JPS58169465A - 滴下できる袋状包装容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

本発明はミルク、粉末食品、経管栄養剤或は輸液添加剤
等の粉末又は粘液体等を封入できる袋状の包装容器に関
するものである。 従来のこらした製品、例えば経管栄養剤の粉末の場合、
極（普通の密封包装体に包装されているだけである為、
使用時におりては病院などでビーカー状の広口容器中に
取出され、水又は熱湯を加えてガラス棒などで攪拌混合
し、次いで既存のイルリガートルに入れ替えて吊し、導
入用チューブを通して鼻、胃又は腸に注入滴下させてい
るが、この方法にお込ては先ず第一に溶解混合する為の
容器やイルリガートル等の導入滴下容器の洗浄が完全に
出来るかどらかに問題があわ、又開放口容器での混合操
作や容器から容器への入れ替えの操作過程でゴミや菌が
混入し易すなど衛生的な取扱（八に問題があった。 又箪二には使用する容器が多く洗浄や手順に手間を要す
る欠点があった。 本発明は以上のよらな問題点を解決すべ（発明されたも
ので、不使用時には密封包装でき、使用時には溶解液、
分散液を加えて袋体内で均一に混合できるものであって
、導入摘入滴下容器と１丁の役目をも兼ね備えた包装容
器を得ることを目的とし、その目的を達成する為に、袋
体には再封鎖可能な液体注入口を形成すると共に、滴下
針を突刺し出来る柔軟な合成樹脂等の弾性体を装本体に
装着したものである。 本発明のＷ、ｌの特徴は、滴下針を突刺し出来　　′る
弾性体を装本体の壁面に装着したことにある。 すなわち、弾性体を壁面に装着させただけの極め丁簡単
な構成で胃や腸などに栄養剤を滴下導入する為の滴下針
を装着でき、且つ栄養剤を漏洩せしめることなく確実に
安定した状態で滴下でき、製造も簡単で安価に得られる
といら特徴がある。 第２の特徴は、袋状の包装体によって包装兼滴下容器と
したことにある。 すなわち、内容物を封入せしめた場合、袋状であれば自
由に内容物に沿って誓封できるので、余分な空気を追出
して外形が固定化された容器の場合に生じる空間部分Ｃ
へ゛ソドスペース）を作らずに済み、酸化はれやすｂ内
容物の酸化等を防ぐことができるし、又溶解液を加入す
る為には、その液の増量分だけのスペースが必要となる
が、袋状容器であれば折畳んでそのスペースを確保しつ
つコンパクト化を図ることが出来る・ 又、柔軟性のある袋状容器においては、使用者の体に付
帯させても邪魔にならず吊下げることが出来るので、患
者の行動範囲が広くなる。 更に、硬質の会ｆｉ５を樹脂製やガラス製の容器の場合
、滴下する時は通気用のガラス管やエアー針を要すが、
柔軟な袋であれば、内容物の注出に順応して袋が内側に
凹んで行（ｙｃめにそれらの袖助具を要しなＬｎ６ ＄３の特徴は、包装体に再封鎖可能な液体注入口を設け
ることによって、該注入口より液体を注入し、再び封鎖
して包装体を揺動させて内容物を容易に混合或は溶解さ
せることが出来る・纂４の特徴は、スタンドや患者の首
部、局部から吊下げられる吊下げ手段を装本体に設けれ
ば、突刺し針を導入用チューブやカテーテル等の導液管
と連結することにより、導入滴下容器として装本体をそ
のまま利用できる。 以下図面に示す実施例に基づ論で説明する。 本発明にかかる装本体（１）は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ナイロン等のよらな各種合成樹脂フィルム、
アルミ箔と合成樹脂フィルムと　　　　５の積層フィル
ム又はアルミニウム袋等、内容物の特性に応じて選定さ
れた材質からなるフィルムを用−４丁袋状に構成される
もので、例えば・鹸化され易い内容物の場合は、アルミ
ニウム或はＰ、Ｖ、Ａのような透明性のある合成樹脂フ
ィルムが用すられ、ガスバリア性の高すものが選定され
る。 そして袋の形状は、平袋形、スタンド形等任意の形状が
選定され、突刺し針と共に取出口を構成するところの装
本体に装着される弾性体は合成又は天然ゴム、ボＩＩエ
チレン等のプラスチック成型物が用論られ、その接着方
法は、接着剤、熱溶着シール、超音波シール等によって
装本体（１）の壁面に接着される。 なお、接着剤による場合には始めからセットされている
場合と、使用時に貼る場合とがある。 さて、第１図乃至第７図に示す第１実施例のものから説
明すると、これは装本体（１）の底部をスタンディング
式に立体的に形成したものを示している。 図示のものは、一枚のフィルムシー）４折込んで胴体の
中央におりで端部同志をシールしたもので構成され、側
部の折込みは断面Ｗ形、すなわちガセット折となって一
へる。 そしてガセット折りの外方折込み端縁もシール（３）さ
れており、更に袋底もシール（４）されている。 この袋底のシール（４）はガセット折りが開かれるよう
に裏腹（６）及び裏腹（５）の各々の下端と側腹（１）
のガセット折りで形成された前後膜（７ａ）（’７ｂ）
の下端とがそれぞれシール（４）され、中心部では裏腹
（６）と裏腹（６）とが−緒にシール（４ａ）された形
のものとなって−る。 装本体（１）の上方は液体注入口（８）を残して第１図
、第３図に示す如（ガセット折りの前後膜（７ａ）　（
７ｂ）同志及び前膜

【７ａ）と裏腹（６）、後膜（７ｂ
）と裏腹（５）同志が互いに端部でシール（０）されて
ｂる。 このシール部分（９）は幾重かに折込むことが出来る大
きさに形成されていると共に吊紐、挿通孔−αの００）
が左右対称に穿設されている。 α１）は弾性体であって、裏腹（６）の下方にお論で壁
面に接着されてｂる◎ 以上のような袋体（１）は、液体注入口（８）から内接
物を充填してシール部分（９）をｖ、６図のように折込
み、常時は密封包装体としておくものであるが、使用時
におりてその折込みを解き、液体注入口（８）から水、
熱湯などの混合液又は溶解液を注入してから再びシール
部分（９）を折込みりｌ】ツブ（ロ）で閉じ、孔α０）
（１［相］に吊紐０３）でへンガー等に吊すか、又は第
６図の如（底を開いて袋体を起立せしめて使用するもの
であるが、突刺し針（１荀は第マ図の如（弾性体（１１
）の部分に差込み、導入用チューブ（ロ）を通じて点滴
を行なうものである。 以上のよらなスタンディング式にすれば、液体を注入す
る際に袋体を立てておくことが出来て便利である。 次に、第８図、第９図に示す袋体（１）は平型袋であっ
て、二枚のフィルムシートの周囲端部を熱溶着してシー
ルしである。 （１′６α７）（１８）に）はその左右上下のシール部
を示して・：１ お’％（１６）はシール部α′６（ロ）によって形成さ
れた徳利口形状の液体注入口である。 液体注入００６）の（びれ部分には凸条と凹条の嵌合ス
ルプラスチ・ツクチャックシール（１９１が一体的に設
けられている。 従って常時は、チャックシール（ロ）とシール部（ホ）
によって密封されてｂるので、液体注入口（１６）から
は内容物が散逸しない。 使用する場合は、先ず上部シール部（ホ）を鋏で切り落
し、プラスチックチャックシール（１ｇ）を開けて液体
注入口θＧ）から溶解液体を注入する。 その際、注入口（１６）は比較的広めのものとなってい
るので注入し易い。 そして再びチャックシール（ロ）を閉じ、次いで袋体を
揺動させて収納されている内容物と溶解液体とを均一に
混合して使用するもので、その際注入口０呻に（びれ部
分があれ１チヤツクシールがあるので内容物がこぼれ出
にとはないし、第１実施例のものと同様に弾性体（ｕ）
に突刺し針α荀を突き通して使用することが出来る。 に）は吊掛は用の穴であって、装本体をスタンドに吊下
げたり、病人の首や肩に吊す為にこの穴に紐を通す。 穴の形状は任意である。 第１０図に示すものは、液体注入口（１６）の形状が第
８図のものと異なるので、吊掛は用の穴に）も左右対称
でなく、上下に形成されており、それは熱シール部を利
用して形成してあわ、袋体（１）を上下に揺って混合し
易い持手としても利用される。 かかる穴に）の形状では、持手として便利であるが、そ
の一方を吊掛は用にもなるように形成してもよ論。 その他、チャ・ツクシール（ロ）が二条形成されたもの
を示している・ ＠１１図に示された実施例のものは、液体注入００６）
がキャップに）によって閉鎖されるものを示しである・ 番１２．１３図に示す実施例のものは、ＩＣＩ実施例の
ものと同様に使用されるもので、第１実施例のものと異
なるところは、袋体が立体的でなく、平型袋となってい
る点である口細長い徳利口形状の液体注入口０呻は点線
で示す部分で幾重かに折込まれクリップ（ロ）等で閉じ
られるようになっている。 本発明容器は、以上の如く構成することによって、内容
物を密封包装できるので、内容物を無菌に近い状態で保
存することが出来て、内容物の腐敗を防ぎ安全性を図る
ことができる。 しかも、包装体を滴下容器として使用できるので一石二
鳥の容器を得ることが出来るという特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明容器のｗＬｌ実施例にかかる平面図、 ８２図は、同上Ａ−Ａ断面図、 第３．４図は、同上Ｂ−Ｂ、Ｏ−０断面図、箪５図は、
同上の部分斜面図、 第６図は、同上使用状態を示す斜面図、第マ図は突刺し
針の使用状態を示す部分切断面図、 第８．９図は、本発明容器の第２実施例にかかる平面図
と、同上Ａ　−Ａ断面図、 ｆｌ！ｌｏ、ＬＬ図は、本発明容器の第３．４実施例に
かかる平面図、 第１２図は、本発明容器の第５実施例にかかる平面図、 第１３図は、同上使用状態の斜面図である。 （１）・・・・・・・・・・・・袋　体（８）　（Ｉ６
）・・・・・・・・・再封鎖可能な液体注入口（ｌυ・
・・・・・・・・・・・弾性体（Ｉ荀・・・・・・・・
・・・・突刺し針特許出願人　エーザイ株式会社 　１１１ 第１図　　　　第２図 第３１　　　　第４図 第５図 第７図 ４ −３６３−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液体に分散或は溶解する固形又は液状の物質を封入でき
   る袋体からなれ、該袋体には再封鎖可能な液体注入口を
   形成すると共に滴下針を突刺し出来る柔軟な合成樹脂等
   の弾性体を装本体に装着してなる滴下できる袋状包装容
   器。