JP2934285B2 - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JP2934285B2
JP2934285B2 JP2156528A JP15652890A JP2934285B2 JP 2934285 B2 JP2934285 B2 JP 2934285B2 JP 2156528 A JP2156528 A JP 2156528A JP 15652890 A JP15652890 A JP 15652890A JP 2934285 B2 JP2934285 B2 JP 2934285B2
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shadow mask
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cathode ray
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茂雄 大倉
正見 飯島
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0766Details of skirt or border
    • H01J2229/0772Apertures, cut-outs, depressions, or the like

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシャドウマスクを用いた陰極線管に関し、詳
しくはシャドウマスクのスカート部外周面に形成されて
フレーム内へのシャドウマスクの嵌挿を改善するハーフ
エッチ構造に関するものである。
〔従来の技術〕 シャドウマスクを用いたカラー陰極線管は、第3図に
示すように、バルブのファンネル部(1)とパネル部
(2)とを別個に形成し、シャドウマスク(3)や磁気
シールド(図示せず)を内蔵した後、ガラス粉末等のシ
ール(4)にて封着した構造を有する。上記ファンネル
部(1)の内面には2次電子回収のための内部導電膜が
被着され、パネル部(2)の内面には3原色発光のため
の蛍光膜(8)(第4図参照)が被着されている。
又、3原色を選択発光させるためのシャドウマスク
(3)は、第3図及び第4図に示すように、鋼鉄製フレ
ーム(5)内にスカート部(3a)を嵌挿してその所定位
置をフレーム内周面に溶接したものである。そして、フ
レーム(5)はその側面(5a)に、端部(6a)に取り付
け孔(6b)を有するスプリング(6)が取り付けられ、
パネル部(2)の内面に設けたスタッドピン(7)に取
り付け孔(6b)を嵌めてパネル部(2)に支持させてい
る。
ここで、シャドウマスク(3)は動作時に約85%の電
子ビームが衝突して約80℃まで昇温するため、第5図に
示すように、マスク面が加熱・膨張によってマスク(3
b)に変形し、同じ電子ビーム透過孔(3c1)が(3c2
へ位置ずれする。そうすると、電子銃(9)(第3図参
照)より電子ビーム透過孔(3c1)を通過して蛍光膜の
対応する蛍光体ドット(8a)に照射されるべき電子ビー
ム(EB)が電子ビーム透過孔(3c2)を通過して隣の蛍
光体ドット(8b)にも一部、照射されて色ずれを生じ、
所謂、ドーミングが発生する。このドーミングを極力少
なくする為に低熱膨張材である36%Ni含有のインバー材
のシャドウマスク(3)が使用されている。ところが、
インバー材はスプリングバックが大きく、プレスの成形
性が悪いため、フレーム(5)内へシャドウマスク
(3)のスカート部(3a)を嵌挿してマスクの曲率を一
定に保持しているが、同時に嵌挿作業が困難であるとい
う難点を持つ。そこで、第4図に示すように、その対策
としてシャドウマスク(3)のスカート部(3a)の外周
面にハーフエッチングにより半球状にえぐられたドット
状凹所(3b)……を複数個、所定ピッチで形成し、上記
スカート部(3a)を部分的に薄くすることにより変形し
易くして上記嵌挿作業を容易にしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したように、シャドウマスク(3)は
そのスカート部(3a)に複数のドット状凹所(3b)……
を形成してフレーム(5)内への嵌挿作業を容易にして
いる。ところが、上記凹所(3b)……の直径(A1)及び
深さ(d1)は特定の値に設定されておらず、それらが大
き過ぎると、スカート部(3a)の強度が弱くなって上記
嵌挿作業は容易となるが、マスクの曲率を一定に保持す
ることが困難となる。逆に、上記直径(A1)及び深さ
(d1)が小さ過ぎると、フレーム(5)内へシャドウマ
スク(3)を嵌挿しにくくなるという不具合があった。
又、フレーム(5)への内周面にシャドウマスク
(3)のスカート部(3a)を溶接する際、溶接部位に凹
所(3b)……があると、密着性が低下してスパッタを発
生させ、製品特性に悪影響を与えるという不具合もあっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、パネル部内に収容するシャドウマスク取付
用フレーム内に、インバー材で形成したシャドウマスク
のスカート部を嵌挿させて溶接した陰極線管において、
上記シャドウマスクスカート部外周面に、ハーフエッチ
ングにより半球状でその直径がマスク板厚に比例すると
共に、深さが直径の略半分のドット状凹所を複数個、所
定ピッチで、かつ、フレームとの溶接部位を除いて形成
したことを特徴とする。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、シャドウマスクスカート部
外周面にハーフエッチングにより所定寸法のドット状凹
所を複数個、所定ピッチで、かつ、フレームとの溶接部
位を除いて形成し、フレーム内へ上記スカート部を滑ら
かに嵌挿すると共に、溶接部位においてフレーム内周面
と上記スカート部外周面との密着性が良好になる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図及び第2図を参照して以下に
説明する。第4図と同一参照符号は同一部分を示しその
説明を省略する。相違する点は、シャドウマスク(3)
のスカート部(3a)の外周面においてハーフエッチング
により複数の半球状のドット状凹所(3d)……を所定ピ
ッチで形成する際、その直径(A2)がマスク板厚(t)
に比例する(A2=kT、kはドットピッチによって決まる
定数)と共に、深さ(d2)が直径(A2)の略半分になる
ように設定し、かつ、フレーム(5)との溶接部位
(P)、例えば、コーナ部の4ケ所と、長短辺に各2ケ
所で計12ケ所を除いて形成したことである。
上記構成によれば、上記スカート部(3a)をフレーム
(5)へ滑らかに嵌挿できると共に、嵌挿後においてマ
スクの曲率を一定に保持できる。更に、溶接電極(9)
によりスカート部(3a)の外周面とフレーム(5)の内
周面とを溶接する際、その部位(P)において両者の密
着性が良くなってスパッタの発生を防止できる。測定に
よれば、t=0.15mmの時、A2=200±5μm、d2=90μ
m(k=1.33×10-3)になることが知られている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、シャドウマスクのスカート部をその
取付用フレームに嵌挿して取り付けたカラー陰極線管に
おいて、上記スカート部外周面にハーフエッチングによ
り半球状でその直径がマスク板厚に比例すると共に、深
さが直径の略半分のドット状凹所を複数個、所定ピッチ
で、かつ、フレームとの溶接部位を除いて形成したか
ら、上記スカート部のフレームへの嵌挿が容易になって
作業性が向上し、かつ、スカート部外周面とフレーム内
周面との密着性が良くなってスパッタの発生がなくな
り、製品の特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る陰極線管の実施例を示す要部側断
面図、第2図は本発明に係るシャドウマスクの部分平面
図、第3図と第4図は従来の陰極線管の一具体例を示す
断面図とその部分拡大図、第5図はドーミングを示すシ
ャドウマスクとパネル部の部分側断面図である。 (2)……パネル部、(3)……シャドウマスク、 (3a)……スカート部、(3d)……凹所、 (5)……フレーム、(P)……溶接部位。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 29/02 H01J 29/07

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル部内に収容する取付用フレーム内に
    嵌挿したインバー材のシャドウマスクをそのスカート部
    でフレームと溶接固定する陰極線管において、 上記スカート部はフレームとの溶接部位を除く外周面に
    直径が板厚に比例すると共に、深さが直径の略半分の半
    球状凹所をハーフエッチングにより形成したことを特徴
    とする陰極線管。
JP2156528A 1990-06-13 1990-06-13 陰極線管 Expired - Lifetime JP2934285B2 (ja)

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JPH0447649A JPH0447649A (ja) 1992-02-17
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KR100350622B1 (ko) * 2000-12-22 2002-08-30 엘지전자주식회사 컬러 음극선관
KR100830973B1 (ko) * 2001-11-02 2008-05-20 삼성에스디아이 주식회사 완충성이 향상된 섀도우마스크를 구비한 음극선관
EP1432003A1 (en) * 2002-12-20 2004-06-23 Thomson Licensing S.A. Cathode ray tube (CRT) including a shadow mask with a partially etched mask border and skirt

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