JPS58158246A - 自動車内装用布地 - Google Patents

自動車内装用布地

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Publication number
JPS58158246A
JPS58158246A JP4068082A JP4068082A JPS58158246A JP S58158246 A JPS58158246 A JP S58158246A JP 4068082 A JP4068082 A JP 4068082A JP 4068082 A JP4068082 A JP 4068082A JP S58158246 A JPS58158246 A JP S58158246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
interior
automobile
interior fabric
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP4068082A
Other languages
English (en)
Inventor
出雲 巧
繁 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP4068082A priority Critical patent/JPS58158246A/ja
Publication of JPS58158246A publication Critical patent/JPS58158246A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車内装用布地の改良に関する。
例えば、自動車の内装の一部となる天井の機能は室内意
匠の高揚の他、車外との断熱効果の向上、車外との防音
効果の向上、人体への安全性向上、車内騒音緩和および
吸音効果の向上などかめるが、軍略やコストを考慮しつ
つ上記機能を可能な限り満足させるように、各種の構造
とその構造に応じた種々の材料が選足されておシ、現在
見られる代表的天井構造としては、吊り天井、貼り天井
、嵌込み天井がある。
第1図ないし第3図に示すものは吊シ天井でろる。この
吊り天井は自動車の天井1にルーフインシュレーター2
を介在させて弓なりに張設した数本のりスティングワイ
ヤ3を内装用布地4に縫い糸5で縫いつけた吊革装6に
挿通することにより内装用布地4を吊プ上げて構成しで
ある。内装用布地4の端末処理は、シワやたるみの出な
いように作業者が強く引伸ばしながら、フロントウィン
ド、リヤウィンド、ドア開口部のボデーフランジ1に両
面接着テープによりはり付けて位置決めを行ない、クリ
ップを施すか、または直接オープニングトリムおよびウ
ェザ−ストリップなどを嵌込んで仕上げる場合が多い。
上述の端末処理は必ずしも作業性が良いとはいえないが
、室内に露出されたボデーのルーフレールおよびピラー
を薄い1枚続きの内装用布地ですべてカバーできる点は
他の天井構造に比べ有利で、したがって吊り天井は今日
も用いられている。
従来の吊り伏井に用いる自動車内装用布地としては1例
えば第4図、第5図に示すようなものがおる。第4図は
布地10の裏に、布地10の変形や「はつれ」を防止す
るため、液状の熱可塑性合成樹脂例えばアクリル樹脂を
コーティング剤11として塗布したものである。
しかしながら、この第4図の自動車内装用布地にあって
は、上記コーティング剤11に基づく次のような欠点が
めった。
(1)内装用布地に通気性があるため(たとえ塗布剤の
被膜が形成されても、その組織は車両装着時の引伸ばし
で破壊され多孔構造となる)、車両走行時の上下振動に
より天井裏と単室との間で内装用布地を通して空気の流
通往来、いわゆる「呼吸現象」が発生する。このため、
内装用布地自身がフィルターとなって1過し九空気中の
浮遊裏埃で汚損する。
(2)「呼吸現象」防止のため、コーティング剤を多量
に塗布したときは、布地の伸びがなくなり、車両への装
着が困難となる。また吊革袋6縫付時のシワがバーマネ
/トセットされてしまい除去できず、見栄えが悪くなる
(3)車両装着時の端末処理に当り、両面接着テープと
の接着性が良くない。
(4)  コスト嵩になる。
このような汚損防止を意図した呼吸しない自動車内装用
布地として、従来、第5図に示すようなものが提供され
ている。
この内装用布地は、布地10の裏面に接着剤12を用い
てポリ塩化ビニールシート13(以下、単に塩ビシート
という)を接着したものである。
このように構成することにより、通気性がなく、したが
って呼吸現象に基づく内装用布地の汚損も防止できるし
1両面接着テープとの接着性も良好となるが、しかしな
がら他方で以下のような問題点を生じていた。
(1)塩ビシートはその厚さが厚く(フィルム状とする
には約0.06−以上必要)、さらに接着層を有するた
め内装用布地全体の厚さも必然的に厚い。
したがって装着時に必要な伸びが少なく、シワが残り外
観品質を損う。
(2)塩ビシートは、周知のように温度による伸びの変
化が大きく、特に低温程硬化して一層伸びが小さくなる
から、装着の作業性がますます急くなる。そこで出来る
だけ引伸ばしてシフを散る丸めわざわざ加温するが、そ
のために加温ブースを設備することが必要となる。
(3)厚くて硬いという塩ビシートの特性のため、縫製
時に目飛びし易く、したがって吊革袋を縫い付けるのに
従来の薄物用のミシンが使えない。
(4)内装用布地としての風合が悪い。
(5)  接着剤を用いるため、コスト高となる。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、布地裏面に極めて薄いエチレン酢酸ビニール
共重合体(以下、BVAという)ま九は難燃性の変性E
vAを熱溶着することにより、通気性がなくかつ伸びの
ある最適の内装用布地を提供して、上記問題点を解決す
ることを目的とする。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第6図は、この発明の一実施例を示す図である。
この自動車内装用布地20は布地10の裏面にEVAま
たは変性EVAフィルム21を加熱溶融し、ローラまた
はプレスで加圧して溶着しである。
前記フィルム21の厚さは、0.01謔ないし0,1諺
の範囲好ましくは0.035〜0.051111である
0.1腫より厚いと伸びが減少するし、またコストメリ
ットもなくなる。Q、Qlmより薄いものは製造困難と
なる。
このように構成した自動車内装用布地20は、通気性が
全くないから、走行時の振動に伴う呼吸現象により汚損
しない。また伸びについては、第7図に従来の内装用布
地と比較して示すとおりである。図の横軸は布地の裏打
ちするフィルムの厚さく■)を、縦軸は伸び(チ)を表
わす。この伸びは、同一の布地に所定厚さのフィルムを
裏打ちした内装用布地で、長さ150諺、幅50m11
1の試験片を準備し、その両端各25諷を保持したもの
に10時の定荷重を加えて引張ったときの、長さ100
諷の試験片の長手方向の伸び(11■)を求めC1これ
を伸び率(* X 100 To )として表わしであ
る。
第7図によれば、BVAフィルムを裏打ちしたこの発明
の内装用布地は従来の塩ビフィルムを裏打ちしたものよ
り目立ってよく伸び、かつ温度差による伸びの変化も従
来と異なり極めて小さい。
従って装着時に強いて加温する必要はない。
また、布地本来の風合も損われない。更にまた両面接着
テープとの接着性が良好でめ夛、フィルム自体も柔軟で
薄いから、車両に容易に装着できて作業性が極めて良く
、装着後にシワも残らず見栄えも良い。なお、甲革装取
付の縫製作業も通常のミシンで容易に行い得ることは言
う迄もない。
尚、本実施例では、天井材用の内装用布地として示した
が、シート材用の内装用布地に使用すれば、本実施例の
効果に加えて、シミ等の汚れが付着した際にも、容易に
クリーニングすることができる。
またサンバイザー等の内装用布地に使用しても同様な効
果が得られる。
上述の実施例による裏打ち材としてはフィルム状のもの
を溶着した場合を示したが、粉末状のEVAまたは変性
EVAを用いて、押し出しルーグー溶融したものを布地
の裏面に加圧ローラで加圧し溶着してもよい。
以上説明してきたように、この発明によnば、その構成
を、布地の裏面にエチレン酢酸ビニル共重合体の薄膜を
#着させた自動車内装用布地としたため1通気による汚
損を防止するとともに、作業性が格段に向上し、見栄え
も良好にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車内装用布地の構造概要図、第2図は第1
図のIt−1線断面拡大図、第3図は同じく帛り天井の
袋層斜視図、第4図は従来の内装用布地の構成Ifrr
fJ図、第5図は同じ〈従来の他の内装用布地の構成断
面図、第6図はこの発明に係る一実施例の構成断面図、
第7図は裏打ち材の厚さとN中びの関係を従来と比較し
て示すグラフである。 1・・・・・・・・・自動車天井 3・・・・・・・・・リスティングワイヤ4・・・・・
・・・・内装用布地 20・・・・・・自動車内装用布地 10・・・・・・布地 21・・・・・・エチレン酢酸ビニル共重合体第7図 第、2図 第4図 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 布地の裏面にエチレン酢酸ビニル共重合体の薄膜を溶着
    させたことを特徴とする自動車内装用布地。
JP4068082A 1982-03-17 1982-03-17 自動車内装用布地 Pending JPS58158246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068082A JPS58158246A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 自動車内装用布地

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068082A JPS58158246A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 自動車内装用布地

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58158246A true JPS58158246A (ja) 1983-09-20

Family

ID=12587244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4068082A Pending JPS58158246A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 自動車内装用布地

Country Status (1)

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JP (1) JPS58158246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510379U (ja) * 1991-07-16 1993-02-09 株式会社日立ビルシステムサービス エレベータ制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941477A (ja) * 1972-04-07 1974-04-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941477A (ja) * 1972-04-07 1974-04-18

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510379U (ja) * 1991-07-16 1993-02-09 株式会社日立ビルシステムサービス エレベータ制御装置

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