JPS58156090A - ゴム補強用スチ−ルコ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコム補強１１１スＪ−ルコ−１・、’）！ｒに
タイヤのツノーカス層ζ＼ルト層等、用いられるタイヤ
補強ＩＩＩスチールコードに１７、ｌ　”ｊる。

スチールコードは・１−法ゲ定性、耐熱士１１、耐疲労
性及び強）Ｏ専の諸性１ノ１において他の押イｒ１の無
機、裁維及びイＪ機葎維より度れている。へ、コト１（
合体に多用されており、特にタイヤ捕強祠として用いた
場合、前記優れた緒特性に基つき耐摩耗性、操繰安定性
、耐久性及び低燃′＃１性等の４）１能か改暦できる１
、シかしスチールは一般にコムとのｔ’＆　行’ｌ生に
劣っており、しかもこのスチールの素線を複数本をＩト
ねて、然り合わせた場合、コート内部へのゴムのθ′ｌ
Ｌ人か困唯であることと相俟ってスチールコードを用い
た複合体においてはスチールコードの１１４　ｆｉｌｌ
　及びスチールコ−１・とコムの剥ｊｉ１１の問題を生
する１７例えはタイヤ袖強材に用いられるスチールコー
トに第１図に小ず１　×４　ｊ’ｉＶｉ造のものかある
か、該スチールコ−１・をコム中に埋設して加硫接イ“
「する場合、４本のスチール素線（１）で形成される内
部空隙（２）にコムか充分に流れこまず前記空１１Ｒ１
（２＋に空気か残存する。このようなスチールコートと
コムの複合体をタイヤの構成部伺、例えはベルト層に用
いた場合、次の問題か生ずる。

（１）タイヤ走ｆｉに什なう発熱によりスチールコート
の内部空隙に残存する空気か膨張し局部的な応力歪を誘
発し、これかタイヤの繰り返し屈曲、伸縮鼓形により増
長され、その結果スチール素線　１・とコムの剥！ＩＩ
ＩＩを招来する。

＋２）　７１行時にタイヤかヘルド層まて達する切開１
ｔ−ｉ傷を受けた場合、その部分り）ら水か侵入してス
チールコートの内部空隙にまで達し、史にはその空隙内
をスチールコードに沿って広かっていく。その結果スチ
ールコートの内部表面にＩｇ＃ｌＩＩか生し、スチール
コ−１・自体か劣化するとともにコムとの１＆イ１力か
Ｍｌ＜低Ｉ・する。

（３）スチールコートの内部空隙にコムか充分流れこま
／ｊいためスチールコートとコムの接触部４８か小さく
なり、したかって高い接Ｚ↑強度は望めｔい。

これりの間ｌη点を解決する為に従来から多くの提案か
なされている。

１夕１１えは第２図に小される如く７本の素線を最密充
ｌｒｉ構造に配置しスチールコート内部にルヨ成される
空隙（３）をできるたけ小さくする方法がある。

この方ｄ、では内部空隙を完全に除去てきず、しかもコ
ーｌか過激／Ｊ繰り返し伸ｔ、ｃｉ、屈曲弯１１ヨを受
けた場合、芯素線渣ひ測索線が相ｔ４に厚操し表面か摩
損することによりコードの強力旺１・をきたず欠点かあ
る。

また他の例として第３図に小される如く複数の側線、５
）で形成される内接円よりも径の大きいｎ機我維（４）
を芯線に用いる方法もあるか、１′：ｊ機銭准自体本質
的に吸帛性である為、このコ−Ｉ゛をコム中に埋設して
加硫する場合、自機繊誰に包含ないし吸容されている水
分か（広散じスチールコートとゴムのｉ８着性を著しく
低１・させることとなる。

このように従来の）Ｊ法ては必ずも＋１Ｍｊ　ｉｌ＝て
きるものではなく、シたかって本発明はスチールコ−１
・の素線間の摩滅か生ずることなくしかもスチールコー
ト本来の４−Ｉｆ性を紺持しなからゴムとの＃’２　Ｉ
ｔ性の向トしたスチールコーｉ・を提案することを１」
的とするものである。

本発明のスチールコードは１〜２本のスチール乞線より
ｌよる芯ストランドと該芯ストランドのｉ．！，１１ノ
［１に配ｄさイＬる側スＩ・ランドよりなるスチールコ
−１・てあって、ｌ’＋ｉｉ記側ストランド充填状態に
形成される内接円の直径（Ｄ２）と前記芯ストランＩ・
のｌｉ’ｉ．　Ｉ￥　（　Ｄ□）かＦ記の関係にあるこ
とを特徴とする。

１８０ンＤ．／Ｄ２〉１．０　５ 以ド本発明のスチールコ−１・を図にしたかって，１゛
ｒポＩ１１に説明する。

第４図に本発明のスチールコードの一実維例で、］Ｘ２
＋５の構造を示す。ここで芯ストランド（６）の直径（
　Ｄ＋　）は側ストランド（７）の最密充填状態におい
て形成される内接円、即ち第５図て小されるコートにお
いて４３号Ｉ８）で、バされる円の１Ｇ径（Ｄ，）の１
０５〜１８０の範囲である。

なお前記則スＩ・ラント（７）及び芯ストランＩ・（６
）の直１子は２本の素線て描１戊される場合、２本の素
線断面のタト）妾円として定義される。前記芯ストラン
Ｉ・（６）の直径（Ｄｌ）かｎｉｉ記内接円の直径（Ｄ
２）の１０５より小さい場合１則ストラットに密着し淡
側ストラフ　Ｆ　Ｆ？＋によって形成される内部空隙に
ゴムか流れこみ難く前述の如く内部空隙に空気か残存し
スチールコーＩ・の腐１−の原因となる。一方芯ストラ
ント（６）の直径（Ｄｌ）かＭ記内接円の直１イ（Ｄ２
）の１８０を越えるとスチールツー１ζ製造にの困難を
佳うはかコードを撚る湯合均−な撚りか困難となり部分
的にζｒを生し物ｉ生の低ドを招来する。

次に本発明ではＩ！”ｊ　ｉ，ｒ！芯ストランドは１本
には２本のスチール素線て構成されることが必要てめ６
。これは３本辺上の素線を用いた場合、第６図に＞ｒ’
＜される如く該素線によって空隙が形成される為である
。

また芯スＩ・ラントか２本の索線て構成される場合、こ
れによって得られるコートの真円度は低トし均一／ｊコ
ートを製造するのか困難と４ｉす、したかって芯ストラ
ンド 為−〉」！の（然りをかけることか好ましい。この１然
りは芯ストランド する必′皮かあり、例えは撚りヒノナ（Ｉ７）は５０Ｘ
ＤＩ〜５×Ｄ１の範囲、好ましくは３　０　Ｘ　Ｄｌ〜
１０×Ｄ工の範１川である。ここて１然りピッチ（Ｌ）
か５　０　Ｘ　ＤＩを越えると前記真円ＩＷは低士し、
コムかコート内部まで侵入しな（なりまた５×Ｄ□以ド
ては撚り作業か極めて困難となり撚りイ′１業中にスチ
ール素線が１．ｊＩＪ断する。

第７図に本発明のスチ・−ルコードの１１０の実施例で
１×２→−６×２の構造のものを示す。この実施例では
芯ストランド（６）伎ひ側ストランド（７）のいずれも
２本の素線で構成１７た為、側ストランド Ｉ・（７）の間に多くの空隙か形成されコムに埋設して
＃ｌｌ　ｆｉ＋ｆｔする際、コムはスチールコードの素
線表面に均一にＬＩＥ動イ」着し空気か残存する心配も
ない。ただこの場合１１ｊｌｌストウツドド トランド（６）とともに削ストランド（７）にも所定の
祷ＩＹす、１伺えは１り・リビノチを］則ストランＩ・
の直１ぞの５〜５０倍の範囲内で選定する。

なお１．記実施例では芯ストランドを１本用いた場合を
示したか、複数本の芯ストランドを用いることもてきる
ことは勿論である。

しかして本発明のスチールコートは芯ストラン１ζを１
〜２本のスチールコート素線て構成した為、加訛の際ス
チールコート内部にコｌ、か円滑かつ均一に流イ１こみ
コムとの接ｒ′１性か名しく改善されタイヤあるいは・
＼ルト等のコム月１補強材として好適に採１１１シうる
。

実施例１ 本−△明の実施例として第１表に示す溝晶のスチール素
線Ｉ・を作成し第２表に示すコム組成物中に埋設してタ
イヤサイズ］　０．　Ｏ　Ｏ　Ｒ　２　０の：・ラック
ハス川のオールスチールランアルタイヤのヘルＩ・層に
用いてタイヤを成形加１％ｔ　Ｌ　タ。スチールコード
の撚り時の加工性、試作したタイヤのスチールコート内
部へのコムの侵入度を把握するためコートの空気透過率
、塩水トラム上行後のフート錆発生度について評価した
。、また比較１タリとして３」−６の構造と２４−６構
造で各種のスチールコードについて同様に評価した。尚
、τ゛ト価ノＪ法は以ドに示す。

（イ）スチールコートの［然り加工性 スチールコートの１然りＱｌ＋王時の％１易度を評価し
た。問題のよった（ないものを（Ｄ、問題のあるものを
×として問題点を・ｌｌｉ　ｉ：＋！　ｌ，た。

（口）コートイど気透過率 試作タイヤのヘルド層あるいはケースからスチールコー
トブライを切り出し第８図に小す形状の試験片（１］）
に成形ｆＪＩＩ　Ｉｊｌｆをする。図において９は加部
コム板，１０はスチールコートブライである。そこで前
記試験片（口）を第９図に示す如くノＰ気の用人孔（（
３及び排気孔（１４を有する測定機（＋５内に配置Ｉ桿
する。そこで背＋＋−３　＋＜ｑ　／　ｔｔｄを負倚（
ツｔこ＋＋ｒｆ、前記排丸孔（１４か６１分間に出る空
気容積を測定した，、比較例２の測定値を１００として
その相対値で，Ｆず。

（ハ）塩水Ｉ・ラム走行後のスチールコ−１・錆発生１
１タイヤのトレッド タイヤ内曲より３　ｍｇ　ｙのトリル穴をあけトレッド
表面に用通させる。タイヤをリムイ１１．．７＋シ１０
％の塩水の５００ｃｃをタイヤとチューブの間に入れ７
．７５１（９／ｃｄの白目をかける。荷重３６４５　Ｋ
９、速Ｉｆ　５　０　１ｆｌｔ１／　ｈの条件てトラム
テス］・を行い、３万り走行させた後、タイヤを解体し
、ヘルド層あるいはカーカスプライをＱＪり出ず。

１・゛クル穴を中心にスチールコートを１ムって発生し
た錆の長さを各々のコ−１・の全長で除した値のΣＩＺ
均畝をスチールコート１４発生度とする。

第１表からり．　／　Ｄ　２か１０５〜１８０の範囲内
の本１１！ｆ１発明の実施例（太験酢吋４〜９）はいず
れも加り性、塩水トラムの走行後のコー　１・のｉ’ｆ
発生、及びフートの空気透過ｔかいずれも改善されてい
ることか認められる。

実施１１／ｌｌ　２ 芯ストノンＩ・にスチールコ−１・素線ヲ用いたつ−ト
について実施例１と同様にして物性評価をし、その結果
を第１表にｌバず。（実験１’ｌ’Ｆ号１０１１）。１
然りツノ１１１″ｆ１：　Ｊｉ、Ｈ水トラムの走行後の
コートの屑発生？の物性はいり−れも改善していること
か認められる。

実施例３ スチールコ−１・０）区り構清の相違するものについて
７．５０　Ｒ１６のライトトラックスチールラノアルタ
イヤのツノ−カスに用いてタイヤを成１１ニ、加ｕｔｎ
　シ、実施例１と同様に物性評価した。比較例として１
　ｘ　３　＋６　Ｘ　３　Ｘ　Ｏ．　１　７５の構造の
スチールコーＩ・を用いた。表からコトの空気透過率及
び塩水トラムの走行後のコート、、（＃　発生等の物１
／１はいずれも改善されていることか認められる。

１１− −〇　　　　　＋Ｖ　　　Ｏｕ’＋ １　　ω　　　つ　　０　０ １　　ω　　　Ｄ　　０　　ω −く ０℃　−０ト Ｏ■　　　　− 銚　　　　　　×　０ ［１１Ｐ　　　壇 ゛　＝　　○　　＝　　＝ −８ヘ 第　　２　　表 配合剤　　重は部 天然コム　　　　　１００ カーボン（ＨＡＦ）　　、　　　５０ １１（１−船位　　　　　８ 老化防！１−剤　　注１）　　　　　１０ＩＪＩＩ流１
１．ｊ進ｇ、、　　　ｌＩ２　）　　　　　　　　０．
８多リゾし　　　　　　−？ｆ　　　　　　　　　　　
　　　　　　２５注１）　　２．２．４−トリメチル　
−１，２−ノヒＩ・ロキノリン１ｌ−２）Ｎ−７クロヘ
キノルー２．−ヘンソチγノルスルフ１ノアミド （住友化学製Ｃ，Ｚ） １３−

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図及び第６図は従来のスチールコード断
面図第４図及び第７図は本発明のスチールコート’に面
図第５図は内接円を示す為のスチールコート断面図であ
る。第８図は試験片、第９図はコード空気透過率の測定
機を示す。 特許出願人　住友コム工業株式会社 代理人　　弁理士　仲　村　義　平 １４− 第１図 第２図 第ろ図 第４図 第５図 第　７　図 第８図 第９図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）１〜２　本ノスーＦ−−ル素線よりなる芯ストラ
   ンドと該芯ストランドの周囲に配置される側ストラフト
   よりなるスチールコードであって、前記（セ１１ストラ
   ットの最密充填状態に形成される内珍円の室径（Ｄ２）
   と前記芯ストラットの直径（ＤＩ）か下記の”ＦＡ　ｆ
   Ｍにあることを特徴とするスチールコート。 −，＋２）　、’ａｌｌストランドは２本以下のスチー
   ル素線て構１、８０４　Ｄ　＋／　Ｄ２λ１．０５゛　
   　　　成されている特許請求の範囲第１項記載のスチー
   ルコード。 （３）芯ストランドの沃りピッチ（Ｌ）は芯ストランド
   の直径（Ｄｌ）と下記の関係にある特許請求ノ１ｉｕｌ
   Ｎ第１項記載のスチールコート。 ５０Ｄ、ンＬ名５Ｄ。