JPS58159630A - ２系統電源の自動系切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は２系Ｍ、％源の自動系切換装置に係り、相に′
離気機器、電気制御装置などへの電力の供給を２系統の
′ｗＬ源によって行なう電源の自動系切換装置に関する
ものである。

従来、この柚の２系統電源の自動系切換装置としては第
１図に示されるものが知られている。第１図は従来の２
系統電源の自動系切換装置を示す回路構成図である。第
１図において、１はＩ系の交流電源、２は■系の交流電
源、３は電源の投入をＩ系及び■系ともに連動して同時
に行なうスイッチである。４，５．６はそれぞれリレー
を示し、７．８はリレー４の接点、９，１０はリレー５
の接点、１１．１２はリレー６の接点を示している。

１３はこの装置により切換えられた交流電源出力線であ
る。

次に、上記第１図の動作について説明する。いま、スイ
ッチ３を投入すると、まず、リレー４と６とが同時に駆
動され始める。ところが、リレー４が動作することによ
り接点８が開放するためリレー６は動作されない。また
、リレー４の動作で接点７が閉成することによりリレー
５が動作し、その接点９の閉成によって出力線１３へは
■系の交流電源１が供給される。続いて、この状態にお
いて何らかの理由により、■系の交流電源２による供給
が行なわれなくなった場合にも、出力線１３に対するＩ
系の交流電源１の供給は不変であり、系の切換動作は起
ることがない。この系の切換動作は、■系の交流電源１
と■系の交流電源２とが共に供給されていて、■系の交
流電源１の供給が行なわれなくなった場合に生起する。

すなわち、■系の交流電源１の供給が行なわれなくなる
と、リレー４が駆動されなくなるので接点７が開放し、
接点８が閉成する。次いで、リレー５が駆動されなくｔ
リリレー６が駆動されることにより、接点９が開放し、
接点１０が閉成し、また、接点１１か開放し、接点１２
が閉成するため、出力線１３には■系の交流電源２が供
給されて、系が■系より■系へ切換えられたことになる
。

γＳお、この状態で■系の交流電源１の供給が開始され
ると、系は再度切換えられて出力線１３には■系の交流
電源１が供給される。

従来の２系Ｍ、電源の自動系切換装置は以上のように構
成されているので、■系の交流ｉｔ源ｌの供給が中断、
再開されるごとに■系の交流電源２との間で系の切換動
作が行なわれ、このため、出力線１３に接続される電気
機器等もその都度動作が中断されるという欠点があった
。

本発明は上記のような従来のものの欠点を除去するため
になされたもので、２系統の電源を自動的に系切換えす
る装置において、その時接続されている系の電源の供給
が中断された時点の状態条件においてのみ、鎖糸から他
方の系への切換えが行なわれ、この切換え後に、以前接
続されていた系の電源供給が再開されても、前記状態条
件にない限り系切換え動作を起さｆｌい機能を、前記各
基に具備させるようにして１よる構成を有し、各基に対
する系切換えの優先順位をなくシ、その時切要えられて
いる系の電源の供給が中断されｆよい限り系切換え動作
が発生しないようにしてなる２系統電源の自動系切換装
置を提供することを目的としている。

以下、本発明の一実施例を図について説明する。

第２図は本発明の一実施例である２系統電源の自動系切
換装置を示す回路構成図である。第２図において、２０
は■系の交流電源、２１は■系の交流電源、２２は電源
の投入を■系及び■系ともに連動して同時に行なうスイ
ッチである。２３゜２４．２５はそれぞれリレーを示し
、２６はリレー２３の接点、２７はリレー２４の接点、
２８゜２９はリレー２５の接点を示している。３ｏはこ
の装置により切換えられた交流電源出力線である。

次に、上記第２図の動作について説明する。いま、スイ
ッチ２２を投入すると、リレー２３は■系の交流電源２
０より、また、リレー２４は■系の交流電源２１よりそ
れぞれ供給を受けるが、接点２６．２７の状態によって
各リレー２３　、２４はどちらか動作時間の速い方が先
に駆動される。

例えばリレー２４カイ先に駆動された場合の動作は次の
ようになる。リレー２４の動作により接点２７が開放す
るため１）レー２３は駆動されず、また、接点２６は開
放状態にあるためリレー２５も駆動されず、接点２８は
開放、接点２９は閉成状態に維持されるので、出力線３
０には■系の交流電源２１が供給される。この状態にお
いて、■系の交流電源２０を入り切りしても接点２７が
開放されているため切換動作は起ることがない。この状
態からの切換動作は、■系の交流電源２０が供給されて
いて、■系の交流電源２１の供給が中断されることによ
り開始される。

まず、■系の交流電源２１の中断によってリレー２４が
駆動されなくなることにより接点２７が閉成すると、リ
レー２３が駆動されて接点２６が閉成される。これによ
り、リレー２５が駆動され接点２８が閉成し、接点２９
が開放されるから、出力線３０には■系の交流電源２０
が供給される０この状態において、■系の交流電源２１
の供給か再開されてリレー２４によりその接点２７が開
放されても、接点２６は閉成状態にあるのでリレー２３
は駆動が継続されて、上記の状態には伺らの変化も発生
しない。

上述のように、本発明では２系統の電源における互いの
系は自己の系１こ切換えられている場合、自己の系の電
源供給が中断されない限り一方の系の電源の入り切りに
左右されることなくその状態を保持することができる。

なお、上記実施例では切換対象電源として交流電源を例
にとり説明したが、使用するリレーを直流型とすること
により直流電源であっても良く、上記実施例と同様の効
果を奏する。

以上のように、本発明に係る２系統電源の自動系切換装
置に・よれば、互いの系が自己保持できる状態となるよ
うに構成したので、系の切換え動作を必要最小限にする
ことができ、他の系の保持時等に電源を入り切りしても
、切換え出力には何らの影響を与えることなく安定した
電源供給を可能となしイ０る優れた効果を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の２系統電源の自助系切換装置を示す回路
構成図、第２図は本発明の一実施例である２系統電源の
自動系切換装置を示す回路構成図である。 １．２，２０．２１・・・−交流電源、４，５，６゜２
３’、２４．２５・−一・・・・リレー、７，８，９，
１０゜１１．１２，２６，２７，２８．２９−・・−・
・・・リレーの接点、１３．３０・・・・・・交流電源
出力線。 代理人　葛野信−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２系統の電源を自動的に系切換えする装置において、そ
   の時接続されている系の電源の供給が中断された時点の
   状態条件においてのみ、鎖糸から他方の系への切換えが
   行なわれ、この切換え後に、以前接続されていた系の電
   源供給が再開されても、前記状態条件にｆヨい限り系切
   換え動作を起さない機能を、前記各基に具備させるよう
   にしてなる構成としたことを峙徴とする２系絖電源の自
   動系切換装置。