JPS5816128Y2 - シヤドウマスク - Google Patents
シヤドウマスクInfo
- Publication number
- JPS5816128Y2 JPS5816128Y2 JP11649479U JP11649479U JPS5816128Y2 JP S5816128 Y2 JPS5816128 Y2 JP S5816128Y2 JP 11649479 U JP11649479 U JP 11649479U JP 11649479 U JP11649479 U JP 11649479U JP S5816128 Y2 JPS5816128 Y2 JP S5816128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- aperture
- shadow
- skirt
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシャドウマスク式カラーブラウン管に用いる
シャドウマスクに関するものである。
シャドウマスクに関するものである。
周知の様にシャドウマスクはカラーブラウン管の色選択
電極の役目を果たすものであるが、この構造においては
大きく分けて第1図および第2図のようなものがある。
電極の役目を果たすものであるが、この構造においては
大きく分けて第1図および第2図のようなものがある。
即ち第1図に示す様に球面部に無数の透孔をもちシャド
ウマスク基本機能を備えるアパーチャ2、アパーチャ2
を補強する為のフレーム3、シャドウマスク1をカラー
ブラウン管外囲気に固定する為のスプリング4とで構成
されている。
ウマスク基本機能を備えるアパーチャ2、アパーチャ2
を補強する為のフレーム3、シャドウマスク1をカラー
ブラウン管外囲気に固定する為のスプリング4とで構成
されている。
しかるにこの第1図に示す様な構造のシャドウマスク1
においてはアパーチャ2を補強する為のフレーム3がか
なり強固なものが必要となり、通常板厚1.2〜2fl
Ell+程度の鉄板で構成される為シャドウマスク全体
の重量が大きくなり例えばカラーブラウン管に何らかの
衝撃が加わった場合それに耐えうるだげの強固なスプリ
ング4によって保持するとすれば、今度はカラーブラウ
ン管製造工程中シャドウマスク1を外囲気から数回着脱
する必要があるがその動作が非常にやりにくくなる欠点
があった。
においてはアパーチャ2を補強する為のフレーム3がか
なり強固なものが必要となり、通常板厚1.2〜2fl
Ell+程度の鉄板で構成される為シャドウマスク全体
の重量が大きくなり例えばカラーブラウン管に何らかの
衝撃が加わった場合それに耐えうるだげの強固なスプリ
ング4によって保持するとすれば、今度はカラーブラウ
ン管製造工程中シャドウマスク1を外囲気から数回着脱
する必要があるがその動作が非常にやりにくくなる欠点
があった。
この為シャドウマスクの軽量化が進み最近第2歯に示す
様な構造のシャドウマスクが特に6″以下の小型管に採
用される様になってきた。
様な構造のシャドウマスクが特に6″以下の小型管に採
用される様になってきた。
第2図において第1図と同様、同一符号は同一機能を有
する部品を表わす。
する部品を表わす。
両者の構造として違うのはアパーチャ2それ自体で強度
を増す為スカート部2aから更に、球面部にほぼ平行に
外方に張り出したフランジ部2bを有しており、フレー
ム3は板厚0.3〜0.5の鉄板もしくはステンレス板
で単に板状の窓枠形状を為し前記アパーチャフランジ部
2bに固着されている。
を増す為スカート部2aから更に、球面部にほぼ平行に
外方に張り出したフランジ部2bを有しており、フレー
ム3は板厚0.3〜0.5の鉄板もしくはステンレス板
で単に板状の窓枠形状を為し前記アパーチャフランジ部
2bに固着されている。
この様な構成のシャドウマスク10重量は例えば6″管
用シヤドウマスクとして第1図に示す構造のものに対し
て1/2〜l/3以下にする事が可能である。
用シヤドウマスクとして第1図に示す構造のものに対し
て1/2〜l/3以下にする事が可能である。
しかるにこの様な構造のシャドウマスクではアパーチャ
自体の強度が不安定であり、例えばアパーチャフランジ
部2bにフレーム3を固着する場合、通常周囲にわたっ
て複数のスポット溶接で溶接する手段が用いられるがこ
の際の歪が溶接後にも残ってしまいアパーチャ2がひず
んでしまいミクロン単位での精度が必要である筈のシャ
ドウマスク10機能が失なわれてしまうということがあ
った。
自体の強度が不安定であり、例えばアパーチャフランジ
部2bにフレーム3を固着する場合、通常周囲にわたっ
て複数のスポット溶接で溶接する手段が用いられるがこ
の際の歪が溶接後にも残ってしまいアパーチャ2がひず
んでしまいミクロン単位での精度が必要である筈のシャ
ドウマスク10機能が失なわれてしまうということがあ
った。
もちろんアパーチャ自体の強度をあげる為にアパーチャ
2の板厚を厚く出来れば良いが前記した様に球面部には
電子ビームが通過する孔を精度よく規則正しくあげてお
く必要があり、この為フォトエツチング法等の手段によ
って穿孔するがその制約によってアパーチャ2の板厚は
せいぜい9.18を以下が常識とされている。
2の板厚を厚く出来れば良いが前記した様に球面部には
電子ビームが通過する孔を精度よく規則正しくあげてお
く必要があり、この為フォトエツチング法等の手段によ
って穿孔するがその制約によってアパーチャ2の板厚は
せいぜい9.18を以下が常識とされている。
この考案は以上の欠点に鑑みて為されたもので軽量でか
つ強度的に安定したシャドウマスクを提供せんとしたも
のである。
つ強度的に安定したシャドウマスクを提供せんとしたも
のである。
以下第3図に示すこの考案の実施例をもってこの考案を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第3図において第2図と同一符号は同一機能を有する部
品を表わす。
品を表わす。
両者の構造として異なる特徴が認められるのはアパーチ
ャ2のフランジ部2bの特にコーナ部である。
ャ2のフランジ部2bの特にコーナ部である。
第2図の構造のシャドウマスクにお(・てアパーチャの
どの部分を補強するのが最も必要であるかを実験で確認
したところ、第3図に示すようなほぼ矩形のシェル構造
のものはコーナ部での補強を最も肝要とすることが判っ
た。
どの部分を補強するのが最も必要であるかを実験で確認
したところ、第3図に示すようなほぼ矩形のシェル構造
のものはコーナ部での補強を最も肝要とすることが判っ
た。
この為第3図においてアパーチャ2のコーナ部ではフラ
ノン2bが少くとも2重以上の材料型なり5を持つ様に
形成されている。
ノン2bが少くとも2重以上の材料型なり5を持つ様に
形成されている。
又コーナスカート部2aにおいても極力しわ6を作り補
強の為に役立てている。
強の為に役立てている。
この様なアパーチャ2を形成するのはプレス成型時の金
型に工夫を要するがもちろん可能である。
型に工夫を要するがもちろん可能である。
この様な構成のシャドウマスクであればアパーチャ2は
従来のものに比べてコーナ部の強度が約2倍程度にもな
り前記した様にアパーチャ自体の強度的不安定さもなく
なりもちろんフレーム3を溶接する場合の変形もなくす
ことが出来た。
従来のものに比べてコーナ部の強度が約2倍程度にもな
り前記した様にアパーチャ自体の強度的不安定さもなく
なりもちろんフレーム3を溶接する場合の変形もなくす
ことが出来た。
又、このような構造にすることにより従来6″を越える
シャドウマスクにおいて困難であったものが8”以上の
サイズのシャドウマスクにおいても採用することが可能
になった。
シャドウマスクにおいて困難であったものが8”以上の
サイズのシャドウマスクにおいても採用することが可能
になった。
以上のようにこの考案によれば軽量でかつ強度的に安定
したシャドウマスクを提供できる。
したシャドウマスクを提供できる。
第1図、第2図はそれぞれ従来シャドウマスクの一部断
面説明図、第3図はこの考案の一実施例を示す構成図で
ある。 図において、1はシャドウマスク、2はアパーチャ、3
はフレーム、4はスプリングである。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
面説明図、第3図はこの考案の一実施例を示す構成図で
ある。 図において、1はシャドウマスク、2はアパーチャ、3
はフレーム、4はスプリングである。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- (1) 複数の電子ビーム透過孔を有する球面部、こ
の球面部にほぼ垂直なスカート部およびこのスカート部
から前記球面部にほぼ平行に張出したフランジ部を一体
成形して為るアパーチャを有するシャドウマスクにおい
て、前記フランジ部のコーナ部を少くとも2重の材料型
なりを有するよう構成したことを特徴とするシャドウマ
スク。 - (2)スカート部のコーナ部にしわを有することを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のシャドウマ
スク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11649479U JPS5816128Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 | シヤドウマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11649479U JPS5816128Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 | シヤドウマスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5637263U JPS5637263U (ja) | 1981-04-09 |
JPS5816128Y2 true JPS5816128Y2 (ja) | 1983-04-01 |
Family
ID=29348705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11649479U Expired JPS5816128Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 | シヤドウマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816128Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-23 JP JP11649479U patent/JPS5816128Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5637263U (ja) | 1981-04-09 |
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