JPS58163757A - 流体噴射式織機における緯入れ装置 - Google Patents
流体噴射式織機における緯入れ装置Info
- Publication number
- JPS58163757A JPS58163757A JP4521482A JP4521482A JPS58163757A JP S58163757 A JPS58163757 A JP S58163757A JP 4521482 A JP4521482 A JP 4521482A JP 4521482 A JP4521482 A JP 4521482A JP S58163757 A JPS58163757 A JP S58163757A
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- Japan
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- weft
- weft insertion
- guide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明□は流体噴射式織機における緯入れ装置に係り、
詳しくは緯入れ用主ノズルの噴射口径と、スレイ上に対
し、緯入れ方向に多数並設されたガイド片に１９形成さ
れる緯糸の案内通路の相当円直径（ある形状の面積に等
しい面積をもつ円の直径）とがある関係を持って設定さ
れている緯入れ装置に関するものである。
詳しくは緯入れ用主ノズルの噴射口径と、スレイ上に対
し、緯入れ方向に多数並設されたガイド片に１９形成さ
れる緯糸の案内通路の相当円直径（ある形状の面積に等
しい面積をもつ円の直径）とがある関係を持って設定さ
れている緯入れ装置に関するものである。
本発明の目的は緯入れ用主ノズルの噴射口径及び緯糸の
案内通路の相当円直径の値をある関係を持って適宜設定
することにより、緯糸が緯入れ最中に前記案内通路から
飛び出したり、織布の反緯入れ側布端まで到達しない等
の緯入れミスを防止することができ、又、緯入れにおけ
る空気等の噴射流体の適正流量を使用することができて
噴射流体の消費効率を高めることができる流体噴射式織
機Ｙｃｉける緯入れ装置を提供することにある。
案内通路の相当円直径の値をある関係を持って適宜設定
することにより、緯糸が緯入れ最中に前記案内通路から
飛び出したり、織布の反緯入れ側布端まで到達しない等
の緯入れミスを防止することができ、又、緯入れにおけ
る空気等の噴射流体の適正流量を使用することができて
噴射流体の消費効率を高めることができる流体噴射式織
機Ｙｃｉける緯入れ装置を提供することにある。
一般に、流体噴射式織機においては、緯糸Ｙは第１．２
図に示すように、主ノズル１の加速管１ａの噴射口１ｂ
から噴出される噴射流体により射出され、スレイ２上に
多数並設されたガイド片３の案内部３ａが形成子る案内
通路４内に緯入れされる。そして、ロッキングシャフト
５を中心にしてスレイ２が同図の矢印方向に傾動されて
筬打ち動作が行われ、緯糸Ｙが脱出通路３ｂを通って案
内通路４から脱出する。
図に示すように、主ノズル１の加速管１ａの噴射口１ｂ
から噴出される噴射流体により射出され、スレイ２上に
多数並設されたガイド片３の案内部３ａが形成子る案内
通路４内に緯入れされる。そして、ロッキングシャフト
５を中心にしてスレイ２が同図の矢印方向に傾動されて
筬打ち動作が行われ、緯糸Ｙが脱出通路３ｂを通って案
内通路４から脱出する。
この脱出通路３ｂは緯入れ最中の緯糸Ｙが同通路３ｂを
通って案内通路４から飛び出してしまう（以下、飛び出
し現象という）要因となる噴射流体の漏洩を極力少くす
るためにスリット状に形成されている。しかしながら、
飛び出し現象等の緯入れミスを防止し、噴射流体を効率
よく使用して正常な緯入れを行うには、単に脱出通路３
！】をスリット状に形成するだけでは十分とは言えない
。
通って案内通路４から飛び出してしまう（以下、飛び出
し現象という）要因となる噴射流体の漏洩を極力少くす
るためにスリット状に形成されている。しかしながら、
飛び出し現象等の緯入れミスを防止し、噴射流体を効率
よく使用して正常な緯入れを行うには、単に脱出通路３
！】をスリット状に形成するだけでは十分とは言えない
。
そのため、まず案内通路４の相当円直径φ（第２図参照
）に打開策を求めるべく、種々の実験から得られている
次の関係について考察してみた。
）に打開策を求めるべく、種々の実験から得られている
次の関係について考察してみた。
すなわち、各種の相当円直径φを持ったガイド片３に対
して同一緯入れ時間を得るように主ノズル１からの噴射
空気流量を調整した実験から、空気流量Ｕ（単位ｍ３／
ｖｆ随）と相当円直径φ（単位席料との間に次の関係が
得られている。
して同一緯入れ時間を得るように主ノズル１からの噴射
空気流量を調整した実験から、空気流量Ｕ（単位ｍ３／
ｖｆ随）と相当円直径φ（単位席料との間に次の関係が
得られている。
Ｕ＝０．０２２７φ２＋０．０５１５φ ・・・（１）
こ゛の条件のもとに緯入れミスが許容範囲内にある安定
緯入れ可能幅Ｌ（単−ｍ）は Ｌ＝１４２．９φ−５７１・・・・・・・（２）又、前
記ガイド片３間に配設されて緯糸Ｙの走行を助勢する補
助ノズル（図示略ンを追加した場合には緯糸Ｙの到達距
離は噴射空気流量の増加を上回って改善され、係数を９
、補助ノズル数をｎとすると次の関係が得られている。
こ゛の条件のもとに緯入れミスが許容範囲内にある安定
緯入れ可能幅Ｌ（単−ｍ）は Ｌ＝１４２．９φ−５７１・・・・・・・（２）又、前
記ガイド片３間に配設されて緯糸Ｙの走行を助勢する補
助ノズル（図示略ンを追加した場合には緯糸Ｙの到達距
離は噴射空気流量の増加を上回って改善され、係数を９
、補助ノズル数をｎとすると次の関係が得られている。
Ｕｎ＝ （１＋ｑｒｌ （０，０２２７φ２＋０．０５
１５φｌ・（８）＝（１＋ｑｎ）Ｕ 実験によって得られたｑの適正値は０．２であり、（３
）式は次のようになる ’［Ｊｎ ＝（１＋０．２ｎ）Ｕ −・・−−−・（
４）この条件のもとに緯入れミスが許容範囲内にある安
定緯入れ可能幅ＬｎＦｉ Ｌｆｌ＝（１＋０．２８１）Ｌ （
５）所要噴射空気流量’［Ｊｎに対する安定緯入れ可能
の効率と考えることができる。そこで、Ｑｎを相当円直
径φで微分して最大効率点を求めると、従って、 ζ−８，２４４φ２＋２５．９２φ＋２９．４＝０ これより相当円直径φは補助ノズルの卿数と無関係にφ
″、８．２となる。従って、最大効率点は案内通路４の
相当円直径φで決定される。すなわち、噴射空気消費量
の効率を高めるには相当円直径４を一定にし、緯糸Ｙが
織布Ｗの布端１で到達しない場合は補助ノズルを適宜増
加するのが有利である。
１５φｌ・（８）＝（１＋ｑｎ）Ｕ 実験によって得られたｑの適正値は０．２であり、（３
）式は次のようになる ’［Ｊｎ ＝（１＋０．２ｎ）Ｕ −・・−−−・（
４）この条件のもとに緯入れミスが許容範囲内にある安
定緯入れ可能幅ＬｎＦｉ Ｌｆｌ＝（１＋０．２８１）Ｌ （
５）所要噴射空気流量’［Ｊｎに対する安定緯入れ可能
の効率と考えることができる。そこで、Ｑｎを相当円直
径φで微分して最大効率点を求めると、従って、 ζ−８，２４４φ２＋２５．９２φ＋２９．４＝０ これより相当円直径φは補助ノズルの卿数と無関係にφ
″、８．２となる。従って、最大効率点は案内通路４の
相当円直径φで決定される。すなわち、噴射空気消費量
の効率を高めるには相当円直径４を一定にし、緯糸Ｙが
織布Ｗの布端１で到達しない場合は補助ノズルを適宜増
加するのが有利である。
す、噴射空気の消費効率は相当円直径φが５〜ｌＢｍｍ
の場合にはほぼ満足されることが同図から判断されるっ
なお、この事実は特願５４−１２６３８６（特開５６−
５８２４８）に示しである。
の場合にはほぼ満足されることが同図から判断されるっ
なお、この事実は特願５４−１２６３８６（特開５６−
５８２４８）に示しである。
このような考察の上に立って、飛び出し現象等の緯入れ
ミスを防止し、噴射流体を効率よく使用して正常な緯入
れを行うべく、さらに優れた打開−を噴射口１ｂの噴射
口径ｄ（第２図参照）と案内通路４の相当円直径φとの
間の関係に求め、相当円直径φに対する噴射口径ｄの割
合を種々変えて緯糸Ｙの飛び出し現象を調べた。
ミスを防止し、噴射流体を効率よく使用して正常な緯入
れを行うべく、さらに優れた打開−を噴射口１ｂの噴射
口径ｄ（第２図参照）と案内通路４の相当円直径φとの
間の関係に求め、相当円直径φに対する噴射口径ｄの割
合を種々変えて緯糸Ｙの飛び出し現象を調べた。
すなわち、相当円直径φが噴射流体の消費効率をほぼ満
足し得る範囲で噴射口径ｄの相当円直径φに対する割合
を変えたとき、飛び出し現象の起こる割合がどのように
変わるかという実験を行なった結果、第４図に示７すグ
ラフが得られた同図から明らかなように、飛び出し現象
は噴射口径ｄの相当円直径φに対する割合か４を越える
と急激に増加する。これは案内通路内に供給される噴射
流体が多くなると同流体が脱出通路を通って漏洩する割
合が多くなり、この漏洩する噴射流体に乗って緯糸が案
内通路から脱出し易くなるためである。従って、噴射口
径ｄは相当円直径φのに以下であることが望ましい。
足し得る範囲で噴射口径ｄの相当円直径φに対する割合
を変えたとき、飛び出し現象の起こる割合がどのように
変わるかという実験を行なった結果、第４図に示７すグ
ラフが得られた同図から明らかなように、飛び出し現象
は噴射口径ｄの相当円直径φに対する割合か４を越える
と急激に増加する。これは案内通路内に供給される噴射
流体が多くなると同流体が脱出通路を通って漏洩する割
合が多くなり、この漏洩する噴射流体に乗って緯糸が案
内通路から脱出し易くなるためである。従って、噴射口
径ｄは相当円直径φのに以下であることが望ましい。
又、噴射口径ｄが２ｍｍ以下になると噴射流体の推進力
低下現象が起きて緯糸Ｙが織布Ｗの反緯入れ側布端まで
到達しなかったわ、風綿詰まりが生じ易くなるため、噴
射口径（ｌは２７７２ｎ２以上が窒ましい。
低下現象が起きて緯糸Ｙが織布Ｗの反緯入れ側布端まで
到達しなかったわ、風綿詰まりが生じ易くなるため、噴
射口径（ｌは２７７２ｎ２以上が窒ましい。
以」二の結果から、案内通路４の相当円直径φが５〜１
ろ＋％／ｌｌ’ｌであり、主ノズル１の噴射口径（１が
２１１Ｈｎｌ以」二、かつ相当円直径φの−Ｐ下である
ことが緯糸Ｙの緯入れにとって最も望ましいと結論され
る。このような関係を持った主ノズル及びガイド片を備
えた緯入れ装置は飛ひ出し現象等の緯入れミスを防止し
、噴射流体を効率よく使用して正常な緯入れを行うこと
ができる。
ろ＋％／ｌｌ’ｌであり、主ノズル１の噴射口径（１が
２１１Ｈｎｌ以」二、かつ相当円直径φの−Ｐ下である
ことが緯糸Ｙの緯入れにとって最も望ましいと結論され
る。このような関係を持った主ノズル及びガイド片を備
えた緯入れ装置は飛ひ出し現象等の緯入れミスを防止し
、噴射流体を効率よく使用して正常な緯入れを行うこと
ができる。
以上詳述したように、本発明は緯入れ用主ノズルの噴射
口径及び緯糸の案内通路の相当円直径の値をある関係を
持って設定したことにより、緯糸が緯入れ最中に前記案
内通路から飛び出したり、織布の反緯入れ側布端まで到
達しない等の緯入れミスを防止することができ、又、緯
入れにおける空気等の噴射流体の消費効率を高めること
ができる効果を有するので、流体噴射式織機における緯
入れ装置として産業利用１優れた発明である。
口径及び緯糸の案内通路の相当円直径の値をある関係を
持って設定したことにより、緯糸が緯入れ最中に前記案
内通路から飛び出したり、織布の反緯入れ側布端まで到
達しない等の緯入れミスを防止することができ、又、緯
入れにおける空気等の噴射流体の消費効率を高めること
ができる効果を有するので、流体噴射式織機における緯
入れ装置として産業利用１優れた発明である。
第１図は流体噴射式織機における緯入れ付近を示す斜視
図、第２図は相当円直径と噴射口径とを説明するのに用
いられる側面図、第３図は相当円直径と空気消費効率と
の関係をグラフに表わした特性図、第４図は相当円直径
に対する噴射口径の割合と緯糸の飛び出し割合との関係
をグラフに表わした特性図である。 主ノズル１、噴射口１ｂ、ガイド片３、案内部３ａ、脱
出通路３ｂ、案内通路４、相当円直径φ、噴射口径ｄ０ 特許出願人 株式会社豊田自動織機製作所代 理
人 弁理士 恩 １）博 宣第２″図 第４図 緯糸の飛び出し割合 噴射口径の割合 第３図 空気消費効率
図、第２図は相当円直径と噴射口径とを説明するのに用
いられる側面図、第３図は相当円直径と空気消費効率と
の関係をグラフに表わした特性図、第４図は相当円直径
に対する噴射口径の割合と緯糸の飛び出し割合との関係
をグラフに表わした特性図である。 主ノズル１、噴射口１ｂ、ガイド片３、案内部３ａ、脱
出通路３ｂ、案内通路４、相当円直径φ、噴射口径ｄ０ 特許出願人 株式会社豊田自動織機製作所代 理
人 弁理士 恩 １）博 宣第２″図 第４図 緯糸の飛び出し割合 噴射口径の割合 第３図 空気消費効率
Claims (1)
- 内部と、筬打ち時に同案内通路から緯糸を脱出させるた
めのスリット状の脱出通路とを有するガイドが緯入れ方
向に多数並設され、緯糸が主ノズルから噴射される噴射
流体に乗って前記案内通路内に緯入れされる織機におい
て、前記案内通路の相当円直径は５〜１３馴であり、前
記主ノズルの１直射口径は２ｍｍ以上かつ前記相当円直
径のし以下であることを特徴とする流体噴射式織機にお
ける緯入れ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4521482A JPS58163757A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 流体噴射式織機における緯入れ装置 |
| IN375/CAL/83A IN157023B (ja) | 1982-03-19 | 1983-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4521482A JPS58163757A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 流体噴射式織機における緯入れ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163757A true JPS58163757A (ja) | 1983-09-28 |
| JPS639060B2 JPS639060B2 (ja) | 1988-02-25 |
Family
ID=12713010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4521482A Granted JPS58163757A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 流体噴射式織機における緯入れ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163757A (ja) |
| IN (1) | IN157023B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009004149A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
| CN103806202A (zh) * | 2014-02-21 | 2014-05-21 | 青岛天一集团红旗纺织机械有限公司 | 一种全能型喷气织机管道片引纬装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56144248A (en) * | 1980-04-12 | 1981-11-10 | Nissan Motor | Wefting apparatus of air jet type loom |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP4521482A patent/JPS58163757A/ja active Granted
-
1983
- 1983-03-30 IN IN375/CAL/83A patent/IN157023B/en unknown
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56144248A (en) * | 1980-04-12 | 1981-11-10 | Nissan Motor | Wefting apparatus of air jet type loom |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009004149A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
| CN103806202A (zh) * | 2014-02-21 | 2014-05-21 | 青岛天一集团红旗纺织机械有限公司 | 一种全能型喷气织机管道片引纬装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IN157023B (ja) | 1986-01-04 |
| JPS639060B2 (ja) | 1988-02-25 |
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