JPS5816855B2 - ブロイラ−の冷却装置 - Google Patents

ブロイラ−の冷却装置

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JPS5816855B2
JPS5816855B2 JP52043704A JP4370477A JPS5816855B2 JP S5816855 B2 JPS5816855 B2 JP S5816855B2 JP 52043704 A JP52043704 A JP 52043704A JP 4370477 A JP4370477 A JP 4370477A JP S5816855 B2 JPS5816855 B2 JP S5816855B2
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JP
Japan
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carcass
cooling
cooling device
air
broiler
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JP52043704A
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加藤舜郎
西岡克浩
増田勝美
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Daikin Industries Ltd
IJICHI SHUKEIJO KK
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
IJICHI SHUKEIJO KK
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5816855B2 publication Critical patent/JPS5816855B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブロイラーの冷却装置、詳しくはブロイラー屠
体又は該屠体から内蔵を取除いた中抜屠体の冷却装置に
関する。
尚一般にブロイラーとは、生後8〜12週の若鶏のこと
であるが、この発明では、特にこの年令のものに限定す
ることなく、若鶏全般を含むものとし、又屠体とは一般
に内蔵を含むものを相称するが、この発明では、内蔵を
取除いた所謂中抜きと称されるものや、カット・アップ
と称される分割したものも含むものとする。
しかして、従来此種ブロイラー屠体は、常温で放置され
ると屠殺後数時間で変質がはじまるため、屠殺後の処理
を終えた後直ちに冷却し、屠体体温を10℃以下好まし
くは0℃近くまで下げることが行なわれている。
そして、この屠体冷却に際しては、急速に冷却すること
が屠体の品質を保つ上から望まれているのであるが、反
面屠体が部分的にも氷結すれば、品質が低下することに
なるし、また、この冷却中に屠体が乾燥しても目減りを
生じたり、屠体表面が変色したりして商品価値の点でも
味覚の点でも好ましくないのである。
そこで従来においては、冷水又は氷水を用いて冷却する
方法が最も多く用いられている。
即ちその代表的な方法の一つとしては、細長い冷水タン
ク中に、ドラムを回転自由に取付けると共に、前記タン
クの水に砕氷を加えて氷水とし、砕氷はドラムに入らな
いが冷水がドラムに入るようにして、このドラムの一端
から屠体を入れ、該ドラムを冷水中で回転させて、前記
屠体をドラム内における冷水の渦流により冷却しながら
順次移送し、ドラム他端から取出すようにしたスピン・
チル方法が知られている。
この方法によれば、冷たい空気で屠体を冷却する乾き冷
却方法に比較して、冷却時間を短縮できるから、品質も
よく、又冷却中の乾燥がないので目減りはなく屠体表面
が変色する問題もないのであるが、冷水タンク中で、停
滞する冷水に、多数の屠体を順次浸漬するのであるから
、換言すると細菌で汚染されている屠体や放血が不充分
な屠体或いは脚などに泥が付着している屠体が雑多に浸
漬されるのであるから、清潔に処理された屠体が前記冷
水を介して汚染されてしまう問題があった。
この問題は、汚染した冷水を清潔な冷水に頻繁に換水す
れば解決できるが、この換水により冷却力のある冷水を
捨てることになるので不経済となり、その上換水する汚
水の処理装置を大型にしなければならない問題が生ずる
のである。
又一方、冷水による冷却により屠体は吸水して膨張する
ことになるが、その流通過程において乾燥により目減り
するので取引上支障をきたしたり前記目減りにより肉質
を傷める問題もあった。
尚前記細菌のうち問題になるのは低温細菌で屠体が該細
菌で汚染されると、冷却しても細菌の繁殖を抑制する作
用が十分に行なえず、そのためネトが発生する時期が早
くなり、之に伴なって香りも悪くなり、体表が変色する
ことになる。
しかしてこの問題特に細菌汚染については、前記冷水に
抗生物質を加えることも考えられるが食品衛生上好まし
くないし、現に日本国内においては許可されていない。
そこで本発明は以上の如き従来の冷却方法の問題点を解
決すべく発明したもので、主たる目的は、屠体相互にお
いて汚染し合うことなく冷却できながら、屠体表面の乾
燥による目減りや体表の変色もなく、シかも所望温度へ
の冷却も迅速に行なえる冷却装置を提供する点にある。
又他の目的は簡単な装置で、かつ前記した冷却作業を能
率よく行なえる冷却装置を提供する点にあり、もう一つ
の・目的は屠体の前記した冷却を効果的に、むらなく行
なえる冷却装置を提供する点にある。
しかして特許請求の範囲第1項に記載した第1第目の発
明は、基本的な発明であって、前記屠体に冷風を供給す
る空気冷却装置と、前記屠体表面に散水する水スプレー
装置とを備え、該水スプレー装置による散水により前記
屠体表面を湿潤させると共に、湿潤した前記屠体を、前
記空気冷却装置から供給する冷風により冷却するごとく
したことを特徴とするものである。
即ちこの基本的な発明の要旨は、屠体の冷却を冷水又は
氷水によることなく冷風により行なうと共に、単に冷風
により冷却することなく、水スプレー装置により屠体表
面に散水して該表面を湿潤させ、湿潤状態にある屠体を
前記冷風により冷却すべく成した点にあり、斯くしたこ
とにより、冷水冷却方法における前記した汚染の問題を
なくしながら冷風による屠体への熱伝達を良くシ、かつ
屠体表面に与えられた水分の蒸発による蒸発潜熱により
冷水冷却方法と同等若しくはそれ以上の迅速な冷却が行
なえると共に、冷風のみをたんに吹付けて冷却する方式
における著るしい屠体表面の乾燥により、冷却中に生ず
る目減りや、屠体表面の乾燥による品質低下や、表面変
色の問題もなく、品質を維持できながら能率よく屠体の
冷却が行なえるのである。
又特許請求の範囲第5項に記載した第2番目の発明は、
第1番目の発明による屠体の冷却を、連続的に能率よく
行なえるようにしたもので、前記屠体を連続的に移送す
る移送装置さ、該移送装置により移送する屠体の移送過
程で、前記屠体に冷風を供給し、該屠体を連続的に冷却
する空気冷却装置及び前記冷却過程において、前記屠体
表面に散水する水スプレー装置を備え、前記移送装置の
移送方向入口側に、該移送装置へ屠体を取付ける屠体取
付部を、また出口側に前記移送装置から屠体を脱却する
屠体脱却部を設けたことを特徴とするものであり、特許
請求の範囲第9項に記載した第3番目の発明は、第1番
目の発明による屠体の冷却を、簡単な設備で、連続的に
能率よく行なえるようにしたもので、前記屠体を蛇行状
に連続移送する移送装置を設けて、該移送装置の少なく
とも一方の反転部に、前記屠体に向って散水する水スプ
レー装置を設け、前記反転部において屠体表面を湿潤さ
せるごとく成すと共に、前記移送装置による屠体の移送
過程で、前記屠体に冷風を供給する空気冷却装置を設け
、該空気冷却装置からの冷風により湿潤状態の前記屠体
を冷却するごとくしたことを行詰とするものである。
更らに特許請求の範囲第13項に記載した第4番目の発
明は、第2,3番目の発明と同様前記第1番目の発明に
よる屠体の冷却において、特に屠体への冷風の供給が容
易に、しかも各屠体に対し平均的に供給できるようにし
たもので、所要大きさの冷却室を形成して、該冷却室に
前記屠体を移送する移送装置を複数列配置すると共に、
前記冷却室上部にエアーチャンバーを形成して、該チャ
ンバーの下面に前記移送装置に沿った複数列のスリット
を設ける一方、空気冷却装置を設けて、前記エアーチャ
ンバーに連通し、前記空気冷却装置からの冷風を、前記
スリットを介して屠体に供給するごとく成すと共に、前
記移送装置による屠体の移送途中に、該屠体表面に散水
して湿潤させる水スプレー装置を設けて、湿潤した前記
屠体を前記スリットから供給される冷風により冷却する
ごとくしたことを特徴とするものであり、最後に特許請
求の範囲第16項に記載した第5番目の発明は、前記第
4番目の発明と同様に、屠体の冷却において、各屠体を
むらなく効果的に冷却できるようにしたもので、前記屠
体に冷風を供給する空気冷却装置と、前記屠体表面に散
水する水スプレー装置とを備え、前記空気冷却装置から
の冷風を、前記屠体に対し、該屠体体軸に平行に供給す
るごとく成したことを特徴とするものである。
以上これら各発明を図面に示した実施例に基づいて順次
詳記する。
先ず、基本発明である第1番目の発明を第1図に基づい
て説明する。
この発明の基本構造は、第1図に示したごとくブロイラ
ーの屠体Aに冷風を供給する空気冷却装置1と、前記屠
体1の表面に散水する水スプレー装置2とを備えている
ことで、この水スプレー装置2による散水で前記屠体A
の表面を湿潤させると共に湿潤した前記屠体Aを前記空
気冷却装置1から供給する冷風により冷却するのである
しかして前記空気冷却装置1は、一般的に知られている
ごとく、コンデンシングユニット(図示せず)と接続し
、蒸発器11及びファン12を内蔵した直接膨張式の空
気冷却装置を用いミ該装置1の前記蒸発器11の出口か
ら冷風を強制的に取出して前記屠体Aに吹付けるごとく
成すのであって、好ましくは第1図のごとく所要大きさ
の冷室3を形成して、この冷却室3に前記空気冷却装置
1を組込み、前記蒸発器11の出口に冷風通路4を形成
してこの冷風通路4かう前記冷却室3内に配置する屠体
Aに冷風を吹付けるごとく成すのである。
尚、前記冷却装置1は、前記蒸発器11にブラインチラ
ー(図示せず)からのブラインを供給する間接膨張式の
空気冷却装置を用いてもよいし、圧縮機、凝縮器等をさ
らに内蔵した1体形の空気冷却装置を用いてもよいので
あって、第1図に示したごとく冷却室3を形成した場合
で、空気冷却装置1とコンデンシングユニット又はブラ
インチラーと接続した分離形を用いる場合は、コンデン
シングユニット又はブラインチラーは室外に設置するの
である。
又屠体Aの冷却時の配置は、固定式でも移動式でもよい
が、前記冷却室3にレールなどの吊杆30を架設して、
該吊杆30に、第3図に示したごときシャックル53を
取付け、このシャックル53に前記屠体Aを吊荷するの
である。
又前記水スプレー装置2は、前記ブロイラー屠体Aの表
面が乾燥するのを防ぐために散水するもので、主として
水ポンプを用い、水を強制的に圧送してスプレーノズル
21から屠体Aに霧状に散水するごとく成すのであるが
、その他水道水などの高圧水を用いてもよいし、散水す
る屠体Aの配置高さより高位に水槽を設けて重力で散水
するごとく成してもよい。
又この水スプレー装置2による屠体Aへの散水は、冷却
中連続的に行なってもよいし、断続的に行なってもよい
のであって、連続的に散水する場合は単−屠体に対する
単位時間当りの散水量は継続的に行なう場合より少なく
するのである。
又水スプレー装置2のノズル配置は、前記屠体Aを前記
吊杆30の定位置に配置して冷却するか前記吊杆30に
沿って移送させながら冷却するかにより、また散水が連
続的か断続的かにより設定すればよく、そのノズル配置
は特に限定されないが、屠体表面に対し平均的に散水す
べく配置することは必要である。
しかして前記水スプレー装置2による散水量は屠体Aに
吹付ける冷風の温度及び相対湿度が一定の場合、冷風の
風速との関係で決定されるが、この冷風の風速は余り高
速にすると屠体Aの乾燥が速くなり、所要散水量が増加
する。
又一方余り低速にすると所要冷却時間が長くなり、冷却
時間の延長による品質低下並びに装置の処理量が低下す
る問題がある。
従って実用的には前記風速は、屠体の重さを平均的な重
さく約IK2)とした場合0.5〜577I/秒に設定
すべきであり、所要冷却時間及び乾燥の速さ換言すると
所要散水量との関係で2〜3.5771/秒の範囲にす
るのが好ましいのである。
尚実験した結果によれば、2,7m/秒が所要冷却時間
と所要散水量との関係で最も好ましい。
しかして前記屠体Aの表面乾燥を防止するための時間当
りの所要散水量は、第8図点線で示したごとく、同図実
線で示した前記所要冷却時間とほぼ逆の特性(但し風速
がある値を越えると減衰する)を描くもので、風速を高
くする程乾燥し易くなって所要散水量が犬となり、風速
が低い場合に比較して短時間で表面が乾燥することにな
る。
又一方散水量は、屠体表面を乾燥させることなく湿潤状
態に維持できる程度にすればよいが、余り散水量が多く
とも水ロスになるばかりである。
従って前記した風速の実用範囲内においては、散水によ
り屠体表面に付着する水量を1羽の屠体Aに対し、30
〜150CC/1時間とするのであり、前記した風速の
好ましい範囲においては70〜100CC/1時間とす
るのである。
尚前記した風速2.7m1秒においては90CC/1時
間が最も好ましい。
又風速2.7m1秒とした場合、前記したごとく1羽の
屠体に対し、1時間当り90CCが好ましいのであるが
、前記散水を断続的に行なう場合屠体表面を常に湿潤状
態にするには少なくとも10分間に1回は散水しなけれ
ばならない。
又所要冷却時間は、風速により決定されるが、前記、し
た風速2.7m/秒の場合(但し冷風の空気温度O℃)
約50分で5℃に冷却できるのであって、この場合所要
冷却時間内で屠体表面に付着する水量は75匡となる。
又散水回数を10分間に1回とすれば1回の散水で屠体
表面に付着させる水量は15CC必要となるが、10分
間以下として散水回数を増加すれば、■5CC以下にす
ることができる。
又前記屠体に吹付ける冷風の温度は、屠体が凍結しない
温度で、冷却しようとする温度以下に設定すればよいの
であって通常は5℃〜−3℃が好ましい。
又前記水スプレー装置2により散水する水は、常温水で
もよいが、冷却段階で屠体表面温度より高温になってお
れば、散水により表面温度を昇温させることになるので
、冷却温度換言すれば散水する屠体表面温度より低くす
ることが好ましい。
以上の如く第1番目の発明によれば、ブロイラー屠体を
湿潤させて冷風で冷却するので屠体が他の屠体により相
互に汚染されることなく衛生的に冷却が行なえるのであ
り、しかも冷風で冷却しながら屠体表面が乾燥すること
もないので、目減りが生じたり変色したりすることもな
いのであり、その上湿潤させて冷風を吹付けるから冷風
からの熱伝達が良くなり、所要冷却時間が冷風のみによ
る冷却に比較し、短縮でき、冷水冷却方式と同等若しく
はそれ以上の迅速な冷却が行なえるのである。
更らに前記冷風の風速及び屠体表面に付着する水量を、
これら両者との相関関係をもとに設定することにより水
ロスなく、経済的に優れ、かつ品質低下や目減りのない
冷却が行なえるのである。
次に第2番目の発明の実施例を第2図に基づいて説明す
る。
この第2番目の発明は、前記した第1番目の発明による
ブロイラー屠体の冷却を連続的に能率よく行なえるよう
にしたもので、前記屠体Aを連続的に移送する移送装置
5を設けて、この移送装置5により前記屠体Aを所定の
移送経路に沿って移送させるようにすると共に、この移
送経路の途中において、前記屠体Aに冷風を供給して該
屠体Aを連続的に冷却する空気冷却装置1と、前記屠体
Aに散水する水スプレー装置2とを設け、更らに前記移
送装置5の移送方向入口側に、該移送装置5へ屠体Aを
取付ける屠体取付部6を、また出口側に、前記移送装置
から屠体Aを脱却する屠体脱却部7を設けたのである。
しかして前記移送装置5は、第3図に示したごとくレー
ル51と、該レール51に沿って移動するローラ52を
もったシャンクル53、及び該シャックル53を前記レ
ール51に沿って移動させる駆動チェノ54、並びに該
チェノ54を駆動する。
駆動装置(図示せず)とから成り、前記レール51をエ
ンドレス状に形成して、前記シャックル53を一定経路
で循環させるのである。
又第2図に示したものは、はゾ密閉状とした冷却室3を
形成して、この冷却室3の入口31と出口32との間に
前記レール51を架設し、前記冷却室3内に屠体Aの移
送経路を形成するのであり、出口32から室外に配置す
る前記レール51は冷却室3の外側を経て前記入口31
に接続するのであって、前記レール51を入口側におい
て迂回させることにより、前記屠体取付部6を形成する
のである。
尚屠体脱却部7は、脱却作業が取付作業に比し簡単で、
機械的にも行なえるので、前記取付部6のごとく迂回さ
せる必要はない。
又前記シャックル53への屠体取付けは、第3図のごと
く屠体Aの脚を手でシャックル53の支持機53aに設
けた引掛部53bに引掛けて行なうのであって、この実
施例では一つのシャンクル53に2列3段として6羽の
屠体Aを取付けるようにするのである。
又一方前記空気冷却装置1は、第2図に示したごとく、
前記冷却室3を区画壁33により区画して、前記移送装
置5の移送経路に沿う機械室34を設け、この機械室3
4に複数個直列状に定置するのであり、これら各空気冷
却装置1・・・・・・と前記移送経路部分即ち冷却部3
5とを冷風通路4を介して連通ずるのである。
尚一つの空気冷却装置1を用い、ダクト配管してもよい
し、複数個の空気冷却装置1・・・・・・を用いる場合
でも、分離形空気冷却装置を用い、一台のコンデンシン
グユニット又はブラインチラーに対し王台以上の空気冷
却装置を設けて、第2図のごとく配置してもよいのであ
り、又冷風吹付方向は、第1図のごとく垂直方向でもよ
いし、水平方向でもよい。
又前記水スプレー装置2も第1番目の発明における水ス
プレー装置と同様で、屠体Aへの散水を連続的に行なう
場合は、前記移送経路に多数のスプレーノズルを配置す
るのであり、断続的に行なう場合は第2図のごとく一定
間隔毎にスプレーノズル21を配置するのである。
尚このスプレーノズル21の配置は、屠体Aに対し、平
均的に散水できるように配置するのであって、第1図の
ごとく上下方向に対向させる他、上下方向に複数個配列
し、水平方向に対向させてもよい。
又第2図において8は、前記シャックル53の消毒殺菌
装置で、高温水、蒸気又は加熱ガスなどをシャックル5
3に吹付けて、該シャンクル53に付着する細菌を殺生
する。
そしてこの消毒殺菌装置8は、前記移送装置5の出口側
即ち冷却室3の出口32と入口31とを結び、冷却室3
の室外に配置した箇所に設けるのであるが、前記屠体取
付部6の近くが好ましい。
以上の如く第2番目の発明によれば、屠体を移送させな
がら冷却を行ない、しかも冷却過程外で移送装置へ屠体
を取付けたり、移送装置から脱却したりできるので、屠
体の冷却作業を連続的に行なえ、従って能率よく冷却処
理が行なえるのであって、前記した第1番目の発明にお
ける効果を期待できながら、能率向上により、更らに屠
体品質を良好に行なえるのである。
次に第3番目の発明の実施例を第4図及び第7図に基づ
いて説明する。
この第3番目の発明は、第2番目の発明と同様前記第1
番目の発明による屠体冷却を、簡単な設備で連続的にか
つ能率よく行なえるようにしたもので、第2図に示した
移送装置5を第4図のごとく蛇行状に形成し、この移送
装置5の少なくとも一方の反転部55に、前記水スプレ
ー装置2を設け、前記移送装置5により移送される屠体
Aに、対し前記反転部55で散水して湿潤させるように
すると共に、前記反転部55以外の移送部分に、空気冷
却装置1からの冷風を供給するごとくしたものである。
しかして以上の如く構成することにより、連続的に屠体
Aを移送できながら、移送途中の屠体Aに散水する水ス
プレー装置2を一箇所にまとめることができるのであり
、第2図のごとく移送経路全長に亘って配置する場合に
比較してその設備を簡単化できるのである。
また前記水スプレー装置2を反転部55に集中して設け
ることにより、散水部を冷却部に対し仕切ることができ
、水ロス少なく散水ができ、しかもドレン排水も容易に
行なえるのである。
第4図に示したちのは、冷却室3に区画壁33を設けて
機械室34と区画した冷却部35に前記移送装置5を蛇
行状に配設して、その一方側(第5図において右側)の
反転具55に、屠体の通過を許るす通孔をもった仕切1
0を設け、この仕切10と前記冷却室3の側壁とにより
スプレーチャンバー9を形成し、このチャンバー9に前
記水スプレー装置2を設けると共に、前記移送装置5の
直線部分に隣接する機械室34に空気冷却装置1・・・
・・・を定置し、この空気冷却装置1・・・・・・と前
記冷却部35との間に冷風通路4を設け、前記冷却部3
5即ち前記移送装置5の蛇行状移送部に冷風を供給する
ごとく成したものである。
しかして以上の如くスプレーチャンバー9を設けること
により前記したごとく水スプレー装置2の構成を簡単化
できるし、無駄な散水が避けられ、少ない散水量で屠体
表面に必要な付着量が得られると共に、このチャンバー
9の下部のみにドレン排出部を形成さえすればよいので
、それだけ設備の簡素化が行なえる。
尚第4図において示した符号で、第2図も同一符号のも
のは、同じ構成のものである。
又第4図に示していないが、前記冷風通路4即ち空気冷
却装置1の蒸発器11出口から、前記冷却部35に経る
冷風通路4内に、前記水スプレー装置2の散水用水の冷
却用熱交換器を設けることは可能で、斯く構成すること
により散水する水を冷風により冷却して、水温を冷風温
度近くにできるから、散水により屠体表面温度を昇温さ
せずに一定にできる。
以上の如く第3番目の発明によれば、冷却設備を簡単に
できると共に屠体冷却を連続的にかつ能率よく行なえる
のである。
次に第4番目の発明を、第5,6図及び第7図に基づい
て説明する。
この発明は、第1番目の発明による屠体冷却において、
特に屠体への冷風の供給を容易に、かつ屠体に対し平均
的に行なえるようにしたもので、第1乃至第3番目の発
明の詳細な説明した通り、所要大きさの冷却室3を形成
して、この冷却室3に屠体Aの移送装置5を複数列配設
すると共に、第6図に示したごとく前記冷却室3の上部
にエアーチャンバー13を形成して、とのチャンバー1
3の下面に、前記移送装置5に沿った複数列のスリット
14を設ける一方、前記空気冷却装置1を前記エアーチ
ャンバー13に連通して、前記空気冷却装置1からの冷
風を前記スリット14を介して屠体Aに供給し、水スプ
レー装置2からの散水で湿潤させた前記屠体Aの冷却を
行なうようにしたものである。
しかして第5,6図に示したものは、第4図に示した実
施例と同様前記移送装置5は蛇行状に連続させるのであ
って、その一つの反転部55にスプレーチャンバー9を
設けて反転する屠体表面に散水するごとく成したもので
あり、また前記空気冷却装置1は、前記冷却室3を区画
壁33で区画して形成した機械室34に定置し、冷風通
路4を介して前記エアーチャンバー13と連通させてい
る。
尚この第4番目の発明においては、前記移送装置5は、
第5図のごとく蛇行状に連続させる必要はなく、独立し
た複数の移送装置5・・・・・・を用いて並列させても
よい。
しかして前記エアーチャンバー13は、前記冷却室3に
おける区画壁33を隔てた移送装置5の配設部分、即ち
これまでの説明で冷却部と称している狭義の冷却室(以
下冷却室3との混同を避けるため冷却部35と称する)
の上部に天井15を設けて形成するのであって、この天
井15に前記スリット14を形成するのである。
このスリット14は、前記移送装置5の移送方向に沿っ
て形成するのであって、その本数は、各屠体Aに対し平
均的に冷風の供給が行なえれば特に限定されないが、第
6,7図のごとく前記移送装置5毎に設けることが好ま
しい。
又移送装置5毎にスリット14を設ける場合、このスリ
ット14毎に仕切16を設けて、移送装置5ごとに冷却
小室17を形成すれば、更らに胴体への冷風の供給が確
実に行なえる。
又以上の如く構成した冷却小室17に冷風ガイド18を
設ければ、冷風の整流が行なえ、胴体への冷風供給が更
らに良好となる。
尚第5,6図に示した符号で第2図及び第4図と同一符
号のものは、説明を省略するが、同一構成のものである
以上の如く、この第4番目の発明によれば、胴体への冷
風の供給が簡単な構成で万遍なく行なえ、各胴体を平均
的に冷却させ得るのである。
最後に第5番目の発明について説明する。
この発明は、第1番目の発明による胴体冷却において、
胴体に対する冷風の供給方向を特定して、該胴体をそれ
ぞれむらなく効果的に冷却できるようにしたのである。
胴体Aの形状は、第3図に概略的に示した通り、多くは
頭、脚及び胴体をもち、頭から脚に向かう胴体体軸に対
し垂直方向に断面すれば、前記各部においてその断面積
は大きな格差があり、表面積も相違するのである。
従って、胴体体軸に対し垂直方向に冷風を吹付けると、
特に胴体の裏側即ち吹付方向の反対側においては、風速
が著るしく低くなり、胴体全体を平均的に冷却する上か
ら好ましくないのである。
この第5番目の発明は、以上の如き現象に着目して、冷
風の供給を胴体体軸に平行になるごとくして、前記した
問題をなくし、むらなく効果的に冷却が行なえるように
したのである。
この発明の実施例は第1図、第4図乃至第6図及び第7
図に示した実施例により説明できる。
即ち最も簡単な実施例は、第1図のごとく、冷却室3の
上部に冷風通路4を設けて、冷風を下向きに吹出すごと
クシ、この冷風通路4の下方に胴体Aを配置し、かつこ
の胴体Aはその体軸が上下方向に向かうごとく、つまり
頭又は脚を支持して吊荷すればよい。
好ましい実施例は、第4図乃至第6図及び第7図に示し
たごとく、冷却室3に移送装置5を設けて、胴体を連続
的に移送させると共にこの移送装置5の上部に、エアー
チャンバー13を設けて、このチャンバー13を空気冷
却装置1に連通させ、かつ前記チャンバー13の下面に
、吹出口、好ましくは移送装置5に沿うスリット14を
設け、そして前記移送装置5に、第3図に示したごとく
シャックル53を介して胴体Aを、その体軸が上下方向
に向かうように取付けるのである。
尚胴体Aの取付けは、下向きに冷風を吹付ける場合、頭
を上位に吊荷させるより脚を上位に吊荷させる方が好ま
しい。
これは、胴体Aの形状に基因するが、中抜きの胴体にお
いては、脚の付根から内蔵を取除くので、体内に冷風を
送り込み易くなるためでもある。
又第5,6図に示し、また第4番目の発明の実施例でも
説明したが、前記スリット14などの吹出口から下向き
に冷風を吹付ける構成においては、前記吹出口ごとに仕
切16を設けて、前記移送装置5ごとに冷却小室17を
形成することは、この発明においても好ましいことであ
り、また第3図に示したごときシャックル53を用いて
胴体Aを上下に複数段吊荷させる場合には、第6図のご
とく前記仕切16により形成した冷却小室11に冷風の
ガイド18を設けることも好ましいことである。
以上の如く第5番目の発明によれば1、冷風を胴体体軸
に平行に吹付けるので、胴体表面に対し平均的な風速で
むらなお冷風が供給でき、従って冷却をより能率よく効
果的に行なえるのである。
以上各発明とその実施例を各別に説明したが、第7図に
示したごとくこれら各発明又は図面に示した実施例を組
合せることは任意である。
即ち第7図に示したものは、冷却室3を形成してこの冷
却室3を区画壁33で区画し、該冷却室3の入口31と
出口(図示せず)と結び、前記区画壁33で画成した冷
却部35に蛇行状移送装置5を配設するさ共に、機械室
34に蒸発器11及びファン12を備えた空気冷却装置
1を定置し、前記冷却部35の上部に前記冷却装置1に
連通ずるエアーチャンバー13を設け、このチャンバー
13の下面に前記移送装置5の移送経路ごとにスリット
14を設けて、冷風を下向きに吹出すようにし、更らに
このスリット14ごとに仕切16を設けて冷却小室17
を形成し、これら各小室17に冷風のガイド18を設け
る一方、前記移送装置5の反転部即ち第7図右方で、該
移送装置5のレール51が反転する部分に仕切10を介
してスプレーチャンバー9を形成し、該チャンバー9に
図示していないが水スプレー装置2を設けたものであっ
て、更らに屠体Aを前記移送装置5に支持するシャック
ル53に、脚を上位にして吊荷すべく成して、前記冷却
室3の入口31から室外に設ける前記移送装置5への屠
体取付部6で屠体Aを取付け、冷却終端の屠体脱却部7
に設ける自動脱却装置71により脱却させるようにし、
屠体を脱却したシャックル53を消毒殺菌装置8で殺菌
するようにしたものである。
尚第7図において36はサービス扉、37は空気冷却装
置1のサービス扉、38はエアーカーテン装置であり、
また19は前記冷却小室17を洗浄するための洗浄用ス
プレー管である。
以上の如く各発明を組合わせることにより、各発明の利
点をそれぞれ期待でき、総合的に屠体冷却をより効果的
、かつ経済的に行なえることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1番目の発明を説明する一実施例の概略断
面図、第2図は第2番目の発明の実施例を示す概略断面
平面図、第3図は移送装置を説明する部分斜視図、第4
図は第3番目の発明の実施例を示す断面平面図、第5図
及び第6図は第4番目の発明の実施例を示すもので、第
5図はエアーチャンバーの部分を断面した平面図、第6
図は同じく断面側面図、又第7図は、各発明を組合わせ
て総合的に実施した例を示す斜視図であり、第8図は風
速−所要冷却時間、時間当りの所要散水量の特性図であ
る。 1・・・・・・空気冷却装置、2・・・・・・水スプレ
ー装置、3・・・・・・冷却室、4・・・・・・冷風通
路、5・・・・・・移送装置、6・・・・・・屠体取付
部、7・・・・・・屠体脱却部、8・・・・・・消毒殺
菌装置、9・・・・・・スプレーチャンバー、10・・
・・・・仕切、13・・・・・・エアーチャンバー、1
4・・・・・・スリット、16・・・・・・仕切、17
・・・・・・冷却小室、18・・・・・・ガイド、53
・・・・・・シャックル、55・・・・・・反転部、A
・・・・・・屠体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブロイラー屠体の冷却装置であって、前記屠体に冷
    風を供給する空気冷却装置と、前記屠体表面に散水する
    水スプレー装置とを備え、該水スプレー装置による散水
    により前記屠体表面を湿潤させる吉共に、湿潤した前記
    屠体を、前記空気冷却装置から供給する冷風により冷却
    するごとくしたことを特徴とするブロイラーの冷却装置
    。 2 水スプレー装置による散水で、屠体表面に付着する
    水量を、1羽の屠体に対し、30〜150CC/1時間
    とし。 空気冷却装置から屠体に冷風を供給する該冷風の風速を
    0.5〜5771/秒としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のブロイラーの冷却装置。 3 水スプレー装置による散水を、空気冷却装置からの
    冷風による冷却過程中、一定間隔毎に行なうごとくした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のブ爾イラ
    ーの冷却装置。 4 空気冷却装置から屠体に冷風を供給する該冷風の風
    速を2.7r11/’秒としたト転水スプレー装置によ
    る散水を、少なくとも10分間毎に行なうごとくしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のブロイラー
    の冷却装も 5 ブロイラー屠体の冷却装置であって、前記屠体を連
    続的に移送する移送装置と、該移送装置により移送する
    屠体の移送過程で、前記屠体に冷風を供給し、該屠体を
    連続的に冷却する空気冷却装置及び前記冷却過程におい
    て、前記屠体表面に散水する水スプレー装置を備え、前
    記移送装置の移送方向入口側に、該移送装置へ屠体を取
    付ける屠体取付部を、また出口側に前記移送装置から屠
    体を脱却する屠体脱却部を設けたことを特徴とするプロ
    2イラーの冷却装置。 6 空気冷却装置と水スプレー装置とを、冷却室内に定
    置すると共にこの室内に移送装置を取付ける一方、該移
    送装置の一部を前記冷却室に設けた出入口を介して室外
    に配置して、この室外に配置された移送装置の入口側に
    屠体取付部を、出口側に屠体脱却部を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第5項記載のブロイラーの冷却配
    置。 γ 移送装置の出口側に、該移送装置に屠体を取付ける
    シャックルの消毒殺菌装置を設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第5項又は第6項記載のブロイラーの冷却
    装置。 8 移送装置による移送過程で、空気冷却装置から冷風
    による冷却過程の途中に、水スプレー装置を設けて、前
    記冷却過程中一定間隔毎に屠体表面に散水するごとくし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第5項又は第6項記
    載のブロイラー冷却装置。 9 ブロイラー屠体の冷却装置であって、前記屠体を蛇
    行状に連続移送する移送装置を設けて、該移送装置の少
    なくとも一方の反転部に、前記屠体に向って散水する水
    スプレー装置を設け、前記反転部において屠体表面を湿
    潤させるごとく成すと共に、前記移送装置による屠体の
    移送過程で、前記屠体に冷風を供給する空気冷却装置を
    設け、該空気冷却装置からの冷風により、湿潤状態の前
    記屠体を冷却するごとくしたことを特徴とするブロイラ
    ーの冷却装置。 10移送装置の少なくとも一方の反転部に、スプレーチ
    ャンバーを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第9
    項記載のブロイラーの冷却装置。 11 空気冷却装置と水スプレー装置とを室内に定置し
    、この室内に移送装置を蛇行状に配置すると共に、前記
    空気冷却装置に冷風通路を設けて、該通路を、前記移送
    装置による屠体の蛇行状移送路に連通させたことを特徴
    とする特許請求の範囲第9項記載のブロイラーの冷却装
    置。 12空気冷却装置から移送装置によって屠体の蛇行状移
    送路に至る冷風通路に、水スプレー装置から散水する水
    の冷却用熱交換器を設けたことを特徴とする特許請求の
    範囲第9項又は第11項記載のブロイラーの冷却装置。 13 ブロイラー屠体の冷却装置であって、所要大き
    さの冷却室を形成して、該冷却室に前記屠体を移送する
    移送装置を複数列配置すると共に、前記冷却室上部にエ
    アーチャンバーを形成して、該チャンバーの下面に前記
    移送装置に沿った複数列のスリットを設ける一方、空気
    冷却装置を設けて、前記エアーチャンバーに連通し、前
    記空気冷却装置からの冷風を、前記スリットを介して屠
    体に供給するごとく成すと共に前記移送装置による屠体
    の移送途中に、該屠体表面に散水して湿潤させる水スプ
    レー装置を設けて、湿潤した前記屠体を前記スリットか
    ら供給される冷風により冷却するごとくしたことを特徴
    とするブロイラーの冷却装置。 14 エアーチャンバーの下面に設ける複数列のスリッ
    トを、移送装置毎に設けたことを特徴とする特許請求の
    範囲第13項記載のブロイラーの冷却装置 15 エアーチャンバーの下面に設ける複数列のスリッ
    ト毎に仕切を設け、移送装置ごとに冷却小室を形成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載のブ尤イ
    ラーの冷却装置。 16 ブロイラー屠体の冷却装置であって、前記屠体に
    冷風を供給する空気冷却装置と、前記屠体表面に散水す
    る水スプレー装置とを備え、前記空気冷却装置からの冷
    風を、前記屠体に対し、該屠体体軸に平行に供給するご
    とく成したことを特徴とするブロイラーの冷却装置。 17層体を移送装置により連続的に移送させると共に、
    前記移送装置の上部に空気冷却装置に連通ずる冷風の吹
    出口を設けて、該冷風を前記移送装置に向って下向きに
    吹出すごとく成す一方、前記移送装置に、屠体を、その
    体軸が上下方向に向かうごとく取付けて移送するごとく
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第16項記載の
    ブロイラーの冷却装置。 18層体を連続的に移送する移送装置の上部にエアーチ
    ャンバーを設けて、該チャンバーを、空気冷却装置に連
    通させると共に、前記チャンバーの下面に、前記移送装
    置に沿うスリットを設け、該スリットを介して冷風を、
    前記移送装置に向って下向きに吹出すごとく成す一方、
    前記屠体を、その体軸が上下方向に向かうごとく前記移
    送装置に取付けて移送するごとく成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第16項記載のブロイラーの冷却装置
    。 19移送装置に、屠体の脚を上位に吊荷させたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1γ項又は第18項記載のブ
    ロイラーの冷却装置。 20移送装置を複数列設け、これら各列の移送装置の上
    部に冷風の吹出口を設けると共に、これら各吹出口毎に
    仕切を設けて、前記各移送装置ごとに冷却小室を形成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第16項記載のブロ
    イラーの冷却装置。 r 移送装置に、シャックルを介して屠体を上下に複数
    段吊荷させると共に、仕切により形成した各冷却小室に
    、冷風のガイドを設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第20項記載のブロイラーの冷却装置。
JP52043704A 1977-04-15 1977-04-15 ブロイラ−の冷却装置 Expired JPS5816855B2 (ja)

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JP2009034023A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Mayekawa Mfg Co Ltd 食鳥屠体の冷却方法及び装置
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