JPS58163493A - 結露水中和用処理材 - Google Patents
結露水中和用処理材Info
- Publication number
- JPS58163493A JPS58163493A JP4494182A JP4494182A JPS58163493A JP S58163493 A JPS58163493 A JP S58163493A JP 4494182 A JP4494182 A JP 4494182A JP 4494182 A JP4494182 A JP 4494182A JP S58163493 A JPS58163493 A JP S58163493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condensed water
- water
- metal
- contact
- metallic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
各種給湯設備および器具において、ガス瞬間湯沸器は迅
速に給湯水を作ることが可能であり、広く一般に普及し
ている。しかし高効率型ガス瞬間湯沸器および給湯機に
おいては、熱交換器部で結露する酸性結露水による熱交
換器の腐食や排水する場合の環境衛生上の問題がある。
速に給湯水を作ることが可能であり、広く一般に普及し
ている。しかし高効率型ガス瞬間湯沸器および給湯機に
おいては、熱交換器部で結露する酸性結露水による熱交
換器の腐食や排水する場合の環境衛生上の問題がある。
結露水には燃焼ガス中の二酸化炭素、二酸化窒素などが
溶解するため、液性として酸性を示す。また石油系燃料
およびガス燃料を用いた給湯機において熱交換器効率が
促進されるにしたがい生成する結露水量は増加する。こ
のようなことから家庭内より酸性結露水を常時排出する
ことは公害および配管材に対する腐食などの点で問題が
大きい。
溶解するため、液性として酸性を示す。また石油系燃料
およびガス燃料を用いた給湯機において熱交換器効率が
促進されるにしたがい生成する結露水量は増加する。こ
のようなことから家庭内より酸性結露水を常時排出する
ことは公害および配管材に対する腐食などの点で問題が
大きい。
従来、酸性排水の中和には、硝石灰や炭酸カルシウムな
どのアルカリ性の薬品を粉末状又はミルク状として、排
水処理部へ動力機械装置を用いて送り込み添加する方法
が広く用いられている。しかしこの方法では装置の複雑
化、大型化を招き、管理の点でも多くの欠点がある。ま
た少量の結露水および弱酸性の排水に対する処理方法と
しては制御面などで不適当な点が多い。
どのアルカリ性の薬品を粉末状又はミルク状として、排
水処理部へ動力機械装置を用いて送り込み添加する方法
が広く用いられている。しかしこの方法では装置の複雑
化、大型化を招き、管理の点でも多くの欠点がある。ま
た少量の結露水および弱酸性の排水に対する処理方法と
しては制御面などで不適当な点が多い。
一般に使用されているガス瞬間湯沸器の熱交換器効率は
平均して約７５％である。この種の機器で熱交換器の表
面に生じる結露水量は微量である。
平均して約７５％である。この種の機器で熱交換器の表
面に生じる結露水量は微量である。
そのため水滴に成長し、器外へ流出することはほとんど
なく、結露水中に含まれる燃焼ガス成分である二酸化炭
素や二酸化窒素が熱交換器の表面処理材の鉛と反応し炭
酸鉛、硝酸鉛などの粉末状の化合物を生成する。しかし
最近開発されている高効率の大型給湯機は多量の結露水
を生成し、液性も酸性となり、機器内に排水管および中
和処理のための治具の設置が必要になってくる。
なく、結露水中に含まれる燃焼ガス成分である二酸化炭
素や二酸化窒素が熱交換器の表面処理材の鉛と反応し炭
酸鉛、硝酸鉛などの粉末状の化合物を生成する。しかし
最近開発されている高効率の大型給湯機は多量の結露水
を生成し、液性も酸性となり、機器内に排水管および中
和処理のための治具の設置が必要になってくる。
次表に高効率型ガス瞬間湯沸器の結露水の水質分析結果
の例を示す。
の例を示す。
水質分析結果から結露水は硝酸酸性であることが推定さ
れる。
れる。
ラムと上記貴金属を接触させた、例えばペレット等の成
形体よりなることを特徴とするものである。
形体よりなることを特徴とするものである。
本発明の処理材による中和反応は次のように表される。
狗＋２ ＨＮＯｓ−４／ｉｇ （ＮＯｓ ） ２ ＋
Ｈ２ｔＭｑ＋２Ｈ２ｏ→Ｍｑ（ｏＨ）２＋Ｈ２１Ｍｇ
（ＯＨ） ２ ＋ ２ ＨＮＯａ→Ｍｇ （ＮＯａ ）
２ ＋ ２ ）（２０またこの化学反応と嗜共に、マ
グネシウムと接触している貴金属との間で電池が構成さ
れ両者の金属間に電流が流れることによって電気化学的
に卑電位金属であるマグネシウムの溶解現象が生じ、上
記の化学反応が促進される。これらの化学反応および電
気化学的反応に伴い中和反応が成立する。
Ｈ２ｔＭｑ＋２Ｈ２ｏ→Ｍｑ（ｏＨ）２＋Ｈ２１Ｍｇ
（ＯＨ） ２ ＋ ２ ＨＮＯａ→Ｍｇ （ＮＯａ ）
２ ＋ ２ ）（２０またこの化学反応と嗜共に、マ
グネシウムと接触している貴金属との間で電池が構成さ
れ両者の金属間に電流が流れることによって電気化学的
に卑電位金属であるマグネシウムの溶解現象が生じ、上
記の化学反応が促進される。これらの化学反応および電
気化学的反応に伴い中和反応が成立する。
すなわち化学反応に伴うマグネシウムの溶解、水素の発
生および異種金属接触による卑金属の溶解などにより中
和反応が進行する◇ また被処理水と処理機との接触面積および接触時間を調
整することによって任意に結露水を中和させることがで
きる。
生および異種金属接触による卑金属の溶解などにより中
和反応が進行する◇ また被処理水と処理機との接触面積および接触時間を調
整することによって任意に結露水を中和させることがで
きる。
以下、本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明の中和処理材を用いた中和処理装置の構
成図である。第１図において、１はポリ塩化ビニル製の
装置本体であるｏ２は結露水入口部、３はマグネシウム
および貴金属を組合せたペレットである。ペレット３は
装置本体の長手方向に千鳥型に複数個配置された保持体
４の上に保持されている０６は結露水出口部である０熱
交換器部で生じた結露水は湯沸器本体の排出管を通り、
入口部２へ導入され、ペレット３と接触し、出口４より
器外へ排出される。
成図である。第１図において、１はポリ塩化ビニル製の
装置本体であるｏ２は結露水入口部、３はマグネシウム
および貴金属を組合せたペレットである。ペレット３は
装置本体の長手方向に千鳥型に複数個配置された保持体
４の上に保持されている０６は結露水出口部である０熱
交換器部で生じた結露水は湯沸器本体の排出管を通り、
入口部２へ導入され、ペレット３と接触し、出口４より
器外へ排出される。
次にこの中和処理装置を用いてガス瞬間湯沸器の結露水
を中和処理した場合の実施例を示す。
を中和処理した場合の実施例を示す。
結露水のｐＨの測定はガラス電極法を用いたｐＨ測定装
置により行った。
置により行った。
実験条件は被処理水のｐ）ｉ＝ａ、ｓ、液温２１℃であ
る。処理材は、マグネシウム粉末に１６重量−の銅粉末
を加え、直径１５ｍ、厚さ６１１ＩＩ＋１に成形したペ
レットを６個用いた０この条件で処理水量を１．６ｍｅ
／分とし連続試験を行った。その結果を第２図に示す。
る。処理材は、マグネシウム粉末に１６重量−の銅粉末
を加え、直径１５ｍ、厚さ６１１ＩＩ＋１に成形したペ
レットを６個用いた０この条件で処理水量を１．６ｍｅ
／分とし連続試験を行った。その結果を第２図に示す。
実施例において実験開始後約６ｏＯｏ時間、処理水のｐ
Ｈが６〜９の範囲で変化した。
Ｈが６〜９の範囲で変化した。
上記例では、貴金属として銅を用いた場合について示し
たが、貴金属の役割としては、マグネシウムを電気化学
的に溶解することであり、このためには、マグネシウム
に対して責な金属、例えばニッケル、クロム、銀、白金
、チタン、金などを用いてもよい。
たが、貴金属の役割としては、マグネシウムを電気化学
的に溶解することであり、このためには、マグネシウム
に対して責な金属、例えばニッケル、クロム、銀、白金
、チタン、金などを用いてもよい。
以セのように本発明によかば、酸性の結露水を効率的に
中和することができる。
中和することができる。
第１図は本発明の実施例に用いた結露水中和処理装置の
構成図、第２図は処理材の中和効果を示した図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１１１１ ２ 第２図 θ １０１）ｌ） ２１）Ｉｌｌ 趨
榊り 隔財闇（ｈＦ）
構成図、第２図は処理材の中和効果を示した図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１１１１ ２ 第２図 θ １０１）ｌ） ２１）Ｉｌｌ 趨
榊り 隔財闇（ｈＦ）
Claims (1)
- 金属マグネシウムと、マグネシウムより責な金属よりな
ることを特徴とする結露水中利用処理材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4494182A JPS58163493A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 結露水中和用処理材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4494182A JPS58163493A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 結露水中和用処理材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163493A true JPS58163493A (ja) | 1983-09-28 |
Family
ID=12705507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4494182A Pending JPS58163493A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 結露水中和用処理材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163493A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105601016A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-25 | 苏州市东方环境技术研究有限公司 | 一种化学镍废液集成处理系统 |
| CN105712558A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-06-29 | 苏州市东方环境技术研究有限公司 | 一种全自动连续化的化学镍废液处理系统 |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP4494182A patent/JPS58163493A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105601016A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-25 | 苏州市东方环境技术研究有限公司 | 一种化学镍废液集成处理系统 |
| CN105712558A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-06-29 | 苏州市东方环境技术研究有限公司 | 一种全自动连续化的化学镍废液处理系统 |
| CN105601016B (zh) * | 2016-03-09 | 2018-04-24 | 苏州市东方环境工程有限公司 | 一种化学镍废液集成处理系统 |
| CN105712558B (zh) * | 2016-03-09 | 2018-08-31 | 苏州市东方环境工程有限公司 | 一种全自动连续化的化学镍废液处理系统 |
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