JPS581626Y2 - 水冷式エンジンのサ−モスタツト支持装置 - Google Patents

水冷式エンジンのサ−モスタツト支持装置

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Publication number
JPS581626Y2
JPS581626Y2 JP1978127834U JP12783478U JPS581626Y2 JP S581626 Y2 JPS581626 Y2 JP S581626Y2 JP 1978127834 U JP1978127834 U JP 1978127834U JP 12783478 U JP12783478 U JP 12783478U JP S581626 Y2 JPS581626 Y2 JP S581626Y2
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JP
Japan
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thermostat
water
flange
support device
mounting holes
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978127834U
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English (en)
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JPS5544072U (ja
Inventor
田中九一
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は水冷式エンジンのウォータジャケットからラジェ
ータへの水路を開閉するサーモスタットを支持する装置
に関するものである。
周知のように、水冷式エンジンにおいては始動直後の冷
却水温が低い時期には、ウォータジャケット内の冷却水
をラジェータに通さず、バイパスにより循環させている
冷却水温が適温(例えば80℃)になると、この水温の
上昇を感知したサーモスタットの作動部が動いてラジェ
ータに通じる水路を開き、同時に、このサーモスタット
の作動部の動作によりバイパスを閉じ、爾後、ウォータ
ジャケット内の冷却水はラジェータに釦いて冷却されて
ウォータジャケットに戻るようになる。
このように作動するサーモスタットの従来の支持構造は
、第1図に一例を縦断面図で示したように、ワックスエ
レメント1のピストンロッド2を中心部に固定した上枠
3と、ワックスエレメント1のケーシング4を底部中心
孔5に挿通させた下枠6と、上枠3のフランジ3Aと下
枠6のフランジ6Aとの間にフランジ7Aを挾んだ弁座
γと、ワックスエレメント1のケーシング4の上端大径
部4Aにより上方に抜けないようにした弁8と、弁8と
下枠6の底部との間に組込んである圧縮ばね9等からな
るワックス形サーモスタット10は、サーモスタットハ
ウジング11の上向き切欠段部12と、アウトレットパ
イプ13の下向き切欠段部14との間に、ゴムバッキン
グ15で覆った上枠3のフランジ3Aを挾込み、サーモ
スタットハウジング11とアウトレットパイプ13のフ
ランジ11Aと13Aをボルト16とナツト17により
緊締することによって支持していた。
前記従来の支持構造はサーモスタットが1個だけであれ
ば切欠段部12,14の形成に、さほど問題はない。
しかし、複数個のサーモスタットを使用する場合には、
サーモスタットハウジングやアウトレットパイプの形状
が非常に複雑となって製作費がかさむ難点がある。
本案は前記のような観点に基き、複数個のサーモスタッ
トを支持するようにした支持装置であり乍ら、構造が簡
単で製作が容易なサーモスタット支持装置を提供するも
ので、サーモスタツl−7・フランジの側面に、ラジェ
ータへの通水口を設け、さらにサーモスタット/・フラ
ンジ内底部に設けた複数のサーモスタット取付孔の口縁
部上にサーモスタットのフランジを掛+hする一方、サ
ーモスタットハウジングを慢う板状のサーモスタットハ
ウジングカバーの下面に、前記サーモスタット取付孔口
縁部上に掛出したサーモスタットフランジを押えるフォ
ーク又は孔あき円筒などサーモスタット固定部材を突設
し、サーモスタット固定部材によりサーモスタットを押
えつけるようにして固定する点に特徴を有するものであ
る。
図面を参照しながら本案装置を実施例により説明すると
、第2図に縦断面図で示したように、サーモスタットを
支持するサーモスタットハウジング18は角形の箱状と
し、−側壁部にラジェータ(図示しない)への通水口1
9A、19B 、19Cを所定の間隔を釦いて同一高さ
位置に穿設しである。
又、内底部20は深さの異る段違い構造とし、シリンダ
ブロックのウォータジャケット21へのバイパス孔22
の上方に臨む部分20Aを低くしである。
内底部20には前記バイパス孔22の軸心上方に中心を
訃いてサーモスタット取付孔23Aを穿設しである。
このサーモスタット取付孔23Aは前記3つの通水口1
9A、19B、19Cのうち、第1の通水口19Aの下
方に位置する。
このほか、通水口19B、19Cの下方に釦いても内底
部20にはサーモスタット取付孔23B、23Cをそれ
ぞれ穿設しである。
前記サーモスタット取付孔23A、23B。
23Cにはそれぞれサーモスタット10A、IOB。
10Cを取付ける。
サーモスタットIOA、IOB、10Cは同形とし、例
えばサーモスタット10Aはさきに第1図によって説明
したサーモスタット10と同形のワックス形ザーモスタ
ットであるが、第3図に一部を拡大縦断面図で示しであ
るように下枠6のフランジ6Aと、弁座7のフランジ7
Aを、それぞれ上枠3のフランジ3Aと外径を同じに形
成してあり、これら3部材のフランジ3A、6A、TA
を重ねた外側を、内向きの溝を有する環状ゴムパツキン
15により覆っである。
前記サーモスタット取付孔23A、23B。
23Cの口縁部には内底部20の上面を切欠して形成し
た切欠段部24A、24B、24Cを設けである。
切欠段部24A、24B、24Cの内径はゴムパツキン
15を嵌付けたフランジ3A、6A。
7Aを密に嵌入できる寸法としである。
サーモスタットハウジング18を優うサーモスタットハ
ウジングカバー25は板状とし、サーモスタット−・フ
ランジ18に所定数のボルト26によって固定する。
このサーモスタットハウジングカバー25には前記サー
モスタット取付孔23A、23B、23Cの口縁部に訃
ける切欠段部24A、24B、24Cに掛匿したフラン
ジa A F 6 A j 7 Aを、これらを覆って
いるゴムパツキン15ごと押えて固定する長さとし、第
4図に底面図で示したような円弧壁状としたフォーク2
γA、2γA、28A。
28A、29A、29Aを突設しである。
内底部20の低い部分20Aにおけるサーモスタット取
付孔23Aに嵌込み、切欠段部24Aにフランジ3A、
6A、7Aを揚土しているサーモスタット10Aを押え
ているフォーク27A。
27Aは、他の2組のフォーク27B、27B。
27C,27Cよりも当然長く形成しである。
フォーク2γA、2γB、2γCは長さをそれぞれ内底
部20の深さ、即ち、サーモスタット取付位置の高低に
応じて選択してあり、いずれも溶着等によ勺突設したも
のである。
フォーク2γA、2γB、2γCは第5図に左半部を縦
断した側面図で示したような孔あき円筒28としてもよ
い。
な釦、サーモスタット10A、IOB、10Cはワック
スエレメント1、弁8、圧縮ばね9により開閉する点、
従来のワックス形サーモスタットと全く同じであり、さ
らに、ワックスエレメント10作動部材であるケーシン
グ4が、下方に動いて弁8を開放すると同時にバイパス
孔22を閉じ、冷却水がラジェータに流れるように切換
える構造となっている。
本案は前記の構成からなるので、複数のサーモスタット
IOA、10B、IOCを支持する場合、サーモスタッ
ト・・フランジ18の内底部20に設けであるサーモス
タット取付孔23A、23B。
23Cのそれぞれの口縁部における切欠段部24A。
24B、24Cに、サーモスタット10A、IOB。
10Cのゴムパツキン15で覆ったフランジ、例、tJ
f6A、7A 、3Aを揚土しておき、サーモスタット
ハウジングカバー25を取付ければ、フォーク27A、
27B、27Cあるいはこれに代る孔あき円筒28が、
各切欠段部24a、24B。
24Cに掛土しである各サーモスタットのフランジを押
えることになる。
深さの異なる位置にあるサーモスタットについても、フ
ォークの長さを適切に定めてあれば、すべて1枚のサー
モスタットハウジングカバー25の取付けにより、全サ
ーモスタットの固定を行える。
以上の説明から明らかなように、本案装置はサーモスタ
ットハウジング及びサーモスタットハウジングカバーの
構造が極めて簡単で、製作が容易となるし、サーモスタ
ットが何個用いられようとも、その支持固定はサーモス
タットハウジングカバーの1回の取付けで完了するなど
手間がかからず、製作費、保守、点検費等の大幅な節減
を図ることができる優れた利点を有するもので、特に大
形の舶用ディーゼルエンジンに適用して最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の一例を示す縦断面図、第2図は本
案装置の実施例を示す縦断面図、第3図は要部拡大縦断
面図、第4図はフォークの底面図、第5図は孔あき円筒
の学部縦断側面図である。 1・・・ワックスエレメント、2・・・ピストンロッド
、3・・・上枠、3A・・・フランジ、4・・・ケーシ
ング、5・・・中心孔、6・・・下枠、6A・・・フラ
ンジ、γ・・・弁座、γA・・・フランジ、8・・・弁
、9・・・床綿ばね、10A。 10B、10C・・・サーモスタット、18・・・サー
モスタットハウジング、19A、19B、19C・・・
通水口、20・・・内底部、20A・・・部分、21・
・・ウォータジャケット、22・・・バイパス孔、23
A。 23B、23C・・・サーモスタット取付孔、24A。 24B、24C・・・切欠段部、25・・・サーモスタ
ットハウジングカバー、27A、27B、27C・・・
フォーク、28・・・孔あき円筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウォータジャケット内の水温上昇により開放する弁とし
    ての機能を有し、外周部にフランジを設けたサーモスタ
    ットの複数個を、前記フランジ部分の固定によりサーモ
    スタットハウジング内の定位置に支持するようにしてな
    る水冷式エンジンのサーモスタット支持装置に釦いて、
    ラジェータへの通水口を側面に設け、内底部に複数のサ
    ーモスタット取付孔を設けたサーモスタット・・ウジン
    グと、前記サーモスタット取付孔のそれぞれの口縁部上
    に揚土したサーモスタットフランジの各々を各別に押圧
    固定する長さのフォーク又は孔あき円筒などのサーモス
    タット固定部材を下面に複数突設した板状のサーモスタ
    ットハウジングカバーとからなる木端式エンジンのサー
    モスタット支持装置。
JP1978127834U 1978-09-18 1978-09-18 水冷式エンジンのサ−モスタツト支持装置 Expired JPS581626Y2 (ja)

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JPS5544072U JPS5544072U (ja) 1980-03-22
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JPS5544072U (ja) 1980-03-22

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