JPS58157724A - アルコ−ルの生体内代謝促進処方物 - Google Patents

アルコ−ルの生体内代謝促進処方物

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JPS58157724A
JPS58157724A JP57038580A JP3858082A JPS58157724A JP S58157724 A JPS58157724 A JP S58157724A JP 57038580 A JP57038580 A JP 57038580A JP 3858082 A JP3858082 A JP 3858082A JP S58157724 A JPS58157724 A JP S58157724A
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JP
Japan
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egg white
alcohol
acidic
substance
promoting
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JP57038580A
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Kenji Hara
健次 原
Satoshi Tsujita
辻田 敏
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルコール飲料を摂取するに際し、その飲用前
、飲用中、飲用後に用いることによって、血中アルコー
ル濃度をすみやかに減少させるアルコールの生体内代部
促進処方物に関する。
アルコールは他の食品と異なり、飲用されたアルコール
中の約20には胃粘膜から、残りは小腸から急速に吸収
され消化による変化を受けない。そして、吸収されたア
ルコールは大部分が体内で酸化でれ、腎、肺から排出き
れるのはごくわずかである。したがって、体内からのア
ルコール消失を支配するのは体内ノアルコール酸化能で
ある。
従来、強度の酩酊の予防、酔いざましの促進、アルコー
ル中毒の予防あるいけ治療の目的から、アルコール酸化
速度に影響する諸因子に関しての研究がおこなわれ、種
々の物質について検討がおこなわれてきた。しかし、グ
ルコースやフラクトースの静注け;人体および動物実験
においてその効果は賛否両輪があり確かでな([5to
kes、P、E、等* BloehemicalFac
tors In Alcohollam + 1.01
ページ(1967IE ) 、 Pergamon P
r・1社発行〕、また、グルカゴンあるいはトリヨード
チロイン、その他いわゆる強肝薬といわれる各種の薬物
は、調べられた限りでは期待てれた効果は認められない
本発明者は斯かる現状に鑑み、アルコール生体内代謝促
進物質を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の卵白加
水分解物は体内のアルコール濃度を速やかに低下きせる
ことかできること及び該加水分解物はアルコールの生体
内代謝促進処方物(以下単に「アルコール代謝促進物」
という)の有効成分として利用できムことを見出し本発
明を完成した。
したがって、本発明は約1〜6%の蛋白質濃度の原料卵
白溶液に酸性蛋白質分解酵素を作用させたのち、約80
〜100℃に加熱し凝固物を除去して得られる卵白加水
分解物を主成分とするアルコール代謝促進物を提供する
ものである。
本発明で使用はれる卵白加水分解物は次の方法により調
製される。すなわち、原料卵白である生卵白、冷凍卵白
あるいは粉末卵白を適宜水で希釈又は水戻しして蛋白濃
度1〜6%、好ま]〜〈は2〜5%の卵白水溶液を得る
次いでこの水溶液に有機酸あるいは無機酸を 3− 加えてpal酸性、好ましくは3.0〜4゜aに調整し
、更に、これに酸性蛋白質分解酵素を作用でせ、加水分
解をおこなう。酸性蛋白質分解酵素とは至適pHが酸性
にあるものの総称であるが、本発明の加水分解に用いる
酸性蛋白質分解酵素は、アスペルギルス(ムmp・−r
glllui ) Rの生産するプロテアーゼで、たと
えばオリエンダーゼ5ム(阪急共栄物産)、ニューラー
ゼ(大野製薬)、プロチンFA(大和化成)、ブナプシ
ン2P(ナガセ生化学工業)等が適当である。使用量は
反応液に対して0.01〜0.4%が好ましいが、酵素
の力価によってはこの限りではない。反応温度は酵素の
至適温度よりやや高い50〜60℃が好捷しく、反応時
間け2〜24時間、好ま 4− しくは3〜5時間が良い。
斯くして得られる卵白加水分解物の特性の1部を示せば
次の通りである。
(1)平均分子量: 分子量3000以下のものが大部分(酵素。
分解条件によね異々るが、通常3〜6種の平均分子量を
もつものが得られる)であり遊離アミノ酸は、10%前
後である。
(2)  アミノ酸組成 それぞれの試料を12NHCt、減圧下16hrm、1
0fi℃で加水分解して測定した〔アスパラギン酸(人
sp )を1.00とした比〕L7廊    0.69
          0.64H1s     O,2
20,20 Arg     O,400,43 A♂p     1.00          1.0
0Thr      O,480,48 Ssr      O,610,70 G 1 u      1.20          
  1.20P r o      O,640,54
G 1 y     O,650,63人1m    
 1,14         1.21Val    
  O,780,78 Met      O,420,43 I l e u     O,500,51Leu  
    O,880,84 Tyr      O,160,22 Phe      O,620,59 本発明のアルコール代謝促進物には、蒸上の卵白加水分
解物溶液を反応終了後約80〜100℃で5〜30分間
、軽重しくは10〜20分間加熱し生じた凝固物を遠心
分離せたけ濾過により取り除いて得られだ清澄液をその
捷1用いても良く、捷た、この清澄液を通常の方法によ
り濃縮した濃縮物及び更にこの濃縮物を凍結乾燥して得
た乾燥物も同様用いることができる。
本発明のアルコール代謝促進物は、0.1〜30重1−
%(以下単に%で示す)、好塘しくは05〜15%の卵
白加水分解物を配合する以外は常法により製造される。
本発明に用いられる他の配合成分としては、砂糖、ぶど
う糖、液糖などの甘味料、食塩、塩化カリウム、塩化マ
グネシウムなどのミネ 7− シル類、ビタミン類、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸など
の有機酸類、アミノ酸類、各種生薬の抽出物等が挙げら
れるが、これに限定されるものでけ々い。
まだその摂取形態としては、飲料のほか、菓子、肉類加
工食品、ベーカリ−製品尋の通常食品に利用できる形態
のいずれもが利用できる。
本発明によれば卵白加水分解物を用いるので、通常の食
品と同様に摂取することができる。アルコールは同量を
飲んでも、その吸収・代謝速度は体重、体質等により非
常に個人差が大きいので、卵白加水分解物の用量は規定
することはできない。しかし斤から、卵白加水分解物は
食品と同様に摂取で舞るので、 8− 常識量以下(体重60に)の人で蛋白質摂取量1日80
ノ相当)を摂取する場合は全く問題ない。
次に、実施例、実験例及び参考例をもって更に本発明の
詳細な説明する。
参考例1 乾燥卵白2 Kyを清水48にノに完全に溶解し、硫酸
を用いpHf 3.0に調整した。次いでゆるやかな攪
拌下で、液温を50℃に維持しながら、酸性蛋白分解酵
素プロチン2人2ノを添加し、4時間酵素処理を行なっ
た。その後100℃で20分間加熱し、遠心分離して、
その上澄液42にノを伯だ。これを減圧下磯縮し、次い
で凍結乾燥して固形物を得た。
実施例1】 参考例1で得た凍結乾燥した卵白加水分解物100ノと
、レモン果汁15ノ、梅果汁77、砂糖1407、蜂蜜
30g、クエン酸45ノ、フレーバー4.59.  ミ
ネラルウォーター699ノを混合、攪拌したのち、95
℃で5秒間加熱殺菌を行なうと、アルコールの生体内代
謝促進飲料が得られた。
実験例1 体重2007前後の雄性ウィスター系ラットを、標準配
合飼料よりカゼインを除いた、無蛋白1飼料で、3日間
飼育したのち、1昼夜絶食はせ、実験に供した。卵白加
水分解物参考例1で調製したもの)及びコントロールと
しての卵白、蒸留水をIN/に5’・体重経口投与し、
30分後に30%エタノール溶液をアルコール濃度とし
て37/に9・体重となるように経口投与し、投与後裔
時間の血中エタノール含量を、シグマ社製エタノール定
量用キットを用いて測定した。
その結果を第1図に示す。図から明らかなように卵白加
水分解物投与群は、卵白投与群、蒸留水投与群に比較し
て、血液中よりのエタノール消失が非常にすみやかであ
ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、卵白加水分解物、卵白及び蒸留水の各投与群
におけるラットの血中エタノール濃度の経時変化を示す
図面である。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 約1〜6%の蛋白質濃度の原料卵白溶液に酸性蛋
    白質分解酵素を作用させたのち、約80〜100℃に加
    熱し、凝固物を除去して得られる卵白加水分解物を主成
    分とするアルコールの生体内代謝促進処方物。 2、 卵白加水分解物の含有量が0,1〜30重量%で
    ある特許請求の範囲第1項記載のアルコールの生体内代
    謝促進処方物。
JP57038580A 1982-03-11 1982-03-11 アルコ−ルの生体内代謝促進処方物 Granted JPS58157724A (ja)

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JP57038580A JPS58157724A (ja) 1982-03-11 1982-03-11 アルコ−ルの生体内代謝促進処方物

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Publication Number Publication Date
JPS58157724A true JPS58157724A (ja) 1983-09-19
JPH0322371B2 JPH0322371B2 (ja) 1991-03-26

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