JPS58169574A - 吸水吸湿用材料 - Google Patents
吸水吸湿用材料Info
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- JPS58169574A JPS58169574A JP57047254A JP4725482A JPS58169574A JP S58169574 A JPS58169574 A JP S58169574A JP 57047254 A JP57047254 A JP 57047254A JP 4725482 A JP4725482 A JP 4725482A JP S58169574 A JPS58169574 A JP S58169574A
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- JP
- Japan
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- fiber
- absorbing
- absorbing material
- fibers
- Prior art date
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、風合および拭き取り性能が天然のセーム皮に
匹敵する性能を持った人造の吸水吸湿用材料に関するも
のである。
匹敵する性能を持った人造の吸水吸湿用材料に関するも
のである。
従来、吸水吸湿性材料は自動車の窓ガラスや車体の清掃
および家具や台所用品の清掃に用いられ。
および家具や台所用品の清掃に用いられ。
不織布あるいは編織物に弾性を有する接着剤を含浸させ
、場合によっては表面にも毛羽を有するものが使われて
きた。しかしながら従来のも、のでは風合が硬く、特に
布を手で握った時に手に活って変形せず、清掃しようと
する表面と布との接触面積が少なくなるだめに隅々まで
清掃できなかった。
、場合によっては表面にも毛羽を有するものが使われて
きた。しかしながら従来のも、のでは風合が硬く、特に
布を手で握った時に手に活って変形せず、清掃しようと
する表面と布との接触面積が少なくなるだめに隅々まで
清掃できなかった。
また曇った窓ガラスの水滴を拭き取る場合に、布とガラ
スとの接触面積が小さくて、布の吸水性・もないために
、十分な拭き取り性能が得られなかった。さらに一度濡
らした布を絞って水分を切ろうとしでも、儒れた状態で
布がさらに柔軟にならないため、十分な絞り性能が得ら
れず一度゛付着した汚物や異物などは容易に除去できな
かった。以上のような従来の人造の吸水吸湿用材料の欠
点を避けるために、高級な天然のセーム皮が使われるケ
ースがある。天然のセーム皮は、風合が柔軟で拭き取り
性能も非常によく、理想的な吸水吸湿用材料といえる。
スとの接触面積が小さくて、布の吸水性・もないために
、十分な拭き取り性能が得られなかった。さらに一度濡
らした布を絞って水分を切ろうとしでも、儒れた状態で
布がさらに柔軟にならないため、十分な絞り性能が得ら
れず一度゛付着した汚物や異物などは容易に除去できな
かった。以上のような従来の人造の吸水吸湿用材料の欠
点を避けるために、高級な天然のセーム皮が使われるケ
ースがある。天然のセーム皮は、風合が柔軟で拭き取り
性能も非常によく、理想的な吸水吸湿用材料といえる。
しかしながら、天然のセーム皮は非常に高価なものであ
り、天然動物を保護する観点から、天然のセーム皮に匹
敵する人造の吸水吸湿用材料の出現が待たれていた。ま
た天然のセーム皮といえども、水に濡らして乾くと風合
が硬くなるとか、汚れ易いという欠点があった。
り、天然動物を保護する観点から、天然のセーム皮に匹
敵する人造の吸水吸湿用材料の出現が待たれていた。ま
た天然のセーム皮といえども、水に濡らして乾くと風合
が硬くなるとか、汚れ易いという欠点があった。
本発明者等は、風合および拭き取り性能が天然のセーム
皮に匹敵し、しかも天然のセーム皮の欠点をも改良した
人造の吸水吸湿用材料について鋭意検討い本発明に到っ
た。、0.すなわち9本発明は次の構成を有する。
皮に匹敵し、しかも天然のセーム皮の欠点をも改良した
人造の吸水吸湿用材料について鋭意検討い本発明に到っ
た。、0.すなわち9本発明は次の構成を有する。
(1)微小な定形のない凹凸により繊維表面が覆われ、
しかも単糸繊度が05デニール以下のポリエステル系繊
維で主として構成された吸水吸湿用材料。
しかも単糸繊度が05デニール以下のポリエステル系繊
維で主として構成された吸水吸湿用材料。
(2)繊維表面の一部まだは全部がイソフタル酸ソジウ
ムスルホネート単位を含む共重合ポリエチレンテレフタ
レート系ポリマからなる複合繊維で主として構成された
特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料。
ムスルホネート単位を含む共重合ポリエチレンテレフタ
レート系ポリマからなる複合繊維で主として構成された
特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料。
(3)ポリエステル系繊維の一部または全部がイソフタ
ル酸ソジウムスルホネート単位を含む共重合ポリエチレ
ンテレフタレート系繊維である特許請求の範囲第1項記
載の吸水吸湿用材料。
ル酸ソジウムスルホネート単位を含む共重合ポリエチレ
ンテレフタレート系繊維である特許請求の範囲第1項記
載の吸水吸湿用材料。
(4) ポリエステル系繊維以外に高分子弾性重合体
を含有する特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料
。
を含有する特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料
。
(5)ポリエステル系繊維がその表面に水溶性ポリアル
キレングリコールとテレフタール酸マタハイソフタル酸
とエチレングリコールを主体とするブロック共重合体を
含有する特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料。
キレングリコールとテレフタール酸マタハイソフタル酸
とエチレングリコールを主体とするブロック共重合体を
含有する特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料。
本発明でいう[微小な定形のない凹凸により繊維表面が
覆われたポリエステル系繊維」とは、水酸化アルカリな
どによシ繊維゛表面が粗面化されたポリエステル系繊維
であり、繊維表面に直径ないし長軸方向の径が繊維直径
の1/10〜1/1000の凹部を、望ましくは0.0
1〜1μの径の凹部を多数有するポリエステル系繊維で
ある。凹部の径は繊維表面の電子顕微鏡写真を撮影し、
得られた像から求めることができる。第1図は通常の極
細繊維の表面を、第2図は本発明の極細繊維の表面を示
したものである。
覆われたポリエステル系繊維」とは、水酸化アルカリな
どによシ繊維゛表面が粗面化されたポリエステル系繊維
であり、繊維表面に直径ないし長軸方向の径が繊維直径
の1/10〜1/1000の凹部を、望ましくは0.0
1〜1μの径の凹部を多数有するポリエステル系繊維で
ある。凹部の径は繊維表面の電子顕微鏡写真を撮影し、
得られた像から求めることができる。第1図は通常の極
細繊維の表面を、第2図は本発明の極細繊維の表面を示
したものである。
吸水吸湿用材料を構成する繊維の単糸繊度は0.5デニ
ール以下であることが必要である。望ましくは01デニ
ール以下がよい。本発明者らは。
ール以下であることが必要である。望ましくは01デニ
ール以下がよい。本発明者らは。
海成分がポリスチレンで島成分がポリエステル系繊維で
あって、島成分の太さの異なる海島型複合繊維で織物を
つくり、海成分のポリスチレンを除去した後の吸水性を
調べたところ、島成分の単糸繊度が小さいほど吸水性が
良好なことを見出している。しかしながら、ただ単に単
糸繊度が細いだけでは、吸水吸湿用材料の繊維として用
いた場合。
あって、島成分の太さの異なる海島型複合繊維で織物を
つくり、海成分のポリスチレンを除去した後の吸水性を
調べたところ、島成分の単糸繊度が小さいほど吸水性が
良好なことを見出している。しかしながら、ただ単に単
糸繊度が細いだけでは、吸水吸湿用材料の繊維として用
いた場合。
吸水性は不十分なことがわかった。鋭意検討した結果、
05デニール以下の超極細繊維の表面をば。
05デニール以下の超極細繊維の表面をば。
前述したような微小な定形のない凹凸により覆われた状
態にすることにより、吸水性、吸湿性が著しく向上する
ことを見出しだものである。本発明の吸水吸湿用材料の
拭き取り性能および風合の効果は1本発明で規制する繊
維の単糸繊度と繊維の表面状態との相乗作用によって初
めて得られるものである。高分子弾性重合体が含浸され
ていると。
態にすることにより、吸水性、吸湿性が著しく向上する
ことを見出しだものである。本発明の吸水吸湿用材料の
拭き取り性能および風合の効果は1本発明で規制する繊
維の単糸繊度と繊維の表面状態との相乗作用によって初
めて得られるものである。高分子弾性重合体が含浸され
ていると。
拭き取り性能および風合をさらに高めることができる。
また吸水吸湿用材料を構成する繊維の表面が金属スルホ
ネート含有エステル単位からなるポリエステル系ポリマ
であると、風合がさらに良好で、吸水吸湿剤などで後処
理したものではさらに拭き取り性能が向上する。
ネート含有エステル単位からなるポリエステル系ポリマ
であると、風合がさらに良好で、吸水吸湿剤などで後処
理したものではさらに拭き取り性能が向上する。
本発明について、さらに詳細に説明する。
本発明でいうところのポリエステル系繊維とは。
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ホリオキシエチレーンペンゾエートオよびこれら
の各種共重合体などを指し、それぞれに対し、共重合成
分として各種の他成分を共重合したものも全て含む。例
えばイソフタル酸、イソフタル酸ソジウムスルホネート
、アジピン酸、ポリアルキレングリコールなとおよび同
誘導体を指すものである。なおイソフタル酸ソジウムス
ルホネート単位を含む共重合ポリエチレンテレフタレー
トとは9例えばイソフタル酸ソジウムスルホネートが2
〜1[]wt%共重合されたポリエチレンテレフタレー
ト、特に6〜8 wt%共重合したポリエチレンテレフ
タレートを好ましく用いることができる。
ート、ホリオキシエチレーンペンゾエートオよびこれら
の各種共重合体などを指し、それぞれに対し、共重合成
分として各種の他成分を共重合したものも全て含む。例
えばイソフタル酸、イソフタル酸ソジウムスルホネート
、アジピン酸、ポリアルキレングリコールなとおよび同
誘導体を指すものである。なおイソフタル酸ソジウムス
ルホネート単位を含む共重合ポリエチレンテレフタレー
トとは9例えばイソフタル酸ソジウムスルホネートが2
〜1[]wt%共重合されたポリエチレンテレフタレー
ト、特に6〜8 wt%共重合したポリエチレンテレフ
タレートを好ましく用いることができる。
本発明でいう複合繊維とは、繊維表面の一部または全部
がイソフタル酸ソジウムスルホネート単位を含む共重合
ポリエチレンテレフタレート系ポリマで覆われ、芯成分
あるいは貼り合わさった他の成分がアルカリにより侵さ
れにくぃポリマ、例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、”ポリプロ
ピレン。
がイソフタル酸ソジウムスルホネート単位を含む共重合
ポリエチレンテレフタレート系ポリマで覆われ、芯成分
あるいは貼り合わさった他の成分がアルカリにより侵さ
れにくぃポリマ、例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、”ポリプロ
ピレン。
ポリウレタンなどおよびそれらの改質ポリマからなる。
本発明でいう高分子弾性重合体とは、ポリウレタン、ア
クリル系ゴム状物、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、天然
ゴム、クロロプレンゴム、SBR。
クリル系ゴム状物、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、天然
ゴム、クロロプレンゴム、SBR。
NBRなとであり1本発明で規定した繊維からなる不織
布、織物1編物などの繊維シートに含浸された状態をい
う。風合、吸水性、吸湿性の点から。
布、織物1編物などの繊維シートに含浸された状態をい
う。風合、吸水性、吸湿性の点から。
高分子弾性重合体自身が多数の微多孔を含むことが望ま
しい。また繊維シートの表面に本発明の極細繊維の毛羽
を有すると拭き取シ性能・風合をさらに高めることがで
き、拭き取る面に傷を発生しない。
しい。また繊維シートの表面に本発明の極細繊維の毛羽
を有すると拭き取シ性能・風合をさらに高めることがで
き、拭き取る面に傷を発生しない。
次に2本発明の吸水吸湿用材料を得る方法について述べ
る。ポリエステル系繊維または複合繊維によって繊維シ
ートを構成する。得られた繊維シートに高分子弾性重合
体を含浸した後、繊維表面の粗面化処理や複合繊維の一
成分除去を行なう。
る。ポリエステル系繊維または複合繊維によって繊維シ
ートを構成する。得られた繊維シートに高分子弾性重合
体を含浸した後、繊維表面の粗面化処理や複合繊維の一
成分除去を行なう。
このような工程はほんの一例でちゃ。例えば繊維表面の
粗面化処理を行につだ後に高分子弾性重合体を含浸する
こともできるし、高分子弾性重合体を含浸しないもので
もよい。要は繊維シートの形成、高分子弾性重合体の含
浸、繊維表面の粗面化処理、複合繊維の一成分の除去、
の処理を適宜組合わせることができる。高分子弾性重合
体を含浸する場合には―含浸後に繊維表面の粗面化処理
を行なう方がよい効果が得られる。この場合には耐アル
カリ性の高分子弾性重合体でなければならない。
粗面化処理を行につだ後に高分子弾性重合体を含浸する
こともできるし、高分子弾性重合体を含浸しないもので
もよい。要は繊維シートの形成、高分子弾性重合体の含
浸、繊維表面の粗面化処理、複合繊維の一成分の除去、
の処理を適宜組合わせることができる。高分子弾性重合
体を含浸する場合には―含浸後に繊維表面の粗面化処理
を行なう方がよい効果が得られる。この場合には耐アル
カリ性の高分子弾性重合体でなければならない。
このだめには、耐アルカリ性のポリウレタン、例えばポ
リエーテル系のポリウレタンが好ましく用いられる。
リエーテル系のポリウレタンが好ましく用いられる。
また吸水吸湿性をさらに高めるために、繊維表面に水溶
性ポリアルキレングリコールとテレフタール酸まだはイ
ソフタル酸とエチレングリコールを主体とするブロック
共重合体を付着するのがよい。プロン°り共重合体とは
テレフタール酸−アルキレングリコール−ポリアルキレ
ングリコール。
性ポリアルキレングリコールとテレフタール酸まだはイ
ソフタル酸とエチレングリコールを主体とするブロック
共重合体を付着するのがよい。プロン°り共重合体とは
テレフタール酸−アルキレングリコール−ポリアルキレ
ングリコール。
テレフタール酸−イソフタール酸−アルキレングリコー
ルーポリアルキレングリコール、テレフタール酸−イソ
フタル酸−アルキレングリコール−ポリアルキレングリ
コールモノエーテルナトのブロック共重合体を意味する
。アルキレングリコールには、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、テトラメチレングリコール、デカ
メチレングリコールなどが含まれ、ポリアルキレングリ
クールにはポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコールなどが含まれる。ポリアルキレングリコールモ
ノエーテルには、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコールなどのモノメチルエーテル、モノエチル
エーテルなどが含まれ。
ルーポリアルキレングリコール、テレフタール酸−イソ
フタル酸−アルキレングリコール−ポリアルキレングリ
コールモノエーテルナトのブロック共重合体を意味する
。アルキレングリコールには、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、テトラメチレングリコール、デカ
メチレングリコールなどが含まれ、ポリアルキレングリ
クールにはポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコールなどが含まれる。ポリアルキレングリコールモ
ノエーテルには、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコールなどのモノメチルエーテル、モノエチル
エーテルなどが含まれ。
これらポリアルキレングリコールおよびそのモノエーテ
ルの分子量は400〜140,000である。なお、こ
れらブロック共重合体の組成比は、テレフタレート単位
:イソフタレート単位=100.0〜0:100(モル
比)、テレフタレート単位子イソフタレート単位:ポリ
アルキレングリコール単位=1〜20:1(モル比)で
ある。これらブロック共重合体は1通常、被処理物に対
し0.1〜5.0重量係、好ましくは0,4〜2.0重
量多使用する。前述のブロック共重合体で浴中浸漬−加
熱処理あるいはパッド−ドライ−キュア方式などで付着
せしめると、きわめて良好な吸水吸湿性と同時に制電性
、防汚性能を付与できる。
ルの分子量は400〜140,000である。なお、こ
れらブロック共重合体の組成比は、テレフタレート単位
:イソフタレート単位=100.0〜0:100(モル
比)、テレフタレート単位子イソフタレート単位:ポリ
アルキレングリコール単位=1〜20:1(モル比)で
ある。これらブロック共重合体は1通常、被処理物に対
し0.1〜5.0重量係、好ましくは0,4〜2.0重
量多使用する。前述のブロック共重合体で浴中浸漬−加
熱処理あるいはパッド−ドライ−キュア方式などで付着
せしめると、きわめて良好な吸水吸湿性と同時に制電性
、防汚性能を付与できる。
本発明の吸水吸湿用材料は1.前述したように非常に柔
軟性と拭き取り性にすぐれているのでt主にワイピング
クロスに用いられる。まだ抜群の柔軟性だけを生かすた
めに手袋用途や衣服に用いる場合には、吸水性、吸湿性
だけを殺すために表面に撥水撥油剤を塗布して用いるこ
ともできる。また逆に吸水性、吸湿性だけを生かし、柔
軟性を殺す場合には、裏面に硬化性の樹脂を塗布して用
いるなどの応用展開も可能となる。
軟性と拭き取り性にすぐれているのでt主にワイピング
クロスに用いられる。まだ抜群の柔軟性だけを生かすた
めに手袋用途や衣服に用いる場合には、吸水性、吸湿性
だけを殺すために表面に撥水撥油剤を塗布して用いるこ
ともできる。また逆に吸水性、吸湿性だけを生かし、柔
軟性を殺す場合には、裏面に硬化性の樹脂を塗布して用
いるなどの応用展開も可能となる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが2本発
明は何らこれらに限定されるものではない。
明は何らこれらに限定されるものではない。
実施例1
島成分にポリエチレンテレフタレート70部。
海成分にポリスチレン60部を用い、16島で複合繊度
65デニール、繊維i 51 rrrmの高分子相互配
列体繊維を得た。このス゛□テーブルから、目付480
67m2(D =−ドルパンチフェルトを得た。次にポ
リビニールアルコールを溶解した熱液中に通し、フェル
トの収縮とポリビニールアルコールの付与とを行ない熱
風乾燥した。次いで50℃のパークロルエチレン液に通
し、高分子西e列体繊維の海成分であるポリスチレンを
ほぼ完全に除去した。
65デニール、繊維i 51 rrrmの高分子相互配
列体繊維を得た。このス゛□テーブルから、目付480
67m2(D =−ドルパンチフェルトを得た。次にポ
リビニールアルコールを溶解した熱液中に通し、フェル
トの収縮とポリビニールアルコールの付与とを行ない熱
風乾燥した。次いで50℃のパークロルエチレン液に通
し、高分子西e列体繊維の海成分であるポリスチレンを
ほぼ完全に除去した。
しかる後に分子量1500のポリテトラメチレンエーテ
ルグリコールと分子量1500のポリカプロラクトンジ
オールとが重量%比70:50でウレタン結合とウレア
結合によって有機ジイソシアネート残基及びジアミン残
基と結合されてなる実質的に線状のブロックポリエーテ
ルポリエステル系のポリウレタンのN−ジメチルホルム
アミド液ヲ含浸し、凝固と脱溶媒さらにポリビニールア
ルコールの除去を行ない乾燥した。次いでスライスマシ
ンで2枚にスライスし2両面を特にスライスしない面を
サンドペーパでより多くパ、)した。このものをサーキ
ュラ液流染色機により9分散染料を用い125℃で40
分間染色処理を行ない淡いクリーム色に染め上げた。
ルグリコールと分子量1500のポリカプロラクトンジ
オールとが重量%比70:50でウレタン結合とウレア
結合によって有機ジイソシアネート残基及びジアミン残
基と結合されてなる実質的に線状のブロックポリエーテ
ルポリエステル系のポリウレタンのN−ジメチルホルム
アミド液ヲ含浸し、凝固と脱溶媒さらにポリビニールア
ルコールの除去を行ない乾燥した。次いでスライスマシ
ンで2枚にスライスし2両面を特にスライスしない面を
サンドペーパでより多くパ、)した。このものをサーキ
ュラ液流染色機により9分散染料を用い125℃で40
分間染色処理を行ない淡いクリーム色に染め上げた。
次に苛性ソーダ3チ液中で9φ℃×60分のアルカリ減
量処理を行ない、水洗・中和・乾燥を行なつた。本アル
カリ処理を行なわないものを比較例1とした。
量処理を行ない、水洗・中和・乾燥を行なつた。本アル
カリ処理を行なわないものを比較例1とした。
かくして得た吸水吸湿用材料を構成するポリエステル繊
維の表面は、第2図のごとく微小な定形のない凹凸によ
シ覆われ、単糸繊度が0.1デニール以下であった。吸
水吸湿用材料は厚み1.05on+目付24067m2
であり1表面は裏面よりも多くの極細繊維の毛羽を有し
ていた。第1表に示す如くl繊維表面が粗面化されてな
い比較例1に比し、風合・拭き取り性能は良好であり、
天然のセーム皮に匹敵する性能を持っておりワイピング
クロスに好適の素材であった。
維の表面は、第2図のごとく微小な定形のない凹凸によ
シ覆われ、単糸繊度が0.1デニール以下であった。吸
水吸湿用材料は厚み1.05on+目付24067m2
であり1表面は裏面よりも多くの極細繊維の毛羽を有し
ていた。第1表に示す如くl繊維表面が粗面化されてな
い比較例1に比し、風合・拭き取り性能は良好であり、
天然のセーム皮に匹敵する性能を持っておりワイピング
クロスに好適の素材であった。
*+ 36’c、95チRHで24時間放置時の平衡
水分率。
水分率。
$220℃の蒸留水に15分間浸漬後、P紙で軽く水分
を除去し、浸漬前の試料重量に対する重量増で俤で表わ
したもの。
を除去し、浸漬前の試料重量に対する重量増で俤で表わ
したもの。
*3水に浸漬して絞り、鏡面を拭き取りその状態で判定
する。
する。
$4官官能価による。
$5 J工S L 1085−19775.7剛軟度
A法(45°カンチレバー法)による。゛ 実施例2 島成分にポリエチレンテレフタレート70部。
A法(45°カンチレバー法)による。゛ 実施例2 島成分にポリエチレンテレフタレート70部。
海成分にポリエチレンテレフタレートにインフタル酸ソ
ジウムスルホネートを8wt1共重合したもの60部を
用い、16島で複合繊度6,7デニール。
ジウムスルホネートを8wt1共重合したもの60部を
用い、16島で複合繊度6,7デニール。
繊維長51mmの高分子相互配列体繊維を得た。このス
テープルから、目付49067m”のニードルパンチフ
ェルトラ得た。次にポリビニールアルコールを溶解した
熱液中に通し、フェルトの収縮とポリビニールアルコー
ルの付与を行ない熱風乾燥しだ。
テープルから、目付49067m”のニードルパンチフ
ェルトラ得た。次にポリビニールアルコールを溶解した
熱液中に通し、フェルトの収縮とポリビニールアルコー
ルの付与を行ない熱風乾燥しだ。
しかる後に実施例1と同様のポリウレタンのN−ジメチ
ルホルムアミド液を含浸し、凝固と脱溶媒さらにポリビ
ニールアルコールの除去を行ない乾燥した。次いでスラ
イスマシンで2枚にスライスし9両面を特にスライスし
ない面をサンドペーパでよす多くパフした。このものを
サーキュラ液流染色機により2分散染料を用い115℃
で40分間染色処理を行ない淡い黄色に染め上げた。
ルホルムアミド液を含浸し、凝固と脱溶媒さらにポリビ
ニールアルコールの除去を行ない乾燥した。次いでスラ
イスマシンで2枚にスライスし9両面を特にスライスし
ない面をサンドペーパでよす多くパフした。このものを
サーキュラ液流染色機により2分散染料を用い115℃
で40分間染色処理を行ない淡い黄色に染め上げた。
次に苛性ソーダ3%液中で90℃×40分のアルカリ処
理を行ない、水洗・中和・乾燥を行なった。
理を行ない、水洗・中和・乾燥を行なった。
アルカリ処理を行なわないものを、比較例2とした。
このアルカリ処理により高分子配列体繊維の海成分の大
部分が除去され、一部分が島成分の表面に残存し、残存
した繊維表面は微小な定形のない凹凸により覆われ、単
糸繊度ば01デニール以下であった。この吸水吸湿用材
料は厚み0.75 nun 。
部分が除去され、一部分が島成分の表面に残存し、残存
した繊維表面は微小な定形のない凹凸により覆われ、単
糸繊度ば01デニール以下であった。この吸水吸湿用材
料は厚み0.75 nun 。
目付210g/m2であり2表面は裏面よシも多くの極
細繊維の毛羽を有していた。第2表に示す如く。
細繊維の毛羽を有していた。第2表に示す如く。
風合・拭き取り性能は良好であり、ワンピングクロスと
して最適なものであった。
して最適なものであった。
第2表
実施例6
実施例1に示しだ高分子相互配列体繊維からなるステー
プルAと、島成分にポリエチレンテレフタレートにイソ
フタル酸ソジウムスルホネートを5 wtl共重合した
ものを70部、海成分にポリスチレンを60部用いた高
分子相互配列体繊維からなるステープルをA : B=
75 : 25の比で混合し、目付460 g、7m2
のニードルパンチフェルトを ゝ得た。以下実施例
1と同様の方−法により処理を行ない、淡いクリーム色
の吸水吸湿用材料を得た。
プルAと、島成分にポリエチレンテレフタレートにイソ
フタル酸ソジウムスルホネートを5 wtl共重合した
ものを70部、海成分にポリスチレンを60部用いた高
分子相互配列体繊維からなるステープルをA : B=
75 : 25の比で混合し、目付460 g、7m2
のニードルパンチフェルトを ゝ得た。以下実施例
1と同様の方−法により処理を行ない、淡いクリーム色
の吸水吸湿用材料を得た。
かくして得だ吸水吸湿用材料を構成する繊維の表面は、
微小な定形のない゛凹凸によシ覆われ、単糸繊度は01
デニール以下であり、単糸繊度“の小さい方にイソフタ
ル酸ソジウムメ・ルホ、ネールを5、wtl共重合した
ポリエチレンテビ、フタレート□繊維がより多く分布し
ていた。吸水、吸湿用材料9厚み 。
微小な定形のない゛凹凸によシ覆われ、単糸繊度は01
デニール以下であり、単糸繊度“の小さい方にイソフタ
ル酸ソジウムメ・ルホ、ネールを5、wtl共重合した
ポリエチレンテビ、フタレート□繊維がより多く分布し
ていた。吸水、吸湿用材料9厚み 。
1、 OD mm、 目付230 g/m2テ6−リ
1.゛宍面□ば、裏゛面゛よりも多くの極細繊維の毛羽
を有していた。得、られだ吸水吸湿用材料の性能は、実
施例1と同様に良好なものであった。
1.゛宍面□ば、裏゛面゛よりも多くの極細繊維の毛羽
を有していた。得、られだ吸水吸湿用材料の性能は、実
施例1と同様に良好なものであった。
実施例4 − 、−1
とし、島成分と海成分の比率80 : 20.島・成分
ゝ1 の数66島で240D−24fi1の″高分子相・互□
配列、□ □ 。
ゝ1 の数66島で240D−24fi1の″高分子相・互□
配列、□ □ 。
分のアルカリ処理を行ない、水洗・中和・乾燥を行なっ
た。その後油圧式起毛機で両面を軽く起毛した。
− かくして得た吸水吸湿用材料の織物は、繊維表面には高
分子配列体繊維の海成分の残存はほとんど認めち、れす
、微小な定形のない凹凸により覆われ:単糸繊度は0.
1デニール以下であった。吸水吸湿用材料は厚み0.6
5mm、 目付i o o g/m2テy リl1 、両、面は極細縁□維の毛羽で覆われていた。得られた
1 2 )1 □ 、。
た。その後油圧式起毛機で両面を軽く起毛した。
− かくして得た吸水吸湿用材料の織物は、繊維表面には高
分子配列体繊維の海成分の残存はほとんど認めち、れす
、微小な定形のない凹凸により覆われ:単糸繊度は0.
1デニール以下であった。吸水吸湿用材料は厚み0.6
5mm、 目付i o o g/m2テy リl1 、両、面は極細縁□維の毛羽で覆われていた。得られた
1 2 )1 □ 、。
吸水吸湿用材料の性能は、実施例1と同様に良好なもの
であった。\ 、実施例5 実施例1で、得たポリエステル繊維からなる立毛シート
に、°、テレフタル酸−イソフタル酸−エチレンクリコ
ールーポリエチレングリコールのブロック共“重合体(
テ・レフタレート単位/イソフタレーの10チ水性分散
液を被処理物−に対し、10重量係を浴に添加し、12
0℃で20分間処理をした。
であった。\ 、実施例5 実施例1で、得たポリエステル繊維からなる立毛シート
に、°、テレフタル酸−イソフタル酸−エチレンクリコ
ールーポリエチレングリコールのブロック共“重合体(
テ・レフタレート単位/イソフタレーの10チ水性分散
液を被処理物−に対し、10重量係を浴に添加し、12
0℃で20分間処理をした。
このものは、実施例1で得られたものの吸水吸湿性より
もさらに高いレベルの4のであり、制電性と防汚性を同
時に有するものであった。
もさらに高いレベルの4のであり、制電性と防汚性を同
時に有するものであった。
第1図は通常の極細繊維の走査型電子顕微鏡による4、
OO0倍の写真である。第2図は本発明の吸水吸湿用
材料を構成するポリエステル繊維表面の走査型電子顕微
鏡による4、 000倍の写真である。
OO0倍の写真である。第2図は本発明の吸水吸湿用
材料を構成するポリエステル繊維表面の走査型電子顕微
鏡による4、 000倍の写真である。
Claims (5)
- (1)微小な定形のない凹凸により繊維表面が覆われ、
しかも単糸繊度が05デニール以下のポリエステル系繊
維で主として構成された吸水吸湿性材料。 - (2)繊維表面の一部または全部がイソフタル酸ソジウ
ムスルホネート単位を含む共重合ポリエチレンテレフタ
レート系ポリマからなる複合繊維で主として構成された
特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料。 - (3)−ポリエステル系繊維の一部または全部がインフ
タル酸ソジウムスルホネート単位を含む共重合ポリエチ
レンテレフタレート系繊維である特許請求の範囲第1項
記載の吸水吸湿用材料。 - (4) ポリエステル系繊維以外に高分子弾性重合体
を含有する特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材料
。 - (5) ポリエステル系繊維がその表面に水溶性ポリ
アルキレングリコールとテレフタール酸またはイソフタ
ル酸とエチレングリコールを主体とするブロック共重合
体を含有する特許請求の範囲第1項記載の吸水吸湿用材
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57047254A JPS58169574A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 吸水吸湿用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57047254A JPS58169574A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 吸水吸湿用材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58169574A true JPS58169574A (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=12770129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57047254A Pending JPS58169574A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 吸水吸湿用材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58169574A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61103428A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-21 | 帝人株式会社 | ワイピングクロス |
JPS626933A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-13 | ユニチカ株式会社 | 偏在吸水性布帛 |
JPS62217933A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-25 | 帝人株式会社 | ワイピング材 |
JPH01201549A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-14 | Toyota Motor Corp | 有毛布帛物とその製法 |
JPH04228346A (ja) * | 1990-04-14 | 1992-08-18 | Carl Freudenberg:Fa | 洗車設備用不織布製洗浄体 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP57047254A patent/JPS58169574A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61103428A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-21 | 帝人株式会社 | ワイピングクロス |
JPS626933A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-13 | ユニチカ株式会社 | 偏在吸水性布帛 |
JPS62217933A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-25 | 帝人株式会社 | ワイピング材 |
JPH01201549A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-14 | Toyota Motor Corp | 有毛布帛物とその製法 |
JPH04228346A (ja) * | 1990-04-14 | 1992-08-18 | Carl Freudenberg:Fa | 洗車設備用不織布製洗浄体 |
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