JPS58170591A - 有機物含有廃水の処理方法 - Google Patents
有機物含有廃水の処理方法Info
- Publication number
- JPS58170591A JPS58170591A JP5455482A JP5455482A JPS58170591A JP S58170591 A JPS58170591 A JP S58170591A JP 5455482 A JP5455482 A JP 5455482A JP 5455482 A JP5455482 A JP 5455482A JP S58170591 A JPS58170591 A JP S58170591A
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- Japan
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- waste water
- tank
- organic substance
- reaction
- treated
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- Pending
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- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
て、第1図に示す方法を発明した。
この方法は次のようなものである。
有機物含有腓水ζ(廃水)を先づ、試薬注入槽Aに入れ
、こ一で酸を加えてPH3以下に調整し、これに過酸化
水素(Ho )を加える。過酸化水 2 素の量は、被処理廃水の量に応じ増減するが、おおむね
被処理水量の10 / isoo以下でよい。
、こ一で酸を加えてPH3以下に調整し、これに過酸化
水素(Ho )を加える。過酸化水 2 素の量は、被処理廃水の量に応じ増減するが、おおむね
被処理水量の10 / isoo以下でよい。
次いて、この被処理水を管路Bを通して\内部に金属鉄
または合金鉄を充填した充填塔Cを通過させ、PH調整
P7 Dに送る。充填塔C内では、被処理水中の過酸化
水素が塔内の金属鉄のFe 。
または合金鉄を充填した充填塔Cを通過させ、PH調整
P7 Dに送る。充填塔C内では、被処理水中の過酸化
水素が塔内の金属鉄のFe 。
3十
Fe 、 FeO,Fe(OH)などを触媒として
迅速2 3 3に反応し
て強力な酸化剤であるヒドロオキシラジカルOHを生成
し、これが各種有機物を極めて短時間にH’O,CO
に分解するのである。もちろん還元2
2 性無機物も同時に処理可能である。
迅速2 3 3に反応し
て強力な酸化剤であるヒドロオキシラジカルOHを生成
し、これが各種有機物を極めて短時間にH’O,CO
に分解するのである。もちろん還元2
2 性無機物も同時に処理可能である。
次いて、PH調整槽Dに移された廃水は、アルカリを加
えてPH9程度に調整し、凝集槽Eに送られて、高分子
凝集剤を加え、充填塔から溶出したFe 、 Fe
を凝集させることにより、更に残存する僅かな有機物が
除去され、沈澱槽Fで沈澱分離される。
えてPH9程度に調整し、凝集槽Eに送られて、高分子
凝集剤を加え、充填塔から溶出したFe 、 Fe
を凝集させることにより、更に残存する僅かな有機物が
除去され、沈澱槽Fで沈澱分離される。
以上の処理を施した廃水を中和槽Gで再び酸を加えて中
和し、放流槽Hを経て放流するのである。
和し、放流槽Hを経て放流するのである。
なお、含有有機物が高濃度の場合は、濃度に応じて充填
塔Cを複数本直列に接続して使用すればよい。充填塔を
被処理廃水が通過する速度flVは概ねS V −一で
表わされ、実験ではS V = 、2θ付近Q で良好な結果が得らねた。
塔Cを複数本直列に接続して使用すればよい。充填塔を
被処理廃水が通過する速度flVは概ねS V −一で
表わされ、実験ではS V = 、2θ付近Q で良好な結果が得らねた。
こ\にQは、充填塔中に充填される金属鉄、合金鉄等の
容積1i(cc)、Vは、単位時間にお(する廃水の流
量(t/h )である。
容積1i(cc)、Vは、単位時間にお(する廃水の流
量(t/h )である。
しかし、この方法は、
(乃 反応を自動制御できない。
[有] 廃水が多量の場合、充填塔が大型または多塔に
なり、設備費がかかる。
なり、設備費がかかる。
等の間頌点がある。
第2図は、本発明による有機物含有廃水の処理方法の実
施例を示すフローシートである。
施例を示すフローシートである。
有機物含有排水(廃水)は、先づ、PH調整槽/に入り
、こくで酸を加えて、PH3以下に調整し、次いでこの
被処理水を、あらかじめ粉状の金属鉄または合金鉄を添
加した反応槽二に送り、攪拌しながら過酸化水素(H○
)を加え反応さセ2 る。過酸化水素の量は被処理廃水の量に応じ増減するが
、概ね被処理水量の10 / /汐00以下でよい。
、こくで酸を加えて、PH3以下に調整し、次いでこの
被処理水を、あらかじめ粉状の金属鉄または合金鉄を添
加した反応槽二に送り、攪拌しながら過酸化水素(H○
)を加え反応さセ2 る。過酸化水素の量は被処理廃水の量に応じ増減するが
、概ね被処理水量の10 / /汐00以下でよい。
反応はPH計またはタイマーで攪拌時間を自動制御し、
反応が終了すると攪拌をやめ、粉状の金属鉄、合金鉄を
沈降させ、上澄水をPH調整N3に送る。反応槽コでは
、被処理水中の過酸化水素が粉状金属鉄および粉状合金
鉄等から生じたFe ・3十 Fe −、Fe O% Fe (OH) などを触媒
として迅速2 3 3 に反応して強力な酸化剤であるヒドロオキシラジカルO
Hを牛成し、これが各種有機物を極めて短時間にH○、
COに分解するのである。もちろん還元2 性無機物も同時に処理可能である。
反応が終了すると攪拌をやめ、粉状の金属鉄、合金鉄を
沈降させ、上澄水をPH調整N3に送る。反応槽コでは
、被処理水中の過酸化水素が粉状金属鉄および粉状合金
鉄等から生じたFe ・3十 Fe −、Fe O% Fe (OH) などを触媒
として迅速2 3 3 に反応して強力な酸化剤であるヒドロオキシラジカルO
Hを牛成し、これが各種有機物を極めて短時間にH○、
COに分解するのである。もちろん還元2 性無機物も同時に処理可能である。
被処理廃水は、酸性のため粉状金属鉄が溶解し過酸化水
素と反応し、HO→OH十OH水酸イ第 2 ンOHを生成する。このためPHが上昇する。
素と反応し、HO→OH十OH水酸イ第 2 ンOHを生成する。このためPHが上昇する。
攪拌開始後PH,[昇をPH計で監視してPHが所定値
になったら攪拌機を停止せしめるようにしたり、あるい
は反応時間(攪拌時間)をタイマーで自動制御(反応槽
に入った廃水の水位を検知して攪拌機の作動を開始させ
設定時間が経過したら攪拌機を停止する)することによ
り、過酸化水素からヒドロオキシラジカル・OHを生成
させる最小限のFe を得ることができる。これによ
り生成するスラッジも少なくなる。
になったら攪拌機を停止せしめるようにしたり、あるい
は反応時間(攪拌時間)をタイマーで自動制御(反応槽
に入った廃水の水位を検知して攪拌機の作動を開始させ
設定時間が経過したら攪拌機を停止する)することによ
り、過酸化水素からヒドロオキシラジカル・OHを生成
させる最小限のFe を得ることができる。これによ
り生成するスラッジも少なくなる。
次いでPH調整槽3に移された廃水はアルカリを加えて
PH9程度に調整し、凝集槽りに送られて高分子凝集剤
を加え、粉状の金属鉄等から溶用したFe XFe
を凝集させることにより、更に残存する僅かな有機物
が除去されて沈澱槽りに送られ、沈澱槽夕で沈澱分離さ
れる。
PH9程度に調整し、凝集槽りに送られて高分子凝集剤
を加え、粉状の金属鉄等から溶用したFe XFe
を凝集させることにより、更に残存する僅かな有機物
が除去されて沈澱槽りに送られ、沈澱槽夕で沈澱分離さ
れる。
以上の処理を施した廃水を中和槽乙で再び酸を加えて中
和し、放流槽7を経て放流するのである。
和し、放流槽7を経て放流するのである。
なお、含有有機物が高濃度の場合は、濃度に応じて注入
する過酸化水素の量を増やせば良い。
する過酸化水素の量を増やせば良い。
実験によれば、各種有機物含有水を下記の条件で第1図
に示した充填塔方法と本発明方法とて処理した場合、本
発明方法の方が次表に示すような良好な除去率が得られ
た。
に示した充填塔方法と本発明方法とて処理した場合、本
発明方法の方が次表に示すような良好な除去率が得られ
た。
条件 /充填塔方法
充填塔は、内径15關、厚さ/關、
高さ390關の硬質ガラス管を用い、内部に金属鉄の小
球を高さ2りQ amに充填したものを用い、これに試
薬注入槽が ら毎時gグOCCの流速で被処理試料を送水したもので
ある。
球を高さ2りQ amに充填したものを用い、これに試
薬注入槽が ら毎時gグOCCの流速で被処理試料を送水したもので
ある。
この場合、上述のSV値は約20となる。
また×/印の試料は、充填塔を記入数だけ直列に接続し
て使用した。
て使用した。
、2本発明方法
被処理試料200m1をあらかじめ粉状金属鉄20gを
添加した300m1ビーカーに注入し、攪拌しながら過
酸化水素を添加し、反応させた。反応は、PHが3PH
上昇(PH5)したとふろを終点とし、反応が終了した
ら攪拌をやめ、粉状金属鉄を沈降させ、上澄水を他の3
00m1ビーカーにとり、アルカリでPH9〜10に調
整した。
添加した300m1ビーカーに注入し、攪拌しながら過
酸化水素を添加し、反応させた。反応は、PHが3PH
上昇(PH5)したとふろを終点とし、反応が終了した
ら攪拌をやめ、粉状金属鉄を沈降させ、上澄水を他の3
00m1ビーカーにとり、アルカリでPH9〜10に調
整した。
反応時間は数十秒である。
粉状金属鉄の沈降時間は、7〜2分である。
同一粉状金属鉄で同じ要領で他の被処理試料について実
験を行なった。
験を行なった。
また※コ印の試料は、過酸化水素の注入量を増やして実
験を行なった。
験を行なった。
結果を次表に示す。
備考
(注)
l 各試料の過酸化水素注入前の酸処理には、硫酸を使
用し、PHは各λにIIIIした。
用し、PHは各λにIIIIした。
ユ 過酸化水素の添加量は、試薬注入槽ムおよびPH調
整槽l中における試料実容量に対する比をもって、「備
考」欄に示した。
整槽l中における試料実容量に対する比をもって、「備
考」欄に示した。
j、OOD値の測定位置は、第1図および第2図のフロ
ーシート中において「処理前」は、試薬注入槽Aおよび
PH調調整槽へ入る以前の廃水、「処理後」は、沈澱槽
νおよびjの上澄水である。
ーシート中において「処理前」は、試薬注入槽Aおよび
PH調調整槽へ入る以前の廃水、「処理後」は、沈澱槽
νおよびjの上澄水である。
4< OOD値の単位ysgO/ l・は、過マンガ
ン酸カリウムによる酸素消費量(sll)を示す。
ン酸カリウムによる酸素消費量(sll)を示す。
(J工S K Q10コ(/97’l) 13頁規定
による)上述の通り、本発明による方法は充填塔方法と
対比して次のような特徴があり、良好な処WIa果が得
られる。
による)上述の通り、本発明による方法は充填塔方法と
対比して次のような特徴があり、良好な処WIa果が得
られる。
以上のように本発明方法は、充填塔方法の特長も有し、
史に (1) 反応をPH計又はタイマーで自動制御できる
ため確実な処理ができる。
史に (1) 反応をPH計又はタイマーで自動制御できる
ため確実な処理ができる。
■ 粉状金属鉄の消耗具合もPHで検知できるので保守
に手がかからない。
に手がかからない。
(■ アルカリの消費が少量ですむ。
等の特長を有し、工業廃水、生活廃水等の処理に顕芹な
効果がある。
効果がある。
第714は、充填塔方法による廃水処理方法の一例を示
す70−ンート、第2図は、本発明による有機物含有廃
水の処理方法の一実施例を示す70−シートである。 A−・試薬注入槽、B・・管路、C・・充填塔、D=P
H調整槽、E・・凝集槽、F・・沈澱槽、0・・中和槽
、H・・放流槽 /・・PH調整槽、コ・・反応槽、3・・PH調整槽、
グ・・凝集槽、S・・沈澱槽、6・・中和槽、7・・放
流槽。
す70−ンート、第2図は、本発明による有機物含有廃
水の処理方法の一実施例を示す70−シートである。 A−・試薬注入槽、B・・管路、C・・充填塔、D=P
H調整槽、E・・凝集槽、F・・沈澱槽、0・・中和槽
、H・・放流槽 /・・PH調整槽、コ・・反応槽、3・・PH調整槽、
グ・・凝集槽、S・・沈澱槽、6・・中和槽、7・・放
流槽。
Claims (1)
- (1) 酸を加えて酸性とした有機物を含む廃水を、
粉状の金属鉄、合金鉄のいずれか一方または両方と混合
攪拌しながら、含有有機物量に対応した量の過酸化水素
を加えて反応させ、攪拌路rをPH計またはタイマーで
行なわせ、固液分離することを特徴とする有機物含有廃
水の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5455482A JPS58170591A (ja) | 1982-04-01 | 1982-04-01 | 有機物含有廃水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5455482A JPS58170591A (ja) | 1982-04-01 | 1982-04-01 | 有機物含有廃水の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58170591A true JPS58170591A (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=12973899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5455482A Pending JPS58170591A (ja) | 1982-04-01 | 1982-04-01 | 有機物含有廃水の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58170591A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1097907A1 (en) * | 1999-11-02 | 2001-05-09 | Instituto Superior Técnico | A process for the treatment of liquid effluents by means of clean catalytic oxidation, using hydrogen peroxide and heterogeneous catalysis |
KR100368951B1 (ko) * | 2000-05-26 | 2003-01-30 | 배범한 | 제강분진을 반응촉매로 재활용한 고농도 유기성 폐수의처리방법 및 장치 |
-
1982
- 1982-04-01 JP JP5455482A patent/JPS58170591A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1097907A1 (en) * | 1999-11-02 | 2001-05-09 | Instituto Superior Técnico | A process for the treatment of liquid effluents by means of clean catalytic oxidation, using hydrogen peroxide and heterogeneous catalysis |
KR100368951B1 (ko) * | 2000-05-26 | 2003-01-30 | 배범한 | 제강분진을 반응촉매로 재활용한 고농도 유기성 폐수의처리방법 및 장치 |
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