JPS58154712A - スチレン−ブタジエンゴムの製造法 - Google Patents
スチレン−ブタジエンゴムの製造法Info
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- JPS58154712A JPS58154712A JP3842382A JP3842382A JPS58154712A JP S58154712 A JPS58154712 A JP S58154712A JP 3842382 A JP3842382 A JP 3842382A JP 3842382 A JP3842382 A JP 3842382A JP S58154712 A JPS58154712 A JP S58154712A
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- styrene
- butadiene
- monomer
- polymerization
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発Il!はスチレン−ブタジェンゴム(以下。
r−BBRJという)の製造法に関するものであり、詳
しくは、ステレyの反応量分布が広い81SR(Dll
造法Kllするものである。
しくは、ステレyの反応量分布が広い81SR(Dll
造法Kllするものである。
8BNは、タイヤトレッド用を始めベルト。
バツΦンなど工業用ゴム製品の材料として広く用いられ
ている。
ている。
しかして、その製造方法としては、水を媒体とした乳化
重合法によるものが一般的であシ。
重合法によるものが一般的であシ。
工業的に製造されるtjBRの大中は上記方法に属する
。乳化重合111KO製造技術としては。
。乳化重合111KO製造技術としては。
スチレン及びブタジェン単量体の必要量の含量を初めか
ら重合反応11に導入して重合を開始せしめ1反応率が
約60−に達したところで反応を停止し1次いで、未反
応の単量体を闘収することによって目的のelmlを得
る方法が一般的である。このような重合方法では、ステ
レyとブタジェンの重合反応は、はぼm時的共重合に近
くな艶1重合体中のスチレン及びブタジエ/の組成分布
ri狭く、はぼランダムな結合状部となっている。この
事実は、ブタジエyILびヌテで、このことは、使用す
み乳化剤の量や1分子量調節剤の量を変更しても殆んど
影響を受けないとされていす。
ら重合反応11に導入して重合を開始せしめ1反応率が
約60−に達したところで反応を停止し1次いで、未反
応の単量体を闘収することによって目的のelmlを得
る方法が一般的である。このような重合方法では、ステ
レyとブタジェンの重合反応は、はぼm時的共重合に近
くな艶1重合体中のスチレン及びブタジエ/の組成分布
ri狭く、はぼランダムな結合状部となっている。この
事実は、ブタジエyILびヌテで、このことは、使用す
み乳化剤の量や1分子量調節剤の量を変更しても殆んど
影響を受けないとされていす。
とζろで、前記した従来法による乳化重合8!1Rii
、これを例えばタイヤシレッドに使用した場合に、性能
的に今−歩充分ではなく、従来よりその改良が望壕れて
いる。
、これを例えばタイヤシレッドに使用した場合に、性能
的に今−歩充分ではなく、従来よりその改良が望壕れて
いる。
来、特定の方法で製造される特殊々8BRがゴム愉性と
して優れた性能を有するとの知見を得、本発明の完成に
致った。
して優れた性能を有するとの知見を得、本発明の完成に
致った。
すなわち1本発明の要旨は、乳化重合法によυ、フラジ
ル開始剤を用いてスチレン−ブタジェンゴムを製造する
方法てあって、/、!−ブタジェン単量体単独又Fi
/、!−ブタジエ/含量が14重量−以上の/、J−ブ
タジェン及びスチレンの混合単量体の重合反応を行わせ
る前段重合工程と、#前段重合工程で得られた重合物に
スチレン単量体又はスチレン及び1.!−ブタジェンの
混合単量体を添加して重合反応を継続させる後段重合工
程とからなることを特徴とするスチレン−ブタジェンゴ
ムの製造方法に存する。
ル開始剤を用いてスチレン−ブタジェンゴムを製造する
方法てあって、/、!−ブタジェン単量体単独又Fi
/、!−ブタジエ/含量が14重量−以上の/、J−ブ
タジェン及びスチレンの混合単量体の重合反応を行わせ
る前段重合工程と、#前段重合工程で得られた重合物に
スチレン単量体又はスチレン及び1.!−ブタジェンの
混合単量体を添加して重合反応を継続させる後段重合工
程とからなることを特徴とするスチレン−ブタジェンゴ
ムの製造方法に存する。
以下、本発明方法を詳細に説明する。
本発明方法は、乳化重合法により、フジ鵞ル開始剤を用
いてスチレンとブタジェン単量体を重合させる方法であ
るが、その最大の特徴は。
いてスチレンとブタジェン単量体を重合させる方法であ
るが、その最大の特徴は。
該重合反応を二段階に分けて行う点にある。
すなわち、スチレンと/、J−ブタジェンの使用量は、
@的とする重合体の組成によって適宜選定されるが1本
発明においては、重合反応を前段重合反応と後段重合反
応とに分け、単量体の必要全量を二段階に分けて添加す
ることを骨子とする。
@的とする重合体の組成によって適宜選定されるが1本
発明においては、重合反応を前段重合反応と後段重合反
応とに分け、単量体の必要全量を二段階に分けて添加す
ることを骨子とする。
本発明方法で杜、先ず、前段重合工1mにおいて/、!
−ブタジェン単量体単独又は、/、J−ブタジェン単量
体含量が14重量−以上の/、J −ブタジエy及びス
チレンの混合単量体の重合反応を行わせしめ、引続き、
得られた重合物に、スチレン単量体単独又はスチレン及
び/、J−ブタジェンの混合単量体を添加して後段重合
工程の反応を継続させる。このような二段階O反応によ
り、必要な量の単量体の全量を初めから重合反応に供す
る従来法に比し、スチレンの反応量分布が広い11が得
られ為。
−ブタジェン単量体単独又は、/、J−ブタジェン単量
体含量が14重量−以上の/、J −ブタジエy及びス
チレンの混合単量体の重合反応を行わせしめ、引続き、
得られた重合物に、スチレン単量体単独又はスチレン及
び/、J−ブタジェンの混合単量体を添加して後段重合
工程の反応を継続させる。このような二段階O反応によ
り、必要な量の単量体の全量を初めから重合反応に供す
る従来法に比し、スチレンの反応量分布が広い11が得
られ為。
かくして得られ光スチレンの反応量分布の広いjiBR
Fi、従来011と比較して、優れたタイヤ性能を発揮
する。
Fi、従来011と比較して、優れたタイヤ性能を発揮
する。
本発明においては、前段重合工程におけるスチレンの反
応量を一定の範鰹にする必要がある。
応量を一定の範鰹にする必要がある。
すなわち、前段重合工程ではブタジェン単量体単独で使
用するか又は、ブタジェン及びスチレンの混合単量体中
のプタジエ/単量体濃縦を16重量−以上とし、ポリブ
タジェンゴムあゐいは反応スチレン量が10重量−以下
の低反応スチレンのBBRt製造令するのである。また
。
用するか又は、ブタジェン及びスチレンの混合単量体中
のプタジエ/単量体濃縦を16重量−以上とし、ポリブ
タジェンゴムあゐいは反応スチレン量が10重量−以下
の低反応スチレンのBBRt製造令するのである。また
。
後段重合工程では、単量体中のスチレン単量体濃度が3
≦重量慢以上となるように、スチレン単量体単独あるい
はスチレン及びブタジェンの混合単量体を重合系に添加
し反応スチレン量が30重量−以上の8B!tt製造す
るのが好壕しく、かくすることによりスチレン反応量分
布の一層広いBBRが得られる。
≦重量慢以上となるように、スチレン単量体単独あるい
はスチレン及びブタジェンの混合単量体を重合系に添加
し反応スチレン量が30重量−以上の8B!tt製造す
るのが好壕しく、かくすることによりスチレン反応量分
布の一層広いBBRが得られる。
を喪、一定のメチレン反応量分布をもつ8BBが得られ
たにせよ、これを構成するスチレン−ブタジェン重合体
の絶対量に偏寄がある場合。
たにせよ、これを構成するスチレン−ブタジェン重合体
の絶対量に偏寄がある場合。
タイヤ性能改善の一点から充分な効果が望めない。従っ
てスチレン反応量分布を構成する重合体の絶対量を一定
の範囲にすることが好★しい。
てスチレン反応量分布を構成する重合体の絶対量を一定
の範囲にすることが好★しい。
この条件を満足するためには、得られるIIBR中の後
段重合工1で反応するスチレン−ブタジェン共重合体の
割合が10〜10重量嗟となるように、前段重合工程お
よび後段重合工種での重合反応率を選ぶ必要が4為。
段重合工1で反応するスチレン−ブタジェン共重合体の
割合が10〜10重量嗟となるように、前段重合工程お
よび後段重合工種での重合反応率を選ぶ必要が4為。
また、重合反応率は、ゲル分の生成を抑制し加工性の優
れft−8BNを得る光めに重合系に添加t、*スチレ
ンーブタジェン食単童体に対し70LIs以下とする事
が好オしい。
れft−8BNを得る光めに重合系に添加t、*スチレ
ンーブタジェン食単童体に対し70LIs以下とする事
が好オしい。
また、平均の結合スチレン量は、これが/11量1より
低いとステレノ0反応量分布の広い811を製造するこ
とが困難であシ、!σ重量−よシ高くなるとゴムとじて
の充分な弾性が得られないので、/す〜!σ重量%の範
囲とするのがよい。
低いとステレノ0反応量分布の広い811を製造するこ
とが困難であシ、!σ重量−よシ高くなるとゴムとじて
の充分な弾性が得られないので、/す〜!σ重量%の範
囲とするのがよい。
しかして、目的とする平均結合スチレン量は、スチレン
とブタジェン単量体の添加量を適宜選択するととにより
調整されるが、本発明1BRの平均結合スチレン量(m
s)とスチレン−ブタジェン単量体組成との間には一般
に次の関係式が成立する。
とブタジェン単量体の添加量を適宜選択するととにより
調整されるが、本発明1BRの平均結合スチレン量(m
s)とスチレン−ブタジェン単量体組成との間には一般
に次の関係式が成立する。
B8 〈(θ、7ツムーコ、0)(単位は全て重量−)
1配式において、ムは重合反応系に添加した全単量体中
のスチレン単量体の重量−を童昧する。
1配式において、ムは重合反応系に添加した全単量体中
のスチレン単量体の重量−を童昧する。
しかして、このような関係は、通常の方法で製造されゐ
8BRに比較し、同量の平均の結合スチレン量を有する
8B!’lを製造する場合1本発明で製造する8B1’
lは、多量のステレノ単量体を必要とすることを示唆し
ている。
8BRに比較し、同量の平均の結合スチレン量を有する
8B!’lを製造する場合1本発明で製造する8B1’
lは、多量のステレノ単量体を必要とすることを示唆し
ている。
また、ムーニー粘tFi、ゴムの物性および加工性の蒙
点からMX、1+、mコ0〜/90とするのが好ましい
、これが/10を超える場合はゴムの加工性が悪くなり
、t7’1−JO未満の場合はゴムの物性、特に引張り
強度および動的物性が低下する。
点からMX、1+、mコ0〜/90とするのが好ましい
、これが/10を超える場合はゴムの加工性が悪くなり
、t7’1−JO未満の場合はゴムの物性、特に引張り
強度および動的物性が低下する。
本発明方法による場合、・前段重合工程と後段重合工程
を連続して実施するために前段重合工程で生成する低ス
チレン含量の重合物あるいはポリブタジェンが低分子量
となる傾向にあるが、分子量調卸剤を前段と後段に分割
添加するととによってそれぞれの分子量を調整すゐのが
好ましく、これによ抄特に耐摩耗性が改善される。
を連続して実施するために前段重合工程で生成する低ス
チレン含量の重合物あるいはポリブタジェンが低分子量
となる傾向にあるが、分子量調卸剤を前段と後段に分割
添加するととによってそれぞれの分子量を調整すゐのが
好ましく、これによ抄特に耐摩耗性が改善される。
本発明方法は、叙上のようにして、スチレンとブタジェ
ン単量体の重合反応を二段階に分けて実施するものであ
るが、使用する薬剤およびその使用量等は、以下に述べ
るように公知の方法に準じて決定することができる。
ン単量体の重合反応を二段階に分けて実施するものであ
るが、使用する薬剤およびその使用量等は、以下に述べ
るように公知の方法に準じて決定することができる。
重合反応に用いられる水の量は、単量体io。
重量部に対し1oo〜コ!0重量部、好オしくけl!θ
〜コθO重量部の範囲から選択される。
〜コθO重量部の範囲から選択される。
乳化剤としては、脂肪蒙石ケン、田ジン酸石ケ/、ナフ
タレンスルホン蒙ソーダホル!リン縮合物、アルキルベ
ンゼンスルホン酸ソーダナどのアニオン系界面活性剤あ
るいは、ポリオキシエチレンアル今ルエーテルなどの非
イオン系界面活性剤などが用iられる。これら乳化剤は
、適宜組合せて使用されるが、その量は1通常、乳化剤
の総量として単量体700重量部機〉−〜1重量部であ
る。乳化剤は前段重合工1で一括して重合反応系に添加
してもよいが、一部分側することにより後段重合工種で
添加する単量体の乳化剤として用い、後段重合工程にお
いて単量体と共に重合系へ添加することもできる。
タレンスルホン蒙ソーダホル!リン縮合物、アルキルベ
ンゼンスルホン酸ソーダナどのアニオン系界面活性剤あ
るいは、ポリオキシエチレンアル今ルエーテルなどの非
イオン系界面活性剤などが用iられる。これら乳化剤は
、適宜組合せて使用されるが、その量は1通常、乳化剤
の総量として単量体700重量部機〉−〜1重量部であ
る。乳化剤は前段重合工1で一括して重合反応系に添加
してもよいが、一部分側することにより後段重合工種で
添加する単量体の乳化剤として用い、後段重合工程にお
いて単量体と共に重合系へ添加することもできる。
重合開始剤としては、1O−4Orの高温で重合を行な
ういわゆるホットラバー処方では。
ういわゆるホットラバー処方では。
過硫酸カリウムが用いられ、その使用量は通常単1体1
00重景部当り0.0 J〜3.0重量部である。tf
50−20Cの低温で重合を行ういわゆる=−ルドラバ
ー処方では一般にスルホキシレート処方と呼ばれるレド
ックス開始剤が用いられる。レドックス開始剤としては
、クメyノ・イドルバーオキナイド、ジイソプロピルベ
ンゼンハイドロパーオキサイド、パラメンタンハイド四
パーオキサイドなどの有機過酸化物と硫酸第一鉄を組み
合せて用いる。有機過酸化物および硫酸第一鉄の使用量
は、単量体1oo重量部当夛、各々、0.07〜0.1
重量部、o、o o t〜0.07重1部である。スル
ホキシレート処方では、エチレンシア電ン四酢酸ナトリ
ウムとキレ−ト化して、ソデイウムホルムアルデヒドス
ルホキシレートなどの還元剤と共に添加される。
00重景部当り0.0 J〜3.0重量部である。tf
50−20Cの低温で重合を行ういわゆる=−ルドラバ
ー処方では一般にスルホキシレート処方と呼ばれるレド
ックス開始剤が用いられる。レドックス開始剤としては
、クメyノ・イドルバーオキナイド、ジイソプロピルベ
ンゼンハイドロパーオキサイド、パラメンタンハイド四
パーオキサイドなどの有機過酸化物と硫酸第一鉄を組み
合せて用いる。有機過酸化物および硫酸第一鉄の使用量
は、単量体1oo重量部当夛、各々、0.07〜0.1
重量部、o、o o t〜0.07重1部である。スル
ホキシレート処方では、エチレンシア電ン四酢酸ナトリ
ウムとキレ−ト化して、ソデイウムホルムアルデヒドス
ルホキシレートなどの還元剤と共に添加される。
この際の還元剤の使用量は通常単量体100重量部当り
θ、θ/−0,を重量部である。
θ、θ/−0,を重量部である。
ラテックスのゲル化妨止のために用いられる塩化カリウ
ム、リン酸三カリウムなどの電解質は、通常単量体10
0重量部mbo、コ〜o、r重量部の範囲から選択使用
される。
ム、リン酸三カリウムなどの電解質は、通常単量体10
0重量部mbo、コ〜o、r重量部の範囲から選択使用
される。
分子量の調部は、t−ドデシルメルカプタy。
t−ノニルメルカブタ/を重合系Kll加するととKよ
り行われ、その使用量は通常単量体100重量部に対し
0.0!〜0.す重量部の範囲から選ばれる。
り行われ、その使用量は通常単量体100重量部に対し
0.0!〜0.す重量部の範囲から選ばれる。
tた、前段重合工程において S軟性を改良するために
ニトロベンインの加重芳香族ニトロ化合物を添加すみこ
ともできる。その使用量は。
ニトロベンインの加重芳香族ニトロ化合物を添加すみこ
ともできる。その使用量は。
通常単量体1oty重量部幽り0,01−7重量部であ
る。重合反応は、ジエチルとトーキジルアミンあるい社
、ジテオカルバ零ン酸塩などの重合停止剤を適量反応系
に添加することにより停反応停止後、未反応の単量体を
回収、除去してJ81FIラテックスを得る。得られた
8BRラテツクスは、食塩と硫酸などの酸を加オーて凝
固し、水洗、脱水および乾燥することにより。
る。重合反応は、ジエチルとトーキジルアミンあるい社
、ジテオカルバ零ン酸塩などの重合停止剤を適量反応系
に添加することにより停反応停止後、未反応の単量体を
回収、除去してJ81FIラテックスを得る。得られた
8BRラテツクスは、食塩と硫酸などの酸を加オーて凝
固し、水洗、脱水および乾燥することにより。
固形のBBRとすることができる。なお、この凝固に際
し、プロセス油やカーボンブラックと共#固することに
より、オイルマスターバッチあるいはカーボンマスター
バッチを直接製造することもできる。
し、プロセス油やカーボンブラックと共#固することに
より、オイルマスターバッチあるいはカーボンマスター
バッチを直接製造することもできる。
叙上のようにして製造された本発明の8BBは、スチレ
ンの反応量分布が従来法の4のよりも広いことによって
特像づけられるが、本発明の特に好ましいBBRは、特
徴的なガラス転移点を有する。
ンの反応量分布が従来法の4のよりも広いことによって
特像づけられるが、本発明の特に好ましいBBRは、特
徴的なガラス転移点を有する。
すなわち、BBHの場合、ガラス転移点には。
反応したスチレン量及びブタジェンユニットのンクロ構
造、が影響することが知られている。一方、ブタジェン
ユニットの建タロ構造は、ラジカル開始剤を使用した乳
化重合法においては。
造、が影響することが知られている。一方、ブタジェン
ユニットの建タロ構造は、ラジカル開始剤を使用した乳
化重合法においては。
重合温度等の重合条件が同一であれば、一定の反応形態
をとることが知られており1例えば。
をとることが知られており1例えば。
重合温度りCで重合した乳化重合11は、トランス−7
−ブタジェンが74−、シス−7,餌プタジエyが71
11./、コブタジエンが741の割合で存在する。従
って、乳化重合81東のガラス転移点は、スチレン反応
量によって決まシ、一般にスチレン反応量の増加に伴な
いガラス転移点は高くなる。このよう力ことから、スチ
レンの反応量分布の広い8BRは、差動熱量計(DII
O)による測定においてガラス転移点の広いピーク温度
幅を有すみか或いは複数個のガラス転移点を持つことが
理解されるが、後記実施例に示すように1本発明OII
#に好ましい8BRは、このような特徴的ガラス転移点
を有する。
−ブタジェンが74−、シス−7,餌プタジエyが71
11./、コブタジエンが741の割合で存在する。従
って、乳化重合81東のガラス転移点は、スチレン反応
量によって決まシ、一般にスチレン反応量の増加に伴な
いガラス転移点は高くなる。このよう力ことから、スチ
レンの反応量分布の広い8BRは、差動熱量計(DII
O)による測定においてガラス転移点の広いピーク温度
幅を有すみか或いは複数個のガラス転移点を持つことが
理解されるが、後記実施例に示すように1本発明OII
#に好ましい8BRは、このような特徴的ガラス転移点
を有する。
以上説明した本発明方法によれば、ゴム物性。
就中、タイヤ(*Kti)レッド用としての)性能上型
an物性である、耐摩耗性および耐りエツドスキッド性
の改&11れた11が製造される。従来、これらの両性
能社二律背反の関係にあシ、両性能の同時改良は実質不
可能とされていたことからすれば、本発明方法は画期的
なものである。そして、このような性能のBBRは、他
のゴム成分とブレンドすることなくタイヤトレッド等に
も供し得るのであるが、本発明方法では、多大のエネル
ギーや設備の下に行われるドライブレンドエ稠を必要と
しない等の著大な利点をも有する。
an物性である、耐摩耗性および耐りエツドスキッド性
の改&11れた11が製造される。従来、これらの両性
能社二律背反の関係にあシ、両性能の同時改良は実質不
可能とされていたことからすれば、本発明方法は画期的
なものである。そして、このような性能のBBRは、他
のゴム成分とブレンドすることなくタイヤトレッド等に
も供し得るのであるが、本発明方法では、多大のエネル
ギーや設備の下に行われるドライブレンドエ稠を必要と
しない等の著大な利点をも有する。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが1
本発明は、その要旨を越えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。
本発明は、その要旨を越えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。
ガお、以下の実施例および比較例において、特に指定の
ない限り、部数は重量部数を示す。
ない限り、部数は重量部数を示す。
実施例1
表−lに示した基本的な重合処決に従って。
容量lOσtの重合反応器を用いて二段重合反応を実施
した。
した。
先ず、重合反応器に4J、6部の/、3−ブタジェンと
分子量調節剤であるt−ドデシルメルカブタンo、i
r部を添加し、IO−の条件下で前段重合反応を開始し
え。反応率がa0参y達した時点で、3≦、餌部のスチ
レンを重合反応器に添加し、後段重合反応を継続した。
分子量調節剤であるt−ドデシルメルカブタンo、i
r部を添加し、IO−の条件下で前段重合反応を開始し
え。反応率がa0参y達した時点で、3≦、餌部のスチ
レンを重合反応器に添加し、後段重合反応を継続した。
全単量体の反応率が4094に達し九時点で、o、or
部のジエデルヒドロキシルア建ンを重合反応器に添加し
、後段重合反応を停止した。
部のジエデルヒドロキシルア建ンを重合反応器に添加し
、後段重合反応を停止した。
次いで、常法に従って、未反応モノマーを回収した後、
高芳書族系プpセスオイルーQ部を乳化して添加し、更
に共凝固させてクラふとした後、脱水、乾燥して油展8
Blを得た。
高芳書族系プpセスオイルーQ部を乳化して添加し、更
に共凝固させてクラふとした後、脱水、乾燥して油展8
Blを得た。
上記油fi8BRを表−コに示す配合麹法に従いバンバ
リー建キサ−で処理し1次いで、 /11IC130分
間加資処理して加硫ゴム配合物(1)t−得た。該加硫
ゴム配合物のガラス転移点t−D80によって測定し、
その結果を表−一に示すと共に測定チャートを第7図に
示す。なお、m定条件は次の通シである。
リー建キサ−で処理し1次いで、 /11IC130分
間加資処理して加硫ゴム配合物(1)t−得た。該加硫
ゴム配合物のガラス転移点t−D80によって測定し、
その結果を表−一に示すと共に測定チャートを第7図に
示す。なお、m定条件は次の通シである。
装 置 : パーキンエルオー社製 DIIO−1感
lL: コ臘aal/秒 昇温速糺: −0Cl分 チャートスピード : 愼0■/分 冷却手1 : 液体窒素使用 壇た、上記油展8BRを表−3に示す配合麹法に従い1
型バンバリー電キサ−及び5インチロールで処理し、次
いで、/ドナC,dQ分間加硫処理して加碕ゴム配合物
(2)を得た。該加硫ゴム配合物のゴム物性を測定し、
その結果を表−すに示す。
lL: コ臘aal/秒 昇温速糺: −0Cl分 チャートスピード : 愼0■/分 冷却手1 : 液体窒素使用 壇た、上記油展8BRを表−3に示す配合麹法に従い1
型バンバリー電キサ−及び5インチロールで処理し、次
いで、/ドナC,dQ分間加硫処理して加碕ゴム配合物
(2)を得た。該加硫ゴム配合物のゴム物性を測定し、
その結果を表−すに示す。
実施例コ
ぶハコ部の/、!−ブタジェン及び0.7 餌部のt−
ドデシルメルカプタンを用いて前段重合反応を開始し、
反応率がり9係に達した時点でi r、r部のスチレン
を添加して後段重合反応を継続した他は実施例1と同様
に重合反応を実施して油展8BRを得た。
ドデシルメルカプタンを用いて前段重合反応を開始し、
反応率がり9係に達した時点でi r、r部のスチレン
を添加して後段重合反応を継続した他は実施例1と同様
に重合反応を実施して油展8BRを得た。
得られた油展BBRを使用して実施例/と同様の加硫ゴ
ム配合物(1)及び(2)を得、これらについて、各々
、ガラス転移点およびゴム物性を実施例1と同一条件で
測定し各結果を表−個、−!及び第1図に示し念。
ム配合物(1)及び(2)を得、これらについて、各々
、ガラス転移点およびゴム物性を実施例1と同一条件で
測定し各結果を表−個、−!及び第1図に示し念。
実施例3
t−ドデシルメルカプタンを二段階に分けて重合反応W
aK添加した他は、実施例1と同様に重合反応を実施し
て油展IBItを得た。
aK添加した他は、実施例1と同様に重合反応を実施し
て油展IBItを得た。
す々わち、本例では、t−ドデシルメルカプタンの0.
0ツコ部を前段重合反応で使用し、0.0%7部を後段
重合反応においてスチレンと共に添加した。
0ツコ部を前段重合反応で使用し、0.0%7部を後段
重合反応においてスチレンと共に添加した。
得られた油展8!IRを使用して実施例1と同様の加硫
ゴム配合物(1)及び(2)を得、これらについて、各
々、ガラス転移点およびゴム物性を実施例1と同一条件
で測定し各結果を表−に、−j及び第1図に示した。
ゴム配合物(1)及び(2)を得、これらについて、各
々、ガラス転移点およびゴム物性を実施例1と同一条件
で測定し各結果を表−に、−j及び第1図に示した。
比較例
重合反応器に7部部の/、!−ブタジェン、29部のス
チレン及び0./ J 1部のt−ドデシルメルカプタ
ンを添加して重合反応を一段で行う他は実施例1と同様
にして重合反応を実施して油展8BR1−得た。
チレン及び0./ J 1部のt−ドデシルメルカプタ
ンを添加して重合反応を一段で行う他は実施例1と同様
にして重合反応を実施して油展8BR1−得た。
得られた油展aBRを使用して実施例1と同様の加硫ゴ
ム配合物(1)及び(2)を得、これらKついて、各々
、ガラス転移点およびゴム物性を実施例/と同一条件で
測定し各結果を表−餌、−!及び第1図に示した。
ム配合物(1)及び(2)を得、これらKついて、各々
、ガラス転移点およびゴム物性を実施例/と同一条件で
測定し各結果を表−餌、−!及び第1図に示した。
表−l (部)ill
M−フェニル−M I−イングロビルバラフェニレンジ
アイン (2) M−t*シジエチレンベンゾチア”/ −ル
X k7エンアイド (11N−tフテルベンゾテアゾールスルフェンアンド (2)ダイアブラック舅JJツ (3) ム8〒MD≦コJ−71ム法(グツドリッチ
フレキソメーター)K準拠 (4)ポータプルウェットスキッドテスター使用路面:
住宜スリーエム社製タイプ扉、水温コ0C 点測定のチャートを會とめて示しえものである。
M−フェニル−M I−イングロビルバラフェニレンジ
アイン (2) M−t*シジエチレンベンゾチア”/ −ル
X k7エンアイド (11N−tフテルベンゾテアゾールスルフェンアンド (2)ダイアブラック舅JJツ (3) ム8〒MD≦コJ−71ム法(グツドリッチ
フレキソメーター)K準拠 (4)ポータプルウェットスキッドテスター使用路面:
住宜スリーエム社製タイプ扉、水温コ0C 点測定のチャートを會とめて示しえものである。
図中、(IL)は実施例i 、(blは?コ、(e)拡
開J、((11は比較例で得られ九油展aNNで1hC
,テ■はガラス転移点を、Δテはガラス転移点のピーク
温度幅を示す。
開J、((11は比較例で得られ九油展aNNで1hC
,テ■はガラス転移点を、Δテはガラス転移点のピーク
温度幅を示す。
出 願 人 三菱化成工業株式会社
代 珊 人 弁運士 長谷用 −(ほか1名)
Claims (4)
- (1)乳化重合法により、ラジカル開始剤を用いてスチ
レンーブタジエンゴ五を製造する方法であって、 i、
x−ブタジェン単量体単独又は/、J−ブタジェン単量
体含量が14重量−以上t) /、J−プタジエy及び
スチレンの混合単量体の重合反応を行わせ為前段重合工
場と、該前段重合工場て得られ九重金反応物にスチレン
単量体単独又はステレy及び/、J−ブタジェンの混合
単量体を添加して重合反応を継続させる後段重合工程と
から′&hととを特徴とするスチレン−ブタジェンゴム
のII造法。 - (2)後段重合工1llKおけるスチレン単量体の添加
量が前段重合工場の未反応単量体を含め大金単量体中O
atとしてJ4重量11以上であることを特徴とする
411許請求の*si第1項記載の方法。 - (3)得られるスチレン−ブタジェンゴム中の平均結合
スチレン量がtt−to型重量であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項又は第一項記載の方法。 - (4) スチレン−ブタジェンゴム中の後段重合工程
で反応するステレノ−ブタジェン共重合物の重合が全重
合物に対して一〇〜lσ重量−であゐことを特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第J項Oいずれかに記載の
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3842382A JPS58154712A (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | スチレン−ブタジエンゴムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3842382A JPS58154712A (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | スチレン−ブタジエンゴムの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58154712A true JPS58154712A (ja) | 1983-09-14 |
JPH0372649B2 JPH0372649B2 (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=12524898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3842382A Granted JPS58154712A (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | スチレン−ブタジエンゴムの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58154712A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989001960A1 (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-09 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Rubber composition for tire tread |
JPH01266114A (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-24 | Mitsubishi Kasei Corp | ラテックス組成物 |
CN105985488A (zh) * | 2015-02-03 | 2016-10-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 丁苯共聚物及其制备方法以及橡胶组合物和硫化橡胶 |
JP2017031432A (ja) * | 2011-05-06 | 2017-02-09 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | トレッドが高トランス含量を有するsbrエマルジョンを含むタイヤ |
-
1982
- 1982-03-11 JP JP3842382A patent/JPS58154712A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989001960A1 (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-09 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Rubber composition for tire tread |
JPH01266114A (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-24 | Mitsubishi Kasei Corp | ラテックス組成物 |
JP2017031432A (ja) * | 2011-05-06 | 2017-02-09 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | トレッドが高トランス含量を有するsbrエマルジョンを含むタイヤ |
CN105985488A (zh) * | 2015-02-03 | 2016-10-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 丁苯共聚物及其制备方法以及橡胶组合物和硫化橡胶 |
CN105985488B (zh) * | 2015-02-03 | 2018-08-17 | 中国石油化工股份有限公司 | 丁苯共聚物及其制备方法以及橡胶组合物和硫化橡胶 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372649B2 (ja) | 1991-11-19 |
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