JPS5816434Y2

JPS5816434Y2 - 警告灯

Info

Publication number: JPS5816434Y2
Application number: JP1980067635U
Authority: JP
Inventors: 今里静雄
Original assignee: 今里静雄
Priority date: 1980-05-19
Filing date: 1980-05-19
Publication date: 1983-04-02
Also published as: JPS56168435U

Description

【考案の詳細な説明】この考案は、自動車後部に取りつげる警告灯に関するも
のである。

自動車を運転する場合、運転者は、普通、前の走行車と
の車間距離を相当距離あげ、２台位前の走行車の尾灯に
焦点をあてているものである。

また、車高の高いトラックやバス等の運転者においては
、視点が高いため焦点はかなり前方の走行車尾灯に合わ
せることとなり、すぐ前を走行する車高の低い小型車あ
るいは乗用車等の尾灯は、車高の高いトラックやバスの
運転者の視界に入らない場合が多い。

それゆえに、昨今、多発するバス、トラック等の車高の
高い大型車の追突事故は、前走する小型車あるいは乗用
車が、ブレーキをかげ、減速することをバックのブレー
キランプの点灯により、後続車に知らせても、後続のト
ラック、バス等の車高の高い車の運転者の目に入らず、
ひきおこす場合がほとんどである。

そこで、この考案は、リヤウィンド内に載置する物品と
無関係に車高の高い車の運転者にも、よく見える警告灯
を提供することを目的とするものである。

この考案を図面を参照して詳述する。

長鎖斜面１０と短鎖斜面１１とよりなる屋根型蓋部１と
、その両端の傾斜部２は着色透明プラスチック板より構
成し、各部１．２の底辺にはゴム体９を装着する。

傾斜部２は外側に張り出した構成とし、この考案の警告
灯を車体に装着時に、後から傾斜部２が見える構成とす
る。

長鎖斜面１０と短鎖斜面１１よりなる屋根型蓋部１と傾
斜部２とで構成された外枠体の長鎖斜面１０の内部には
仕切板３を設け、この仕切板３下部にはボルト６を植設
する。

仕切板３両側には電球４．５を複数個設け、仕切板３下
方の電球４はブレーキペダル１５に連絡するブレーキラ
イトの回路１３に連結し、仕切板３上方の電球５及び１
７は、スイッチレバー１６に連絡する方向指示燈の回路
１４に連結するものである。

また、長鎖斜面１０と傾斜部２は仕切板３に沿って下方
を赤色８とし、「注意」の黄文字等の見易い色の文字を
入れ、上部を黄色７とし、「車間距離」の赤色文字等の
見易い色の文字を入れた構成とするものである。

次に、この考案の警告灯の使用状態を説明する。

小型車および乗用車等の車高の低い車のルーフ１２後部
に取りつげ穴を穿孔し、警告灯内部に設けた仕切板３に
植設したボルト６を挿入し、ナツト等適宜手段により警
告灯を車ルーフ１２の後部に取りつげる。

そして、該取付は穴を利用して、電球４．５をそれぞれ
ブレーキランプ回路１３、方向指示燈回路１４と連結す
るものである。

このように、車ルーフ１２の後部に取りつげた警告灯は
、運転者がブレーキペダル１５を踏むと警告灯仕切板３
と長細斜面１０の底辺との間の電球４が点燈し、赤色プ
ラスチック板が光り、「注意」の黄文字が浮かびあがる
。

また、運転者が方向指示等のスイッチレバー１６を切替
操作することにより、警告灯仕切板３と短鎖斜面１１の
下辺との間の電球５が点燈して左右方向を指示し、黄色
プラスチック板が光り板上の１車間距離」の赤色文字が
浮かび上がる。

このように、この考案の警告灯は、リヤウィンド内に載
置される種々の物品と無関係に車高の低い車種のルーフ
後部に取りつげると、車高の高い車種の運転席からブレ
ーキライトによる表示が下方に、そして方向指示燈によ
る表示が上方にそれぞれ現われ、これを容易に見ること
ができるとともに、車高の低い車種の運転席からもルー
フ上に太い線として見ることができ、車尾部のブレーキ
ランプ、方向指示燈とともに後続車に表示することがで
きるものである。

゛また、両端傾斜部を張り出した構成とするものである
ので、斜め横からも認められる。

その上、運転者が後続車が接近しすぎて、その危険を感
じた場合は、方向指示スイッチレバーを操作し電球を点
灯して後続車の運転者に注意をうながし事故発生を未然
に防止する効果を有するものである。

また、この警告灯はボルトが植設されているので、必要
とする車に適宜簡単に取りつげることができ、不必要と
なった車ルーフの取りつげ穴は、穴埋め周片等により適
宜復元可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案の警告灯の使用状態斜面図、第２図
は、同上の一部切欠斜視図、第３図は、同上の回路図で
ある。１・・・・・・屋根型蓋部、２・・・・・・傾斜部、３
・・・・・・仕切板、４．５・・・・・・電球、６・・
・・・・ボルト、７・・・・・・黄色部、８・・・・・
・赤色部、９・・・・・・ゴム体、１０・・・・・・長
細斜面、１１・・・・・・短鎖斜面、１２・・・・・・
ルーフ、１３・・・・・・ブレーキライト回路、１４・
・・・・・方向指示燈回路、１５・・・・・・ブレーキ
ペダル、１６・・・・・・スイッチレバー。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

短鎖斜面１１と長鎖斜面１０とよりなる屋根型蓋部１の
長鎖斜面１０内部に、下部にボルト６を植設した仕切板
３を設け、該仕切板３と前記長鎖斜面１０の底辺との間
には、ブレーキライトの回路１３に接続する電球４を、
そして該仕切板３と前記短鎖斜面１１の下辺との間には
方向指示燈回路１４に接続する電球５をそれぞれ設け、
屋根型蓋部１の両端を傾斜部２とした着色透明体よりな
る警告灯。