JPS58160249A - テスト装置へのエンジン等の搬送用パレツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テスト装置へエンジン等を搬送するのに使用
する搬送用パレットに関するもので、テストベンチにお
いて、パレット上に支持されたエンジン等に対して行う
、冷却水や燃１、電力等を供給する各種配管、配線類の
接続及び外し作業を簡単迅速に行えるようにして、テス
トベンチの稼動率を＾めることの出来る搬送用バレット
を提供するものである。

以下、本発明の一実施例にかかる搬送用パレットを利用
したエンジンテスト設備を添付の例示図に基づいて説明
する。

第１図及び第２図において、１ａ〜１ｄは、横方向に等
間隔値きに並設されたテストベンチであり、２は、該テ
ストベンチの並列方向と平行なエンジン搬送用メインラ
イン、５　ａ　＝　５　ｄは、前記メインライン２と各
テストベンチ１ａ〜１ｄとの間に設けられた搬入搬出手
段、４ａ〜４ｄは、メインライン２上のエンジンを搬入
搬出手段５ａ〜３ｄ　ｌへ直角方向に搬出し、或いはそ
の逆に搬入搬出手段５　ａ　−６ｄから受は継いだエン
ジンをメインライン２の搬送方向へ直角に送り出す転向
手段である。５は、前記複数台のデス１ベンチ１ａ〜１
ｄ、メインライン２、搬入搬出手段３ａ−３ｄ、及び転
向手段４ａ〜４ｄから成るテスト装置６へのエンジン搬
入用コンベヤであって、前記メインライン２の始（１１
ｕに接続する。７は、前記テスト装置６からのエンジン
搬出用コンベヤであり前記メインライン２の終端部に接
続する。

８は、前記フンヘヤ５によるエンジンｅ人ａｍの終端部
に配設した自動接続手段であり、９は、Ｍｉｌ記コンベ
ヤ７によるエンジン搬出経路の始端部に配設した自動外
し手段である。

第３図乃至第５図に示すように、テストされるエンジン
１０は、本発明にかかる搬送用バレット１１上に支持用
γタノチメント１２を介して定位置に支持される。この
パレット１１には、テストベンチ１ａ〜１ｄに搬入され
たとき左右向側部となる箇所、従っ゛（：１ンベヤ５，
７上での搬送状態では、その搬送方向の前後両側部にお
いて、配管接続用ユニット　（ソケット）１３が突設さ
れ、この配管接続用ユニット１５から、搭載エンジン１
０の配管接続部１４へ接続する可撓性接続管１５が回転
継ず１６を介して連設され、更にこの可撓性接続管１５
の先端に付設された接続具１７を定位置に支持する支持
手段１８か、パレット１１の前記両側部に突設されてい
る。

ｆｔ１ｌ記可撓性接袂管１５の先＃Ａ接続具１７は、第
６図及び第８図に示すように、左右両側に突出する突出
部１９ａを備えた被挾持部１９と、内蔵のンール材の弾
性に抗して後退移動場ることにより該ンール材を圧縮縮
径させるスライド部２０を、シール材縮径位置とシール
材拡径位置（第６図に示す位置）とに切り換える操作レ
バー２１と、位置決め用孔２２とを有する。Ｏ；■記ス
ライド部２０の内部構造等は、既に公知のものであるか
ら、図示及び説明は省略する。

前記支持手段１８は、第６図、第８図及び第９図に示す
ように、支持台２５上に、Ｍｉｆ　Ｅ接続具１７のスラ
イド部２０に隣接する小径部２４に嵌合する（Ｊ字形嵌
合部材２５と、前記位置決め用孔２２に嵌合するピン２
６とを突設したものである。

前記自動接続手段８及び自動外し手段９は、コンベヤ５
，７の搬送方向の前後に一対のマニピュレータ２７ａ、
２７ｂを備えている。これら一対のマニピュレータ２７
ａ、２７ｂは、コンベヤ５．７に跨る門形フレーム２８
から前後に延出する支持アーム２９に夫々吊り下げられ
ており、その先端には、開閉自在な挟持具５０が設けら
ｉ＋゛（いる。この挟持具５０によって、第６図及び第
７図に示ずように接続ＪＪ１７の被挾持部１９を相対回
転不能に挾持させたとき、この接続具１７におけるＡｉ
ｌ記１￥負レバー２１の先端に軸支したローラー２１ａ
に遊嵌する：Ｉ形操作片３１と、このコ形操負片５１を
押し引き駆動するシリンダーユニ・ノド５２とが、前記
挟持具５０間においζ、その挟持具３０を軸支するマニ
ピュレータ先端部材５５に設けられている。

Ａｉｌ記コシコンベヤ５の、前記自動接続手段８及び自
動外し手段９に対応する箇所には、第３図及び第４図に
示すように、出退自在なストッパー６４と、前記パレノ
ｌ　１１に設けられた複数個の位置決め用孔５５に対し
て嵌合離脱自在な位置決め用ピン５６を備えた昇降体５
７と、これらを駆動するシリンダーユニｙ１５Ｂ、５９
とが設けられている。４０は、パレット１１の左イ］を
ガイドするガイドローラーレールである。

第５図に示′ｉように、各７ストヘンチ１ａ〜１ｄには
、エンジン搭載パレ７）１１を移動可能に支持するフリ
ーローラー４１を軸支した支持台４２と、この支持台４
２に対してイ降可能で、前記パレット１１の位置決め用
孔５５に嵌合する位置決め用ピン４３を備えたパレット
持ち一トげ台４４と、このパレット持ちト、げ台４４に
ょっ−（所定＾さまでパレット１１が持らにげられたと
き、このパレット１１の各接続ユニ、ト（ツケ、、））
１３に対して接続離脱自在な配管自動脱着手段４５が設
けられている。この配管自動脱着手段４５は、前記配管
接続用ユニット１５に対して嵌合離脱自在な接続プラグ
４６と、この接続プラグ４６を先端に備えた可撓性配管
４７と、Ｏｉｌ記接続プラグ４６を支持し且つシリンダ
ーユニット４８によって出退移動する可動体４９とから
構成されている。

図示例では、便宜上、パレット１１の左右両側部に各−
個の配管接続用ユニット１５を示しているが、実際には
夫々複数個の配管接続用ユニット１５が並設されるので
、デス１ベンチの左右両側に設けられる可動体４９には
、並列Ｊる複数個の各接続用ユニノ［１３の人々に対応
する複数個の接ネノｔブシグ４６を支持させておき、一
つの可動体４９の進出移動により複ＩＩ冊の接続プラグ
４６が、対応する各配管接続用ユニット１３に同時に接
続され、或いは離脱りしめられるように構成し得る次に
使用方法について説明すると、支持用アタッチメン＋　
１２を介してエンジン１０を定位置に支持した搬送用パ
レット１１が、搬入用コンベヤ５によっ゛（、第３図に
示すようにスｌツバ−５４によっ°（停止せしめられる
位置まで搬送されたならば、位置決め用ビン′５６を上
昇させてパレット１１の位置決め用孔ろ５に嵌合させ、
パレット１１を定位置に固定する。かかる状態において
、自動接続手段８の・対のマニピュレータ２７ａ、２７
ｔ）を、ニスジン１０の通過を許す退避位置Ａからパレ
ットＦのエンジン１０の両側に下降させると共に、当該
マニピュレータ２７ａ、２７ｂを、予め学習記憶さゼ゛
ζある運動情報に基づく自動制御により稼動させ、人々
対応する側の支持手段１８土で支持されている配管接続
共１７を、エンジン１０の同一側にある配管接Ｍｎ１４
に自動的に接続させる。

即ち、第６図及び第７図に示すように、マニピュレータ
２７ａ、２７ｂの先端挾持具５Ｄで、支持手段１８の支
持台２３−ヒに支持されている接続具１７の被挾持部１
９を人為から相対回転不能の状態に挾持させる。このと
き、接続具１７における操作レバー２１の先端ローラー
２１ａに、マニピュレータ側のコ形操作片３１が迦嵌す
る。そして、その接続具１７を、嵌合部材２５及びピン
２６から離脱させるべく真上に平行移動させた後、第３
図及び第４図に実線で示す如くエンジン１０の配管接続
部１４に嵌合させるように、マニピュレータ２７ａ、２
７ｂを作動させる。

エンジン１０の配管接続部１４に接続管１５の先端接続
具１７が嵌合したならば、シリング−ユニット５２によ
りコ形陛作片３１を進出移動さＬ′（、操作レバー２１
を第６図仮想線で示すように後退移動させ、以て、この
接続具１７が内蔵するレール材を縮径させ°（、配管接
続部１４に接続具１７を固定すると共に両者を気密状心
に接続する。この後、別の接続管１５があれば、その接
続具１７をｆｉｌ記の要領で対応する配管接続部１４に
接続し、各マニピュレータ２７ａ、２７ｂの作業対象と
なっている総゛（の配管接続具１７の接続作業が完了し
たならは゛、アニピュレータ２７ａ、２７ｂを元の退峨
位置へに戻す。

Ｅ記作集の完了後、ストッパー５４及び位置決め用ビン
３６を下降させ、再びエンジン搭載パレット１１を搬入
用：Ｉンヘヤ５により搬送し、テスト装置６のメインラ
イン２に搬入する。そして、転向手段４ａ□〜４ｄ及び
搬入搬出手段５　ａ　−５ｄを利用して、エンジン搭載
パレット１１を目的のテストベンチ、例えばテストベン
チ１ａに送り込む。このときパレノ）１１は、第５図る
半分に示すようにフリーローラー４１によって支持され
ており、かかる状態で持ち上げ台４４を上昇させ、位置
決め用ビン４３をパレット１１の位置決め用孔５５に嵌
合さＵた状態でエンジン搭載パレノ）１１を所定＾さま
Ｃ持らトげさせる第５図左半分お照）。この結果、バレ
・ノド１１の両側部にある各配管接続用ユニット１５が
、テストベン＋１ａ側の配管自動脱着手段４５における
接続プラグ４６に対向することになる。この状態におい
て、シリンダーユニット４８により可動体４９を進出移
動さ七、その接続プラグ４６を、第５図左半分に示すよ
うに配管接続用ユニット１５に挿入し、テストベンチ１
ａ側の配管４７とパレット１１上の接続管１５とを連通
させる。

尚、エンジンテストが完了するまで、シリンダーユニッ
ト４８により接続プラグ４６を配管接続用ユニット１５
内に嵌合押圧せしめておくことにより、両者間の気密接
続状態を保持するようにし゛（も良いが、接続プラグ４
６が接続用ユニット１３内所定深さまで嵌合すれば、両
者が自動的に気密状態に接続する、公知の自動カップリ
ング機構を応用することが望ましい。又、配管４７が、
燃料やオイルの供給路である場合や、冷却水のＯｌｉ環
路である場合には、接続プラグ４６、配管接続用ユニソ
）　１　ｉ５、更には接′４＊具１７を、相ｆとの接絖
によっ゛ζ自動的に開路状他となる自動開路常閉弁タイ
プに構成することが出来る。

以上のように、テストベンチ１ａ側の各配管４７を、パ
レット１１上の接続管１５を介してエンジン１０の所定
箇所に接続した状綿で、従来と同様にエンジン１０を始
動し、各種のテストを行うのであるが、テスト完了後は
、シリンダーユニ・ノド４８により可動体４９を後退さ
せ、各接続プラグ４６をバレノ）　１１　、に−の各接
続用ユニ・ノド１５から離脱させた後、このテストベン
チ１ａに備え付けの押し出し１段によりエンジン搭載パ
レット１１を搬入搬出手段５ａ上へ押し出し、そしてこ
の搬入搬出手段５ａと転向手段４ａ、及びメインライン
２を利用し°Ｃ，搬出用コンベヤ７上へエンジン搭載パ
レ・ノド１１を送り出す。

上記のように送り出されたエンジン搭載パレット１１は
、搬出用コンベヤ７の始端部に配設されている自動、外
し手段９における一対のマニピュレータ２１ａ、２７ｂ
間において、自動接続手段８の位置での停止と同様に停
止させ、そしてこのマニピュレータ２７ａ、２７ｂを、
予め学習記憶させである運動情報に基づく自動制御によ
り稼動させて、その先端挾持具５０をして、自動接続手
段８のマニピュレータ２７ａ、２７ｂによる接続作業時
の先端挾持具５０の運動とは向きが逆の、接続具外し運
動を行わせる。但し、この自動外し手段９のマニピュレ
ータ２７ａ、２７ｂでは、コ形操作片５１は出限位置に
あって、先端挾持具３０がエンジン側の配管接続部１４
に接続されている接続具１７を挾持したとき、第６図仮
想線で示す作用位置にある操作レバー２１の先端ローラ
ー２１ａに嵌合する。かかる状聾において、コ形操作片
３１をシリンダーユニット３２で後退移動させることに
より、操作レバー２１が第６図実線で示す非作用位置に
戻され、スライド部２０が前方に復帰移動し、シール材
が拡径して接続具１７の固定が解除される。

エンジン１０の配管接続部１４から離脱せしめられた接
続具１７は、マニピュレータ２７ａ、２７ｂにより元の
支持手段１８上に戻され、嵌合部材２５が小径部２４に
嵌合すると共にピン２６が位置決め用孔２２に嵌合する
ことにより、定位置に保持される。このようにエンジン
１０に対する接続管１５の接続を解いたならば、このエ
ンジン搭載パレット１１を搬出用コンベヤ７により所定
場所へ搬送する。

Ｌ記実施例からも明らかなように、エンジン１０の配管
接ｙｔ部１４に対する接続管１５の接続と外し作業は、
配管接続部１４がエンジン各所に不規則に配置されてお
り、しかも支持するエンジンの種別によっても配管接続
部１４の位置が冥なるので、手作業で行う場合、非常に
時間のかかる作業である。又、この作業を機械的、自動
的に行う場合でも、実施例の如く高価なマニピュレータ
等が必要となるにも拘わらず、所要時間を短縮すること
が出来ない。従って、この作業を各テストベンチにおい
て行う場合には、テストベンチの稼動率が非常に悪くな
り、マニピュレータ等を各テストベンチ毎に併設すると
、設備コストの大１１１アツプとなり、それ稈のメリソ
）が得られない。

然るに本発明の搬送用パレットを利用すれば、例えばエ
ンジンのテストを例にとれば、テストベンチ上に搬入さ
れたエンジンに、テストのためのエンジン稼動に必要な
各種配管類（給排水、排気ガス、オイル、燃料等）や電
気系統の配線を接続し、そしてテスト完了後に前記配管
類や配線をエンジンから取り外す作業を、パレット上の
エンジンに対する接続管等の接続及び外し作業と、当該
パレットに設けた接続用ユニットに対するテストベンチ
側の配管等の接続及び外し作業とに、分割して行うこと
が出来る。しかも、パレットに設ける接続用ユニットは
、エンジン自体の配管等１ｍ部の位置に関係なく、人手
、機械化の何れにしてもテストベンチ側の配管等を容易
且つ迅速に脱着し得る位置に配設することが出来る。従
って、人手、機械化の何れにしても時間のかかる前者作
業は、テストベンチへの搬入経路において、例えばテス
トベンチが明くまでの待ち時間を利用して行い、人手、
機械化の何れにしても能率的に行える後者作業のみをテ
ストベンチにおいて行うことによっ゛（，７スト・＼ン
チの稼動率を人中に高めることが出来るのである。又、
実施例のように上記各作業の機械化を図る場合でも、比
較的安価に実施することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の概略平面図、第２図は同側面図、第３図
は自動接続手段による作業状態を示す一部切り欠き正面
図、第４図は同側面図、第５図はテストベンチでの配管
接続作業状態を示す正面図、第６図は配管先端の接続具
とこれを挟持するマニピュレー多先端部とを示す側面図
、第７図はその正面図、第８図及び第９図は支持手段に
支持されている接続具の縦断正面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジン等を定位置に支持する搬送用パレットに、各種
   配管、配線類の接続用ユニットを付設し、この接続用ユ
   ニｙ）から可撓性接続管等を前記接続層ユニ・２Ｆから
   連設すると共に、この可撓性接続管等の先端に設けた接
   続具を定位置に支持する支持手段を１１記パレツトに設
   けて成るテスト装置へのエンジン等の搬送用パレット。