JPS58158336A - 気筒数制御エンジン - Google Patents
気筒数制御エンジンInfo
- Publication number
- JPS58158336A JPS58158336A JP4054082A JP4054082A JPS58158336A JP S58158336 A JPS58158336 A JP S58158336A JP 4054082 A JP4054082 A JP 4054082A JP 4054082 A JP4054082 A JP 4054082A JP S58158336 A JPS58158336 A JP S58158336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylinders
- clutch
- fuel
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D17/00—Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling
- F02D17/02—Cutting-out
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、エンジン軽負荷域で一部気筒の作動を休止
させて部分気筒運転を行う気筒数制御エンジンに関する
。
させて部分気筒運転を行う気筒数制御エンジンに関する
。
一般に、エンジンを高い負荷状態で運転すると、燃費が
良好になる傾向があシ、このため多気筒エンジンにおい
て、エンジン負荷の小さいと−きに、一部気筒への燃料
の供給を遮断して作動を休止させ、この分だけ残シの稼
動側気筒の負荷を相対的に高め、全体として軽負荷域の
燃費を改善するようにし九気筒数制御エンノ/が考えら
れた1本出願人が先に提案したこの鴇のエンジン(例え
ば特開55−151131号)を第1図に示すと、気筒
A−Cは燃料噴射弁a〜Cから常時燃料が供給される稼
動側気筒て、これに対して気筒D−Fは後述するように
エンジン軽負荷域やアイドリング時に燃料噴射弁d−f
からの燃料が連断され作動を休止する休止側気筒を示す
。
良好になる傾向があシ、このため多気筒エンジンにおい
て、エンジン負荷の小さいと−きに、一部気筒への燃料
の供給を遮断して作動を休止させ、この分だけ残シの稼
動側気筒の負荷を相対的に高め、全体として軽負荷域の
燃費を改善するようにし九気筒数制御エンノ/が考えら
れた1本出願人が先に提案したこの鴇のエンジン(例え
ば特開55−151131号)を第1図に示すと、気筒
A−Cは燃料噴射弁a〜Cから常時燃料が供給される稼
動側気筒て、これに対して気筒D−Fは後述するように
エンジン軽負荷域やアイドリング時に燃料噴射弁d−f
からの燃料が連断され作動を休止する休止側気筒を示す
。
吸気通路lは、この場合絞弁2の下流にて稼動側気筒A
−Cに接続する稼動gjjg&気違路3と、休止側気筒
D−Fに接続する休止側吸気通路4に分岐している。
−Cに接続する稼動gjjg&気違路3と、休止側気筒
D−Fに接続する休止側吸気通路4に分岐している。
このうち、休止側吸気通路4の上流部には、新気遮断弁
5が介装され、上記気筒D−Fの作動体止時に制御回路
15からの指令によシ、該吸気通路4を閉じ休止側気筒
D−Fへの新気の流入を遮断する。
5が介装され、上記気筒D−Fの作動体止時に制御回路
15からの指令によシ、該吸気通路4を閉じ休止側気筒
D−Fへの新気の流入を遮断する。
一方、排気通路6も、稼動側気筒A−Cに接続する稼動
側排気通路7と、休止側気筒D−FK接続する休止側排
気通路8とに途中まで分岐するが、このうち休止側排気
通路8は排気還流通路9を介して新気遮断弁5下流の休
止側吸気通路4と結はれている。
側排気通路7と、休止側気筒D−FK接続する休止側排
気通路8とに途中まで分岐するが、このうち休止側排気
通路8は排気還流通路9を介して新気遮断弁5下流の休
止側吸気通路4と結はれている。
この排気還流通路9の途中には、排気還流弁12が介装
され、新気遮断弁5が閉じるとほぼ同時に制御回路15
からの指令で三方向電磁弁lOが切換り機関吸入負圧が
ダイヤフラム装置11に伝達されると、その負圧に応じ
て該還流通路9を開き、休止側気筒D−Fに排気の一部
を還流させる。これによシ、気筒D−Fの作動体止時に
っま多部分気筒運転時に休止側吸気通路4内を弱火気圧
に保ち、休止側気筒D−Fにおけるいわゆるポンピング
ロスを低減して、一層の燃費の改善を図っている。
され、新気遮断弁5が閉じるとほぼ同時に制御回路15
からの指令で三方向電磁弁lOが切換り機関吸入負圧が
ダイヤフラム装置11に伝達されると、その負圧に応じ
て該還流通路9を開き、休止側気筒D−Fに排気の一部
を還流させる。これによシ、気筒D−Fの作動体止時に
っま多部分気筒運転時に休止側吸気通路4内を弱火気圧
に保ち、休止側気筒D−Fにおけるいわゆるポンピング
ロスを低減して、一層の燃費の改善を図っている。
また、排気通路6には空燃比センf13と、その下流に
排気浄化用の三元触媒14とが配置されてお)、空燃比
センサ13の検出信号は制御回路15へ送られる。
排気浄化用の三元触媒14とが配置されてお)、空燃比
センサ13の検出信号は制御回路15へ送られる。
そして、制御回路15は、エアフローメータ16からの
吸入空気量信号と図示しない回転数センサからの信号に
もとづき基本的な燃料噴射量を演算し、これを空燃比検
出信号に応じて補正し、理論空燃比の混合比が得られる
ように気筒A−Fに対応して設けた燃料噴射弁a −f
の燃料噴射量をフィードバック制御する。
吸入空気量信号と図示しない回転数センサからの信号に
もとづき基本的な燃料噴射量を演算し、これを空燃比検
出信号に応じて補正し、理論空燃比の混合比が得られる
ように気筒A−Fに対応して設けた燃料噴射弁a −f
の燃料噴射量をフィードバック制御する。
他方、制御回路15は、例えば吸入空気量信号などから
判断してエンジン軽負荷域やアイドリンク時には、前述
したように新気遮断弁5を閉じ排気還流弁12を開くと
共に、燃料噴射弁d−fを全閉保持する指令を出し、休
止側気筒D−Fへの燃料供給をカットしてその作動を停
止させる。
判断してエンジン軽負荷域やアイドリンク時には、前述
したように新気遮断弁5を閉じ排気還流弁12を開くと
共に、燃料噴射弁d−fを全閉保持する指令を出し、休
止側気筒D−Fへの燃料供給をカットしてその作動を停
止させる。
この場合、遮断弁5を閉じることで、稼動側気筒A−C
では、絞弁2を通過した新気の全量が吸入され吸気量が
2倍になることから、これに対応して燃料噴射弁a −
eからの噴射量も2倍にするように、回路15内で噴射
定数が切換えられる。
では、絞弁2を通過した新気の全量が吸入され吸気量が
2倍になることから、これに対応して燃料噴射弁a −
eからの噴射量も2倍にするように、回路15内で噴射
定数が切換えられる。
これによシ、稼動側気筒A−Cの負荷を相対的に高め、
燃費効率のすぐれた領域で作動させるのである。
燃費効率のすぐれた領域で作動させるのである。
このようにして、軽負荷域等で部分気筒運転を行い、燃
費の改善を図っている。
費の改善を図っている。
しかしながら、この従来例にあっては、通常運転(全気
筒運転)ならびに部分気筒運転(かかわらず、各気筒A
−Fのピストン(図示しない)がクランク軸(図示しな
い)を介して互いに連動し往復動するようになっている
ため、例えば部分気筒運転時に、前述したように休止側
気筒D〜Fへ排気の一部を還流させれば休止側気筒D
−Ii”におけるポンピングロスを良く低減することが
できるものの、休止側気筒D−Fのピスト/摺動による
機械的な摩擦損失を抑えることは困難であった。
筒運転)ならびに部分気筒運転(かかわらず、各気筒A
−Fのピストン(図示しない)がクランク軸(図示しな
い)を介して互いに連動し往復動するようになっている
ため、例えば部分気筒運転時に、前述したように休止側
気筒D〜Fへ排気の一部を還流させれば休止側気筒D
−Ii”におけるポンピングロスを良く低減することが
できるものの、休止側気筒D−Fのピスト/摺動による
機械的な摩擦損失を抑えることは困難であった。
この摩擦損失は、特にエンジン回転数が上昇するにした
がって著しく増大し、その結果出方ロスを招くという問
題があった。
がって著しく増大し、その結果出方ロスを招くという問
題があった。
また、休止側気筒D−Fに排気を還流させていると、排
気中に含まれるカー?ン、オイル等が圧縮、膨張をくシ
返すうちに徐々に変質、劣化して粘着性を帯びるように
なシ、これが吸排気系を汚したル、ひどいときには燃料
噴射弁等の噴射口を閉塞し、部分気筒運転がら全気筒運
転に復帰後正常な運転を阻害しかねないという心配があ
った。
気中に含まれるカー?ン、オイル等が圧縮、膨張をくシ
返すうちに徐々に変質、劣化して粘着性を帯びるように
なシ、これが吸排気系を汚したル、ひどいときには燃料
噴射弁等の噴射口を閉塞し、部分気筒運転がら全気筒運
転に復帰後正常な運転を阻害しかねないという心配があ
った。
この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、各気筒の間にて、ピストンの動力を回転力として取
出すクランク軸を、クラッチを介して接続し、エンジン
の軽負荷域では、一部気筒への燃料供給を遮断じてその
作動を休止させると共に、これに対応するクラッチの結
合を解除して当該休止気筒におけるピストンの作動を停
止させることによシ、部分気筒運転を行い、休止気筒の
摩擦損失とポンピング損失を減らし上記問題点の解決を
図った気筒数制御エンソンの提供を目的とする。
で、各気筒の間にて、ピストンの動力を回転力として取
出すクランク軸を、クラッチを介して接続し、エンジン
の軽負荷域では、一部気筒への燃料供給を遮断じてその
作動を休止させると共に、これに対応するクラッチの結
合を解除して当該休止気筒におけるピストンの作動を停
止させることによシ、部分気筒運転を行い、休止気筒の
摩擦損失とポンピング損失を減らし上記問題点の解決を
図った気筒数制御エンソンの提供を目的とする。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。第2図は、本
発明の一実施例を示す構成断面図で、4気筒エンジンに
適用した例である。
発明の一実施例を示す構成断面図で、4気筒エンジンに
適用した例である。
まず構成を説明すると、図中17はエンジン本体、G−
Iは後述するようにエンジン軽負荷域でそれぞれ燃料噴
射弁(図示しない)からの燃料供給が速断され作動を休
止する気筒、これに対してJは常時燃料噴射弁からの燃
料と新気とが供給され作動を継続する気筒で、これら各
気筒G−Jのピストン18〜21は各々コンロッド22
を介してクランク軸23に連結されている。
Iは後述するようにエンジン軽負荷域でそれぞれ燃料噴
射弁(図示しない)からの燃料供給が速断され作動を休
止する気筒、これに対してJは常時燃料噴射弁からの燃
料と新気とが供給され作動を継続する気筒で、これら各
気筒G−Jのピストン18〜21は各々コンロッド22
を介してクランク軸23に連結されている。
クランク軸23は、ピストン18〜21にかかる燃焼圧
力を回転力に変換し、出力軸241411からミッショ
ン25等を介して各部へと伝達するが、この場合クラン
ク軸23は気筒数に対応して4分割され、各気筒G−J
の間にてそれぞれクラッチ26〜28を介して接続され
る4 クラッチ26〜28は、電磁式のものが用いられ、例え
ば第3図に示すように、ドライブ側(クランク軸23の
出力軸24に近い@)の軸端に形成されたクラッチディ
スク29に対して、トリシン側軸端のホイール30に取
付けられたプレッシャープレート31がスプリング32
によって抑圧されることによシ、結合し同期回転する。
力を回転力に変換し、出力軸241411からミッショ
ン25等を介して各部へと伝達するが、この場合クラン
ク軸23は気筒数に対応して4分割され、各気筒G−J
の間にてそれぞれクラッチ26〜28を介して接続され
る4 クラッチ26〜28は、電磁式のものが用いられ、例え
ば第3図に示すように、ドライブ側(クランク軸23の
出力軸24に近い@)の軸端に形成されたクラッチディ
スク29に対して、トリシン側軸端のホイール30に取
付けられたプレッシャープレート31がスプリング32
によって抑圧されることによシ、結合し同期回転する。
このプレッシャープレート31の周囲に配置されたマグ
ネット33が、制御回路34の指令によシ通′直され励
磁されると、前記スプリング32に抗してプレッシャー
プレー)31が後退し、その結合が解除される。
ネット33が、制御回路34の指令によシ通′直され励
磁されると、前記スプリング32に抗してプレッシャー
プレー)31が後退し、その結合が解除される。
また、この解除後プレッシャープレート31とクラッチ
ディスク29との結合が常に同位置で行われるように、
位置決めのためのセンサとして、 ′プレッシ
ャープレー)31の外側面に電磁ヒンクアツプ35が、
出力軸24に固定されたフライホイール36の外局にク
ランク角検出器37が設置される。
ディスク29との結合が常に同位置で行われるように、
位置決めのためのセンサとして、 ′プレッシ
ャープレー)31の外側面に電磁ヒンクアツプ35が、
出力軸24に固定されたフライホイール36の外局にク
ランク角検出器37が設置される。
これらのセンサは、プレッシャープレート310回転位
置と気筒Jのクランク角を検出し、それぞれ信号を制御
回路34に送る。そして、後述するクラッチ26〜28
の結合時には、各々対応する信号に応じて所定のクラン
ク角(相対的な角度)になると、マグネット33への通
電が断たれる。
置と気筒Jのクランク角を検出し、それぞれ信号を制御
回路34に送る。そして、後述するクラッチ26〜28
の結合時には、各々対応する信号に応じて所定のクラン
ク角(相対的な角度)になると、マグネット33への通
電が断たれる。
なお、第3図中38はクランクヅヤーナルを示し、谷ク
ラッチ26〜28に瞬接して設置されるほか、クランク
クース39の両側にも設けられる。
ラッチ26〜28に瞬接して設置されるほか、クランク
クース39の両側にも設けられる。
一方、吸気通路lの上流部には、エンジンの吸入空気量
を検出するエアフローメータ16(@負荷状態検出手段
)と、絞弁2の開度よシ加速状態を検出する絞弁開度セ
ンサ4oが設けられる。
を検出するエアフローメータ16(@負荷状態検出手段
)と、絞弁2の開度よシ加速状態を検出する絞弁開度セ
ンサ4oが設けられる。
この雨検出信号は、図示しない回転センサ(軽負荷状態
検出手段)からの信号(例えばイグニッションコイルか
らの点火信号)と共に、前記制御回路34に送られる。
検出手段)からの信号(例えばイグニッションコイルか
らの点火信号)と共に、前記制御回路34に送られる。
そして、制御回路34は、これらの信号に基づき、軽負
荷域では気筒G〜■に対応する燃料噴射弁を順次全閉保
持し、燃料の供給を遮断すると共に、これに応じて各ク
ラッチ26〜28の断続を行う。
荷域では気筒G〜■に対応する燃料噴射弁を順次全閉保
持し、燃料の供給を遮断すると共に、これに応じて各ク
ラッチ26〜28の断続を行う。
具体的には、エンジンの負荷、回転数が最小のときには
、気筒G〜■への燃料供給を全て遮断し、かつ気筒■と
Jの間のクラッチ28を切離す。負荷、回転数がいくら
か上昇すると、気筒G 、 flへの燃料供給を遮断し
、前記クラッチ28を結合する一方、気筒Hと■の間の
クラッチ27を切離す。
、気筒G〜■への燃料供給を全て遮断し、かつ気筒■と
Jの間のクラッチ28を切離す。負荷、回転数がいくら
か上昇すると、気筒G 、 flへの燃料供給を遮断し
、前記クラッチ28を結合する一方、気筒Hと■の間の
クラッチ27を切離す。
そして、負荷、回転数がさらに上昇し、軽負荷域の上限
領域になると、気筒Gへの燃料供給のみ遮断し、クラッ
チ27を結合する一方、気筒GとHの間のクラッチ26
を切離す。これにより、軽負荷域では、負荷等に応じて
1気筒から3気筒の稼動による部分気筒運転を行うと共
に、休止気筒におけるピストン18,19.20の作動
が停止されるのである。
領域になると、気筒Gへの燃料供給のみ遮断し、クラッ
チ27を結合する一方、気筒GとHの間のクラッチ26
を切離す。これにより、軽負荷域では、負荷等に応じて
1気筒から3気筒の稼動による部分気筒運転を行うと共
に、休止気筒におけるピストン18,19.20の作動
が停止されるのである。
他方、軽負荷域を越える領域では、各気筒G〜Jへ燃料
が供給され、かつ全クラッチ26〜28を結合して全気
筒運転が行われる。ま九、負荷、回転数が低下すると、
上記とは逆の制御がなされる。
が供給され、かつ全クラッチ26〜28を結合して全気
筒運転が行われる。ま九、負荷、回転数が低下すると、
上記とは逆の制御がなされる。
第4図に、負荷、回転数に対する各運転領域を示す。
なお、負荷、回転数が急激に変化した場合、例えば加速
時等には、前記絞弁開度センサ40等からの信号に応答
して、1気筒(あるいは2気筒)運転から直接全気筒運
転へ移行させることもある。
時等には、前記絞弁開度センサ40等からの信号に応答
して、1気筒(あるいは2気筒)運転から直接全気筒運
転へ移行させることもある。
このように構成したので、一部気筒への燃料供給が遮断
されその作動が休止する部分気筒運転時には、休止気筒
のピストンの作動も停止される。
されその作動が休止する部分気筒運転時には、休止気筒
のピストンの作動も停止される。
したがって、休止気筒において、ピストン摺動による摩
擦損失の発生は防止され、また空気を吸い込むことがな
いから、ポンピングロスを解消することができる。
擦損失の発生は防止され、また空気を吸い込むことがな
いから、ポンピングロスを解消することができる。
その結果、部分気筒運転時の出力ロスが大幅に低減され
ると共に、一層燃費の向上を図ることができる。
ると共に、一層燃費の向上を図ることができる。
しかも、軽負荷域では、負荷、回転数の運転条件に応じ
て、1気筒から3気筒の部分気筒運転を行っているため
、常に稼動気筒を最も効率の良い領域で作動することが
でき、よシ燃費の改善効果は大きいのである。
て、1気筒から3気筒の部分気筒運転を行っているため
、常に稼動気筒を最も効率の良い領域で作動することが
でき、よシ燃費の改善効果は大きいのである。
なお、1気筒〜3気筒運転時では、全気筒運転時と比べ
てトルク変動が増加するが、この場合クランク軸23に
一体形成するバランサーを適宜選定し、あるいはクラン
ク軸23とは別にバランスシャフトを設け、駆動するこ
とによシ、これを抑制することは可能である。
てトルク変動が増加するが、この場合クランク軸23に
一体形成するバランサーを適宜選定し、あるいはクラン
ク軸23とは別にバランスシャフトを設け、駆動するこ
とによシ、これを抑制することは可能である。
またクランク軸23を連結する各クラッチ26〜28の
結合時には、まず半クラツチ状態で前記位置決めを行い
、その後完全に結合してから休止気筒の作動(燃焼)を
行うようにすれば、確実となり、さらにこのときクラッ
チ26〜28を機械的に固定することもできる。
結合時には、まず半クラツチ状態で前記位置決めを行い
、その後完全に結合してから休止気筒の作動(燃焼)を
行うようにすれば、確実となり、さらにこのときクラッ
チ26〜28を機械的に固定することもできる。
次に、第5図〜第7図は、本発明の他の実施例であシ、
部分気筒運転時に、休止気筒G〜工への燃料供給を遮断
する手段として、これらに対応す :る燃料噴射弁を
全閉保持すると同時に、当該休止気筒G−Iの吸排気弁
41.42の作動を停止し、全閉状態を保つように構成
したものである。
部分気筒運転時に、休止気筒G〜工への燃料供給を遮断
する手段として、これらに対応す :る燃料噴射弁を
全閉保持すると同時に、当該休止気筒G−Iの吸排気弁
41.42の作動を停止し、全閉状態を保つように構成
したものである。
吸排気弁41 、42 (43、44)は、共通カム
シャフト45の回転によシカム46がタペット47を上
下し、これに応動してロッカーアーム48が回動するこ
とにより開閉される。そして、この例では、ロッカーア
ーム48上に取付けたブツシュ49を、電磁アクチュエ
ータ50の駆動(後退動作)によシレパー51を介して
矢印の方向へ回転し、ロッカーアーム48の支点を伸側
にずらずことによ如、その作動を停止させる。このとき
、吸排気弁41.42はリターンスプリング52によシ
全閉に保たれる。
シャフト45の回転によシカム46がタペット47を上
下し、これに応動してロッカーアーム48が回動するこ
とにより開閉される。そして、この例では、ロッカーア
ーム48上に取付けたブツシュ49を、電磁アクチュエ
ータ50の駆動(後退動作)によシレパー51を介して
矢印の方向へ回転し、ロッカーアーム48の支点を伸側
にずらずことによ如、その作動を停止させる。このとき
、吸排気弁41.42はリターンスプリング52によシ
全閉に保たれる。
この電磁アクチュエータ50は、休止気筒即ち気筒G−
Iに対応する吸排気弁41.42ごとに設置され、その
駆動はそれぞれ制御回路34からの指令によシコントロ
ールされる。具体的には、例えば気筒Gへの燃料が遮断
され、気筒GとHの間のクラッチ26が切離されるとき
には、この休止気筒Gに対応する吸排気弁41.42が
全閉状態となるように、その電磁アクチュエータ50に
指令が出される。気筒G〜工がすべて休止するときには
、全電磁アクチュエータ50に指令が出され、対応する
吸排気弁41.42がすべて全閉状態に保たれる。
Iに対応する吸排気弁41.42ごとに設置され、その
駆動はそれぞれ制御回路34からの指令によシコントロ
ールされる。具体的には、例えば気筒Gへの燃料が遮断
され、気筒GとHの間のクラッチ26が切離されるとき
には、この休止気筒Gに対応する吸排気弁41.42が
全閉状態となるように、その電磁アクチュエータ50に
指令が出される。気筒G〜工がすべて休止するときには
、全電磁アクチュエータ50に指令が出され、対応する
吸排気弁41.42がすべて全閉状態に保たれる。
即ち、前記実施例と同じく軽負荷域では、負荷に応じて
l気筒から3気筒の部分気筒運転を行うが、この際休止
気筒の吸排気弁41.42を全閉に保つ。これによれば
、休止気筒を新気が通シ抜けたシ、あるいは排気が奴気
側に逆流すること等防止できる。また、燃料供給系統を
一つにすることができ、気化器方式にも適用で自るとい
う利点がある。
l気筒から3気筒の部分気筒運転を行うが、この際休止
気筒の吸排気弁41.42を全閉に保つ。これによれば
、休止気筒を新気が通シ抜けたシ、あるいは排気が奴気
側に逆流すること等防止できる。また、燃料供給系統を
一つにすることができ、気化器方式にも適用で自るとい
う利点がある。
第8図は、同じく本発明の他の実施例であシ、部分気筒
運転時に、休止気筒の吸排気弁を全閉するかわシに、各
気筒G−Jに対応して分割される吸気通路1の吸気マニ
ホールド53〜55に、ノ々タフライ製の遮断弁56〜
58を設置し、適時閉じるように構成している。
運転時に、休止気筒の吸排気弁を全閉するかわシに、各
気筒G−Jに対応して分割される吸気通路1の吸気マニ
ホールド53〜55に、ノ々タフライ製の遮断弁56〜
58を設置し、適時閉じるように構成している。
速断弁56〜58は、それぞれダイヤフラム装置59〜
61に連結され、制御回路34からの指令で各々の電磁
弁62〜64が切換シパキュームタンク65内の機関吸
入負圧が伝達されると全閉し、その開閉は前記吸排気弁
41.42と同様にコントロールされる。
61に連結され、制御回路34からの指令で各々の電磁
弁62〜64が切換シパキュームタンク65内の機関吸
入負圧が伝達されると全閉し、その開閉は前記吸排気弁
41.42と同様にコントロールされる。
このようにしても、新気および排気の流入、流出を防止
でき、もちろん燃費の向上が図れる。なお、各実施例は
、4気筒エンジンへの適用例を示したが、3気筒エンソ
ンや6気筒エンジン等にも容易に適用されることは明白
である。
でき、もちろん燃費の向上が図れる。なお、各実施例は
、4気筒エンジンへの適用例を示したが、3気筒エンソ
ンや6気筒エンジン等にも容易に適用されることは明白
である。
以上説明した通シ、本発明によれば、各気筒のピストン
が、共通のクランク軸に連結された多気筒工ンノシにお
いて、エンノンの軽負荷状態t−m出する手段と、各気
筒の間でクランクの結合を解除するクラッチと、出力軸
側のクランクに対応する気筒を除く他の気筒への少なく
とも燃料供給を遮断する手段とを設け、前記軽負荷域で
クラッチを解離すると共に、結合が解除されたクランク
に対応する気筒への燃料(もしくは燃料と新気と排気)
を遮断するようにしたので、休止気筒におけるピストン
の作動を停止でき、部分気筒運転時の出力ロスを減じて
一層の燃費の改善を図ることができる。また、各気筒に
対応してクラッチを設けたので、負荷、回転数に応じて
1気筒運転から全気筒運転まで行うことができ、常に燃
焼効率を最良に維持して機関性能を高めることができる
という効果がある。
が、共通のクランク軸に連結された多気筒工ンノシにお
いて、エンノンの軽負荷状態t−m出する手段と、各気
筒の間でクランクの結合を解除するクラッチと、出力軸
側のクランクに対応する気筒を除く他の気筒への少なく
とも燃料供給を遮断する手段とを設け、前記軽負荷域で
クラッチを解離すると共に、結合が解除されたクランク
に対応する気筒への燃料(もしくは燃料と新気と排気)
を遮断するようにしたので、休止気筒におけるピストン
の作動を停止でき、部分気筒運転時の出力ロスを減じて
一層の燃費の改善を図ることができる。また、各気筒に
対応してクラッチを設けたので、負荷、回転数に応じて
1気筒運転から全気筒運転まで行うことができ、常に燃
焼効率を最良に維持して機関性能を高めることができる
という効果がある。
第1図は従来装置の構成断面図、第2図は本発明の実施
例を示す構成断面図、第3図はその部分断面図、第4図
は負荷、回転数に対して設定された各気筒数運転領域を
示すグラフ、第5図は本発明の他の実施例を示す構成断
面図、第6図の(イ)。 Oo)、第7図の0)、(ロ)はそれぞれ第5図の部分
詳細断面図と部分斜視図、第8図は同じく本発明の他の
実施例を示す構成断面図である。 l・・・吸気通路、2・・・絞弁、6・・・排気通路、
16・・・エアフローメータ、17・・・エンジン本体
、18〜21・・・ピストン、23・・・クランク軸、
24 ゛・・・出力111.26〜28・・・ク
ラッチ、34・・・制御回路、35・・・電磁ピックア
ップ、37・・・クランク角検出器、41・・・・吸気
弁、42・・・排気弁。 特許出願人 日産自動車株式会社 第6図(イ) 第7図(イ) 第6図(ロ) 第7 図 (ロ)
例を示す構成断面図、第3図はその部分断面図、第4図
は負荷、回転数に対して設定された各気筒数運転領域を
示すグラフ、第5図は本発明の他の実施例を示す構成断
面図、第6図の(イ)。 Oo)、第7図の0)、(ロ)はそれぞれ第5図の部分
詳細断面図と部分斜視図、第8図は同じく本発明の他の
実施例を示す構成断面図である。 l・・・吸気通路、2・・・絞弁、6・・・排気通路、
16・・・エアフローメータ、17・・・エンジン本体
、18〜21・・・ピストン、23・・・クランク軸、
24 ゛・・・出力111.26〜28・・・ク
ラッチ、34・・・制御回路、35・・・電磁ピックア
ップ、37・・・クランク角検出器、41・・・・吸気
弁、42・・・排気弁。 特許出願人 日産自動車株式会社 第6図(イ) 第7図(イ) 第6図(ロ) 第7 図 (ロ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各気筒のピストンが、共通のクランク軸に連、晴さ
れた多気筒エーンジンにおいて、エンノンの軽負荷状態
を検出する手段と、各気筒の間でクランクの結合を解除
するクラッチと、クラッチを介して出力め伝達が解除さ
れ九気筒への燃料供給を遮断する手段とを設け、前記軽
負荷域でクラッチを解離すると共に、出力伝達が解除さ
れた気筒への燃料供給を遮断する制御回路を備えたこと
を特徴とする気筒数制御エンジン。 2、 クラッチは、その接続がつねに同位置で行われる
よう位置決めの丸めのセンサを装備する特許請求の範囲
第1項記載の気筒数制御エンジン。 3、 クラッチは、電磁式クラッチである特許請求の範
囲第1Mないし第2項記載の気筒数制御エンノン。 4、制御回路は、出力軸側クランクから最も離れた位置
のクラッチから負荷に応じて順々に断続し、同じく対応
する気筒への燃料供給を遮断する特許請求の範囲第1項
〜第3項のいずわかに記載の気筒数制御エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054082A JPS58158336A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 気筒数制御エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054082A JPS58158336A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 気筒数制御エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58158336A true JPS58158336A (ja) | 1983-09-20 |
Family
ID=12583278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4054082A Pending JPS58158336A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 気筒数制御エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58158336A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008142465A1 (en) * | 2007-05-24 | 2008-11-27 | Kralik Peter Tamas | Internal combustion engine and method for controlling the operation of the same |
EP2067961A1 (en) * | 2007-12-05 | 2009-06-10 | Ford Global Technologies, LLC | Coupling device |
KR102074901B1 (ko) * | 2018-09-28 | 2020-02-07 | 현대오트론 주식회사 | 엔진 제어 시스템 및 그 동작 방법 |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP4054082A patent/JPS58158336A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008142465A1 (en) * | 2007-05-24 | 2008-11-27 | Kralik Peter Tamas | Internal combustion engine and method for controlling the operation of the same |
EP2067961A1 (en) * | 2007-12-05 | 2009-06-10 | Ford Global Technologies, LLC | Coupling device |
CN101451580A (zh) * | 2007-12-05 | 2009-06-10 | 福特环球技术公司 | 连接装置 |
US7685988B2 (en) | 2007-12-05 | 2010-03-30 | Ford Global Technologies, Llc | Coupling device for split in-line engine |
KR102074901B1 (ko) * | 2018-09-28 | 2020-02-07 | 현대오트론 주식회사 | 엔진 제어 시스템 및 그 동작 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6523504B2 (en) | Control system for controlling variable valve type internal combustion engine | |
US20070107680A1 (en) | Control apparatus and method for four-stroke premixed compression ignition internal combustion engine | |
US4494502A (en) | Idling controller of variable displacement engine | |
US20060060166A1 (en) | Combined exhaust restriction and variable valve actuation | |
JPS60113007A (ja) | 内燃機関の吸・排気弁制御装置 | |
KR100815035B1 (ko) | 내연 기관의 밸브 작동 제어 장치 | |
JPH0663458B2 (ja) | サイクル変換可能エンジン | |
US6964270B2 (en) | Dual mode EGR valve | |
JPS58158336A (ja) | 気筒数制御エンジン | |
JP3494049B2 (ja) | 可変動弁エンジンのブローバイガス還元装置 | |
JPS6036736A (ja) | 気筒数制御エンジン | |
JPS58190507A (ja) | 内燃機関の可変駆動装置 | |
JPH0134284B2 (ja) | ||
JPH059610B2 (ja) | ||
JPH0544528B2 (ja) | ||
JPH0619807Y2 (ja) | エンジンの掃気装置 | |
JP2001295673A (ja) | 分割吸気系を備えた内燃機関 | |
JPS595846A (ja) | 4気筒内燃機関 | |
JPS60150407A (ja) | エンジンのバルブタイミング制御装置 | |
JPH06248916A (ja) | 内燃機関の可変バルブタイミング装置 | |
JPH0379534B2 (ja) | ||
JPS6287628A (ja) | 気筒数制御エンジンの振動低減装置 | |
JPS58185953A (ja) | 多気筒内燃機関 | |
JPS6299642A (ja) | 気筒数制御エンジンの振動低減装置 | |
JPS622138B2 (ja) |