JPS58167628A - 多孔性ホ−ス及びその製造法 - Google Patents

多孔性ホ−ス及びその製造法

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JPS58167628A
JPS58167628A JP57048151A JP4815182A JPS58167628A JP S58167628 A JPS58167628 A JP S58167628A JP 57048151 A JP57048151 A JP 57048151A JP 4815182 A JP4815182 A JP 4815182A JP S58167628 A JPS58167628 A JP S58167628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
porous
vulcanized rubber
foaming
pellets
Prior art date
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Pending
Application number
JP57048151A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Tabata
田端 敏郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ACE TSUSAN KK
Original Assignee
ACE TSUSAN KK
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Publication date
Application filed by ACE TSUSAN KK filed Critical ACE TSUSAN KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は養魚池におけるエアーレーション、畠作農地の
潅水用、あるいは水田の排水用等に使用する通水又は通
気性のある多孔性ホース及びその製造法に関するもので
ある。
近年、養魚池における酸素供給用、畠作農業における潅
水用、あるいは水田を畑地に転換するだめの排水用とし
て通水又は通気性を有する多孔性ホースが逐次用いられ
るようになってきている。
従来、これらの用途に使用する多孔性ホースはプラスチ
ックス粉末を加熱焼結せしめて作ったもの(実公昭48
−23874号)、あるいはエラストマ一体と可塑物と
から形成したもの(実開昭56−59855号)が公知
として知られている。
これらの方法によって製造された多孔性ホースはその通
気又は通水の孔隙は原材料の粒子の相互間隙又は原材料
中の水分の蒸発による蒸気及び発生ガスの泡形成により
生じるものであるが、孔隙の密度が不均一であり、とく
にホースの長手方向においてムラが出来易く、このため
気泡又は水泡が不均一となり通気能力及び面木能力にお
いて所望の状態に到達しないという欠点があった。
本考案は上記の欠点を解消し、原材料中に発泡剤を加え
ることにより、均一な孔隙密度を有する多孔性ホース及
びその製造法を提供することを目的とするものである。
以下本発明を図面によって説明すると、第1図は本発明
の多孔性ホースの1部断面斜視図、第2図は同じくホー
ス壁の拡大断面図である。1はホース本体であり、表面
に微細な気孔2が生じている。ろは加硫ゴム粉末ではゾ
均一に分布され、結合材である熱可塑性プラスチックス
4と共にホース壁を形成している。5はこのホース壁内
に毛管状に分布している連通気孔であるが、ホースの長
さ方向に均一に空気又は水が浸出するようになっており
、気孔2の孔径、孔数は使用目的に応じて決定されてい
る。
次に本多孔性ホースの製造法をのべると、古タイヤ等の
加硫ゴム粉末とポリエチレン、ポリプロピレン、ABS
等の熱可塑性プラスチックスのペレット及び発泡剤粉末
を一定量づつミキサー中にて均一に混合し、ついでこの
混合物を押出機内に投入し、一定温度に加熱し、ペレッ
トを浴融しつつ発泡せしめたるのち、ホースの形に押出
して冷却硬化させて得られるのである。
このようにして得られたホースは、混入をれだ発泡剤の
発泡作用により、適当な直径(20μ〜100μ)の気
孔がホース壁の全体にわたり均一に発生し、相互に連接
して連続気泡となり、通気性のある多孔性ホースとなっ
ている。
本発明の方法によるプラスチックスのペレットとしては
、」−記のポリエチレンのほかポリ塩化ビニール、ポリ
プロピレン、ポリスチロール、ABS等の熱可塑性プラ
スチックス及びこれらの再生品が用いられる。
捷だ発泡剤としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸アンモ
ニウム、亜硝酸アンモニウム、アジド等ノ無機物、又は
ジアドアミノベンゼン、1.3ビス−〇−ビフェニルリ
ルトジアジン、1−メチル−3−フェニルトリアジノ、
ジアド酢酸エチル、ジアド酢酸アミド、アトビスインブ
チロニトリル、アトビスへキサヒドロベンドニトリル、
アトビスホルムアミド、アトビス蟻酸エチル、アトビス
蟻酸バリウム、シュウ酸ヒドラジン、ベンゼンスルホン
ヒドラジド、2.2’ビス(ヒドラジノスルホニル)ジ
フェニールスルホン、4.4’ビス(ヒドラジノスルホ
ニル)ジフェニルエーテル、ジニトロソペンタメチレノ
テトラミン、N、N’−ジニトロソ−NN’−ジメチル
テレフタルアミド等の有機発泡剤が単−又は2種以上の
混合物として用いられる。又古タイヤ利用による加硫ゴ
ムの粉末は粉砕器によって古タイヤを10〜80メツシ
ュ程度に粉砕したものを用いる。
本発明においてホースの材料の混合比は、その多孔性ホ
ースの用途に応じてそれぞれ異なっており、又加熱温度
は使用する発泡剤の種類によっても異なっているが、以
下実施例によって一応の標準を示すことにする。
〔実施例1養魚用〕       (重量部以下同じ)
古タイヤ粉末(607ソシー)    100部再生ホ
リエチレンペレソト   50〜60〃炭酸水素ナトリ
ウム        3 〃上記を混合器に入れ十分に
攪拌混合する。次にこれを押出機に投入し、120C〜
150Cで加熱しつ\溶融しホース状に押出す。冷却硬
化して得られたホースは外径26ranz内径18mm
であり、気孔径002〜0.03m+n の均一な連通
気孔を生じている。
5− この多孔性ホースの通気量は圧力0.3 ’Fmにおい
て35[1〜400少外脅であった。このホースを直径
4m、水深1mの水槽(水量1z6rn3)に沈設し、
圧力3 kJriの送気を行ったところ、通気後30分
にて底面は100チの酸素飽和状態となった。
〔実施例2 畠地潅水用〕 古タイヤ粉末(20メツシユ)   100 部ポリフ
ロピレンペレット      50〜60〃炭酸水素ナ
トリウム       4  〃製造法は実施例1.に
同じ。
得られた多孔性ホースの通水量は水圧0.3 ’fly
〜において50〜1001/’y’r/−であった。
このホースを畠地地下30cmに埋設し、水圧0.6に
η禰にて、15分潅水を行ったが、水の滲透が良好で従
来品に比し広範囲の潅水を行うことができた。
〔実施例3 排水用〕 古タイヤ粉末(60メツシユ)   100 部ポリエ
チレンペレット(再生品)  55〜65〃ジアドアミ
ノベンゼン         6   〃6− 製造法は実施例1.に準する。但し加熱温度は100〜
120tlll’とする。
得られた多孔性ホースの通水量は水頭圧10crnにお
いて1o ly%7−であった。このホースを水田の地
下60錆に埋設し、排水に使用しだが、従来品に比し目
づまりを起きず排水量も約50係増大した。
上記の如く、仝発明は加硫ゴム粉末、熱可塑性プラスチ
ックスペレット及び発泡剤を一定量宛混合し、この混合
物を押出機内に投入し、加熱溶融発泡を行わしめ、これ
をホース形に押出して冷却固化させてなる多孔性ホース
及びその製造法であるから\ホースの全体にわたり数ミ
クロン−数100ミクロンの連通気孔が均等に形成され
ており、常に均一安定した性能のすぐれたものが得られ
る。
又、従来品と異なり、発泡剤の種類及び添加量を適当に
変化させることにより、気孔の大きさ及び気孔率を自由
に変化させることが出来る利点があり、用途に応じて最
も適した多孔性ホースを得ることができる。
又、製造に当り、工程が比較的簡単であり、大量生産に
適するので、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明多孔性ホースの1部断面斜視図、第2図
は同じくホース壁の拡大断面図。 1:ホース本体  2:気孔  3:加硫ゴム粉末  
4;熱可塑性プラスチックス  5:連通気孔 特許出願人  1) 端 敏 部 (他1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)古タイヤ等の加硫ゴム粉末と熱可塑性プラスチッ
    クスよりなるホース壁の中に連通気孔を均一に分布せし
    めてなる多孔性ホース。
  2. (2)古タイヤ等の加硫ゴム粉末と熱可塑性プラスチッ
    クスペレット及び発泡剤を一定量宛混合器にて均一に混
    合し、この混合物を押出機内に投入し、一定温度で加熱
    、溶融、発泡を行わしめ、これをホース形に押出して冷
    却固化させて得られる多孔性ホースの製造法。
JP57048151A 1982-03-27 1982-03-27 多孔性ホ−ス及びその製造法 Pending JPS58167628A (ja)

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