JPS5816508Y2 - 容器 - Google Patents

容器

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Publication number
JPS5816508Y2
JPS5816508Y2 JP9527179U JP9527179U JPS5816508Y2 JP S5816508 Y2 JPS5816508 Y2 JP S5816508Y2 JP 9527179 U JP9527179 U JP 9527179U JP 9527179 U JP9527179 U JP 9527179U JP S5816508 Y2 JPS5816508 Y2 JP S5816508Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
porous body
tube
liquid
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP9527179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5614876U (ja
Inventor
政久 近川
弘 真野
五月 川内
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友電気工業株式会社 filed Critical 住友電気工業株式会社
Priority to JP9527179U priority Critical patent/JPS5816508Y2/ja
Publication of JPS5614876U publication Critical patent/JPS5614876U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は気体を発生する液体の容器に関するものである
即ち本考案の容器は微生物の醗酵によって発生する気体
や、液体の分解によって発生する気体などによる内圧の
上昇に伴う容器の変形、破裂を防ぐため容器の1つ以上
の個所に一端が閉じられている撥水性樹脂多孔質体のチ
ューブが設けられ、容器が横倒しや、さかさまの状態に
おいても安定した通気性を維持することを特徴とするも
のである。
以下本考案を図面に就いて説明する。第1図は容器が空
の状態、第2図は液が充填されて正置の状態、第3図は
液が充填されて倒置の状態を示す。
図中の番号1はポリエチレン、ガラスなどの材料から成
る容器本体、2は中芯つきキャップ、3は多孔質体チュ
ーブで、一端5は熱融着により閉じられ、もう一方の端
4はキャップの中芯に熱融着され固定されている。
第2図のように液が充填され正置された状態においては
、樹脂の撥水性と、多孔質体であることから起因する柔
軟性のために液面上に持ち上げられた格好となり、発生
する気体は撥水性樹脂多孔質体を通り、キャップの中芯
を通り外気に排気される。
第3図のように倒置された状態においてはチューブの撥
水性および多孔性により見掛比重を1.0以下とするこ
とにより、液面上にチューブの一部が浮上し通気性は維
持される。
横転している状態においても同様にチューブが液面上に
出て通気性は維持される。
通気性を有する容器としては実用新案出願公告昭46−
32058.昭46−36901.昭−5040736
に見られるように、容器の通気孔に平面の多孔体を装着
する形態があったが、容器が横転したり、倒置したりし
て多孔体面を液がおおい、通気性がなくなるという欠点
を有していた。
撥水性材料よりなるチューブ状多孔質体を通気孔に装着
する形態とすることにより、はじめて容器がどのような
状態においても通気性を維持することが可能になる。
本考案でいう撥水性材料としては弗素樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等を意味するが、撥水性が大きけれ
ば大きいほど本考案には望ましいことより弗素樹脂が好
適で更に中でも四弗化エチレン樹脂が最適である。
弗素樹脂を用いることによる他に得られる利益として非
粘着性に優れるため多孔質体面が汚れがつきに<<、孔
が目詰りしにくい点、耐薬品性に優れるため液の種類は
問わない点がある。
多孔質体の構造として不織布構造にても適するが、通気
性及び柔軟性に富む方が本考案に適することより、繊維
によって互に連結された結節よりなる微細繊維組織を有
し、その繊維の径0.1〜5μである多孔質構造が最適
である。
撥水性樹脂といえども多孔質体の孔径が大きければ、内
部の液体が浸み出すようになるため孔径は重要である。
内部液を漏らさないという面からだけでなく、外気中の
菌を含むいっさいの異物の混入を防止するためには、平
均孔径は0.1〜10μの孔径であることが必要であり
・、通気性を充分に保持するためには気孔率が30〜9
5%であれば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は容器が空の状態図で1は容器、2は中芯つきキ
ャップ、3は多孔質体チューブで、5は熱融着により閉
じられている部分を示す。 第2図は液が充填されて正置の状態、第3図は液が充填
されて倒置の状態を示す。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)少くとも1ケの開口部を有する容器の開口部に、
    一端が閉じられ一端が開放されている撥水性材料よりあ
    るチューブ状の多孔質体の開放されている端部が該容器
    がチューブにより密閉状態になるように接続され、かつ
    該チューブが該容器内に収納されていることを特徴とす
    る容器。
  2. (2)撥水性材料が弗素樹脂であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の容器。
  3. (3)弗素樹脂が四弗化エチレン樹脂であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の容器。
  4. (4)多孔質体が繊維によって互に連結された結節より
    なる微細繊維組織を有し、その繊維の径が0゜1〜5μ
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項又は第3項記載の容器。
  5. (5)多孔質体の平均孔径が0.1〜10μの孔径であ
    り、気孔率が30〜95%であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項又は第3項又は第
    4項記載の容器。
JP9527179U 1979-07-10 1979-07-10 容器 Expired JPS5816508Y2 (ja)

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JP9527179U JPS5816508Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 容器

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JP9527179U JPS5816508Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 容器

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Publication Number Publication Date
JPS5614876U JPS5614876U (ja) 1981-02-07
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JPS5614876U (ja) 1981-02-07

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