JPS58153309A - イオン打込み素子用ガ−ネツト膜 - Google Patents

イオン打込み素子用ガ−ネツト膜

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JPS58153309A
JPS58153309A JP57033859A JP3385982A JPS58153309A JP S58153309 A JPS58153309 A JP S58153309A JP 57033859 A JP57033859 A JP 57033859A JP 3385982 A JP3385982 A JP 3385982A JP S58153309 A JPS58153309 A JP S58153309A
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point
magnetic
film
bubble
ion implantation
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JP57033859A
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Norio Oota
憲雄 太田
Keikichi Ando
安藤 圭吉
Yuzuru Hosoe
譲 細江
Ken Sugita
杉田 愃
Fumihiko Ishida
文彦 石田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/08Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
    • H01F10/10Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
    • H01F10/18Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being compounds
    • H01F10/20Ferrites
    • H01F10/24Garnets
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    • Y10T428/263Coating layer not in excess of 5 mils thick or equivalent
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    • Y10T428/2651 mil or less

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイオン打込み素子用ガーネット膜に関し、詳し
くは、磁気バブルの転送路や機能部の少なくとも一部が
イオン打込みによって形成された磁気バブル素子(この
ような素子を本明細書ではイオン打込み素子と称する)
にと〈K好適な、磁気バブル素子用ガーネット膜に関す
る。
周知のように、従来は磁気バブル素子として、パーマロ
イ膜によって磁気バブル転送のための転送路(転送パタ
ーン)が形成された、いわゆるパーマロイ素子が、一般
に実用化されている。
しかし、記憶密度を高くするために、磁気バブルの直径
を小さくすると、転送パターンの寸法や間隔が極めて微
小になって、正確に形成することが困難であるばかりで
なく、転送に要する回転磁界を著しく太きくしなければ
ならず、素子の動作上極めて不利である。
イオン打込み素子は、このような間亀を解決するために
提案されたものであって(たとえば米国特許第λ828
,329号)、イオン打込みによって磁気バブルの転送
路が形成される。
すなわち、磁気バブルを保持する磁性ガーネット族の所
望領域の上層部分に、He”やNe+あるいはHI 、
 D *などのイオンを打込養ことに工って、磁性ガー
ネット膜内の上層部分に格子定数の大きい歪層を形成し
、磁歪の逆効果によって、磁化方向が膜面と平行になる
層を形成するものである。
し九がって、このイオン打込み素子においては、磁性ガ
ーネット膜が、磁気バブルを保持する層(一般には下層
)と、磁気バブルを駆動するイオン打込み層(一般には
上層)という二つの層を有し、それぞれ磁気バブルの保
持と駆動に供される。
従来のパーマロイ素子では、磁性ガーネット膜は磁気バ
ブルの保持のみに用いられ、磁気バブルの駆動には、パ
ーマロイ膜からなる転送路をガーネット膜上に設ける必
要があったが、イオン打込み素子の場合、このような転
送路をガーネット膜上に設ける必要はない。
イオン打込み素子において、磁気バブルを支障なく保持
し、駆動できる温度範囲の上限は、磁気バブル駆動層も
しくは磁気バブル保持層のキューリ一温度Taの、いず
れが低い方である。
パーマロイ素子の場合は、磁気バブルを保持するだめの
磁性ガーネット膜よりも、パーマロイ膜の方がはるかに
Tcが高いため、素子が支障なく作動し得る温度の上限
は、磁性ガーネット膜のTcKよって規定される。
一方、イオン打込み素子においては、磁性ガーネット膜
のイオン打込みされた領域のキュリ一温度Tcが、打込
みイオンのドーズ量に対応して低下していることが見出
された。たとえば、第2図は磁性ガーネット膜にNe0
およびHe0をそれぞれ打込んだ場合の、ドーズ量とキ
ューリ一温度Tcの関係を示すが、いずれの場合も、ド
ーズ量の増加にともなって、Tcが著しく低下する。
したがって、イオン打込み素子の動作温度範囲の上限は
、磁性ガーネット膜の上層部内に、イオン打込みによっ
て形成された磁気バブル駆動層のTcKよって定まる。
たとえば、従来、代表的な磁気バブル素子用ガーネット
膜として実用に供された(YSmLuCa)1(FeG
e )i ollのTcは約200cであるが、この膜
にイオン打込み素子として標準的な条件(たとえば1.
6 X 10ssドーズのHe”)でイオン打込みを行
なうと、Tcは約170cに低下する。
したがって従来のパーマロイ素子にくらべて、動作温度
範囲は約30tll’低くなり、イオン打込み素子実用
化の大きな障害になっていた。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決し、保持し得る
バブルの直径やバブルの消減磁界の大きさなど、基本的
な特性を変えることなしに、広い温度範囲で支障なく動
作することのできるイオン打込み素子用磁性ガーネット
膜を提供することである。
以下、本発明の詳細な説明する。
磁性ガー暮ツドにおけるキューリ一温度Tcは、一般に
1含有される鉄イオン量が多いほど高くなる。九とえば
、一般式Y@ Fes −yG ay OB テ表わさ
れる組成を持ったガーネット系の場合、y=1.0のY
 s Fe4.o Glt、o Of!のTcは140
t:’であるが、y=oのYsFesOlxのTcは2
78cに達する。
したがって、Tcを高くするためには、できるだけ鉄イ
オン量を多くすることが望ましい、しかしながら同時に
、鉄イオンの量は、磁性ガーネットの飽和磁束密度にも
大きく影響する丸め、鉄イオンの量をあまり多くするの
は好ましくない。
たとえば、YsFe4GMOHの鉄イオンによる飽和磁
束密度4πMv、は300Gであるのに対し、YsFe
sOtmの4πM y eは1800Gに達し、鉄イオ
ンの量が多いほど4にMν、は大きくなる。
従来一般に用いられfC(YSmLuCa)−1(Fe
Qe)1013では、膜の飽和磁束密度4KM tlm
は鉄イオンによる飽和磁束密度4πMhそのものである
から(すなわち、4πM fll+a = 4πMy、
)、鉄イオンの量を増加させる(Gaイオンの量を減少
させる)と、Tcは上昇するが、同時に4πMttt+
mも大きくなシ、バブル径dが小さくなる。
磁気バブル素子の転送路の周期が定まれば、磁気バブル
の直径dも、それに応じて一定のものにする必要があり
、所望の設計値から外れてしまうのは好ましくない。
したがって、4πM1+mの上昇を防止しながらTcを
高くすることが、実用上最も重要である。
本発明は、適量のQdイオンを添加することによって、
この問題を解決するものである。
すなわち、Gdイオンをガーネット構造の十二面体位置
に配すると、その磁化方向は、第3図に示したように、
四面体位置にある鉄イオンの磁化方向4πMt、とけ反
対になるから、Gdイオンによる飽和磁束密度4πMo
nの値は、4πMF、を正の値とすれば負の値となる。
磁性ガーネット膜の全体の飽和磁束密度4πMu+mは
、両者の和であυ、4πMt+swa=4πM F 、
 + 4πMaaと表わすことができるから、Tcを大
きくするために4πM1が大きくなっても、その増大分
を4πMe−によって相殺し、4πM■1を所望の値と
することができる。
この際、GdはTeK影響しないので、鉄イオンの量の
みによって、Tcは所望の値に調節される。
すなわち、本発明によれば、鉄イオンの量を増加させる
ことによってTcを上昇させるとともに、鉄イオンの増
加にともなって増大する4 K M F、の増大分は、
Gd添加による逆向きの4πMamによって相殺され、
4πMrt+mの増大は効果的に防止される。
また、Gdイオンは磁気損失が極めて小さいので、Gd
イオンを添加しても、磁気バブルの移動速度が低下しな
いという利点があシ、素子特性上好適である。
しかし、Gdイオンの添加量が過大になると、Gdイオ
ンのイオン半径が大きいため、膜の格子定数が大きくな
シ、液相エピタキシャル成長の基板として用いられるG
dsGaiOtm(IL383人)あるいは8mmGa
1Ot*(IZ437A)などと格子定数が不一致とな
シ、重大な膜欠陥を生ずる。
また、Gdイオン添加量が極度に過大になると、バブル
消減磁界Hoの温度変化率H,が大きく変ってしまうの
で、Gdイオンの添加量が過大になるのは避けた方がよ
い。
鉄イオンの一部を置換するための非磁性イオンとしては
、Ga、Qeが、液相成長が容易である、という理由で
好ましい。
膜面に垂直な一軸異方性を生じさせ、磁気バブルを生起
させる元素としては、異方性を発生させる効果が最も大
きい3mが好ましく、格子定数を調整する丸めの元素と
しては、非磁性のYま九はluが適している。
マタ、鉄イオンの一部を置換するためのイオンとして、
Gc4+を用い九場合は、電荷を補償するために、等量
のCa”を添加する必要がある。
したがって、本発明Kかかる磁性ガーネット膜の組成は
、一般式(R4s −s+GdzFes −y(M)y
ouで表わされる。ただし、RはY、LuおよびCaか
ら選ばれた少なくとも1種の元素とSm、MはQaおよ
びGeの少なくとも1種以上の元素、をそれぞれ表わす
本発明において、上記RおよびMの量x、yによって、
ガーネット膜の特性が異なるので、好ましい結果を得る
ためには、Xおよびyの値が、所定の範囲内にあること
が必要である。
すなわち、第1表は、上記一般式(R)s−od。
Fes −y(M)y Ossで表わされるガーネット
膜において、Xおよびyの値を種々に変えた場合の、バ
ブル直径d1消減磁界Ho 、H6の温度変化率および
キューリ一温度Tcの値を、それぞれ示す。
第1表において、バブル直径dが2−5μm以下、Ha
の温度変化率が−0,4〜0.0.チ/C以内およびキ
ューリ一温度TcがGd不添加のバブル直径が同じ場合
よシ高い、という条件を満足し九ものの特性を0、上記
条件を満足しないものの特性をXで表わした。
また、第1表の結果を、Xおよびyをパラメーターにし
て、第1図に示した。第1図において、記号0およびX
は第1表と同じ意味を有し、0およびXに付した数字は
、第1表における査号欄の数字に対応する。
第1図から明らかなように、Xおよびyの値が、第1図
において、点44 (0,03,0)と点2(0,03
゜0.94)を結ぶ線分81点2 (0,03,0,9
4)と点7(0,85,0,65)を結ぶ線分11点7
 (0,85,0,65)と点46(1,20,O)を
結ぶ線分Cおよび点46(1,20,0)  と点44
 (0,03,0)を結ぶ線分dによって囲まれた領域
6A内にあれば、直径2.5μm以下の磁気バブルを安
定に存在させることができ、しかも、Gdを含まない場
合よりもキューリ一温度Tcが高く、かつバブル消減磁
界の温度変化率が小さい、という大きな特長が得られる
これらの特長を有する膜にイオン打込みを行なって、イ
オン打込み素子に使用すると、安定動作し得る温度領域
が、従来のガーネット膜を用いた場合よりも著しく広く
なり、極めてすぐれた素子が形成される。
しかも、x、yが上記線分aよp上の領域内にあると、
Gdの効果によって磁壁移動速度も大きくなるので、本
発明にかかるガーネット膜は、素子の高速動作という点
においても、極めて有利である。
すなわち、上記番号が23から30までの8種類のガー
ネット膜は、いずれも直径0.9〜1.0μmの微小バ
ブルを保持することができるが、これらのガーネット膜
のキューリ一温度Tcとバブル消減磁界HeのGdtx
依存性を第4図に示した。
第4図において、数字23〜30は、第1図および第1
表における番号23〜30に、それぞれ対応する。
第4図から明らかなように、Gdtxの増加にともなっ
て、Tcも高くなF)、Tcを高くするためにGdの添
加が極めて有効であることを示している。
一方、Hoは、Xが増加してもほとんど変らず、はぼ一
定となるが、これは膜全体の飽和磁束密度4πM t 
+ + waの値を、鉄の飽和磁束密度4πMt、と(
)dの飽和磁束密度4πMatの相殺効果(第3図参照
)を利用して、一定にしているためである。
すなわち、Hoは4πM ■waのほぼ1/2になるが
、第4図に示したように、Hoはほぼ一定値を示し、G
dの添加によって、4πMtrsmが一定に保持されて
いることは明らかである。
磁気バブルの直径dは、4wMtIImの値と密接な関
連があり、番号23〜3008種のガーネット膜は、4
πMe+tmO値がGdの添加によってほぼ一定とされ
たため、バブル径dも、0,9〜1.0μmとほぼ一定
になったのである。
第4図に示し九ように1キユ一リ一温度TcはGd量X
の増加にともなって、急激に上昇するが、これは、実質
的にpeの増加によるものであり、換言すればpeと置
換するamや36量の減少によるものである。
したがって、Gd量XとGaおよびまたはGe量yの組
合せを適切な範凹内に選定することによって、イオン打
込みにともなうTcの低下に対応し、動作温度の広いイ
オン打込み素子を得ることができる。
たとえば、上記のように、He0を1.6X10”/c
IN1打込むと、Tcがほぼ30C低下するが、Xおよ
びyをそれぞれほぼ0.5およびほぼ0.4とすれば、
GsIを含まない場合よりも、Tcをほぼ30C高くす
ることができ、直径がほぼ1μmの微小磁気バブルを広
い温度範囲にわたって棗好に保持することができる。
バブル消減磁界H,の温度変化率H0iも重要である。
H6tは通常負の値をとるが、絶対値が小さいほど、外
部の温度変化に対応できる有効温度範囲が広がるので、
実用上有利で砂る。
磁気バブル素子のバイアス磁界を印加するには、通常、
バリウムフェライト磁石が用いられるが、この磁石の温
度係数に適合するように、H0丁が−0,2%/l:’
前後のガーネット膜が使用される。また、ガーネット膜
のH8〒が−0,2〜−〇、4チ/Cの場合は、バリウ
ムフェライト磁石にCrを添加して、磁石の温度係数を
これに合致させることも可能である。
Hot =Qとなるようなガーネット膜が最も好ましい
が、Hotが正の値をとると、広い温度範囲でこれに適
合できるバイアス用磁石が存在しないため、実用化は困
難である。
上記理由から、Heテはゼロもしくは負の値となること
が好ましく、シかも、その絶対値ができるだけ小さい方
がよい。
第5図はバブル消減磁界Haの温度変化率)(otOG
d量X依存性を示し、図中の数字23〜30は、第4図
の場合と同じく、第1図および第1表における番号23
〜30に、それぞれ対応する。
第5図から明らかなように、XがOからほぼ1、051
での範囲では、Xの増大にともなってHayは次第に0
に近づき(負数の絶対値が小さくなシ)、実用上有利と
なる。しかし、Xがそれ以上になると)letは正の値
となるので、第5図に示し九ガーネット膜の場合は、X
がほぼ1.05以上となるのは、好ましくない。番号3
oのガーネット膜の4I性を1.It表において×とし
たのは、この連山のためである。
H・!が正値となる境界は、第1図に示し九線分Cであ
ル、これがGd量Xの上限となる。Xの上限値はQaお
よびまたはGeO量yの値にょシ、線分cK沿って変る
Qd添加によって得られる他の顕著な効果として、バブ
ル移動度μWの増大があり、第6図に示したように、(
)dJiKの増大にともなって、バブル移動度μWは著
しく増大する。μwlZ)増大は、バブルが高速で移動
できることを意味するから、素子の高速駆動にGdの添
加が極めて有利であることは明らかである。なお、第6
図において、数字23〜30は、第5図と同様に、第1
嚢および第1図におけるガーネット膜の番号に、それぞ
れ対応する。
第1表に示したように、番号1〜7および12のガーネ
ット膜が保持する磁気バブルの直径は2.4〜25μm
である。しかし、第1図において線分すよシ右方の領域
では、バブルの直径が3μm以上となり、配憶密度IM
ビット/cr111以上の高密度磁気バブル素子には不
適である。
線分すより左方の領域内では、バブルの直径は小さくな
り、番号13〜17のものではバブル直径は1.8μm
1番号18〜22のものは1.3〜1.6μm1番号3
1〜38のものは0.7μm1香号39〜46のものは
0.4〜0.5μmであった。
したがって、好ましい結果の得られる”+Yの範囲は、
線分すの左方、線分Cの下方および線分no上方であシ
、′これらの条件を満足する領域は、第1図領域人であ
る。
第1表に示したガーネットは、いずれも(Y8mLL1
)s+llGdwFes−yGayOtmもしくは(S
m Lu )l−m Gd x Fes Olgなる組
成を有しているが、磁気バブル素子用ガーネット膜にお
いて、QaとQeは基本的に役割が同じでらυ、Gaの
かわl) K G eを添加し九、たとえば(YSmL
uCa)3−。
Gd x F’el−F Ge y Ossを用いても
、はぼ同じ結果が得られ九。また、Ga、!=Geの両
者を含有する、たとえば(Y8mL ”CM )、 M
 Gd ffi F e 5 + F (QaQe )
FOI lも、Ga+Qeを単独に用いた場合と同じ結
果が得られ友。
上記説明から明らかなように、本発明にぶれば、従来の
ガーネット膜よシキューリ一温度Tcが高い丸め、イオ
ン打込みによってTcが低下しても、イオン打込み素子
用ガーネット膜として、十分使用することができる。
また、直径の小さな微小バブルを保持することができる
、バブル移動度が太きいなど、すぐれた特性を有してお
り、イオン打込み素子に使用して、極めて好ましい結果
が得られる。
本発明にかかる磁性ガーネット膜は、従来一般に用いら
れた他のガーネット膜と同様に、周知の液相エピタキシ
ャル法によって、非磁性ガーネット(たとえばGd5G
aiOtxなど)の単結晶基板のたとえば(111)面
上に容易に形成され、膜厚はほぼ3〜0.3μm程度の
ものが使用される。
バブルを駆動するためのイオン打込み領域は、たとえば
水素、ヘリウムもしくはネオンなどのイオンを打込むこ
とによって形成される。打込み領域の深さは、通常は、
膜厚のほぼ1/3程度に選ばれるが、これと若干異なっ
てもよいことは勿論である。また、イオンドーズ量は広
い範囲から選択すやことが可能でおり、打込まれるイオ
ンの種類その数など、他の条件によって適宜選トされる
本発明は、転送路や機能部の全部をイオン打込みによっ
て形成した素子はいうまでもなく、転送回路や機能部の
一部を部分的次イオン打込みで形成し、他の部分は従来
と同様あるいは電流駆動タイプの場合のように、パーマ
ロイや他の導電体に工って形成された磁気バブル素子に
も、広く用い得ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明においてXとyの好ましい範囲を示す
図、第2図はイオン打込みによるキューリ一温度の低下
の例を示す図、第3図はGdによる鉄の影響抑制を説明
するための図、第5図乃至第7図は本発明の効果を示す
図である。 代理人 弁理士 薄田利幸 viI   図 丘良お昌−xh+x(qe量・(チ2 YJ Z  図 イf>n”rLK々ドース量(イネ>/(wblノを崗
鞍く豊峙子よ 3         3 吋               □ i′:>−喚交百石 第1頁の続き 0発 明 者 石田文彦 茂原市早野3300番地株式会社日 立製作所茂原工場内 手続補正書(方式) %式% 発明の名称 イオン打込み素子用ガーネット膜 補正をする者 ン・  Q、    15101株式会社  ■  立
 装 作 所代 表 6  三   1)  勝   
茂代   理   人 補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性ガーネット単結晶基板上に形成されたイオン打込
    み領域を所望部分にそなえたガーネット膜において、諌
    ガーネット膜は一般式(R)m−Gd、Fes−y(M
    )yOts(ただし、RはY、Luおも1種の元素、X
    およびyは添付図面第1図において点44(α03.0
    )と点2 (0,03,0,94)を結を結ぶ線分Cお
    よび点46 (1,20,0)と点44(o、oa、o
    )を結ぶ線分dによって包囲された領域入内にある)で
    表わされる組成を有することを特徴とするイオン打込み
    素子用ガーネット膜。
JP57033859A 1982-03-05 1982-03-05 イオン打込み素子用ガ−ネツト膜 Pending JPS58153309A (ja)

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US06/471,806 US4532180A (en) 1982-03-05 1983-03-03 Garnet film for ion-implanted magnetic bubble device

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