レベルに保持するこ
とができる。
以上述べたごとく本考案の連続鋳造設備における鋳型内
湯面高さ検出装置によれば、噴射管がL字状で高さが低
いことから、この噴射管が揺動しても鋳型の直上に設け
られたタンディツシュに衝突することはない。
また噴射管と流体供給源との接続は、噴射管の回転支軸
であるところの一方の中空短管を介しておこなわれてお
り、しかもその一方の中空短管と連結管とは気密状態で
回転可能に連結されているから、噴射管は、はぼ無負荷
の状態で湯面の高さに追従して回動するものであり、作
動応答性に優れている。
さらに他方の中空短管にダンパを装着しであるから、噴
射管が衝撃的に回動することはなく、スムーズに回動す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例装置を示し、第1図は全体概略側
面図、第2図は一部を切欠いて示す正面図である。 1・・・・・・鋳型、2・・・・・・湯面、3・・・・
・・湯面高さ検出装置、4・・・・・・流体噴射管、8
,9・・・・・・中空短管、10・・・・・・ニードル
ベアリング、15・・・・・・変位計、17・・・・・
・連通路、19・・・・・・圧力調整弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が鋳型内湯面に向けて下向きに曲折されたL字状の
    曲管からなる流体噴射管を設け、該噴射管の中間部適所
    に固定した一対の中空短管を回転自在に支持するブラケ
    ットを設け、噴射管の他端に設けられてこの噴射管の一
    端が少しだけ重くなるように設定するカウンタウェイト
    を設け、上記一方の中空短管に気密状態で回転可能に連
    結された連結管を設け、圧力調整弁を有する連通路、上
    記連結管、一方の中空短管および噴射管を介してこの噴
    射の一端に形成した開口から湯面に向けて気体を噴射す
    る流体供給源を設け、前記他方の中空短管にダンパを装
    着し、噴射管の揺動量を検出する変位計を設けたことを
    特徴とする連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装
    置。
JP1977020513U 1977-02-21 1977-02-21 連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装置 Expired JPS5817223Y2 (ja)

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JP1977020513U JPS5817223Y2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装置

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JP1977020513U JPS5817223Y2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53115054U JPS53115054U (ja) 1978-09-13
JPS5817223Y2 true JPS5817223Y2 (ja) 1983-04-07

Family

ID=28851636

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JP1977020513U Expired JPS5817223Y2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 連続鋳造設備における鋳型内湯面高さ検出装置

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JPS53115054U (ja) 1978-09-13

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