JPS58157722A - 炎症治療予防剤 - Google Patents

炎症治療予防剤

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JPS58157722A
JPS58157722A JP57039708A JP3970882A JPS58157722A JP S58157722 A JPS58157722 A JP S58157722A JP 57039708 A JP57039708 A JP 57039708A JP 3970882 A JP3970882 A JP 3970882A JP S58157722 A JPS58157722 A JP S58157722A
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JP
Japan
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chain
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igg
resultant
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JP57039708A
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JPH0360806B2 (ja
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Kazumasa Yokoyama
和正 横山
Masakazu Iwai
岩井 正和
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Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
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Green Cross Corp Japan
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、人IgGのL鎖(以下単にL鎖と記す)全有
効成分とする執炎症治療予防剤に係る。
L鎖は、公知のIgG の構成断片としてすでに報告さ
れておシ、例えばFleischmanらの報告〔Ar
ch、 Biochem、 Biopb)’s、、 5
upple、 (1)、 l 74、  (1962)
、:lがある。
ところで、本発明者らは当該り鎖が抗炎症作用を有する
ことを見出して本発明を完成した〇本発明における有効
成分であるL鎖は人由来のIgG から、IgG のジ
スルフィド結合全切断して得られる分子1i(23,0
00±1,000のポリペプチド鎖であり、その回収法
は、たとえは前記Fleischmanらの報告等によ
って確立されている。
既ち、L鎖の代表的回収法の概要は次のとお9でおる。
IgG 紮0.55 Mのトリス−塩酸緩衝液、pH8
,2に約2%の濃度に溶かす。静かにt累ガス金通じて
から2−メルカプトエタノールkE濃[0゜75Mにな
るように加え、室温に1時間放置して還元全行う。つい
で、氷水浴で冷却し、これに2−メルカプトエタノール
と同量の0.75 Mモノヨードアセトアミド會加え、
溶液のp)(vトリメチルアミン添加により8.0に保
ちつつ1時間反応させたのち、冷食塩水に透析して余剰
の試柴會除く。
この反応で遊離のSH基がアルキル化によりブロックさ
れる。次に冷却し7c1Mグロビオ/酸に透析してH鎖
とIJI解離させ、1Mプロピオン酸で平衡化した5e
phadex G −75のカラム會通過させるとH釦
とL鎖が分離した二つのピークと1で溶出されるのでこ
れを回収する。勿論L@の回収は上記の方法に限定され
るものではない。
L鎖両分ケ回収後、医薬としての使用に供すべく透析、
除菌ろ過、加熱処理、凍結乾燥等の所望の処理ケ姉す〇 また、L鎖にはそのSR基の安定性を向上させるために
SH基會モディフィケーション(アルキル化、スルホ化
など)した誘導体も包含される。
次にL鎖の抗炎症作用、臨床試験、膚性嵜性試験、投与
量及び投与方法等を確昭するために行った実験の方法な
らびにその結果會示す。
(I)  抗炎症作用 カラゲニン浮腫、カラケニン肉芽肺全おこし、L鎖の抗
炎症作用とその強さケ調べた。
■ カラゲニン浮腫に対するし鎖の抑制作用体重200
〜250gのS、 D、系雄性ラット各群12匹を用い
た。1.5%ラムダカラゲニン溶液(Sigma  t
yPe IV lambda−Car −rageen
an Lot  48C−0,094) O,1a/i
後肢足 皮下に注射し、注射直後及O弓時U旧」よυ一
定間隔で7時間口重での足谷槓’f U G O−BA
S I L&4Volume ])ifferentj
al Met −er にて経時的に測定した。検体(
生岬食塩水、未処理天然IgG XL鎖、各100勿勺
)は、カラゲニン注射30分前に腹腔的投与した。注射
直後に対する定容積増加全浮腫率として求め、その結果
を第1図に示した。第1図における谷点は平均士標準偏
差會示すものである。その結果からす1]らかなように
L釦I00#l!ノ/ Ky J9与では、nativ
eな未処理IgGおよび生食投与群に比しM慧に浮腫増
加率の抑制作用が認められた。
■ カラケニン肉芽肺抑制試験 体重100−120#0Wistar系ラツトを1群1
0匹として用いた。ラットの背部の毛を刈り取った後、
背部皮下に6−の空気全注入し、空気包全形成した。約
24時間後、同部位に起炎剤として2%ラムダカラゲニ
ン溶液f 4 ml注入した。カラゲニン投与後5日目
に同程度の肉芽腫を形成したラット全スクリーニングし
、被検条物(表1に示す)全7臼目までに連続3日間投
与した。投与終了翌日にラツ)k殺し、肉芽1[jit
 k測定した。
結果は表1に示した。結論として生理食塩液投与群に比
しL@投与群で有意な抑制作用が認められた。x00m
9/Kpで1%以下の危険率で、又50 m97に?X
10 mg/Kpテ5%以下の危険率で生食投与群との
間にカラゲニン肉芽肺形成阻止作用がみとめられた。
(以下余白〕 (11)抗炎Lt作用磯柘 り鎖の抗炎症作用機構に関する検討ケおこなった。
q)L釦の加熱浴面抑制作用の検討ケGlennらの方
法(E、 u Glenn、 B、 J、 Bowma
n and J、 C。
Koslowske、 Biochem、 Pharm
acol、 5upple −ment、 27.19
68)。に準じて行った。
Wistar系雄性ラッ糸紐り採血し、ガラス棒にて線
維素を除去した後にO,l 、5 M !Jン酸緩衝液
(pH7,4)k加えてl 500 rpms15分遠
心して沈漬として赤血球’(r4また。上清にヘモクロ
ビンが認められなくなるまで同緩衝液で洗浄した。この
赤血球懸濁液(ery−throcyte 5uspe
nsion  ) 3.8 mに400mMドデシル硫
酸ナトリウム(SDS)0.2ml’z加えて全溶血時
の上清の吸光度540nmが0.4−0.5になるよう
に濃度ケ調整した。
赤血球懸濁液の3.8 weに検体(第2図に示すよう
にL鎖の添加量全lθ〜200μ9 /xl  とした
)io、2d添加し、53℃で20分間インキュベート
した。その後急冷・遠沈(3,l)00 rpm X 
15分)して懸s液全吸光紋540nm で測雉した。
溶皿童會計算し、第2図に加熱溶血抑制率として示し1
c。
結論としてL鎖100■以上の添加で62俤の浴面1s
Il止効牙が昭められた。これはL鎖が赤血球膜の安定
性’(II−’Eすためと考えられる。
従ってL鎖による一連の抗炎症効果の原因がこのものの
もつ生体膜安定性によるものと推捺される。
(III)毒性 本発明に係るLee含Mする製剤は、人IgGk原料と
するものであるから、その毒性の点においても人IgG
  と同様の安全性が保障される。
(1■)投与対象、投与量及び投与方法IJJは11甫
乳最山物(たとえケまヒト、イヌ、マウス、ラット、ウ
マ、ウシ)に対する抗炎症の予防、治療剤として用いら
れ、その投力量は】iハ常1日当り100jv/Kpで
ある。
L釦は、通常注射剤、経口剤等の形態で投与される。注
射剤としては、例えば用時に於いて注射用蒸留水等に溶
解して使用する形態などがあげられる。その投与の方法
は、靜廓内、筋肉内投与である。経口剤としてはカプセ
ル剤、錠剤、散剤あ□     るいは経口用沿体製剤
等が列挙される。これら製剤はたとえば日本薬局方等に
記載された方法等の公知方法に従って作られる。
本発明のL鎖を主成分とする抗炎症°治療予防剤は、毒
性がきわめて低く又その薬理効果は著効を示す丸ので、
炎症の治療予防用医薬品として極めて有用である。
次に本発明の参考例、製剤側全説明する。
参考例 IgG を0.05Mのトリス−塩酸緩衝液、pH8,
2に約2チの濃度に溶かし、2−メルカプトエタノール
ヲ終漉度0.75MKまで添加し、ジスルフィド結合を
切断した。次いで0.75Mヨード酢酸ケ加え、pH全
8.0に保ち1時間反応させた後、5ephadexG
 −25カラムで余剰の試薬全除去した0次に、SDS
存在下5ephadex G 200カラム(4,OX
 l 20(!III)  C溶媒: 0.04M5D
S−0,05Mリン酸緩衝液(pH8,0))に/ノ\
けて吸光度280 nmで測定しL錯両分分回収した。
L録画分からSDS”f除去し、生理食塩水に対して透
析し、さらに除菌ろ過をおこなった後、凍結乾燥品とし
た。
製 剤 例 l (経口用製剤) (1)L  鎖             5.Omν
(2)直打用微粒&2(19(富士化学製)466η(
3)結晶セルロース         24.0■(4
)  カルボキシルメチルセルロース・カルシウム  
 4.0■(5)  ステアリン酸マグネシウム   
     0.44(1)、(3)および(4)はいず
れも予め100メツシユのふるいに通す。この(1)、
(3)、(4)と(2)ヲそれぞわ乾燥して一定含水率
にまで下げ′fc後、上記の重量割合で混合機使用いて
混合する。全員均等にした混合床に(5)全添加し、て
短時間(30秒間)混合し、混合床を打錠(杵:63顛
φ、6.0i−vlt) (,7て、1錠80m?の錠
剤とした。
この錠剤は必要に応じて通常用いられる冑溶性フィルト
コーティング剤(例、ポリビニルアセタールジエチルア
ミンアセテート)や食用性着色剤でコーティングしても
よい。
(3)生瑯食塙水 (3)に(1)と(2)?上記の重量割合で加えて攪拌
し、完全に溶解させる。この溶解液全孔径0.45μの
メンブランフィルタ−食用いてろ過した後、再び孔径0
.20μのメンブランフィルタ−を用いて除菌ろ過會行
う。ろ過液klomjずつ無菌的にバイアルに分注し、
窒素ガスを充填した後密封して静脈内注射剤とする。
製 剤 例 3 (カプセル剤) (]) L 鎖            50g(2)
乳糖     9359 (3)  ステアリン酸マグ洋シウム      15
g上記成分をそれぞ扛秤量して合計1000.9ケ均一
に混合し、混合粉体をハードゼラナンカ7°セルに20
09ずつ充填する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明製剤の作用効果會示
すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (])人IgG のL鎖FTf効成分とする炎症治療予
    防剤。 (2)固形製剤形態にある特許請求の範囲第(1)項記
    載の炎症治療予防剤。 (3)液状製剤形態にある特許請求の範囲第(1)項記
    載の炎症治療予防剤。
JP57039708A 1982-03-13 1982-03-13 炎症治療予防剤 Granted JPS58157722A (ja)

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JP57039708A JPS58157722A (ja) 1982-03-13 1982-03-13 炎症治療予防剤

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JPS58157722A true JPS58157722A (ja) 1983-09-19
JPH0360806B2 JPH0360806B2 (ja) 1991-09-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8216617B2 (en) * 2008-07-03 2012-07-10 Ying Yao Tablet comprising natural allicin and method for producing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8216617B2 (en) * 2008-07-03 2012-07-10 Ying Yao Tablet comprising natural allicin and method for producing the same

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