JPS58165780A - 煙草フイルタ−の改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシガレット等の喫煙具に使用される煙草フィル
ターに関する。

フィルター周縁部に設けられ喫煙者の吸口端にまで達す
る導管に通気用空気全進入させ、フィルター内全通過す
る煙全フィルター内で全熱または実質的に全熱空気と混
合させることなく喫煙者の口に到達させるための手段を
有するシガレットフィルターに関しては、これまでにも
多数の提案がなされてきておシ、この種の通気フィルタ
ーは「分離型周縁通気」と称されている。そしてこの方
式が喫煙者に知覚される煙草の煙の品質を扁め得ること
が知られている。

本発明はフィルター材料で構成された棒状プラグよりな
シ、該プラグの吸口端に開く導管の第１端部と該プラグ
の周縁部に開く第２端部との間に該プラグに沿って設け
られた１個以上の空気導通管と、該プラグを包囲し周縁
空気の第１の流れｔ該第１端部から離れた位置で該１個
以上の空気導通管に導入させ周縁空気の第２の流れ全直
接に該プラグ内に導入させるためのラッピング材とから
なる煙草フィルターを提供するものである。

周縁空気の第１の流れの導管への導入は周縁空気の第２
の流れのプラグ内への直接の導入とは関係なく行われる
ことが望ましく、また１個以上の　　　゛空気導通管が
プラグの反対端近くまで伸びている　　　１ことが望ま
しい。２ツピング材凍たは空気透過層の上に重ねられた
ラッピング社外ノーは第１及び第２の空気流をそれぞれ
通過させるため、第１及び第２の通気用透孔を設けられ
ていることが望ましく、また第２の通気用透孔は空気導
通管が設けられている区域から長さ方向に隔てられてい
るフィルタープラグ周縁部上に設けられることが望まし
い。空気導通管はフィルタープラグの周縁表面の多数の
溝によって部分的に構成されると同時にラッピング材ま
たはその内層部によって形成されている。この溝はフィ
ルタープラグの軸に平行であってもよくまたらせん状で
あってもよい。また二組のらせん状の溝を相互に交叉さ
せてもよい。

フィルター材からなるプラグは一体化したものでなくて
もよく、例えば２個の隣接する小プラグでその一方が空
気導通管を形成する溝を備えたものであればよい。

本発明のフィルターをシガレットに使用することによシ
単一の通気方式盆使用したフィルターと比較して予期し
得ない味の改善が得られる。本発明をより詳しく理解し
実施可能ならしめるため以下の模式的図面によｐ具体物
上あげて説明したい。

（５） 図面において、第１図はフィルターチップシガレットの
軸方向断面を示す部分図、第１ａ図は第１図Ａ−Ａ線に
沿ったシガレットの半円部断面を示す。第２図は第１図
のシガレットのものとは別のフィルタープラグ、第３図
はフィルタープラグのさらに別の形を示す一部縦断図で
ある。

第１図でシガレットはシガレットペーパー２で包まれた
カット煙草ロッドと繊維状セルロースアセテートフィル
ター材のフィルタープラグ４からなるフィルター３とよ
シ構成され、プラグ４の周縁には第１の図にもみられる
ように一連の溝５が設けられている。この溝５はプラグ
４の吸口端に開口しプラグの軸に平行にプラグ４の長さ
の半分程の長さを有する。溝５０便利な形成方法はプラ
グ４またはプラグ４をいくつかとるためのフィルター０
ツドを英国特許第１５０７７６５号等に示されるような
加熱成型に付すことである。溝５の壁面の密閉はポリエ
チレン等の密閉材全適用することにより達成される。

フィルター３ｔシガレツトロツド１．２に固定（６） するためにはチップ材７が有効である。溝５が設けであ
る部分ではチップ材７は溝５の壁面と共に空気導通管８
を形成する。チップ材７には二列の通気透孔９，１０が
あシ、第１図に示すように透孔９の列は溝５が設けられ
ているプラグ４の部分を取９巻いて透孔９の１個以上が
各空気導通管８に連通するようにされている。透孔１０
の列は溝５が設けられてないプラグ４の部分全敗９巻い
ている。

透孔９．１０は必要ならばチップ材７の微細孔区域とし
て形成することもできる。またチップ材７を空気透過性
のプラグラッパーに重ね合わせることもでき、この場合
にはチップ材は通気透孔を有する外層としての役目をす
る。

さらに別の形式はチップ材７を不透性ラッパーに重ね合
わせるもので、この場合にはラッパーはチップ材７の透
孔１０と連通する透孔會有することとなシ、好ましくは
透孔１０が機械的あるいはレーザーで形成される時にプ
ラグラッパーの透孔部が同時に形成される。

第１図のシガレットが喫煙される場合には、周縁空気は
透孔１０を介して直接フィルタープラグ４内に吸引され
プラグを通過する煙草の煙と混合される。また周縁空気
は別に透孔９ｆ、介して空気導通管８中に吸引され導通
管内を煙と全くあるいは実質的に全く混合することなし
に出口端に運ばれる。

第２図において１１で示されるフィルタープラグは第１
図のプラグ４０代わシに使用し得るものである。プラグ
１１は多数の等距離を隔てて設けられた細長溝１２を有
し、これらの溝１２はプラグの吸口端に開口しそこから
プラグの全長よシも実質的少ない長さのものである。細
長溝１２の部分から離れてプラグには深い環状導管１３
が設けられている。これらの細長溝１２及び環状導管１
３は加熱成型によシ成型することが便利である。プラグ
１１がフィルターチップシガレットに取り付けられると
ラッピング材によって包囲され、それ　　　　）によυ
細長溝１２の壁面とラッピング材の内表面とによって形
成される空気導通管に第１の空気流全直接に進入させ、
第２の別の空気流全環状導管１３に進入させることを可
能とする。第２の空気流は環状導管１３の側壁を主とし
て流下して直接プラグ１１の内部に進入する。

フィルタープラグ１１′に包囲しているラッパーが（第
１図の透孔９のように）透孔列を細長＃１２の設けられ
ているプラグの部分と連通して設けであるならば、そし
て透孔の一部分が細長溝の中間に位置しているならばプ
ラグ１１の周縁表面に密封剤を適用することはこれら中
間部透孔を介して空気がプラグ１１の内部に入ることを
防止することができる。また、プラグ１１または細長溝
１２及び環状導管１３ｅ形成するための加熱成型に先だ
ってプラグ１１をつくるためのフィルターロッドを熱可
塑性の不透性ラッパーで捲いてもよい。

後者の場合には、比較的深さの浅い細長溝１２は実質的
に完全に不透過性ラッパーを残し、これに反し深い環状
導管１３にはラッパーは殆どまたは全く残存することが
ない。このように細長溝１２の壁部は不透性であるが少
くとも環状導管１３の（９） 側壁部分は空気透過性である。

第３図は第１図のプラグ４の代わりに用い得る別のフィ
ルタープラグ全１４で示しである。プラグ１４はプラグ
１４の吸口端から延びる多数の等間隔のらせん状溝１５
を有していて、これは加熱成型によって形成し得る。プ
ラグ１４は溝１５から離れてプラグ周縁表面から内方に
放射状に延びる多数の孔１６を有している。この孔１６
は機械的にもまたレーザーでもつくることができるが、
孔の形成はシガレットロッドにプラグ１４を組み合わせ
た後で行なうことが望ましい。これは孔１６の形成と同
時にラッパーの透孔全行い得るからである。

以上に述べたフィルタープラグは単一構造のものである
が二つの構成部分、例えば第１の部分はその吸口端から
延びる溝を有し、第２の部分は第２の部分の内部に空気
を導入させるための手段全有しているプラグを使用する
こともできる。第１部分の溝はその全長に亘っての長さ
でアってもよい。このような二つの構成部分からなるプ
ラグを（１０） 個々のプラグラッパー例えば第１部分全空気不透過性、
第２部分を空気透過性のもので便利に巻くことができる
。

上述のフィルターのそれぞれから出される空気／煙シス
テムはそれが分離型周縁通気方式である限シ、フィルタ
ープラグ内への直接の通気用空気の導入によるフィルタ
ー内での空気／煙の流れの確立によって改善され、この
改善効果は煙の主流の味の予測し得ない改良をもたらす
ものである。

図面で示される各種の透孔９，１０及び１１は寸法的に
厳密なものではなく説明のために誇張されていることに
留意すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図はフィルターチップシガレットの軸方向断面を示
す部分図、第１ａ図は第１図Ａ−Ａ線に沿ったシガレッ
トの半円部断面を示す。第２図は第１図のシガレットの
ものとは、別のフィルタープラグ、第３図はフィルター
プラグのさらに別の形を示す一部縦断面図である。 １．２・・・シガレットロッド、３，４，１１．１４・
・・フィルタープラグ、７・・・チップ材、５．８．１
２゜１５・・・空気導通管（溝）、９．１０・・・通気
透孔、１２・・・細長溝、１３・・・環状導管、１６・
・・孔。 （ ヘ　　　　　　　　ｒ６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、フィルター材料で構成された棒状プラグよりなシ、
   該プラグの吸口端に開口する導管の第１端部と該プラグ
   の周縁部に開口する第２端部との間に該プラグに沿って
   設けられた１個以上の空気導通管と該プラグを包囲し周
   縁空気の流れを該第２端部から離れた位置の１個以上の
   空気導通管に導入させるう、ピング材とを有し、プラグ
   （４）の内部に直接周縁空気の第２の流れを導入するた
   めの２ツピング材（７）に設けられた透孔（１０）ｔ−
   有すること全特徴とする煙草フィルター。 ２、周縁空気の第２の流れの導入が周縁空気の第１の流
   れの導入と無関係に行なわれる第１項記載のフィルター
   。 ３．１個以上の空気導通管の第２端部がプラグ（４）の
   両端から隔てられてその間に設けられる前記各項記載の
   フィルター。 ４、ラッピング材が一般的に空気透過性ではあるが、周
   縁空気の第２の流れｔ通すため通気透孔全通すためのよ
   シ透過性の小さい外層を有している前記１〜３項記載の
   フィルター。 ５．１個以上の空気導通管（８）がプラグ（４）の第１
   の区域の上に設けられ、通気透孔（１０）が該ｆＪＸ　
   １の区域から長さ方向に隔てられているプラグ周縁の第
   ２の区域の上に設けられている前記各項の何れかに記載
   のフィルター。 ６、該プラグの第２の区域に環状導管（１３）！有し、
   該導管（１３）が周縁空気の第２の流れを導入させ、こ
   の第２の流れを直接プラグ（４）内部に有効に導入する
   ものである第５項記載のフィルター。 ７、ラッピング材（７）が微細透孔区域を有し、その一
   方が通気透孔全通もう一方が周縁空気の第１の流れ會進
   入させるものとなる前記第４〜６項の何れかのフィルタ
   ー。 ８、プラグ（４）の周縁に沿って等しい角度で設けられ
   た複数の溝（５）があり、空気導通管（８）が該溝（５
   ）とラッピング材（７）の内側表面とから構成されてい
   る前記各項の倒れかに記載のフィルター。 ９、プラグ（４）が２個の隣接する小プラグから構成さ
   れ、その中の一方が１個以上の空気導通管（８）を、も
   う一方がかかる導通管を欠いている前記各項の何れかに
   記載のフィルター。 １０．１個以上の空気導通管（８）がプラグの吸口端か
   ら出発してらせん状に該フィルタープラグに延びている
   第１〜９項の何れかに記載のフィルター。