JPH08500050A - 廃水中の遊離及び錯体シアン化物、aox、鉱油、錯生成剤、cod、亜硝酸塩、クロム酸塩の分解、及び金属の分離のための方法と装置 - Google Patents

廃水中の遊離及び錯体シアン化物、aox、鉱油、錯生成剤、cod、亜硝酸塩、クロム酸塩の分解、及び金属の分離のための方法と装置

Info

Publication number
JPH08500050A
JPH08500050A JP5518932A JP51893293A JPH08500050A JP H08500050 A JPH08500050 A JP H08500050A JP 5518932 A JP5518932 A JP 5518932A JP 51893293 A JP51893293 A JP 51893293A JP H08500050 A JPH08500050 A JP H08500050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wastewater
cyanide
hydrogen peroxide
treatment
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5518932A
Other languages
English (en)
Inventor
マースホルダー、カール・エフ
ヴェルツ、ヴィルフリート
エッカー、エルヴィーン
Original Assignee
ウルトラ・ジステームス・ゲーエムベーハー・ウーファウ−オキシダチオーン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6458301&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH08500050(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ウルトラ・ジステームス・ゲーエムベーハー・ウーファウ−オキシダチオーン filed Critical ウルトラ・ジステームス・ゲーエムベーハー・ウーファウ−オキシダチオーン
Publication of JPH08500050A publication Critical patent/JPH08500050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F9/00Multistage treatment of water, waste water or sewage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/30Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
    • C02F1/32Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation with ultraviolet light
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/70Treatment of water, waste water, or sewage by reduction
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/70Treatment of water, waste water, or sewage by reduction
    • C02F1/705Reduction by metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2101/00Nature of the contaminant
    • C02F2101/10Inorganic compounds
    • C02F2101/16Nitrogen compounds, e.g. ammonia
    • C02F2101/18Cyanides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2101/00Nature of the contaminant
    • C02F2101/10Inorganic compounds
    • C02F2101/20Heavy metals or heavy metal compounds
    • C02F2101/22Chromium or chromium compounds, e.g. chromates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/902Materials removed
    • Y10S210/911Cumulative poison
    • Y10S210/912Heavy metal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/902Materials removed
    • Y10S210/911Cumulative poison
    • Y10S210/912Heavy metal
    • Y10S210/913Chromium

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 廃水中に含まれる汚染物を廃棄する方法を開示する。処理すべき廃水流を連続的に以下の工程に通す;紫外線による同時照射(2)を伴う、過酸化水素(H22)(41)での廃水処理(1);亜ジチオン酸ナトリウムなどの還元剤(40)での処理;存在する金属汚染物の沈殿、次いで任意に濾過(15)および/または選択的イオン交換休(16、17)での処理。

Description

【発明の詳細な説明】 廃水中の遊離及び錯体シアン化物、AOX、鉱油、錯生成剤、COD、亜硝 酸塩、クロム酸塩の分解、及び金属の分離のための方法と装置 本発明は、たとえばシアン化物、錯生成剤、鉱油、AOX、COD、クロム酸 塩、亜硝酸塩の混入した廃水の汚染物、および金属のようなそれ以外の汚染物を 分解する方法および装置に関する。 このように混入した廃水の汚染除去に広く用いられる汚染除去方法は、基本的 に塩素漂白抽出を用いるシアン化物の汚染除去と、それに続く亜硫酸水素ナトリ ウムを用いるクロム酸塩の還元とから構成される(ハルティンガー、下水および 再生技術便覧、ハンザー出版、ミュンヘン、第2版、292頁以下)。 塩素漂白抽出によるシアン化物の汚染除去はpH値10で行われ、相当な加塩 と結び付いている。さらに、塩素漂白抽出と増白剤や界面活性剤などの有機成分 との反応は、いわゆる吸着性有機物質(AOX)の形成をもたらす。 いわゆる遊離容易性シアン化物はこの方法により定量的に汚染除去することが できる。銅やニッケルなどのシアン化物錯体は非常に長い反応時間を必要とし、 一方鉄などの極めて強固なシアン化物錯体は分解しないか、あるいは定量的には 分解しない。 不完全に分解したシアン化物錯体は、水酸化物としての中心原子の沈殿を不可 能にし、そして逆解離によって遊離シアン化物含量の増加をもたらす(これにつ いては、ハルティンガー、下水および再生技術便覧、第2版、1991年、44 頁参照)。EDTAまたはNTAなどの追加の錯生成剤は塩素漂白抽出では分解 されない。 それに続く亜硫酸水素ナトリウムによるクロム酸塩の還元はpH値を≦2.5 に調整した後行われ、廃水のまた別の加塩と結び付いている。塩素漂白抽出によ るシアン化物汚染除去のように、クロム酸塩汚染除去は酸化還元電位を測定する ことにより追跡してもよいし、また制御してもよい。 シアン化物およびクロム酸塩からこのようにして解放した廃水は、様々な装置 を用いて、相当する水酸化物を沈殿させることにより、溶解している金属を取り 除いてもよい。このためには同様に−このことが塩素漂白抽出によっては分解さ れなかったEDTAまたはNTAのような追加の錯生成剤の存在によって不可能 にされなく(ハルティンガー、206頁以下)、またクロム酸塩が還元できるな らば−補助薬品の更なる添加−この場合には塩基であるが−が必要であり、廃水 の更なる加塩をもたらす。 確かに汚染除去方法として、塩素漂白抽出および亜硫酸水素ナトリウムを用い て、遊離容易性シアン化物とクロム酸塩とを一緒に分解することかできる。しか しなから、シアン化物錯体については定量的な分解は達成できないので、金属は 水酸化物沈殿の間に完全に沈殿させることができず、むしろ易溶性シアン化物錯 体の形で廃水中に捨てられて、従って金属混入の増大に寄与することになる。 塩素漂白抽出と亜硫酸水素ナトリウム処理の汚染除去方法によって、廃水は塩 素漂白抽出とpH値調整に必要な酸と塩基のために非常に塩分を含有するように なり、また特に塩酸使用のためにAOXか混入するようになる。追加の相当なA OX源は塩素漂白抽出と有機成分との不特定な反応からなり、そのために1mg /lおよび0.5mg/lというAOX制限はそれぞれ概して下げることができ ない。よって、今日に至るまでこれらの制限は電気化学(galvanic)産業では後 まわしになっている。 従って、塩素漂白抽出および亜硫酸水素ナトリウムの汚染除去方法を改良した り、あるいは上述した欠点で苦しむことのない他の方法で置き換える試みかどう しても必要であった。この点については特に、塩素漂白抽出をたとえば過酸化水 素で置き換えることが非常にしばしば試みられている。 こうしてDE4014023には一つの方法が記載されており、この方法では 廃水を酸性にし、こうして遊離したシアン化水素を空気流によって洗い流し、そ して吸着液、たとえば水酸化ナトリウム溶液で集める。次いで、この水酸化ナト リウム溶液中で塩素漂白抽出を用いて、AOX生成が生ずることなくシアン化物 を汚染除去することができる。シアン化物分解は、オゾンや過酸化化合物(過酸 化水素、ペルオキソ二硫酸ナトリウム、ペルオキソ一硫酸カリウム化合物、(Car oatR))のような他の手段によっても同様に達成できるであろう。しかしながら、 これは、工業的費用の増大によって達成され、その上、おそらく発生する極めて 毒性のシアン化水素ガスの取扱いに関連した安全規制に関する考慮すべき問題が 生ずる。 DE2709722には、シアン化水素をまた酸と空気を用いて洗い流す方法 が記載されている。次にシアン化水素の分解を火炎中で行う。 最後に、DE2953005A1、DE2439189及びDE352758 9に従う方法は、シアン化物の汚染除去のためにオゾンの使用を提案している。 オゾンの高価な使用にかかわらず、AOX生成や加塩なしにシアン化物を汚染除 去しようとめざしている。しかしながら、文献から(たとえばハルティンガー、 下水および再生技術梗覧、第2版、1991年、55頁)、シアン化物錯体はオ ゾンでは完全には分解できないことがわかっている。 従って、DE2745301に記載されているように、オゾンを混合空気また は酸素と触媒で置き換える試みなしではすまされなかった。 提案されたシアン化物の電解的汚染除去方法は広範囲にわたるものであり、た とえばDE2251442またはDD217992A1であるが、それにより同 時に金属を電解で除去しながら高濃度のシアン化物溶液を汚染除去することがで きる。しかしながら、これらの方法を用いても完全なシアン化物の汚染除去は達 成できないので、残留シアン化物の更なる汚染除去をそのすぐ後に続けなければ ならない。 過去において、塩素漂白抽出を過酸化水素で置き換える試みなしではすまされ なかった。 塩素漂白抽出とは対照的に、過酸化水素はシアン化物錯体と緩慢かつもっと不 完全に反応する。過酸化水素を速く加え過ぎた場合には、過剰供給が起こって、 特にH22を分解する溶解金属または金属水酸化物の存在下では、反応容器から 度々泡が溢れ出してしまうような激しい発泡を伴うことになる。従って、この方 法は広範な適用を見い出さなかった。こうして、廃水中の錯生成剤や重金属イオ ンなどの分解するのが困難な有機化合物を酸化させることを目的として、DE3 501528に記載されているように、たとえばCaroatRなどのペルオキソ化合 物を加えることにより、あるいは紫外線の同時照射により、H22の乏しい 反応性を高めることが試みられている。しかしながら、10倍−75倍の過剰の 過酸化水素を除いては、波長や波長領域に関してもまた強度や工業用紫外線照射 器に関しても紫外線が全く限定されていないので、保護光のためのこの適用を用 いても工業上の実現は成し得ない。 塩素漂白抽出の使用を最大限に生かし、シアン化物の汚染除去をできるだげ能 率的に行い、あるいは各々少なくとも同じ反応性をもつ異なる試薬で置き換える ための上述した努力にかかわらず、金属水酸化物沈殿の様々な作業の後に、処理 された廃水中の金属含量を確かに法的制限以下に下げることができるように、シ アン化物錯体を完全に汚染除去すること並びに更には錯生成剤の分解には依然と して困難がある。酸や塩基のような補助薬品の過剰な使用なしにクロム酸塩を還 元して、金属を金属水酸化物として沈殿させる好適な技術もまた今日に至るまで 要求されている。 本発明の目的は、上述した欠点を回避して汚染物を含んだ廃水の安全な処理を 確実にする方法を提供することである。本発明によれば、この目的は請求の範囲 第1項の概要を有する方法により解決される。 以下の従属項は、本発明に係る方法の好ましい態様に関する。 シアン化物および更には錯生成剤の汚染除去は好ましくは、アルカリ性領域で 基本的に過酸化水素および好適な波長と強度の紫外線を用いて行う。この処理に ついては詳細が開示されており、H22の適用を工業的および経済的に可能にし ている。そのすぐ後に亜ジチオン酸ナトリウムを用いるクロム酸塩の還元をアル カリ性領域のままで続けるので、pH調整、従って酸の使用を省略してよい。 反対に、使用した亜ジチオン酸ナトリウムはpH値を減少させ、こうして沈殿p H値の方に向かいながら水酸化物沈殿に導くので、補助薬品−この場合には塩基 であるが−の添加を非常に減らしてもよい。技術的に従来どおりである金属水酸 化物の沈殿を行った後、濾液を選択的イオン交換体にかけてそこで更に金属から 解放するので、解放すべき廃水はシアン化物、更には錯生成剤、金属、AOXか らも解放され、CODおよび鉱油の含量は極端に減少する。選択的イオン交換体 から再生した溶液はこの方法の最初に再びかけてもよい。H22を使用する方法 の二つの工程で亜硝酸塩は定量的に硝酸塩に変換される。 次に、この方法を五つの作業工程からなる一態様について詳細に述べる: 第1工程: 過酸化水素での廃水流の前処理 第2工程: 過酸化水素および好適な波長(群)と強度の紫外線での廃水流 の処理 第3工程: 亜ジチオン酸ナトリウムなどの還元剤を用いた金属の汚染除去 特にクロム酸塩の汚染除去 第4工程: 従来技術に従う金属水酸化物の沈殿と分離 第5工程: 選択的イオン交換体による第4工程の濾液の処理 特に前処理工程の間に大量の遊離容易性シアン化物が分解する。 今日までにしばしば過酸化水素の間違った適用のために制御不能な反応が生じ て、泡立ちを越えて反応容器から激しく泡が溢れ出すまでに至っていた。この泡 の溢れ出しはH22の不特定な分解−従って非経済的な適用−によるものであり 、そしておそらくはこの手段の広範な適用を妨げる原因となっている。 本発明に従って好ましくは次のように進める:不透明物および沈殿物全てを含 んだ完全なる廃水をpH値10.0±1に調整する。一般にはより高いpH値が 好ましい。 この廃水流にH22をバッチ式で穏やかな速度、例えば毎時m3当り0.5− 2kgH22(純物質に基づいて)で激しく攪拌しながら添加する。計量速度は 高い金属濃度では低い速度で投与するように、金属の総含有量によって支配され る。発泡かまたは酸化還元電位の上昇が生じるまでH22を加える。発泡は従来 の電極を用いて測定することができる。酸化還元電位の測定は従来技術に従って 行う。発泡または酸化還元電位の上昇が起きるやいなや、それ以上のH22の添 加は止めなければならない。これは自動的に行ってもよい。そうしている間中、 pH値はpH8以上に保つべきである。 普通はこれにより遊離シアン化物含量を分解して、廃水流をシアン化物錯休、 更には錯生成剤、AOX及びCODを分解するための次の処理工程にかける。 遊離シアン化物の含量が非常に低いならば、この第1工程をとばすことができ る。電気化学産業の廃水では非常に高い金属濃度か起こりうるので、H22を用 いるこの前処理は、約70%しか満たされていず、かつ残余容積を占めるため の溢流管や追加の容器を備えた容器中でバッチ式で実施すべきである。 次の工程では如何なるシアン化物錯体も処理することができる。たとえある種 の金属イオンとシアン化物錯休、たとえば鉄やニッケルのそれらの存在下で、遊 離容易性シアン化物が完全に分解していたとしても、しばらくたつと遊離容易性 シアン化物の遊離が生じるようになる。従って、これらの溶液中では例えば質量 作用法則に従う遊離容易性シアン化物の濃度は自己調整される(これについては ハルティンガー、表3−1、44頁参照)。このことはまた特に、必然的な逆解 離過程で形成される遊離容易性シアン化物の濃度が許容限度以下になるように、 高レベルのシアン化物錯体の場合にはこれらの多数が分解されなければならない ことを示している。 金属の濃度制限も同様に、たとえば錯体および/または錯生成剤を破壊する錯 生成剤と金属との結合を切断することによって、保たれさえすればよい。これに より、始めは錯生成剤に結合していたそれらの金属イオンが金属水酸化物沈殿に よって廃水から除去されることになる。 シアン化物錯体並びに更には錯生成剤、AOX及びCODを分解するために、 処理すべき廃水流(同様に、濁り物および沈殿物全てを含んだ)をH22を添加 しなから紫外線酸化に処する。 H22を廃水流に加え、下に特定するような波長と強度の紫外線にさらす。 バッチ式処理を用いて、反応過程で容器の全容積が少なくとも一度は紫外線照射 器(類)を通り過ぎるようにすることを確実にしなければならない。 この廃水流を前処理にかけたか否かにかかわらず、最初の酸化還元電位を紫外 線酸化後も維持するかあるいは『逆方向』に動かせるように、過酸化水素の添加 を計算しなければならない。『逆方向』については、酸化還元電位の逆変化は紫 外線単独で生じる(H22の添加なしに)と理解すべきである。 好適な紫外線は185と400nmの間の範囲にあり、これにより相当する工 業用紫外線照射器は、電気入力に基づいて40W/cmの最小電力密度を有すべ きである。 pH値は広い範囲内(pH>7−2)で変えることができ、温度は10℃から 60℃であるので、pH値も反応温度も普通は調節しなくてよい。特に金属の生 成や加工産業あるいは電気化学プラントからの廃水は、(酸/塩基によって)最 適なpH値に調節する必要はない。存在する濁り物や沈殿物を紫外線酸化前に分 離する必要もない。 測定する酸化還元電位が一定になるやいなや、シアン化物錯体、更にはAOX などの錯生成剤、鉱油、およびCODも分解が成し遂げられ、そして廃水流はク ロム酸塩の汚染除去に処すことができる。 上述のように処理した廃水は次いで、クロム酸塩汚染除去にかけることができ る。これによって、亜ジチオン酸ナトリウムなどの還元剤を添加することにより クロム酸塩を還元して三価のクロムを生じさせる。亜ジチオン酸ナトリウムの添 加は酸化還元電位を測定することにより実施する。 なるべくなら、亜ジチオン酸ナトリウムなどの還元剤は残量中に存在するかも しれないシアン化物錯体も同様に分解できるものを使用する。この場合に遊離す るシアン化物は過酸化化合物、たとえばH22 またはペルオキソ酸の塩を用い てこの工程で分解することができる。 このクロム酸塩汚染除去のpH値はpH4−12の範囲で変化してよく;これ を達成するために濁り物や沈殿物を分離しなくてもよい。 金属水酸化物の沈殿は金属水酸化物の分離と同様に、従来技術に従って凝固助 剤によって行う。好ましくは、沈殿物の分離は沈降後箱型圧濾器によって行う。 pH値の調整用に使用した比較的少量の酸/塩基のために、塩の含量ははるかに 少ない程度で増加するので、濾過器、特に箱型圧濾器の濾布の、良好な濾過特性 並びに長い有効寿命も結果として得られる。 本発明に従って処理した廃水は沈殿物の分離後もまだ、おそらくは法的制限を 越える少量の溶解金属を含んでいる。 第4工程の後これらの残留金属量を分離するために、濾液は選択的イオン交換 体、好ましくはベイヤー(BAYER)社のレバチット(LEWATIT) TP207型に 導くことができる。このイオン交換体には、濁り物を保持するために前もって少 量のヒドロアントラサイトを含む砂れき層濾過器も取り付けることができる。 従来法に比べて基本的に低含量の中性塩のために、イオン交換体は充填容量が 大きくなるほどはるかに経済的に使用することができる。イオン交換体への充填 が完了した後、再生された溶液並びに砂れき層濾過器のすすぎ液はこの手順の最 初に戻してもよい。 本発明に係る方法を図面で流れ図によって説明する。本発明に係る方法によれ ば、廃水処理は、好ましくは溢流容器と攪拌器とを備えた反応容器1の中で開始 される。反応容器1中では廃水の遊離シアン化物からの汚染除去、シアン化物錯 体の分解およびより高い酸化状態の金属の還元が行われる。このために処理すべ き廃水は、たとえば受容器11および12の中で即座に緩衝化された後、供給ポ ンプ31および32によって送られる。好ましい態様では反応容器1は、処理操 作を制御するためにレベル、湿度、pH値並びに酸化還元電位を適切なやり方で 測定するための装置を備える。泡の生成を制御する装置もうまくいくこと力判明 している。反応容器は好ましくは溢流管を備え、廃ガス洗浄器3に接続されてい る。こうして、ほんのわずかの望ましくない気体状生成物でも逃散することがで きない。 反応容器1が満たされて必要なpH値に調節、制御された後、廃水流はポンプ 33によって送られバルブ50、65および51を経て、過酸化水素で処理され る。過酸化水素の投与はたとえば、計量ポンプ34および三方バルブ52を用い て好適な供給速度で、たとえば反応容器中で測定される酸化還元電位の上昇が起 こるかあるいは泡の生成が始まるまで行われる。 過酸化水素によって廃水が遊離シアン化物汚染から浄化された後、シアン化物 錯体の分解および汚染除去は、一つ以上の紫外線反応器2の中で過酸化水素を供 給しながら廃水を紫外線で照射することにより行われる。そうされながら、処理 すべき廃水は反応容器1と紫外線反応器2との間を再循環して、反応容器1の全 容積が一度かそれ以上紫外線反応器2を通過するのを確実にする。そして汚染除 去反応の終点までおよび最終生成物の到達点まで、必要量の過酸化水素が添加さ れ紫外線照射が行われる。 遊離および錯体シアン化物の汚染除去が終了すると、好ましくは還元剤を用い たより高度に酸化した金属化合物の還元、たとえば亜ジチオン酸ナトリウムを用 いた六価クロムの還元がその後に続けられる。還元もまた反応容器1の中で行わ れる。亜ジチオン酸ナトリウムなどの還元剤の添加は好ましくは、受容器22お よび計量ポンプ31によって行われる。さらに、還元剤が固体、たとえば粉末と して存在する場合には供給手段によって還元剤を反応容器1まで送ることが可能 である。 高度に酸化した金属イオンの還元が終了した後、たとえば過硫酸塩などの別の 酸化剤によって更に(シアン化物痕跡の)汚染除去が続けられる。たとえば過硫 酸塩などの酸化剤の添加は、受容器21および計量ポンプ41を経てあるいは何 らかの適当なやり方で成し遂げることができる。 これらの反応工程後には、金属水酸化物の沈殿と分離が続けられる。これは技 術に従って公知の方法で達成することができる。廃水の状態を整えるかあるいは むしろ金属性汚染物を水酸化物として沈殿させるために調整すべきpH値はそれ ぞれ、バルブ63および64により各々接続可能な貯蔵容器19、20から計量 ポンプ38、39を経た塩基または酸を添加することにより制御される。必要な ら、凝固助剤の添加は関連する金属酸化物の沈殿を促進するのに有利であるかも しれない。 金属性汚染物が水酸化物として沈殿し沈降した後、透明な層は流動ポンプ35 を経て直接にポンプによる汲み上げ受け器14に移される。金属水酸化物自体は 反応容器1の底部から回収されて箱型圧濾器4で圧縮される。こうして4から得 られた濾過ケークは、たとえばスラッジワゴン23を用いて取り除かれ、そして 濾液は汲み上げ受け器14に移送される。 汲み上げ受け器14に集められた透明な層と一緒になった濾液から、微量にの み存在する金属イオンが分離されてもよい。このためには逆洗可能な活性炭を含 む濾過器、好ましくは砂れき層濾過器15によってコロイド状固体粒子が分離さ れた後、混合水流は流動ポンプ52によってイオン交換体16および17上に導 かれ、最終分析容器18に集められる。最終分析容器18は好ましくは撹拌器お よび排水管を有する。 イオン交換体の物質はそれ自体公知の方法で再生され、そして再生された溶液 はこの方法の最初に送られてもよい−同じことが逆洗可能な砂れき層濾過器につ いても言える。 こうして処理された廃水流を下水管に放出する前に、最終分析容器18に集め られた水はその汚染物レベルについて検査され、必要なら許容pH値に調整され る。 本発明に係る方法を実施するための装置は少なくとも一つの反応容器1を有す る。これには、少なくとも一つの紫外線照射反応器2が入口と排水管によって、 処理すべき廃水が反応容器と紫外線照射反応器2との間を再循環してもよいよう に接続されている。実際には断続的な作業の連続的な配置を実現するために、好 ましくは処理すべき廃水用の受容器11が設けられ、その中にたとえば電気化学 の廃水が一時的に貯蔵されうる。本発明に従う廃水の処理に必要な過酸化水素は 貯蔵容器13に貯えられる。従って、好ましくは貯蔵容器22は同様に亜ジチオ ン酸塩などの還元剤用に指定される。反応を起こさせるのに必要な薬品を備えた 貯蔵容器は、導管を経て反応容器1に接続されている。 本発明に係る方法を実施するための装置のそれ以上の設備は図面からも推測で きる。 以下の実施例は、本発明に係る方法を実証するものである。実施例1および2 電気化学プラントからの廃水流I及びIIを、前もって濁り物や金属水酸化物の 沈殿物を分離せずに廃水処理にかけた。これを実施して、遊離シアン化物含量を 0.5mg/lの制限以下に下げなければならなかった。更に如何なる錯生成剤 も分解したので、金属は金属水酸化物として沈殿させ分離することができた。A OX含量は1mg/l以下に減少した。これらの廃水はクロム酸塩を全く含んで いず、亜ジチオン酸ナトリウムでの還元は不要であった。廃水の処理は、総量で 40l(50%溶液に基づいて)の過酸化物の添加および5kWh/m3の紫外 線照射器のエネルギー入力により、バッチ式で行った。 表1はこれらの実験の測定結果を表す。 実施例3 10g/lのシアン化物レベルおよび高レベルの化学的酸素要求量(COD) を有する金属加工産業から集めた廃水を、鉱油および界面活性剤の汚染除去のた めに処理した。廃水には濁り物がなかった。遊離シアン化物の含量は0.02m g/lに下げることができ、またCODの含量は11000mg/lから220 0mg/lに減少できて、81.8%に相当した。溶液中にはクロム酸塩が存在 しなかったので、クロム酸塩の還元、金属水酸化物の沈殿、並びに紫外線酸化と H22で処理した廃水をイオン交換体上に導くことをしないで済ませられた。 集めた水の処理はバッチ式で行った。 実施例4 25mg/lの量のシアン化物を含有する僅かに黄色に着色した廃棄場の漏れ 水を、連続的作業により非常に高い程度までシアン化物から解放した。紫外線処 理後のシアン化物濃度は0.04mg/lであった。このために、紫外線反応器 に2kWh/m3 (紫外線照射器のエネルギー入力に換算して)を加えながら 、廃水m3当り1.5lの過酸化水素を使用した。汚染除去作業は酸化還元電位 を測定することにより制御した。 実施例5 電気化学産業からのすすぎ水では、金属含量並びにシアン化物含量は法的制限 以下に減少した。廃水中に存在したクロム酸塩を亜ジチオン酸ナトリウムで還元 することにより分解した。表3は、原水および最終制御シャフトそれぞれの汚染 物の濃度を示す。 符号の説明: 反応器: 1: 溢流容器と撹拌器を備えた反応容器 2: 紫外線照射反応器 3: 廃ガス洗浄塔 4: バッチ式反応器の沈降物用箱型圧濾器 容器: 11: プラント廃水用受容器1 12: プラント廃水用受容器2 13: 過酸化水素貯蔵容器 14: 砂れき層濾過器とイオン交換体用の汲み上げ受け器 15: 砂れき層濾過器の耐圧容器 16: 選択的イオン交換体1の耐圧容器 17: 選択的イオン交換体2の耐圧容器 18: 撹拌器と排水溝への廃水管を備えた最終制御容器 19: 酸貯蔵容器 20: 塩基貯蔵容器 21: 酸化剤溶液貯蔵容器 22: 還元剤溶液貯蔵容器 23: 濾過ケーク除去用のスラッジワゴンもしくは容器 ボンプ: 31: 11用の受け器遠心ポンプ 32: 12用の受け器遠心ポンプ 33: 紫外線照射反応器供給ポンプ 34: 過酸化水素を紫外線照射サイクルに送るための計量ポンプ 35: 主水流供給ポンプ 36: 沈降流を箱型圧濾器に送るための供給ポンプ 37: 過酸化水素をバッチ式反応器に送るための計量ポンプ 38: 酸添加供給ポンプ 39: 塩基添加供給ポンプ 40: 還元剤供給ポンプ 41: 酸化剤供給ポンプ 42: 供給ポンプ バルブ: 50、51、65: 紫外線照射反応器の側路用のスイングチェックバルブを 備えた三方バルブ 52、53: スイングチェックバルブを備えた過酸化水素計量バルブ 54: スイングチェックバルブ 55: 溶出液帰りバルブ 56: 再生中の平均流止めコック 57、59、61、63: 酸添加バルブ 58、60、62、64: 塩基添加バルブ 66: 逆洗水用コック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C02F 1/62 ZAB B 7305−4D 1/70 ZAB B 9045−4D 1/72 ZAB A 9045−4D 101 9045−4D 9/00 502 R 7305−4D J 7305−4D Z 7305−4D 503 G 7305−4D 504 B 7305−4D (72)発明者 エッカー、エルヴィーン ドイツ連邦共和国、ヴァルドルフ、デー― 6909、クープファルツシュトラーセ 13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.廃水中の汚染物の分解方法であって、処理すべき廃水流を連続的に以下の 工程: −廃水流の、紫外線による同時照射を伴う過酸化水素(H22)での処理、 −必要により、亜ジチオン酸ナトリウムなどの還元剤での処理、 −存在する金属性汚染物の沈殿、次いで任意に濾過および/または選択的イオ ン交換体での処理、 に通してなる方法。 2.先に前処理工程を設けて、廃水に過酸化水素をバッチ式で添加することを 特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 3.185−400nmの波長の紫外線を使用することを特徴とする請求の範 囲第1項および/または第2項記載の方法。 4.紫外線を放射する紫外線照射器が、電気入力に基づいて40W/cmの最 小電力密度を放出することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のうちの少 なくとも一項記載の方法。 5.金属を金属水酸化物として沈殿させることを特徴とする請求の範囲第1項 乃至第4項のうちの少なくとも一項記載の方法。 6.シアン化物を含む廃水を、過硫酸塩を加えて処理することを特徴とする請 求の範囲第1項乃至第5項のうちの少なくとも一項記載の方法。 7.廃水の遊離および錯体シアン化物からの汚染除去を、第1工程として行う ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のうちの少なくとも一項記載の方 法。 8.第2工程でクロム酸塩を亜ジチオン酸ナトリウムによって還元することを 特徴とする請求の範囲第1項乃至第7項のうちの少なくとも一項記載の方法。 9.反応容器(1)、反応容器に入口と出口で接続された紫外線照射容器(2 )、処理すべき廃水用の少なくとも一個の受容器(11)、過酸化水素貯蔵容器 (13)、還元剤貯蔵容器(22)を備え、容器(11、13、22)が反応容 器(1)と導管で接続されている、請求の範囲第1項乃至第8項のうちの 少なくとも一項記載の方法を実施するための装置。
JP5518932A 1992-05-06 1993-05-05 廃水中の遊離及び錯体シアン化物、aox、鉱油、錯生成剤、cod、亜硝酸塩、クロム酸塩の分解、及び金属の分離のための方法と装置 Pending JPH08500050A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4214974.6 1992-05-06
DE4214974A DE4214974A1 (de) 1992-05-06 1992-05-06 Zerstörung von freien und komplexen Cyaniden, AOX, Mineralöl, Komplexbildnern, CSB, Nitrit, Chromat und Abtrennung von Metallen in Abwässern
PCT/EP1993/001087 WO1993022249A1 (de) 1992-05-06 1993-05-05 Verfahren und vorrichtung zur zerstörung von freien und komplexen cyaniden, aox, mineralöl, komplexbildnern, csb, nitrit, chromat und abtrennung von metallen in abwässern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08500050A true JPH08500050A (ja) 1996-01-09

Family

ID=6458301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5518932A Pending JPH08500050A (ja) 1992-05-06 1993-05-05 廃水中の遊離及び錯体シアン化物、aox、鉱油、錯生成剤、cod、亜硝酸塩、クロム酸塩の分解、及び金属の分離のための方法と装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5573676A (ja)
EP (1) EP0639162B1 (ja)
JP (1) JPH08500050A (ja)
AT (1) ATE159920T1 (ja)
CA (1) CA2135171A1 (ja)
DE (2) DE4214974A1 (ja)
WO (1) WO1993022249A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187697A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Hitachi Ltd ろ過浄化装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4447035A1 (de) * 1994-12-28 1996-07-11 Eva Gotthold Verfahren und Vorrichtung zum Reduzieren des Nitratgehaltes von Wasser
AU734200B2 (en) * 1997-07-23 2001-06-07 Australian Nuclear Science & Technology Organisation Photo-assisted oxidation of inorganic species in aqueous solutions
AUPO819697A0 (en) * 1997-07-23 1997-08-14 Australian Nuclear Science & Technology Organisation Photo-assisted oxidation of inorganic species in aqueous solutions
WO2000006498A1 (de) * 1998-07-28 2000-02-10 A.C.K. Aqua Concept Gmbh Karlsruhe Verfahren und vorrichtung zur behandlung wässriger, cyanidhaltiger flüssigkeiten
US6306282B1 (en) 1999-01-04 2001-10-23 Advanced Micro Devices, Inc. Sludge-free treatment of copper CMP wastes
US6090296A (en) * 1999-03-17 2000-07-18 Oster; Stephen P. Method and apparatus for UV-oxidation of toxics in water and UV-disinfection of water
DE10116371A1 (de) * 2001-04-03 2002-10-10 A C K Aqua Concept Gmbh Karlsr Verfahren zur Weiterbehandlung von Cyanidentgiftungen
US7144514B2 (en) * 2002-09-09 2006-12-05 Texaco, Inc. Cyanide and formate destruction with ultra violet light
US20070284314A1 (en) * 2003-07-18 2007-12-13 Danielle Miousse Oxidation Process for Water Treatment
US7270745B2 (en) * 2003-08-04 2007-09-18 Schwartzkopf Steven H Liquid filtration apparatus embodying super-buoyant filtration particles
JP2005224771A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排水処理装置
FR2871795A1 (fr) * 2004-06-17 2005-12-23 Ecs Sa Ecological Cleaning Sol Procede de traitement des lixiviats et tout autre effluent industriel et domestique, en vue de leurs rejet en milieu naturel
CA2603560A1 (en) * 2007-09-21 2009-03-21 Marten Hebert Continuous flow water treatment devices and methods
US20100010285A1 (en) * 2008-06-26 2010-01-14 Lumimove, Inc., D/B/A Crosslink Decontamination system
MD3941C2 (ro) * 2008-10-06 2010-02-28 Государственный Университет Молд0 Procedeu combinat de epurare a apelor galvanice uzate cu reutilizarea metalelor
DE102011081805A1 (de) 2011-08-30 2013-02-28 Akretia Gmbh Verfahren zur Raffination von Metallen, insbesondere Gold
GB201413222D0 (en) * 2014-07-25 2014-09-10 Ionex Sg Ltd Treatment of liquid waste
DE102016004061A1 (de) * 2016-04-08 2017-10-12 Eisenmann Se Verfahren und Anlage zum Behandeln von cyanidhaltigen Flüssigkeiten
RU2659056C1 (ru) * 2017-02-13 2018-06-27 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Байкальский институт природопользования Сибирского отделения Российской академии наук (БИП СО РАН) Способ очистки сточных вод от устойчивых цианистых соединений
CN112225306B (zh) * 2020-10-16 2022-08-30 华侨大学 一种有机过氧酸活化亚硫酸盐去除水中有机污染物的方法
CN112730402A (zh) * 2020-12-24 2021-04-30 厦门钨业股份有限公司 一种适合生产工序中快速鉴定仲钨酸铵湿料含硫的方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3819051A (en) * 1972-08-31 1974-06-25 Amchem Prod Process for treating wastes containing chromates and/or complex iron cyanides
FR2303766A1 (fr) * 1975-03-13 1976-10-08 Aquitaine Petrole Elimination de matieres oxydables des eaux polluees
US4210530A (en) * 1979-02-22 1980-07-01 Purdue Research Foundation Treatment of metal plating wastes with an unexpanded vermiculite cation exchange column
DE3501528A1 (de) * 1985-01-18 1986-07-24 Forschungsinstitut für Edelmetalle und Metallchemie, 7070 Schwäbisch Gmünd Verfahren zur oxidation schwer abbaubarer organischer verbindungen, wie komplexbildner und schwermetallkomplexe, in abwaessern
US4792407A (en) * 1986-11-25 1988-12-20 Ultrox International Oxidation of organic compounds in water
US5120453A (en) * 1990-12-24 1992-06-09 Uop Oxidative removal of cyanide from aqueous streams
DE4110055A1 (de) * 1991-03-27 1992-10-01 Degussa Verfahren zum entgiften cyanidischer waessriger loesungen
US5178772A (en) * 1991-11-15 1993-01-12 Chemical Waste Management, Inc. Process for destruction of metal complexes by ultraviolet irradiation
DE4138421C2 (de) * 1991-11-22 1993-12-02 Degussa Verfahren zum Abbau von Schadstoffen in Wasser mittels Wasserstoffperoxid unter UV-Bestrahlung
US5376285A (en) * 1993-02-11 1994-12-27 Uop Oxidative removal of aqueous metal-complexed cyanide under acidic conditions
FR2704543B1 (fr) * 1993-04-30 1995-07-13 Kodak Pathe Procede de traitement d'effluents photographiques par les ultraviolets et le peroxyde d'hydrogene.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187697A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Hitachi Ltd ろ過浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0639162A1 (de) 1995-02-22
DE4214974A1 (de) 1993-11-11
DE59307647D1 (de) 1997-12-11
CA2135171A1 (en) 1993-11-11
US5573676A (en) 1996-11-12
ATE159920T1 (de) 1997-11-15
EP0639162B1 (de) 1997-11-05
WO1993022249A1 (de) 1993-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08500050A (ja) 廃水中の遊離及び錯体シアン化物、aox、鉱油、錯生成剤、cod、亜硝酸塩、クロム酸塩の分解、及び金属の分離のための方法と装置
EP2927197A1 (en) System for treating coal gasification wastewater, and method for treating coal gasification wastewater
JP2010516446A (ja) 再循環触媒を使用する湿式空気酸化方法
CN105502739B (zh) 一种自强化臭氧破络合与同步去除重金属的方法
JP2000117270A (ja) 金属含有排水の処理および有価金属の回収方法
CN104445751A (zh) 一种含氰废水回收处理方法
CA1332475C (en) Process for the treatment of effluents containing cyanide and toxic metals, using hydrogen peroxide and trimercaptotriazine
IL281874B2 (en) Systems for lowering hydrogen peroxide in wastewater
CN217809018U (zh) 一种hppo废水与双氧水废水联合处理系统
JPH0975993A (ja) 有機物含有廃水の処理方法及びその装置
Lochyński et al. Research on neutralization of wastewater from pickling and electropolishing processes
USH1852H (en) Waste treatment of metal plating solutions
EP0548107B1 (en) Treatment of photographic effluents
RU2404140C2 (ru) Способ обработки оборотной воды из хвостохранилищ золотодобывающих фабрик
JP2002030352A (ja) 金属含有排水からの有価金属の回収方法
CN110451681B (zh) 一种促进高级氧化效果的废水处理控制方法
CN111320302B (zh) 一种半导体行业低浓度含铜废水达标排放及高效沉降工艺
US5092563A (en) Apparatus for recovery of heavy metals from highly concentrated wastewater solutions
JP4041977B2 (ja) セレンを含む溶液の処理方法及び処理装置
JPH11319889A (ja) セレン含有排水の処理方法及び装置
JPS6218230B2 (ja)
JP2552998B2 (ja) 浄水処理汚泥分離水の処理方法及び装置
RU2778131C1 (ru) Способ очистки цианидсодержащих стоков золотодобывающих предприятий
CN111233225B (zh) 一种uv-fenton废水处理工艺
JPH0631897U (ja) 産業排液のリサイクル装置