JPS5817094A

JPS5817094A - 伸縮クレ−ンブ−ムにおける希望段数の伸縮自在調節装置

Info

Publication number: JPS5817094A
Application number: JP56113260A
Authority: JP
Inventors: 内山　今二
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-07-20
Filing date: 1981-07-20
Publication date: 1983-02-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】近年、建設棲械の大型化の要求が強まる一方、車輛制限
令の改正による重量その他の規制により、従来の多段全
部のシリンダーによる伸縮からシリンダープラスワイヤ
一方式による伸縮が主流になってきたが、装着されてい
るブームは、シリンダーとワイヤーとが固定式のため、
全部のものが同時に均等に伸縮するため、例えば３段ブ
ームの長さで十分作業ができるもので、本、全段のブー
ムが均等に伸長するため、ブーム強度はブーム先端のブ
ーム断面が小さいために吊上げ能力が著しく低下すると
共に、更に多数のシリンダーを装着するために製作費の
著しい高騰を惹起せしめる等、多数の弊害が存していた
。

しかるに本発明は、使用したい段数でブーム伸縮をセッ
トできるため、ブーム強度は使用セット段数口のブーム
断面の強度になるので、同じブーム長さで作業した場合
、従来のクレーンブームに比して著しく吊上げ能力を増
大せしめ、更に高価な伸縮調節装置を一個所だけに限定
使用して製作費の著しい節減を図る等、極めて優れた利
点を多数併有する伸縮クレーンブームにお−ける希望段
数の伸縮自在調節装置を得ることを目的としたものであ
る。

次に本発明の実施例を図面に依拠して説明すれれば下記
のとおりである。（１）はブーム外筒であり、該外筒（
１）にはブーム中筒（２）を先端が若干飛出状態となる
ようにして、嵌挿する。（３）は中筒（２）に嵌挿した
第１のブーム内筒であり、これも先端を若干飛出状態に
して嵌挿する。（４）は第２のブーム内筒であって、こ
れも第１の内筒（３）よシ先端を若干飛出状態に嵌挿し
たものである。第１．第２０内筒（３）、（４）以外の
内筒は図示されていないが、嵌挿可能である。（５）は
外筒（１）の先端部上方に突設した透孔（６）付きの引
掛は部であり、形状は図面の如く限定しない。（７）は
中筒（２）及び第１．２のブーム内筒（３）、（４）・
・・の各先端部上方に突設した透孔（８）付きの引掛は
部であって、形状は図面の如く限定しない。

（９）は中筒（２）の前方部対向状態にして取付けた滑
車、（ＩＩは中筒（２）の後方部に取付けた滑車である
。αυは滑車（９）に掛廻らしたワイヤーであって、一
端は内筒（３）の壁面に、他端は両筒（２）の引掛は部
（５）、（７）間に装着された希望段数調節体ａｚの左
右両側部（１３、（１４）Ｋ緊張させて取着する。（１
１っけ滑車ａ・に掛廻らしたワイヤーであって、一端は
内筒（３）の壁面に、他端は上記調節体ａｚの左右両側
部Ｑ３、α荀に緊張させて破着する。（１！！、（１３
’）は第１のブーム内筒（３）の前、仮・方部に取着し
た滑車であシ、両滑車α９、（）　５’）　　に上述し
たワイヤーａ９．　　（：＋ｘ’）とは別個のワイヤー
（ＩＬ　（１６’）を掛廻らすことになるが、ワイヤー
αｅの場合は、一端は第２のブーム内筒（４）の壁面に
取着し、他端は引掛部（））、（））間に装着されてい
る上記調節体ａりとは別個の調節体（１２）の左右両側
部（１３’）、（１４’ｌに緊張させて取着する。以上
の説明の機構は、外筒（１）、中筒（２）、第１の内筒
（３）及び第２の内筒（４）の計４本のブームを使用し
た場合であるが、第３．第４の内筒と増加して嵌挿、す
ることも可能であって、これらの場合も、滑車、ワイヤ
ーの取付は位置は同じパターンを繰返すだけなので、図
面上省略した。αηは中筒（２）の内、外側を問わず限
定装着した油圧式伸縮装置であって、本発明は１本しか
使用しないのが特長である。（ＩＩはピストン、ａ９は
接続具であシ、図面の如く限定しない。（イ）はクレー
ンプームであり、他の附属的構成部材は省略した。尚上
述した引掛部及び調節体は図ｊ示した位置に限定して形
成したり、装着したシしない。

更に本発明の詳細な説明する。第１に外筒（１）線固定
し中筒（匂だけを伸長させる操作の場合は、第１．２・
・・の内筒（３）、（４）が夫々伸長せずに嵌挿されて
いる状態であるが、この場合は、調節体αりを中筒（２
）上の引掛は部（５）と接続具Ｑｌを介して接続し、そ
の後ピストン（１ｓを一定距離だけ伸長させてやると、
その距離分だけ中筒（２）が伸長する。即ち中筒（２）
に取着の両滑車（９）、Ｑｌはピストンα神の伸長分だ
け同時に全熱回動せずにワイヤー００、（ｎ’）を掛廻
らしたま＼移動するだけであって、第１の内筒（３）は
中筒（２）内から押出されたシし々い。従って第２．３
・・・の内筒の押出しはない。

第２に中筒（２）と第１の内筒（３）とを両者共に伸長
させる操作を説明すると、外筒（１）に突設の引掛は部
（５）と調節体ａりとを接続具（１１を介して接続し、
しかる後ピストン員を伸長させてやると、第４図々示の
如く、滑車（９）、顛はピストンα印の伸長分だけ回動
しながら前進し、同時に前方滑車（９）に掛廻らされて
いる一端が第１のブーム内筒（３）に取着されているワ
イヤーａυが上記第１内筒（３）を車側して同時に前進
させる作用をなし、後方滑車ａ呻とワイヤー　（ｎ’）
も同時に前進する。従って中筒（２）と第１ブーム内筒
（３）とが同じ長さ分宛伸長するととに唸る第３に中筒
（２）と第１，２ブー・ム内筒（３）、（４）とが嵌挿
状態から全部伸長させる場合の操作は、調節体ａ２１と
外筒（１）の引掛部（５）とを接続し、更に中筒（２）
の引掛部（ツ）と調節体（１２つとを接続し、しかる後
ピストンＱｌを伸長させてやると、中筒（２）と第１の
内筒（３）とが同長分だけ伸長し、同時に第１内筒（３
）に取着の殊に前方滑車Ｑ５１の移動分だけ第２の内筒
（４）を前進させる。従って中筒（２）、第１．２内筒
（３）、（４）が共に同じ長さ分だけ伸長する。

以上説明の如く、本発明は中筒（２）だけに限定したピ
ストンα樽だけで、所定段数のブームを自在に伸長させ
ることができる。

本発明は上述の如く、伸縮調節装置を中筒だけに限定装
着し、各筒体の所定個所、例えば先端上方部（限定しな
い）Ｋ突設し友引掛は部と、各引掛は部との間に希望調
節体を装着し、各引掛は部と調節体との適宜の組合せに
よって接続させて、従来の伸縮クレーンブームとは全く
異って全段数のブームを強制的に伸長させて吊り上げる
ものでなく、所望の長さに匹敵する所定段数のブームを
自在に伸長できるがため、吊り上げ能力を従来のものに
比し蓄しく高めた優れた利点と、伸縮調節装置を本発明
は一個だけで機能を十分発揮できるに至ったので、従来
のクレーンの製作費よ６４著減できた利点を有している
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明伸縮クレーンブームにおける希望段数の
自在調節装置の第一実施例を示す一部切欠拡大側面図、
第２図は同一部切欠平面図、第３図は中筒と第１ブーム
内筒とが若干伸長した一部切欠拡大側面図、第４図は中
筒だけが伸長した一部切欠拡大側面図、第５図は全部の
筒体が嵌挿した状態の一部切欠側面図、第６図は同正面
図である０（イ）・・・クレーンブーム、（１）・・・ブーム外ｆ
ｌｉＴ、（２）・・・ブーム中筒、（３）・・・第１の
ブーム内筒、（４）・・・第２のブーム内筒、（５）・
・・引掛は部、（６）・・・透孔、（７）・・・引掛は
部、（８）・・・透孔、（９）、α〔・・・滑車、ａυ
、（ｎ′）・・・ワイヤー、Ｑ２、（１２’）・！・希
望段数調節体、αり、（１３’）　、Ｑ４、（１４’）
　・・・左右両ＩＩ　部、（Ｉ臥（１５’）−ＭｔＩｌ
ｌＬ、ａＯｌ（１６’）・・・ワイヤー、αｎ・・・油
［圧式伸縮装置、Ｑ８・・・ピストン、Ｑ９・・・接続
具。特許出願人内　山　今　二手続補正書昭和５６年１０月瘍− 特許庁長官島　１）春　樹膜１、事件の表示昭和５６年特　許　願第１１３２６０号３　補正をする
者事件との関係特許出願人住　所　東京都江戸川区南葛西１丁目１０番２２号氏　
　名（名称）内　　　山　　　今　　　二４、代　理　
人〒１０４住　所　　東京都中央区銀座６丁目６番１３号坂口ビル
手続補正書本願の明細書を下記のとおり補正する。記第９頁第３行目のｒ　（５）　Ｊを、ｌ−（′７）　Ｊ
と補正する。以上特許出願人内　山　今　二

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　ブーム外筒内にブーム中筒な、＃ブーム中筒
には単数のブーム内筒を、中筒及び内筒の先端が若干飛
出状態となるようにして順次嵌挿した伸縮クレーンブー
ムにおいて、外筒及び中筒の先端の所定個所に引掛は部
を形成し、両引掛は部間に引掛は部付きの希望段数が自
在にセットできる希び後方部に対向状態にして滑車を取
付け、前方滑車に掛廻らしたワイヤーの一端をブーム内
筒の壁面に、他端を調節体に夫々緊張させて取着し、後
方滑車に掛廻らしたワイヤーの一端をブーム内筒の壁し面に、他端を調節体に夫々緊張させて取着Ａ、両引掛は
部の一方と調節体との接続関係を、ビン等の接続具を介
して着脱自在に行い、油圧式伸縮装置をブーム中筒に限
定装着したこ之を４１９とする伸縮クレーンブームにお
ける希望段数の伸縮自在調節装置。
（２）　　ブーム外筒に対し、ブーム中筒を、中筒に対
し、複数のブーム内筒が順次嵌挿している伸縮クレーン
ブームにおいて、外筒、中筒及び最先端の内筒を除く各
内筒の先端の所定個所に引掛は部を形成し、各引掛は部
間に引掛は部付きの希望段数が自在にセットできる希望
段数調節体を装着し、ブーム中筒の前方部及び後方部団
向状態にして滑車を皐付け、前方滑車に掛廻らＬ＆フイ
ヤーの一端をブーム内筒の壁面に１他端を中筒等に装置
。着の調節体に夫々緊張させて取着し、後方滑車に掛廻ら
したワイヤーの一端をブーム内筒の壁面に、他端を調節
体に夫々緊張させて取着し、第１の内筒の前後方両部に
対向状態にして滑車を取付け、前方滑車に掛廻らしたワ
イヤーの一端を第２の内筒の壁面に、他端を中筒と第１
の内筒との間に装着の調節体に夫々緊張させて取着臥稜
方滑車に掛廻らしたワイヤーの一端を第２の内筒の壁面
に、他端を中筒と第１の内筒との間に装着の調節体に夫
々緊張させて取着し、第２と第３の内筒との間に調節体
が装着しているときは、２本のワイヤーを掛廻らす前、
後方部の滑車は第３の内筒に取着し、両ワイヤーの一端
は夫々第４の内筒の壁面に取着し、他端を上記調節体に
夫々緊張させて取着し、調節体、滑車、ワイヤーとの三
部材を、径が順次小さく嵌挿されている内筒に上記と同
じ順序を以て組合せて組立てると共に、各引掛は部と調
節体との接着はビン等の接続具を介して着脱自在に行い
、油圧式伸縮装置はブーム中筒にだけ限定装着した特許
請求の範囲第１項記載の伸縮クレーンブームにおける希
望段数の伸縮自在調節装置。