JPS58127716A - 反応成形用樹脂組成物 - Google Patents

反応成形用樹脂組成物

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JPS58127716A
JPS58127716A JP1058582A JP1058582A JPS58127716A JP S58127716 A JPS58127716 A JP S58127716A JP 1058582 A JP1058582 A JP 1058582A JP 1058582 A JP1058582 A JP 1058582A JP S58127716 A JPS58127716 A JP S58127716A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
reaction
vinyl monomer
reaction molding
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP1058582A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Iizaka
飯阪 捷義
Tetsuo Mitani
徹男 三谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS58127716A publication Critical patent/JPS58127716A/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低温速硬化性の反応成形用耐熱性樹脂組成物に
関する。
一般にプラスチックの射出成形加工は、(a) 熱可塑
性プラスチックのばあい、固形ペレットをシリンダー内
で加熱溶融して可塑化を行ない、ノスルから金型内へ高
圧射出し、ついで冷却して成形品をえており、一方 (b)熱硬化性プラスチックのばあい、(a)と同様に
して金型へ射出後、加熱硬化して成形品をうるという方
法であるため、いずれのばあいも多量のエネルギー消費
と大きな設備を必要とする。
それらの方法に対し、液状低分子量七ツマ−またはオリ
ゴマーの2成分を接触混合して高活性とし、そのものを
金型内へ射出することによって成形品をうる反応射出成
型法(R工M (Reaction Injeotio
nmolding ) )がある。この方法は高温高圧
というきびしい条件を必要としない新規な省エネルギー
成形法であり、ウレタン樹脂では実用化されている。
また該方法は、原理的には王ポキシ樹脂、ポリエステル
、ナイロン、ビニル系樹脂で応用可能と考えられる。
ビニル系樹脂に関しては、一般に分子量のより高い重合
体をうるためには開始剤の分解点以上の温度で1〜2時
間加熱しなければならない。多量の開始剤を使用するか
またはより高温に加熱することによって短時間で重合体
かえられるが、そのようなばあいにえられる重合体は充
分に高い分子量とすることができず、また成形品は発泡
する。
一方、プラスチックの耐熱性を向上させるために、ガラ
ス繊維やカーボン繊維強化材を添加する方法が行なわれ
るが、そのばあい、プラスチックのマトリックスと強化
材表面とは物理的吸着であるため、大巾に耐熱性を向上
させることは期待できない。
本発明はそれら従来の問題に鑑みなされたものである。
すなわち本発明者らは、ビニルモノマーのラジカル重合
において該ビニルモノマートl]i合可能な橋かけ剤を
少量併用することにより、低温かつ短時間で反応が進行
して高い熱変形温度を有する分子量のより高い重合体か
えられることから、反応成形に有用であることに着目し
た。一方、無機質強化材充てんによって耐熱性の高い複
合プラスチックをうるためには強化材表面とマトリック
スとを化学結合させることが有利であるが、それはB2
O3粉末とエポキシ基含有とニルモノマーとを用いるこ
とにより達成されることを見出した。
それらのことから本発明者らは、さらに鋭意研究を重ね
た結果、 (イ)エポキシ基含有ビニル七ツマー10〜60部(重
量部、以下同様)、 (ロ)前記(イ)以外のビニルモノマーまたはそのオリ
ゴマー90〜40部、 (ハ)前記(イ)および(ロ)に対して1〜5モル%の
橋がケ剤、に)触媒量のラジカル開始剤、 (ホ)B203粉末10〜80部 からなる樹脂組成物が低温で、かつ短時間で重合反応し
て耐熱性の高い樹脂材料を与えることを見出し、本発明
を完成するにいたった。
斜上の樹脂組成物(本発明の反応成形用樹脂組成物)は
常法にしたがって10〜800C! の金型内へ射出注
入することにより、6〜5分程度で重合成形が発泡する
ことなく完了し、耐熱性の高い複合プラスチック成形品
とすることができる。
前記(イ)のエポキシ基含有ビニルモノマーカ10%未
満(すなわち前記(ロ)のビニルモノマ〜またハソのオ
リゴマーが90部よりも多い)のばあいおよび(または
) B2O3粉末が10部未満のばあいには、耐熱性の
目安となるガラス転移温度(T1)の上昇が小すく、一
方前記(イ)のエポキシ基含有ビニルモノマーが6a部
よりも多い(すなわち前記(ロ)のビニルモノマーまた
はそのオリゴマーが40部未満)のばあいおよび(また
は) B2O3粉末が80部よりも多いばあい、成形品
がもろくなるため好ましくない。また前記(ハ)の橋か
け剤が前記(イ)および(ロ)に対して1モル%未満の
ばあいには、金型温度60〜8000において反応時間
は60分以上となり、反応成形法としてはサイクルタイ
ムが長過ぎるものとなるため好ましくなく、一方5モル
%よりも多く用いると橋かけ密度が高くなり過ぎて成形
品がもろくなるため好ましくない。
本発明の組成物の前記(イ)〜(ホ)のそれぞれの成分
の好ましいものの具体例をつぎにあげる。
(イ)の成分ニゲリシジルメタクリレート、アリルグリ
シジルエーテル (ロ)の成分:メチルメタクリレート、スチレン、メチ
ルメタクリレートオリゴマー、 スチレンオリゴマ〜 (ハ)の成分:無定形で粒径が100μm以下のものに
)の成分ニトリメチロールプロパントリメタクリレート
、ジビニルベンゼン (ホ)の成分二ヘンシイルバーオキサイド、アゾビスイ
ソブチロニトリル つぎGこ実施例および比較例をあげて本発明をより詳細
に説明するが、本発明はそれらの実施例のみに限定され
るものではない。
実施例1 グリシジルメタクリレート20部、メチルメタクリレー
ト40部およびそれらに対して6モル%(約6.57’
ffi )のトリメチロールプロパントリメタクリレー
トからなる混合物にアゾビスイソブチロニトリルの触媒
! (0,6部)を溶解させ、それにB2O3粉末(無
定形のもの)40部を配合し、充分に混練して樹脂組成
物をえた。
該樹脂組成物の重合反応に要する時間は反応温度を60
°Cまたは80°Cの一定温度にセットしたばあいにつ
いて、走査型差動熱亀計(以下、DSOという)を用い
て発熱の開始から完了までの時間を測定することにより
求めた。それらの結果を第1表Qこ示す。
つぎに該樹脂組成物は、一端に1 mm X 5mmの
ゲートを有する厚さ5mmで1[][1mm平方のキャ
ビティーからなる80°0に予熱せられた金型に射出注
入し、同温度で5分間加熱成形し、最後に金型から硬化
成形物を取り出した。
えられた硬化物のガラス転移温度(TP)はDSOを用
いて20°C/分の昇温スピードで加熱し、発熱速度と
時間をプロットしてえられる特性曲線の変曲点から求め
た。えられた結果を第1表に示す。
比較例1 トリメチロールプロパントリメタクリレートを用いなか
ったほかは実施例1と同様にして実験を行なった。えら
れた樹脂組成物の重合反応に要する時間およびえられた
硬化物のガラス転移点を第1表に示す。
実施例2〜7および比較例2〜4 グリシジルメタクリレート、メチルメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、アゾビスイ
ソブチロニトリルおよびB2O3(無定形のもの)の使
用量を第1表Oこ示ずとおりとしたほかは実施例1と同
様にして実験を行なった。
えられた樹脂組成物の重合反応に要する時間およびえら
れた硬化物のガラス転移温度を第1表Gこ示す。
実施例8 メチルメタクリレート100部およびアゾビスイソブチ
ロニトリルの触媒量(1部)からなる混合物を80°0
で6部分間加熱してメチルメタクリレートのオリゴマー
をえた。このオリゴマー40sにグリシジルメタクリレ
ート20部、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト2.0部を加え、さらにベンゾイルパーオキサイド0
.4部を溶解させたのち、充分に混練して樹脂組成物を
えた。
えられた樹脂組成物の反応時間およびそれを硬化物とし
たときのガラス転移温度を第1表に示す。
比較例5 トリメチロールプロパントリメタクリレートを用いなか
ったほかは実施例8と同様にして実験を行なった。
えられた樹脂組成物の重合反応に要する時間およびえら
れた硬化物のガラス転移温度を第1表に示す。
実施例9〜11および比較例6〜8 第2表に示す配合割合の樹脂組成物(いずれもアゾビス
イソブチロニトリル0.1部を含有する)を実施例1と
同様にして調製した。
えられた組成物の重合反応に要する時間およびそれを硬
化物としたときのガラス転移温度を第2表に示す。
第1表および第2表から明らかなように本発明範囲内に
ある樹脂組成物(実施例1〜11)は、れが重合すると
きに要する時間が非常に短かく、座成形用樹脂組成物と
して好適である。それにし、トリメチロールプロパント
リメタクリレ−やジビニルベンゼンなどの橋かけ剤が用
いられいない樹脂組成物(比較例1〜8)は重合反応要
する時間が120分間以上であり、反応成形用脂組成物
としては用い難いものである。
代理人 葛野信−(ばか1名)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)エポキシ基含有ビニルモノマー10〜60
    重量部・ (ロ)前記(イ)以外のビニルモノマーまたはそのオリ
    ゴマー90〜40重量部、 (ハ)前記(イ)および(ロ)に対して1〜5モル%の
    橋かけ剤、に)触媒量のラジカル開始剤、 ←)B203粉末10〜80重量部 からなる反応成形用樹脂組成物。
  2. (2) 前記(イ)のビニルモノマーがグリシジルメタ
    クリレートまたはアリルグリシジルエーテルである特許
    請求の範囲第(1)項記載の反応成形用樹脂組成物。
  3. (3)前記(ロ)のビニルモノマーまたはそのオリゴマ
    ーがメチルメタクリレート、スチレン、メチルメタクリ
    レートオリゴマーまたはスチレンオリゴマーである特許
    請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の反応成形
    用樹脂組成物。
  4. (4)前記(ハ)の橋かけ剤がトリメチロールプロパン
    トリメタクリレートまたはジビニルベンゼンである特許
    請求の範囲第(1)項、第(2)項または第(3)項記
    載の反応成形用樹脂組成物。
  5. (5)前記に)のラジカル開始剤がベンゾイルパーオキ
    サイド、アゾビスイソブチロニトリルである特許請求の
    範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項または第(4
    )項記載の反応成形用樹脂組成物。
  6. (6)前記(ホ)のB2O3粉末が無定形であり、その
    粒径が100μm以下である特許請求の範囲第(1)項
    、第(2)項、第(3)項、第(4)項または第(5)
    項記載の反応成形用樹脂組成物。
JP1058582A 1982-01-26 1982-01-26 反応成形用樹脂組成物 Pending JPS58127716A (ja)

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ID=11754317

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179604A (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 硬化性樹脂材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179604A (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 硬化性樹脂材料

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