JPS58167607A - 繊維強化合成樹脂成形板 - Google Patents
繊維強化合成樹脂成形板Info
- Publication number
- JPS58167607A JPS58167607A JP5047282A JP5047282A JPS58167607A JP S58167607 A JPS58167607 A JP S58167607A JP 5047282 A JP5047282 A JP 5047282A JP 5047282 A JP5047282 A JP 5047282A JP S58167607 A JPS58167607 A JP S58167607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- resin
- molded plate
- polyester resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維強化合成樹脂成形板に関するものである。
組立式の建材、家具材等に使用する成形板においては、
温度変化に対する寸法安定性、取扱い容易性を満し得る
軽量性、耐久性を満し得る強靭性等が要求される。
温度変化に対する寸法安定性、取扱い容易性を満し得る
軽量性、耐久性を満し得る強靭性等が要求される。
か\る諸要件を充足し得る成形板としては、軽量な無機
質中空骨材を配合したガラス繊維強化プラスチックの成
形板が有望である。ずなわち、寸法安定性は主に骨材と
ガラス繊維とによって保証することができ、軽量性はガ
ラス繊維の補強効果と中空骨材とによって保証すること
ができ、耐久性はガラス繊維の補強効果によって保証す
ることができる。
質中空骨材を配合したガラス繊維強化プラスチックの成
形板が有望である。ずなわち、寸法安定性は主に骨材と
ガラス繊維とによって保証することができ、軽量性はガ
ラス繊維の補強効果と中空骨材とによって保証すること
ができ、耐久性はガラス繊維の補強効果によって保証す
ることができる。
しかしながら、上記成形板においては、中空骨材の相当
の多量配合のために熱伝導性が悪く、加熱成形直後での
冷却の際、表面の冷却速度と内部の冷却速度との差が著
大となり、熱的歪が発生し、このため、上記組立家具等
の組立上要求される高寸法精度を保証し難いといった問
題がある。
の多量配合のために熱伝導性が悪く、加熱成形直後での
冷却の際、表面の冷却速度と内部の冷却速度との差が著
大となり、熱的歪が発生し、このため、上記組立家具等
の組立上要求される高寸法精度を保証し難いといった問
題がある。
本発明に係る繊維強化合成樹脂成形板は、上記した温度
変化に対する寸法安定性、軽量性、耐久性は勿論のこと
、成形時での寸法精度をもよく充足し得るものであり、
不飽和ポリエステル樹脂が10〜35重量部、低収縮樹
脂が5〜15重量部、ガラス繊維が5〜20重量部、炭
酸カルシウムが5〜40重量部、比重=1.0〜1.5
、粒径:3〜400μの無機質微小中空状充填剤(シリ
カ系中空骨材等)が5〜40重量部の組成物から成形し
てなることを特徴とする。
変化に対する寸法安定性、軽量性、耐久性は勿論のこと
、成形時での寸法精度をもよく充足し得るものであり、
不飽和ポリエステル樹脂が10〜35重量部、低収縮樹
脂が5〜15重量部、ガラス繊維が5〜20重量部、炭
酸カルシウムが5〜40重量部、比重=1.0〜1.5
、粒径:3〜400μの無機質微小中空状充填剤(シリ
カ系中空骨材等)が5〜40重量部の組成物から成形し
てなることを特徴とする。
上記の組成物にベンゾイルパーオキサイドの如き過酸化
物等の触媒が添加されること、又、不飽和ポリエステル
樹脂を溶解するためのモノマー類、例えばスチレンモノ
マーが添加されることは勿論である。
物等の触媒が添加されること、又、不飽和ポリエステル
樹脂を溶解するためのモノマー類、例えばスチレンモノ
マーが添加されることは勿論である。
本発明において、不飽和ポリエステル樹脂の配合量を1
0〜35重量部に限定する理由は、10重量部以下では
、ガラス繊維、炭酸カルシウム、中空状充填剤等の凝結
を満足になし得す、強度、耐湿性が達成し難くなり、3
5重量部以上ではFRPの特性が減じられてしまうから
である。
0〜35重量部に限定する理由は、10重量部以下では
、ガラス繊維、炭酸カルシウム、中空状充填剤等の凝結
を満足になし得す、強度、耐湿性が達成し難くなり、3
5重量部以上ではFRPの特性が減じられてしまうから
である。
ガラス繊維の配合量を5〜20重量部に限定する理由は
、5重量部以下ではガラス繊維の補強効果が現われず、
20重量部以上ではガラス繊維に対するマトリックスの
量が少なくなり過ぎ、補強効果を満足に達成できないた
めである。
、5重量部以下ではガラス繊維の補強効果が現われず、
20重量部以上ではガラス繊維に対するマトリックスの
量が少なくなり過ぎ、補強効果を満足に達成できないた
めである。
無機質微小中空状充填剤の配合量を5〜4゜重量部に限
定する理由は、40重量部以」二では満足な強度が達成
できず、5重量部以下では軽量性(比重1.1〜1.5
)を満足に達成し得ないためである。この中空充填剤は
、充填剤の用途上、その粒径が3〜400μであり、例
えばフィライトを使用できる。
定する理由は、40重量部以」二では満足な強度が達成
できず、5重量部以下では軽量性(比重1.1〜1.5
)を満足に達成し得ないためである。この中空充填剤は
、充填剤の用途上、その粒径が3〜400μであり、例
えばフィライトを使用できる。
炭酸カルシウムを配合する理由は、熱伝導性を高めるた
めであり、その配合量を5〜40重量部に限定する理由
は、40重量部以上では満足な強度が達成できず、5重
量部以下では熱伝導性が不充分となり、加熱成形後での
成形品の冷却(空冷)が不均一となって、寸法精度を確
保できないためである。
めであり、その配合量を5〜40重量部に限定する理由
は、40重量部以上では満足な強度が達成できず、5重
量部以下では熱伝導性が不充分となり、加熱成形後での
成形品の冷却(空冷)が不均一となって、寸法精度を確
保できないためである。
本発明において、低収縮樹脂を配合する理由は、ポリエ
ステル樹脂の硬化収縮を減じるためであり、その配合量
を5〜15重量部とした理由は、5重量部以下では上記
の硬化収縮を満足に防止し難く、15重量部以上では硬
化性であるポリエステル樹脂の特性が喪失されてしまう
からである。低収縮樹脂としては、ポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリ酢酸ビニル等を使用できる。
ステル樹脂の硬化収縮を減じるためであり、その配合量
を5〜15重量部とした理由は、5重量部以下では上記
の硬化収縮を満足に防止し難く、15重量部以上では硬
化性であるポリエステル樹脂の特性が喪失されてしまう
からである。低収縮樹脂としては、ポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリ酢酸ビニル等を使用できる。
本発明において、通常ガラス繊維は長さ3.0〜12.
7ffiのチョツプドストランドの形態で使用し、板の
成形にはプレス成形を用いる。この場合、組成物をSM
Oの形態にし、これをプレス成形することもできる。
7ffiのチョツプドストランドの形態で使用し、板の
成形にはプレス成形を用いる。この場合、組成物をSM
Oの形態にし、これをプレス成形することもできる。
実施例(実施例中の部は重量部)
一般用不飽和ポリエステル樹脂25部、スチレンモノマ
ー6部、低収縮樹脂(酢酸ビニル)7部、ガラス繊維(
長さ約o、64α)7部、炭酸カルシウム16部及び比
重0.71粒径5〜300μのフィライト37部、ベン
ゾイルパーオキサイド2部よりなる組成物を140 ’
C17分、100 kg、7cm2の条件でプレス成形
し成形板を得た。
ー6部、低収縮樹脂(酢酸ビニル)7部、ガラス繊維(
長さ約o、64α)7部、炭酸カルシウム16部及び比
重0.71粒径5〜300μのフィライト37部、ベン
ゾイルパーオキサイド2部よりなる組成物を140 ’
C17分、100 kg、7cm2の条件でプレス成形
し成形板を得た。
この成形板は軽量で強靭性があり、耐久性に富んでいた
。
。
本発明に係る繊維強化合成樹脂成形板は、上記した配合
の組成物から加熱加圧によって成形したものであり、配
合量を所定量に限定した不 5 − 飽和ポリエステル樹脂、低収縮樹脂、ガラス繊維、無機
質微小中空充填剤(例えばシリカ系中空骨材)のために
温度変化に対する寸法安定性、軽量性、耐久性に秀れ、
しかも所定量の炭酸カルシウムのために成形時での寸法
精度にも秀れ・ている。
の組成物から加熱加圧によって成形したものであり、配
合量を所定量に限定した不 5 − 飽和ポリエステル樹脂、低収縮樹脂、ガラス繊維、無機
質微小中空充填剤(例えばシリカ系中空骨材)のために
温度変化に対する寸法安定性、軽量性、耐久性に秀れ、
しかも所定量の炭酸カルシウムのために成形時での寸法
精度にも秀れ・ている。
従って、組立式建材、組立式家具材等の高い寸法精度が
要求される成形板のFRP化が可能であり、更に、高い
寸法精度が要求される精密機器、電気機器及びその部品
等の組立作業台又は試験台としても有用である。
要求される成形板のFRP化が可能であり、更に、高い
寸法精度が要求される精密機器、電気機器及びその部品
等の組立作業台又は試験台としても有用である。
6−
第1頁の続き
(食合 明 者 中村孝−
吹田市青葉丘南14番1号日東成
形工業株式会社内
43−
Claims (1)
- (1)不飽和ポリエステル樹脂が10〜35重量部、低
収縮樹脂が5〜15重量部、ガラス繊維が5〜20重量
部、炭酸カルシウムが5〜40重量部、比重;1.0〜
1.5、粒径:3〜400μの無機質微小中空状充填剤
(シリカ系中空骨材等)が5〜40重量部の組成物から
成形してなることを特徴とする繊維強化合成樹脂成形板
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047282A JPS58167607A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 繊維強化合成樹脂成形板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047282A JPS58167607A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 繊維強化合成樹脂成形板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58167607A true JPS58167607A (ja) | 1983-10-03 |
Family
ID=12859831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5047282A Pending JPS58167607A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 繊維強化合成樹脂成形板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58167607A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020031720A (ko) * | 2000-10-23 | 2002-05-03 | 이계안 | 차체외판용 저비중 열경화성수지 조성물 |
KR20030076797A (ko) * | 2002-03-21 | 2003-09-29 | 현대자동차주식회사 | 플라스틱 복합 수지 조성물과 이를 이용한 자동차 플로어패널의 제조방법 |
KR100766539B1 (ko) | 2006-03-30 | 2007-10-12 | 임수환 | 항균 및 탈취기능을 갖는 책걸상 상판 |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP5047282A patent/JPS58167607A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020031720A (ko) * | 2000-10-23 | 2002-05-03 | 이계안 | 차체외판용 저비중 열경화성수지 조성물 |
KR20030076797A (ko) * | 2002-03-21 | 2003-09-29 | 현대자동차주식회사 | 플라스틱 복합 수지 조성물과 이를 이용한 자동차 플로어패널의 제조방법 |
KR100766539B1 (ko) | 2006-03-30 | 2007-10-12 | 임수환 | 항균 및 탈취기능을 갖는 책걸상 상판 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SE414037B (sv) | Polymeriserbar materialkomposition for polymerisation under inverkan av verme och tryck till bildning av herdade produkter med minskad krympning innefattande en eteniskt omettad fornetbar polyester, en .... | |
DE3686969T2 (de) | Haertbare zusammensetzung, verfahren zu ihrer herstellung und daraus gefertigte gegenstaende. | |
JPS58167607A (ja) | 繊維強化合成樹脂成形板 | |
JP4727441B2 (ja) | 黒色ビニルエステル樹脂成形材料 | |
JPH06155599A (ja) | 繊維強化樹脂製品およびその製造方法 | |
US3578547A (en) | Laminated fiber-reinforced sheet of polymeric material | |
JPH0513899B2 (ja) | ||
JPS6139901B2 (ja) | ||
GB1565027A (en) | Thermosettable resin moulding compound | |
US3836617A (en) | Process of producing a foamed polystyrene resin molded product | |
KR910008607B1 (ko) | 경화성 조성물 | |
JPS6369812A (ja) | 電子レンジ用不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
JPS5867747A (ja) | フエノ−ル樹脂成形材料 | |
JPS5958018A (ja) | 成形品用不飽和ポリエステル樹脂組成物 | |
JPH07164440A (ja) | シートモールディングコンパウンド及び該シートモールディングコンパウンドを使用した人造大理石 | |
JPS62199640A (ja) | 耐熱・耐熱水性硬化性組成物 | |
Gündüz | Processing of unsaturated polyesters | |
JPH073170A (ja) | 熱硬化性樹脂成形体の製造方法 | |
JPS6460652A (en) | Production of translucent bathtub | |
JPS5964334A (ja) | 発泡強化プラスチツク成形品の製造法 | |
JPS57102929A (en) | Production of cured fiber-reinforced phenol resin | |
JPS5638343A (en) | Glass-fiber reinforced styrene resin composition | |
JPH03182517A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
JPS58127716A (ja) | 反応成形用樹脂組成物 | |
JPS62220529A (ja) | 耐熱・耐熱水性繊維強化プラスチツクス物品 |