JPS5816289B2 - ガスホウデンヒヨウジパネル - Google Patents
ガスホウデンヒヨウジパネルInfo
- Publication number
- JPS5816289B2 JPS5816289B2 JP50087470A JP8747075A JPS5816289B2 JP S5816289 B2 JPS5816289 B2 JP S5816289B2 JP 50087470 A JP50087470 A JP 50087470A JP 8747075 A JP8747075 A JP 8747075A JP S5816289 B2 JPS5816289 B2 JP S5816289B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective layer
- gas
- fluorescent
- fluorescent protective
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス放電表示パネル、特に螢光体の励起による
螢光を用いて表示を行なうガス放電表示パネルに関する
ものである。
螢光を用いて表示を行なうガス放電表示パネルに関する
ものである。
ガス放電パネルは、例えば第1図に示すように、一方の
ガラス基板1上に電極2を形成して低融点ガラス等の誘
電体層3で被覆し、更にMgO等の保護層4を形成し、
他方のガラス基板5上にも同様に電極6、誘電体層7、
保護層8を形成して、放電ガス封入空間9を介して対向
させたものであり、電極2,6間の放電発光により表示
するものである。
ガラス基板1上に電極2を形成して低融点ガラス等の誘
電体層3で被覆し、更にMgO等の保護層4を形成し、
他方のガラス基板5上にも同様に電極6、誘電体層7、
保護層8を形成して、放電ガス封入空間9を介して対向
させたものであり、電極2,6間の放電発光により表示
するものである。
この場合の発光色は放電ガスの組成に対応したものであ
るから、任意の発光色とする為と、表示輝度を向上する
為に螢光体を用いることが採用されている。
るから、任意の発光色とする為と、表示輝度を向上する
為に螢光体を用いることが採用されている。
例えば誘電体層3,7のいずれか一方又は両方の上に螢
光体層を形成し、その螢光体層をイオン衝撃から保護す
る保護層を設ける構成が知られているが、保護層によっ
て螢光体を励起する紫外線が吸収されて充分な発光輝度
が得られなかった。
光体層を形成し、その螢光体層をイオン衝撃から保護す
る保護層を設ける構成が知られているが、保護層によっ
て螢光体を励起する紫外線が吸収されて充分な発光輝度
が得られなかった。
そこで保護層材料に発光中心となる付活材料を添加した
螢光保護層を設けることが考えられた。
螢光保護層を設けることが考えられた。
この場合螢光保護層は蒸着等により誘電体層3.γ上に
形成され、表面が平坦で緻密な構成となって誘電体層3
,7の保護を行なうことができるが、励起紫外線が充分
内部まで進入し得ないことと、螢光発光が外部に出にく
い関係1この螢光保護層の発光に寄与する部分は殆んど
表面近傍に限られて、充分な発光輝度が得られなかった
。
形成され、表面が平坦で緻密な構成となって誘電体層3
,7の保護を行なうことができるが、励起紫外線が充分
内部まで進入し得ないことと、螢光発光が外部に出にく
い関係1この螢光保護層の発光に寄与する部分は殆んど
表面近傍に限られて、充分な発光輝度が得られなかった
。
本発明は前述の如き欠点を改善した新規な発明であり、
その目的は、電極上の誘電体層の保護を行なわせると共
に、螢光発光輝度を増大させることにある。
その目的は、電極上の誘電体層の保護を行なわせると共
に、螢光発光輝度を増大させることにある。
以下実施例について詳細に説明する。第2図は本発明の
実施例の要部断面図を示し、ガラス基板1上の電極2を
誘電体層3で被覆し、その誘電体層3上に緻密な螢光保
護層10aと多孔質の螢光保護層10bからなる螢光保
護層10を設けたものである。
実施例の要部断面図を示し、ガラス基板1上の電極2を
誘電体層3で被覆し、その誘電体層3上に緻密な螢光保
護層10aと多孔質の螢光保護層10bからなる螢光保
護層10を設けたものである。
従って螢光保護層10aは緻密な層であるから、その下
の誘電体層3を・イオン衝撃等に対して確実に保護する
ことができ、又螢光保護層10bは多孔質であるから表
面積が大きく、発光面積が大きくなって発光輝度を増大
することができる。
の誘電体層3を・イオン衝撃等に対して確実に保護する
ことができ、又螢光保護層10bは多孔質であるから表
面積が大きく、発光面積が大きくなって発光輝度を増大
することができる。
前述の如き構成の螢光保護層10の形成手段としては、
例えばMgOを主成分とし、付活剤としてC602を0
.2%添加した材料を高真空中で誘電体層3上に蒸着す
る。
例えばMgOを主成分とし、付活剤としてC602を0
.2%添加した材料を高真空中で誘電体層3上に蒸着す
る。
その厚さは3000〜5000人で充分であり、高真空
中で蒸着することにより緻密な螢光保護層10aが形成
される。
中で蒸着することにより緻密な螢光保護層10aが形成
される。
次に0.01〜10数tc)rrの圧力でアルゴン(A
r)等の希ガスを蒸着装置内に導入して前述と同様に蒸
着を行なう。
r)等の希ガスを蒸着装置内に導入して前述と同様に蒸
着を行なう。
この場合はガス中蒸着であるので、螢光保護層材料は粒
状となって堆積し、多孔質の螢光保護層10bが形成さ
れる。
状となって堆積し、多孔質の螢光保護層10bが形成さ
れる。
その厚さは5000λ〜数μm程度である。
即ち高真空中蒸着とガス中蒸着との切換えにより連続的
に螢光保護層10 a t 10 bを形成することが
できる。
に螢光保護層10 a t 10 bを形成することが
できる。
又前述の実施例の組成の螢光保護層の場合の発光色は緑
であった。
であった。
以上説明したように、本発明は、電極を被覆する誘電体
層上に、緻密な螢光保護層と多孔質の螢光保護層上を設
けたものであるから、緻密な螢光保護層が誘電体層の保
護を行なうと共に、主として発光する多孔質の螢光保護
層に誘電体層からの不純物拡散を阻止することができ、
多孔質螢光保護層の特性を劣化させるこ々がない。
層上に、緻密な螢光保護層と多孔質の螢光保護層上を設
けたものであるから、緻密な螢光保護層が誘電体層の保
護を行なうと共に、主として発光する多孔質の螢光保護
層に誘電体層からの不純物拡散を阻止することができ、
多孔質螢光保護層の特性を劣化させるこ々がない。
又多孔質螢光保護層は表面積が広く、主として表面近傍
で発光する螢光保護層による発光輝度を増大することが
できるものである。
で発光する螢光保護層による発光輝度を増大することが
できるものである。
従って、電極間の放電による紫外線等で励起されて発光
させ、それによって表示させるガス放電表示パネルの表
示を明瞭にすることができるものである。
させ、それによって表示させるガス放電表示パネルの表
示を明瞭にすることができるものである。
又その製作も前述の如く特に複雑になることもない利点
がある。
がある。
なお前述の実施例に於いては、一方のガラス基板1上に
螢光保護層を設けること?こついて説明しているが、他
方のガラス基板5上に於いても、同様な構成の螢光保護
層を設けることができ、又電極が放電ガス封入空間を介
して対向配置されている対向放電型のみでなく、同一基
板上に隣接配置された電極間で放電させる面放電型に対
しても適用し得るものである。
螢光保護層を設けること?こついて説明しているが、他
方のガラス基板5上に於いても、同様な構成の螢光保護
層を設けることができ、又電極が放電ガス封入空間を介
して対向配置されている対向放電型のみでなく、同一基
板上に隣接配置された電極間で放電させる面放電型に対
しても適用し得るものである。
第1図は従来のガス放電表示パネルの要部断面図、第2
図は本発明の実施例の要部断面図である。 1は基板、2は電極、3は誘電体層、10aは緻密な螢
光保護層、10bは多孔質の螢光保護層である。
図は本発明の実施例の要部断面図である。 1は基板、2は電極、3は誘電体層、10aは緻密な螢
光保護層、10bは多孔質の螢光保護層である。
Claims (1)
- 1 少なくとも一方の基板上の電極を被覆する誘電体層
上に、緻密な保護層を設け、該緻密な保護層の上に多孔
質の螢光保護層を設けたことを特徴とするガス放電表示
パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50087470A JPS5816289B2 (ja) | 1975-07-17 | 1975-07-17 | ガスホウデンヒヨウジパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50087470A JPS5816289B2 (ja) | 1975-07-17 | 1975-07-17 | ガスホウデンヒヨウジパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5211757A JPS5211757A (en) | 1977-01-28 |
JPS5816289B2 true JPS5816289B2 (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=13915781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50087470A Expired JPS5816289B2 (ja) | 1975-07-17 | 1975-07-17 | ガスホウデンヒヨウジパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816289B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990043629A (ko) * | 1997-11-29 | 1999-06-15 | 김영남 | 플라즈마 표시소자의 형광층 및 그 형성방법 |
US6255777B1 (en) | 1998-07-01 | 2001-07-03 | Plasmion Corporation | Capillary electrode discharge plasma display panel device and method of fabricating the same |
-
1975
- 1975-07-17 JP JP50087470A patent/JPS5816289B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5211757A (en) | 1977-01-28 |
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