JPS5816564Y2 - 電気スト−ブ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、紙が何らかの原因で安全柵を通り発熱体に触
れて燃えることがないようにした電気ストーブに関する
。

従来の電気ストーブは、第１図及び第２図に示す如く発
熱体１の両側の放熱口２がそれぞれ安全柵３で囲まれた
構成である為、紙が何らかの原因により安全柵を通り発
熱体１に触れて燃え上がる危険があった。

本考案は、上述した欠点を解消する為発熱体をＵ字状の
発熱体用安全柵で囲んだ電気ストーブを提供するもので
ある。

以下、本考案の電気ストーブの実施例を第３図及び第４
図を参照して説明する。

器具本体４内に上部反射板５と下部反射板６とが有り、
これらによって器具本体４の両側面部に放熱口２が開口
しており、上部反射板５と下部反射板６との間に発熱体
１が有る。

器具本体４の上半部をアーチ状の安全柵７が囲んでおり
、この点において従来の安全柵が放熱口を単に塞いでい
たのと異なる。

すなわち、この安全柵７はアーチ状に形成され、しかも
その大きさが、放熱口２より適当に離れて取付けられる
こととなるように決められており、これによって発熱体
１による安全柵３の加熱温度は人体が触れても火傷をし
ない温度となるように抑えられている。

従って安全柵３に足を載せて採暖することができ、また
電気ストーブを高所から誤って落下させてしまった時安
全柵７が器具本体４に傷が付かないよう保護枠も兼ねて
いる。

本考案では、特に発熱体１を囲むように発熱用安全柵８
が取付けられている。

この発熱体用安全柵８は、メタルラスによりＵ字状に折
曲して形成され工おり、その両端８Ａが上部反射板５に
当“接するように坂付けられている。

この発熱体用安全柵８は発熱体１を囲んでいるから一番
高温に加熱されることとなるが、その大きさは適当なも
のとされているので紙が上記安全柵７を通り発熱体用安
全柵８に接触しても燃えないよう発熱体１による発熱体
用安全柵８の加熱温度は低く抑えられている。

以上説明したように、本考案の電気ストーブは、メタル
ラスから成るＵ字状の発熱体用安全柵で発熱体を囲み、
発熱体用安全柵の開口端側を発熱体の上方の上部反射板
に当接させた構成であるので、紙が何らかの原因により
器具本体を囲む安全柵を通るようなことがあってもその
紙は発熱体用安全柵がある為発熱体に当たることはなく
、しかも発熱体用安全柵は紙の発火温度まで６５は加熱
されることはないので電気ストーブによる火事発生事故
を完全に解消できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気ストーブの正面図、 第２図 は第１図における■−■断面図、第３図は本考案の実施
例の宣伝゛ストーブの正面図、第４図は第３図における
ＩＶ−ＩＶ断面図である。 １・・・・・・発熱体、５・・・・・・上部反射板、体
用安全柵。 ８・・・・・・発熱

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 メタルラスから虜るＵ字状の発熱体用安全柵で□。 発熱体を囲み、かつ上記発熱体用安全柵の開口側。 端を発熱体の上側の上部反射板に当接させるよう、″に
   した電気ストーブ。