JPS5816055B2 - 通気止め工法 - Google Patents
通気止め工法Info
- Publication number
- JPS5816055B2 JPS5816055B2 JP52107214A JP10721477A JPS5816055B2 JP S5816055 B2 JPS5816055 B2 JP S5816055B2 JP 52107214 A JP52107214 A JP 52107214A JP 10721477 A JP10721477 A JP 10721477A JP S5816055 B2 JPS5816055 B2 JP S5816055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- ventilation
- floor
- ventilation prevention
- prevention sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は床下から壁内中空層への冷気の上昇を防止する
通気止め工法に関する。
通気止め工法に関する。
従来より床板上に新聞紙を敷き室内への冷気の上昇を防
止することは知られている。
止することは知られている。
しかし、根太と土台との隙間を防いでいないために、床
下の５冷気および湿気が煙突作用によって壁内中空層を
上昇し、壁内中空層および内装材表面温度を低下させ、
ひいては室内温度の低下をまねいている。
下の５冷気および湿気が煙突作用によって壁内中空層を
上昇し、壁内中空層および内装材表面温度を低下させ、
ひいては室内温度の低下をまねいている。
従って、折角外壁に断熱材を使用したり、あるいは壁内
中空層に、グラスウールなどの断熱材を詰めた場合であ
っても、床下からの冷気の上昇が防止できないのが現状
である。
中空層に、グラスウールなどの断熱材を詰めた場合であ
っても、床下からの冷気の上昇が防止できないのが現状
である。
それ故に壁部に断熱材を使用した意味が薄らぐことが非
常に多い。
常に多い。
本発明は、上記の欠点を改良し、壁内中空層の温度を保
ち、内装材表面温度の低下および壁内中空層での結露を
防止することを目的としている。
ち、内装材表面温度の低下および壁内中空層での結露を
防止することを目的としている。
即ち、本発明は、大引、床梁又は根太上に床全面に亘り
、隙間なくかつ土台上面まで通気止めシートを延長して
敷設することを特徴とする壁内中空層への通気止め工法
である。
、隙間なくかつ土台上面まで通気止めシートを延長して
敷設することを特徴とする壁内中空層への通気止め工法
である。
以下図面により、本発明を説明する。
第１図は本発明工法を断面にて示すものであり、大引１
上にて床下全面に亘り、かつ土台２面上まで通気止めシ
ート３を敷設する。
上にて床下全面に亘り、かつ土台２面上まで通気止めシ
ート３を敷設する。
通気止めシート３は大引１上に限らず、床梁上（図示せ
ず）であってもよ（、又、根太４上であっても良いが上
記したごと（土台２面上に達するまで通気止めシート３
を敷設することが必要である。
ず）であってもよ（、又、根太４上であっても良いが上
記したごと（土台２面上に達するまで通気止めシート３
を敷設することが必要である。
通気止めシート３の取付は、土台２の面上を若干覆う程
度延長し鋲止め６してもよいし、または、断熱材層５ま
で延長し壁部断熱材層５に沿い立上げ押え縁にて釘止め
する。
度延長し鋲止め６してもよいし、または、断熱材層５ま
で延長し壁部断熱材層５に沿い立上げ押え縁にて釘止め
する。
あるいは通気止めシート３を直接断熱材層５又は土台２
上に接着剤にて接着してもよい。
上に接着剤にて接着してもよい。
通気止めシート３としてはポリエチレンフィルム、ポリ
プロピレンフィルム、ポリ塩化ビニールフィルム、アス
ファルトコート紙等が用いられる。
プロピレンフィルム、ポリ塩化ビニールフィルム、アス
ファルトコート紙等が用いられる。
樹脂フィルムの場合は厚み０．１龍のものが好ましい。
石膏ボード厚み９ｍｍの内装材Ｔ、壁体内中空層８を１
００ｕ設けて、ポリスチレン発泡板厚み３０顛（熱伝導
率０．０２３ Ｋｃａｌ／ｍ、ｈ、 ℃）の壁部断熱材
５、その外側に、モルタル２５１！ｉを外装材９として
、本発明工法により、ポリエチレンフィルム厚み０．１
ｍｍの通気止めシート３を大引１および床部断熱材５
（壁部断熱材と同一材料）上に全面に亘り土台２０面上
迄延長して敷設した場所と、通気止めシートを省いであ
る場所とを設け、寒地の同一実験棟で実験した。
００ｕ設けて、ポリスチレン発泡板厚み３０顛（熱伝導
率０．０２３ Ｋｃａｌ／ｍ、ｈ、 ℃）の壁部断熱材
５、その外側に、モルタル２５１！ｉを外装材９として
、本発明工法により、ポリエチレンフィルム厚み０．１
ｍｍの通気止めシート３を大引１および床部断熱材５
（壁部断熱材と同一材料）上に全面に亘り土台２０面上
迄延長して敷設した場所と、通気止めシートを省いであ
る場所とを設け、寒地の同一実験棟で実験した。
実験の際の条件は、棟内温度２０℃、相対湿度５０％と
し、外気は温度−１５℃、相対湿度３５％、床下温度１
’Ｃであった。
し、外気は温度−１５℃、相対湿度３５％、床下温度１
’Ｃであった。
その結果は、通気止めシート３を敷設しである場所は、
第２図の実線で示す温度勾配となり壁体内は乾燥状態で
あった。
第２図の実線で示す温度勾配となり壁体内は乾燥状態で
あった。
一方、通気止めシートを省いである場所は、点線で示す
温度勾配とな９、壁体内は温度低下し、壁部断熱材層で
わずかに結露が見られ、内装材表面の温度も低下して通
気止めシートの効果の大きい事が確認出来た。
温度勾配とな９、壁体内は温度低下し、壁部断熱材層で
わずかに結露が見られ、内装材表面の温度も低下して通
気止めシートの効果の大きい事が確認出来た。
本発明工法の場合に於ては、上記の如く、床下から壁内
中空層への冷気および湿気の上昇を防止し壁内中空層を
暖かく保ち、内装材表面の温度も冷える事がなくなり、
住環境が好転するばかりでなく、壁体内での結露解消に
も役立ち、ひいては、土台の腐りを防止する事になる。
中空層への冷気および湿気の上昇を防止し壁内中空層を
暖かく保ち、内装材表面の温度も冷える事がなくなり、
住環境が好転するばかりでなく、壁体内での結露解消に
も役立ち、ひいては、土台の腐りを防止する事になる。
さらに、床下から室内への空気の浸入も防止される。
本発明工法は、壁体内が中空の場合特に効果が大きいが
、壁体内申空部にグラスウール等を詰めである場合にも
十分効果を発揮する。
、壁体内申空部にグラスウール等を詰めである場合にも
十分効果を発揮する。
第１図は本発明の１例を示す断面説明図、第２図は実験
結果を示す温度勾配図である。 １・・・・・・大引、２・・・・・・土台、３・・・・
・・通気止めシート、４・・・・・・根太、５・・・・
・・壁部断熱材、ｑ・・・・・・床部断熱材、６・・・
・・・鋲、７・・・・・・内装材、８・・・・・・壁体
内申空部、９・・・・・・外装材。
結果を示す温度勾配図である。 １・・・・・・大引、２・・・・・・土台、３・・・・
・・通気止めシート、４・・・・・・根太、５・・・・
・・壁部断熱材、ｑ・・・・・・床部断熱材、６・・・
・・・鋲、７・・・・・・内装材、８・・・・・・壁体
内申空部、９・・・・・・外装材。
Claims (1)
- １ 通気止めシートを大引、床梁又は根太上に床下全面
に亘り、かつ土台面上まで延長して敷設することを特徴
とする壁内中空層への通気止め工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52107214A JPS5816055B2 (ja) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | 通気止め工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52107214A JPS5816055B2 (ja) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | 通気止め工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5441520A JPS5441520A (en) | 1979-04-02 |
| JPS5816055B2 true JPS5816055B2 (ja) | 1983-03-29 |
Family
ID=14453370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52107214A Expired JPS5816055B2 (ja) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | 通気止め工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816055B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214211A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Joto Techno Co Ltd | 木造建築物の防蟻害評価方法及び木造建築物の蟻害保証システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4945067U (ja) * | 1972-07-25 | 1974-04-20 |
-
1977
- 1977-09-08 JP JP52107214A patent/JPS5816055B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4945067U (ja) * | 1972-07-25 | 1974-04-20 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214211A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Joto Techno Co Ltd | 木造建築物の防蟻害評価方法及び木造建築物の蟻害保証システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5441520A (en) | 1979-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2318820A (en) | Building construction | |
| US8291660B2 (en) | Radiant insulating, venting and moisture control assembly | |
| JP3039924B1 (ja) | 建築物の外断熱構造および外断熱工法 | |
| US8635823B2 (en) | Radiant insulating, venting and moisture control assembly | |
| US8683754B2 (en) | Insulating member for building construction | |
| US2328666A (en) | Electric heat-radiating means for walls, ceilings, or the like radiating electrically generated warmeth | |
| JPS5816055B2 (ja) | 通気止め工法 | |
| GB2169071A (en) | Ventilator for use in a building structure | |
| Lstiburek et al. | Moisture control for new residential buildings | |
| JP2004052245A (ja) | 建造物 | |
| Lstiburek | Concrete Basement Foundations | |
| JPS62125135A (ja) | 木造建築物の断熱構造 | |
| JP4118976B2 (ja) | 木造建造物 | |
| Lstiburek et al. | Mold in alligator alley | |
| Lstiburek | Interior Spray Foam. | |
| US148443A (en) | Improvement in fire-proof buildings | |
| JPH0330482Y2 (ja) | ||
| JPH09328828A (ja) | 断熱気密パネルおよびそれを用いた断熱気密壁の施工方法 | |
| JPS6233847Y2 (ja) | ||
| KR200158585Y1 (ko) | 소음 및 진동차폐용 건식 공동주택바닥구조 | |
| JPH0622729Y2 (ja) | 防湿層付石膏ボ−ド | |
| JP2945378B1 (ja) | 建築物の断熱パネル、外断熱構造および外断熱工法 | |
| JPH07564Y2 (ja) | 断熱通気防水シ−ト | |
| JPH062378A (ja) | 木造建築物用パネル及び木造建築物の壁構造 | |
| JPS5938804Y2 (ja) | エアサイクル住宅 |