JPS58160820A - フロ−トスイツチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水タンクあるいは温水夕／りなどに装備される
フロートスイッチ装置に関する。

一般に密閉形の水タンクあるいは温水タンクにおいては
タンク内の水の状態を検知して、たとえば給水ポンプを
駆動したり、あるいはタンク内に装備したヒータの通電
コントロールをする場合がある。これらの水の状態を検
出する手段は種々存在するが、もっとも簡便な手段とし
てフロートを用いてスイッチを制御するものが考えられ
る。

第３図はその一例を示し、図中の１はタンク、２Ｖ′ｉ
基板、３はフロートであり、その作動棒４は基板２のガ
イド孔６を挿通して前記基板２の上方に案内されでいる
。６はスイッチであり、その作動片は前記作動棒４の頂
部に対向した位置にある。

７は導水管、８は出水管である。

この装置は水位の変動に応じてフロート３が上は出水動
作を行なわせる。

ところでタンク１内の水位が低い場合は問題がないが、
タンク１に一杯に水が入れられさらにポンプなどで加圧
水が流入すると夕／り１内の水がガイド孔６より漏出す
る欠点がある。またフロート３がほとんど、上方に位置
している状態を続けると、前記ガイド孔６には若干の水
が入りこみ、ガイド孔６の内側に作動棒４が接着して固
定された状態になり、その後水位の変動があったとき、
フロート３が正常な動作をせず、スイッチ６も応動しな
くなるという不都合が生じる。

本発明はこのような問題に留意し、密閉形Ｄタンクにお
けるフロートの作動棒のガイド孔よりの漏水を防止する
ことを第１の目的とするもつである。また、前記ガイド
孔において作動棒の固定されるのを防止することを第２
′Ｄ目的とするもつである。

この目的を達成するため本発明は密閉形つタック内にフ
ロートを設け、前記フロートの作動棒を密閉形のタンク
の上板のガイド孔を通してスイッチに関係づけ、前記フ
ロートの上部に、フロートの」二動時に前記ガイド孔を
封止する封止部材を設この構成により、フロートが上動
したときに作動棒ガイド孔が塞がれ、密閉形タンクに圧
力水の流入があっても、前記ガイド孔より密閉形タンク
内の水が洩れることがなく、スイッチあるいは他の電気
的部分の短絡等の事故を防１ｈできる。また、フロート
が一ヒ動した位置において密閉形タンク内法 に圧力変動があったとき弾性環状線がたわみ、作動棒を
ｊ１下に動かすことから、ガイド孔内の水を媒体として
作動棒がガイド孔内側に接着するというようなことがな
く、常に安定したフロートスイッチ動作ができるもので
ある。

以丁本発明の一実施例を第１図および第２図にもとすい
て説明する。この実施例は衛生洗浄装置における温水タ
ンクであり、９はタンク本体で１−二部に基板１０を設
けて密閉形に構成されている。

前記夕／り本体９内にｉヒータ１１と、温度センサー１
２と導水管１３を設けてあり、さらにフロー　ｌ−１４
も入れている。前記ヒータ１１と温度センサー１２と導
水管１３は上端部を前記基板１０　　　　　１．。

によって保持されており、フ０−１１４は上方に突設し
た作動棒１６を基板１ｏに形成したガイド孔１６に挿通
し、かつ、基板１０の上方に案内している。前記フロー
ト１４の上部には作動棒１６の基部をとり捷くようにゴ
ム、あるいは弾性をも孔部材１７は基板１ｏのガイド孔
１６の径より大きい外径に形成されている。フロート１
４′Ｉ）作動棒１６の基板１ｏより上方に突出した部分
には環状の溝１９を形成し、この溝１９にガイド孔１６
より外径の大きい板状の抜は止めワノンヤ−２０め をはね止めでいる。基板１０のと部には前記ヒータ１１
の通電回路中に挿入されたところのスイッチ２１を設け
てあり、その作動片２２はフロート１４の作動棒１６の
頂部に対応し、作動棒１６の押し−１−げにより前記ス
イッチ２１が閉じでヒータ１１に通電するようになって
いる。前記基板１゜２６が接続されている。図中０２６
は夕／り本体９の側部に設けられたリセット式のサーモ
スタット、２７はドレイ／、２８はヒータ１１の上端取
付部に設けた温度ヒユーズであり、これらサーモスタッ
ト２６と温度ヒユーズ２８はそれぞれヒータ１１の通電
回路に挿入されて安全素子として機能する。そして導水
管１３は浄水供給用のポンプ（図示せず）に接続され、
また、出水管２６はノズル（図示せず）に接続される。

この温水夕／りは次つような動作をする。夕／り主体９
にポツプより給水があり、夕／り主体９に洗浄水がほぼ
満された状態において、フロート１４が、ｌ−動し、そ
の作動棒１６によってスイッチ２１が閉じ、ヒータ１１
に通電して洗浄水を温水化する。そしてポツプよりつ流
入圧により温水化された洗浄水はノズルに送られ、人体
の被洗浄部に噴射されるもつである。

この温水タンクにおいでフロート１４とスイッチ２１を
設ける理由は安全のためのもつである。

すなわち、温水夕／りを施工した後、あるいは冬季の凍
結防止のだめの水抜きをした後においで始動するとき、
ポンプよりの給水が不充分な状態においてヒータ１１が
発熱し、たとえばヒータ１１は温度立−ヒリをよくする
ために８５０Ｗ程度の高出力であることから瞬時に２０
０　’Ｃ程度までなり、センサー１２が熱損して以後の
温度検出が不正確なものとなる。また、タンク本体が空
だきり状態となって好ましくない。なお、このとき、サ
ーモスタット２６ば６３°Ｃが働くようにしているが、
熱伝達が遅いため、ヒータ１１の瞬時の過熱には応じ切
れない。このような夕／り主体１２内の洗浄水量が不充
分なとき、フロート１４は下方に降りており、スイッチ
２１を開いてヒータ１１の通電を断っており、タンク本
体９に十分な水の供給があった状態でスイッチ２１を閉
じ、ヒータ１１を発熱させるという安全機能をするもつ
である。

前記フロート１６は通常の状態にお・いてはほぼ満水の
洗浄水によってタンク本体９内つ最、に部に／り９内に
給水され、本タンク９内の水圧が高くなっても、本タン
ク９内の洗浄水がガイド孔１６より外部に出ることがな
い。

捷だ、始動時において空のタンク本体９に急激な給水が
あり、フロート１４が上がり切っていないときにガイド
孔１６より水が外部に噴出することもあるが、この場合
、作動棒１６に設けた抜は止めワッシャー２０がガイド
孔１６の一ヒ部に対応していることから、前記噴出する
水が抜は止めワッシャー２０に当って下方に落ち、スイ
ッチ２１などにかかって電気的　短絡などの事故をおこ
すようなことがない。また、フロート１６が上動してい
る状態において、夕／り本体９内の洗浄水が使用の関係
からその水量に若干の変化があり、とぬ− １８をもつため、弾性環状線１８がたわみ、フロー１１
６と作動棒１６が前記水量の変化に応じてＬ下にたえず
動く。このことは作動棒１６がガイ１、イｌ　、ｅ　１
Ｍｆ＃　＜　Ｄア、カイ１．□５，６１やや。　　　　
□“水が存在していても、この水を媒体として作動棒１
６がガイド孔１６の内壁に接着するようなことを防止す
る。したがってフロート１４が動かなくなってスイッチ
２１の制御が不能になるというような事故が皆無になる
。

以上の実施例は衛生法蒸装置の温水夕／りのフロートス
イッチは係るもつであるが、本発明は、前記温水タンク
に限られるもってはなく、他の密閉形のタンクにも適用
できるものである。

以上説明したように本発明のフロートスイッチ装置はフ
ロートの作動棒のガイド孔よりの漏水を防止でき、また
ガイド孔内壁への作動棒つ接着を防止でき、・安全でか
つ確実なスイッチ動作を行なわせることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した温水夕／りの断面図、第２図
ａ、ｂは同温水タンクに用いたフロートと、封孔部材の
斜視図、第３図は従来の一例を示すタンクの断面図であ
る。 ９・・°・°・タンク本体、１ｏ・・・・・・基板、１
３・・・・・・導水管、１４・・・・・・フロート、１
６・・・・・・作動棒、１６・・・・・・ガイド孔、１
７・・・・・・封口部材、１８・・・・・・弾性環状線
、２ｏ・・・・・・抜は止めワッシャー、２１・・・・
・・スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）密閉形のタンクと、前記密閉形の夕／り内に設け
   られたフロートと、前記フロートに上方に突出するよう
   に設けられ、密閉形の夕／りの上板のガイド孔を通して
   上板の上方に案内された作動棒と、前記作動棒によって
   開閉されるスイッチよりなり、前記フロートの上部に、
   フロートの上動時に前記ガイド孔を封止す封孔部材をす
   る特許請求の範囲第１項に記載のフロートスイッチ装置
   。