JPS58166924A - 排ガス中の有害ガス除去方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、排ガス中に含まれる塩化水素酸ガス、フッ
化水素酸ガス、硫黄酸化物等の有害ガスを除去する方法
に関する。

従来、この種の有害ガス除去方法としては、排ガスの排
出路において電気集塵器の上流側に粉末吸収剤を単に吹
込む方法がとられていた。

しかしこの場合、有害ガスと粉末の接触が子分でなく、
吸収剤の使用量を増しても有害ガスの除去率はせいぜい
６０〜７０％程度にすぎなかった。

この発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、
有害ガスの除去率を大幅に向上するＩ。

４ことのできる有害ガス除去方法を提供することを目的
とする。

この発明による排ガス中の有害ガス除去方法は、煙道に
配設した多孔板に排ガスを通してその下流側に乱流ない
し渦流を形成せしめ、乱流ないし渦流帯に粉末吸収剤を
吹込んで排ガスと接触せしめ、有害ガスを吸収した粉末
を除去することを特徴とする。

多孔板の孔形状はＨ字形、Ｌ字形、円形等のうちから適
宜選ばれる。

この発明に・よれば、多孔板によって形成された乱流な
いし渦流帯に粉末吸収剤を吹込むので、この帯域におい
てガスと粉末を十分に接触させることができ、その結果
有害ガスを粉末に確実に吸収させることができる。

以下、この発明の実施例について図面により具体的に説
明する。

第１図において、煙道（１）の冷却装置（２）と電気集
塵器（３）の間に、第２図に示す多孔板（４）を配設す
る。多孔板（４）の大部分の孔（５）は、第２図に示す
ように、正面から見てＨ字形をなし、周縁部ある。

ＨＣ１！ガス、ＨＦ　　ガス、ＳＯ２ガス等の有害ガス
を含んだ排ガスを冷却装置（１）に通して冷却し、つい
で多孔板（４）に通し、その下流側に乱流ないし渦流を
形成せしめる。そして乱流ないし渦流帯（７）に粉末吸
収剤を吹込み、ガスと粉末をよく接触せしめる。有害ガ
スを吸収した粉末を電気集塵器（３）で除去する。こう
して有害ガスを除去し、処理ガスを系外に放出する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すフロー図、第２図は多
孔板の正面図である。 は）・・・煙道、（３）・ｅ・電気集塵器、（４）・・
・多孔板、（７）・・・乱流ないし渦流帯。 以　　上 特許出願人　　日立造船株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 煙道に配設した多孔板に排ガスを通してその下流側に乱
   流ないし渦流を形成せしめ、乱流ないし渦流帯に粉末吸
   収剤を吹込んで排ガスと接触せしめ、有害ガスを吸収し
   た粉末を除去することを特徴とする排ガス中の有害ガス
   除去方法。