JPS5816013A - 上底吹転炉の操業方法および上底吹転炉操業用上吹ランス - Google Patents

上底吹転炉の操業方法および上底吹転炉操業用上吹ランス

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JPS5816013A
JPS5816013A JP11200381A JP11200381A JPS5816013A JP S5816013 A JPS5816013 A JP S5816013A JP 11200381 A JP11200381 A JP 11200381A JP 11200381 A JP11200381 A JP 11200381A JP S5816013 A JPS5816013 A JP S5816013A
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JP
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blown
lance
blowing
converter
steel bath
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Pending
Application number
JP11200381A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Nakanishi
中西 恭二
Kenichiro Suzuki
健一郎 鈴木
Michio Tanaka
道夫 田中
Junichi Matsuno
松野 淳一
Takashi Omori
尚 大森
Tsutomu Nozaki
野崎 努
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Priority to EP82106377A priority patent/EP0070526B1/en
Priority to DE8282106377T priority patent/DE3276008D1/de
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
    • C21C5/30Regulating or controlling the blowing
    • C21C5/35Blowing from above and through the bath

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発@紘上廠吹転炉における操業方法およびその方法
の実施Kl!用されゐ上底吹転炉操業用上吹ランスに関
するものである。
周知のようKLD転炉として知られる従来の上吹転炉に
お−ては上吹き酸素ガスによる溶鋼の過酸化K11l因
してスロッピングと称される炉外噴出現象が吹錬途中に
発生し、操業のトラブルとなることが多かった。このよ
うな問題を解決するため、最近に至シ純酸素底吹転炉の
利点を取入れ九上底吹転炉が開発され、工程設備として
実用化されるようKなりている。ζO上底吹転炉紘、過
電紘既存の上吹転炉を改造して、第1図に示すようKそ
の交換可能な炉底IK複数の底吹羽口2を設け、上吹ラ
ンス3かも酸素ガスジェ、ツ)4を鋼浴面に吹付けると
同時に底吹羽口から酸素ガスや各種の攪拌用ガス5を鋼
浴6中に吹込むようにしえもOで#)シ、この種の上底
吹転炉に$いて紘鷹吹ガスによって鋼浴が強力に攪拌さ
れるため上吹ガスによる溶鋼の過酸化が防止され、スロ
ッピングの発生を抑制することができる。しかしながら
LD転炉を改造し丸上底吹転デKl−ては、本来上吹き
のみのLD転炉操業法に適脅した炉体プロフィルをその
まま転用している九め、底吹ガスによって生じる鋼浴の
振動、ひいて嬬炉体の振動が大きく、そのため各種の問
題が生じてい丸。
上述のような従来の上底吹転炉の問題についてさらに詳
細に説明すると、従来の通常O上吹転炉操業においては
純酸素底吹転炉操業と比較して鋼浴の振動が弱く、その
ため炉体振動もそれほど大きくないから、その上吹転炉
の炉体支持構造物の強度も純酸素底吹転炉の炉体支持構
造物の強度と比較して小さいのが通常である。一方、上
底吹転炉においては底吹ガスによ)鋼浴が相幽薯度に振
動するから、上述のように比較的低強度の一体支持構造
物によ)支持され大王吹転炉を転用し九上底吹転炉にあ
りては、鋼浴O振動が一体に伝達されて一体自体が大き
く振動し、炉体支持構造物O疲労破壊なmき島い間履か
あ〕、を九炉体の振動によ〉安定表操業が損表われ九〉
、作業員の安全上の問題を招くとともある。
上述のよう亀底吹ガスの吹込みに起因する振動を軽減す
る九めKは、底吹用0羽口を炉底中心から可及的に離れ
九位置に分散配置することが有効であるとされている。
しかしtkがら上吹転炉を改造し大王底吹転炉に詔いて
は炉体プロフィル等O関係から底吹羽口を分散配置する
ととは困難である。すなわち、溶銑装入時や出鋼時に底
吹羽口が溶湯によって洗われれば羽口寿命が著しく短か
くなることが知られておシ、そこで純底吹転炉の場合に
は炉体プロフィルを球形に近い形状、す表わち炉高Hと
炉内径の最大値りとの比ル勺が小さい形状として、炉腹
部の膨みが溶銑装入や出鋼のための炉傾倒時における湯
溜りの役割を果たす構造とし、これによシ底吹羽口を炉
中心軸から離れ九位置に分散配置した場合でも溶銑装入
時や出鋼時に底吹羽口が溶湯にようて洗われないように
しているが、従来の通常の上吹転炉を改造した上底吹転
炉においてはその炉体プロフィルが上吹転炉のままであ
って、回転楕円体に近い縦長Oy#状、すなわち炉腹部
の膨みが少なくルtが太き%fh形状であるから、溶銑
装入や出鋼の丸めの炉傾倒角度を余)大きくすることは
できず、を九その場合、炉腹部の下部および炉底周辺部
が湊−俟入時や出鋼時の湯IIシとなるから、溶銑装入
時や出鋼時に底吹羽口が溶湯に洗われるヒとを防止する
九めKは、炉中心軸線を通シかつトラニオン軸と平行表
直曽上もしくはその直線附近に集中して底吹羽口を設け
なければならない、このように上吹転炉を改造した上底
吹転炉では、底吹羽口を設ける位置が限られてしまうた
め、底吹羽口の分散配置によって鋼浴の振動を低減する
こと紘実際上困難であり九。
とζろで従来の通常O上吹転炉においては、鋼浴上に設
けた上吹ランスからO酸素ガスによりて脱硫、脱炭、脱
燐を行なわせるO″e6るが、このよう表上吹ランスと
して#is〜4個程度の複数のノズルを有し、かつ第2
gIK示すように各ノズル8の中心軸線がランス30中
心軸−に対してなす角度()メル頷角)?が魯〜10・
程度O小角度となりているものを使用するOが通常であ
る。このように従来O通常O上吹転炉用の多孔ランスに
おけるノズル傾角として8〜lO・種度の角度が採用さ
れてい為のは次Oような理由による。すなわち高い脱炭
効率を得る九めKは、ノズル傾角な小さくして鋼浴面の
狭い領域に酸素ジェットを集中させることによ〕酸素ジ
ェットの有する運動エネルギを分散希薄化せずKfl1
4fliWJに衝央盲せ、このエネルギによp鋼浴な漱
しく攪拌させる必ll!があシ、一方陣化および脱燐反
応を促進する九めには、ノズル傾角を大きくして酸素の
一部を調書面上の比較的広い領域のスラグ層に吸収させ
ることが望ましく、これらO相反する条件を折衷するこ
とKよ〉前述のようなノズル傾角が採用されるに至り九
のである。そしてまえ従来の通常O上吹転炉においては
炉内鋼浴反応を均一化する目的や、炉口との位置関係等
かも上吹ランスを転炉の一体中心軸纏位置に配設するO
が通常であ〉、シ九がりて上吹ランスから鋼浴面に吹付
けられる酸素ジェッ)Kぶる鋼浴面O高温領域すなわち
火点は、炉中心軸を中心とし、前記ノズル傾角によって
定まる比較的狭い領域と1にうている。
しかるに上吹転炉を改造した上底吹転炉に怠いては、そ
の冶金的作用、轡に鋼浴攪拌の作用が上吹転炉と異表る
に%かかわらず、上吹転炉で使用されているランスをそ
at鵞使用しているのが実情であ〕、シたがって上吹ラ
ンスによる火点O位置も上吹転炉の鳩舎と同様に炉中心
軸を中心とし九比吠的狭い領域となるのが通常であ5え
、一方上吹転デを改造し大王底吹転炉における底吹羽口
は前述のように羽口寿命の問題から炉中心軸を過シトラ
ニオy軸と平行な軸−上もしく祉そO附近に集中して設
けざるを得す、そのため第111に示すように上吹ラン
ス3による火点PO位置紘鷹吹羽口から吹込型れ九ガス
が浮上する領域(底吹ガス浮上領域)内の位置となるか
t先はそO火点領域の大部分が底吹ガス浮上領域とオー
バーラツプするのが通常であり九。
この発明は以上のような事情を背景としてなされ九もの
で、上底吹転炉Kmける鋼浴の振動を可及的に小さくシ
、これによりて炉体の振動を軽減することを目的とする
ものである。すなわち本発明者等紘、上底吹転炉におい
ては銅浴の攪拌作用が上吹転炉O場合と異なること、す
なわち上底吹転炉において紘鋼sea捧が麿吹ガxlc
よシ充分に達成される九め上吹ランスによって供給され
る酸素ガスに鋼IIO攪拌を期待する必lIかないヒと
に起因して、上吹ランスによ轟火点の位置を炉中心軸陰
近に制限する必INがない仁とに着目し、上吹ランスに
よる火点の位置を変化させて鋼浴振動との関係を調べた
ところ、鋼浴振動の大き−gKは火点の位置と底吹ガス
の浮上領域との相対位置関係が密接に関係していること
を知見し、この発明をなすに至り九のである。
すなわちこの発明の上底吹転炉操業方法は、上吹ランス
の各ノズルからの酸素ガスジェットによシ鋼浴藺に形成
される火点の中心位置を、底吹ガスの鋼浴面における浮
上領域の外側の領域に位置させることによりて鋼浴振動
を可及的に小さくしたものであシ、またこの発明の上底
吹転炉操業用多孔ランスは、上述のような火点位置を確
実に得るべく、ランスO中心−に対する各ノズルO中心
軸の傾角を20〜30・に設定しえものである。
以下さらにこの発明の詳細な説明する。
前述のように上底吹転炉において紘底吹羽口を、炉底の
中心を過シかつトラニオン軸と平行な直線上もしく社そ
OwI近に一列また紘2列以上に設けるのが通常である
が、ζO場金鋼書の振動は羽口の並ぶ列に対し直交する
方向へ恰か%υ字管内の水が振動するような態様OIK
勅が主体であ〕、これに炉心軸を中心とするWA@振動
が加わった状態となる。ζOような鋼浴aSSは底吹羽
口から吹込まれ九ガスジェッ)0浴中での抜は方が時間
的に変化することに起因し、會え一旦鋼浴O振動が生じ
れば底吹ガスジェットの方向4振動方向に偏向して壇す
重ず振動を助長することとなることが本発明者等によう
て確認されている。ととろで上底吹転炉においては上吹
ランスから鋼浴NK与えられる酸素ガスジェットの衝央
エネルギを溶鋼の攪拌に利用す為必要がない丸め、前述
のように多孔ランス04)ノズルから噴出されるガスジ
ェットによシ鋼浴面に形成される火点を炉中6軸附近に
集中させ為必要がない、そこで本発明者勢は火点の位置
を従来と変えることによりて、上吹き酸素ジェッーの衝
・央エネルギを鋼浴O振動を打消すエネルギ、ナな、わ
ち鋼浴面ommに対する消液エネルギとして利用で龜る
Oで杜ないかと考え、実際の上底吹転炉と相似条件とし
え水モデルO夷験を行5九ところ、多孔上吹ランスO各
ノズルから噴出される酸素ガスジェッ)Kよる鋼浴面O
各火点の中心位置が、底吹ガスの浮上領域の内側に位置
する場合(すなわち従来のケース)には底吹ガスによる
鋼浴の振動が助長され、これに対し各火点の中心位置が
底吹ガスの浮上領域の外側にあ石場合には鋼浴の振動が
軽減され、特に各火点の中心位置が浮上領域の4隅の外
縁近傍にある場合に振動防止効果が大きいという新規な
知見を得た。そして実際の転炉操業においてもその知見
が確認され九のである・ 上述の水モデル実験について具体的に説明すると、まず
底吹ガスが鋼浴面に浮上する領域は次のように与えられ
る。すなわち、鋼浴深さをH1各羽口からの酸素ジェッ
トの拡が′り角を0とすれば、1個の羽口についての鋼
浴面におけるガス浮上領域は、その羽口の喬直上方位置
を中心とし、その外側に dwH1a論(#/2 ) だけ拡がるととkなる。し九がって羽口群全体によるガ
ス浮上領域は、その羽口群の包絡纏を外側へHtan 
(a/2 )だ妙拡張した領域となる。ここで底吹きガ
スジェッ)0拡が)角−は、通常の条件下では2G’m
度となることが実験によ〉確認されている。このようK
して定められるガス浮上領域に対し、実機の1/100
水モデル、すなわち溶鋼の代シに水を使用した1/10
そデルの上底吹転炉において4孔上吹ランスの各ノズル
からのジェットによ〉形成される各火点の位置を相対的
に変化させ、その一体の振動(加速度)を測定した。但
しこの水モデル実験において鋼浴深さを170−とし、
ま九靜止鋼浴面から4孔ランスのノズル開口端までO高
″S(ランス高さ)は250■とし、ノズル傾角が異な
る多数の4孔ラシスを用意しておき、ランスを交換する
仁とkよって火点の位置を変ええ、その水モデル実験に
おいて振動を測定した多数の火点位置のうち、代表的な
火点中心位置を第3図中の×印(肩l−眉1G)で示し
、を九七の各位置Kmける振動減衰率および各位置にお
けるノズルの傾き角α゛、β2を第1表に示す、但し第
3図において、0辻炉中心軸位置、X軸は炉中心軸位置
0を通D)ラニオン軸と平行な軸線、yは同じく炉中心
軸位置0を通D)ラニオン軸と直交する軸線を示し、ま
九1は底吹ガス浮上領域の長径(トラニオン軸と平行な
方向の*)、hは底吹ガス浮上領域の4!1径(トラニ
オン軸に直交する方向の径)を示す、し九がって第3図
の破線で囲まれる領域Qが底吹ガス浮上領域となる。i
要略は各ノズルからのジェットによる凹み、すなわち火
点の半径を示す、一方第11!においてaB多孔ランス
の各ノズルの内1り0ノズJ10中心−とランス中心線
のなす角度を11面に投影した角度、九だし富は第3図
O点から紙面上向きkとり九喬直軸、lは同じくy軸方
向の傾き角度を示す、し友がって第4図に示すように静
止鋼浴面からランスのノズル開口端までの高さすなわち
ランス高さをhとすれば、α、/&る頷き角度を有する
ノズルからのガスジェy)Kよる火点中心位置P・(z
ty)は g ME hl@Bα          ・・・・・
・(1)y = x ロ1β wm % −1g4@α@t8m/・・・・・・(2)
で表わせる。なお第1表Kmいて、振動減衰率(至)は
、トラニオン支持スタンドにおいてトラニオン軸と平行
な方向の加速度を一定して、上吹ランスによ〉ガスを鋼
浴面に吹付妙なかりた場合の底吹ガスのみKよる鋼$1
)振動に対する減衰率を示す。
第1表 第1表から、火点中心位置が底吹ガス浮上領域Qの内側
にある場合(,4cte)K社振動が逆に助長されてし
まうのに対し、火点中心位置が底吹ガス浮上領域QO外
側にある場合(ム1〜9)Kはいずれも振whが減衰さ
れることが明らかである。
そして火点中心位置が第3図の斜線領域、すなわち第1
象@については の範囲の領域にある場合(41,3,S、7〜9)に社
411に振動減衰効果が高いことが明らかである。
これを全象限について拡大して考えれば、(−≦±!≦
−0−≦±1≦−+c)  ・・−・・・(4)4  
 22   2 の範囲内に火点中心位置が位置する場合に最も高い振動
減衰効果が得られることになる。
ところで、前記(1)式、(2)式から、α、/社次の
(5) t (s)式で与えられる。
β=tam□ ・・・・・・ (6) b−tanα したがって(x、y)が(4)を満足する範囲でランス
高1bに応じて(5) 、 (荀式で示すようにノズル
の傾き角α、/を定めれば、最も嵐好am動減衰効果が
得られる。
以上のような水モデル実験による知見に基づいて実炉に
よシ実験しえ結果を次に記す、すなわち、250t・1
LD転炉を改造した上底吹転炉において、ノズルの傾き
角が異なる5本の4孔ランスを用意し、ランス高さhを
2500−1底吹ガス流量を300 %11/wAm、
上吹ランスの酸素流量を45ONシー−1鋼浴深さ平均
1700■の条件にて各ランスによ〉吹錬実験を行1に
い、トラニオン支持スタンドにおいてトラニオン軸と平
行な方向01m動(加速1Ii)を橢定し九、各ランス
ノズルからの酸素ガスジェッ)Kよって形成され九大点
中心位置を第3図中Ox軸(膚11〜雇15)で示し、
ま九各火点に対応するランスノズ#Ox軸方向の傾き角
α、y軸方向の傾き角!10よび各火点位置における振
動減衰率−を第2表に示す、但し第3図中Ox軸、y軸
、**be@eQC)定義は第3図の場合と同様であ〉
、壇た第211における振動減衰率も前記同様である。
第2表 第5図および第2表から明らかなように、実−の場合て
も火点中心が底吹ガス浮上領域Qの内側にある場合(ム
15)に祉振動が助長されるのに対し、火点中心が底吹
ガス浮上領域Qの外側にある場合(腐11〜14)Kは
振動が減衰され、411K第5図の斜線領域、すなわち
前記(4)の範囲を満足する座標位置にある場合(肩1
2〜14)K振動減衰効果が顕著となることが確認され
九。
とζろで、前記(1) # (2)式から理解されるよ
うに1火点中心位置(x t y )はランス高さh4
cよりて変化する。し九がってランスノズルの傾き角度
a。
Iが同一のランスを用いても、ランス高さが異なれば火
点中心位置も変化してしまうから、操業時においては、
ランス高iIhを予めある値Ell定しておき、そのラ
ンス高さhKtdいて火点中心位置が底吹ガス浮上領域
の外側に位置するよう、望壇しくは火点中心位置(x*
y)が前記(4) 01111m内に位置するように、
ランスノズルの傾き角度を求め、そのような傾き角度を
有するランスを用いる必要がある。ところが実際の操業
においては予めランス高さ−をある値Kll定しておい
てt1操業中の状況に応じてランス高ilkを章化させ
ることが多い、その場合例えば操業中に’yyス高さh
を下げれば、火点位置が底吹ガス浮上領域内にはいって
しまって、逆に振動を助長してしまうこともある。まえ
実際の操業においては操業開始前にその操業におけるラ
ンス高さ−や底吹ガス浮上領域の大きさに応じてその都
度ランスを交換することは極めて煩雑である。そζて前
述のようなこの発明の方法を実施するためKl!!用す
る多孔上吹ランスとしては、各ノズルowB口軸−とラ
ンスO軸纏とのなす角度すなわちノズル傾角(第2図O
角度ψ)が従来の8〜1 G’ よ)も格段に大きい2
0〜30・Oものを用い石ことが望ましい、ノズル傾角
を20@以上とすれば、通常使用されている80tem
Q縦以上の上底吹転炉に詔ける通常O操業条件下で社告
火点中心をほぼ確1!に底吹ガス浮上領域の外側に位置
させるヒとができる。すなわち、上底吹転炉において杜
上吹転炉と異tkり上吹酸素ガスジェットによる脱炭反
応をさほど期待する必要かない九め一般に上吹転炉の場
合よ〉もランス高さを高くしてソフトブロー傾向とする
ことが多く、通常はうyス高さを少くとも1500−程
度以上とする場合が殆どであるが、ノズル傾角ψが20
°以上であればランス高さが1500■4!1fでも火
点中心な底吹ガス浮上領域の外側に位置させて、鋼浴の
振動を抑制することができ、し九がって実際の操業にお
いてランス高さh等の桑件が変更されてもほぼ確実に鋼
浴振動を抑制することができる。一方、ノズル傾角ψが
30@を越えれば、上吹ランスを昇降させる際に酸素ガ
スが直接炉腹部の耐火レンガに吹付けられ、耐火レンガ
が損耗するおそれがある。これらの層内により実際の操
業に使用する多孔ランスとしてはノズル傾角tが20°
以上30’以下のものを用いるのが望ましいのである。
第6図にランス高さを1500〜1800−に設定した
場合のノズル傾角ψと炉体振動との関係について実験し
た結果を示す、ζ01に験は、250 t@@上吹転炉
を改造した上底吹転炉に$いて上吹ランスOノズル領角
を種々変化させて実操業を行ない、かつトラニオン支持
スタンドにおいてトラニオン軸と平行な方向O加速度を
測定しえものである。なお酸素流貴社上吹ランスよp4
00〜60ONシ/G11m1.底吹羽口よル350−
250 )i/10Imとし、上吹ランスはスロート径
38〜40−一の4孔ランスを用いえ、鯖6図に示す結
果から、ランス高さが1600〜180080場合ても
ノズル傾角ψを20・以上とすれば炉体振動が著しく鳴
黴と1k〉、実際上間層とならないことが明らかである
第7図および第8図には、前述Oようにノズル傾角が2
0〜30’の範−に参る実施例および209未満0比較
例について、それぞれ上吹ランスの各ノズルからの酸素
ガスジェットの鋼浴画衝央位置O軌跡°すなわち火点の
位置を示す、第7図の例社、底吹羽口がトラニオン軸と
平行な直曽上に一列に配列された上底吹転炉に2mいて
、スロー)1142−φでノズル傾角#281の4孔上
吹ランスを用い、上吹き酸素ガス流量56ONシー1、
底吹ガス流量370 N/7w1mとして実操業を行っ
たtのであ〕、この場合火点P、〜Pdは第7図の破線
て囲まれる底吹ガス浮上領域Qの外側に明確に位置し、
またトラニオン支持スタンドにおけるトラニオン軸と平
方な方向の加速度Ho、ozt(但しt社重力加速1)
と著しく小さかった。一方、第8図の例は、ノズル傾角
な9.1・とし、その他の条件は前記同様にして実操業
を行りたものであるが1こO場合各火点P−〜P2は大
部分底吹ガス浮上領域Qとオーバーラツプし、また前記
同様にして醐定した加速度はo、 o s tとなりた
前述の説明で明らかなように、上吹多孔ランスの各ノズ
ルからの酸素ジェットによル鋼浴薗に形成される各火点
の中心位置な底吹ガス浮上領域の外側に位置させるこの
発@O上底吹転炉操業法によれば、鋼浴O振動を従来よ
〉も格段に小さくして炉体振動を著しく小さくすること
ができ、したがって従来の通常の上吹転炉を改造し九上
膳吹転炉においてもその炉体支持機構の疲労破壊な鍜(
おそれが少久(、壕九操業が安定するとともに作業員の
安全上の問題を拓ぐおそれが少ない4IO効果が得られ
る。ま大王吹多孔ランスの各ノズルO傾角を特に20〜
30°とし九この発明の上底吹転炉操業用上吹うyスに
よれば、前述のように火点中心位置を確実に底吹ガス浮
上領域の外側に位置させて、前記操業方法を確実に実施
することができる。
なおこの発明の適用範囲は上吹転炉を改造した上底吹転
炉に隈られるもOではなく、純底吹転炉に新たに上吹ラ
ンスを設ける場合にも適用可能であることは勿論である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来O通常0上吹転炉を改造した上底吹転炉に
おける操業状況を示す略解図、第2図辻上吹多孔ランス
0先端部を示す略解図、第3図線水モデル実験における
火点中心位置と底吹ガス浮上領域との関係を示す座標図
、第4図は上吹多孔ランスのノズルの傾き角を説明する
丸めの説明図、第5図は夾炉夷験における火点中心位置
と底吹ガス浮上領域との関係を示す座標図、第6図はノ
ズル傾角ψと炉体振動の加速度との関係を示すグラフ、
第7図はノズル傾角を28・に設定し丸場会の実施例に
おける火点の位置を示す略解図、第8図はノズル傾角を
9.1・に設定し九比較例における火点の位置を示す略
解図である。 l・・・炉底、2・・・底吹羽口、3・・・上吹多孔ラ
ンス8・・・ノズル、p(pg〜Pi )・・・火点、
P・・・・火点中心位置、!・・・ノズル傾角。 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士豊田武人 (ほか14) 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炉底に設けられ九鷹吹羽口から鋼浴内ヘガスを吹
    込むとともKIllIIIiK上吹多孔ランスによシ酸
    素ガスジェットを吹付けるようにしえ上底吹転炉におい
    て、 底吹ガスの鋼浴IIKおける浮上領域の外側の領域に前
    記多孔ランスO各ノズルからの酸素ガスジェッ)Kよる
    火点中心が位置するように上吹酸素ガスを吹付けること
    を特徴とする上底吹転炉O操業方法。
  2. (2)  炉中心軸線上の点を原点としかつ!軸をトラ
    ニオン軸と平行にし九静止鋼書画上の直交座標系におい
    て、上吹多孔ランスO各ノズルからO酸素ガスジェッ)
    Kよ#)廖成される鋼11110各火点の内少くとも4
    個O火点の中心位置座標(x、F)が次0 (1)式の
    範囲内となるように設定することを特徴とする特許請求
    0@!IIH項記載O操業方法。 但しaは底吹ガス浮上領域のトラニオン軸と平行な方向
    OII%bは底吹ガス浮上領域のトラニオン軸と直交す
    る方向の後、・は火点O@みO半径を示す。
  3. (3)  先端に複数Oノズルが彫成されている上底吹
    転炉操11MtJ上吹ランスKmいて、ランスO中心軸
    線と各ノズkO中心軸線とatす角度が20・以上30
    ・以下となるように作もれていることを特徴とする上底
    吹転炉操業用上吹ランス。
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