JPS58153063A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、強制通風式の蒸発器により冷却する冷凍冷蔵
庫の送風機の制御に関するものである。

冷蔵庫の冷却方式は、フィンチューブ形の熱交換器に除
霜用ヒータを取付けて蒸発器となし、これに送風機を組
合せた強制通風式が、自動除霜、食品の取扱いの関係よ
り有利であり、冷凍冷蔵庫の主流となっている。

最近、食品を大計に調理し、フリーゾング保存すること
が行われるが、急速凍結を行わせないと食品細胞を破壊
するため味覚を損う欠陥があるが、　製氷等を含め宅急
に凍結を行う必要時も従来圧縮機の断続制御と同時に送
風機の断続制御も行うために負荷表面の熱伝達が低下し
、凍結速度を靜くしていた。

との強制通風式冷却方式に於いて、冷却速度を向上させ
るには、伝熱上、食品負荷に接触する冷気の温度を低下
させ温度差を大とするか、冷気速度を増大させ、風速の
０．５〜０．８乗に比例させて強制対流熱伝達率を向上
させるか、又この２者の組合せによることに限定される
。

この内、前者は、冷凍サイクルの強化、特に価格の高い
圧縮機を中心として、凝縮器等の冷凍サイクル機器の能
力を全体に向上する必要があり、原価、省電力上不向き
となる。

これに対し後者は、小出力の送風機の強化を行うのみで
簡易であるが、単に送風機を強化し風速を増大させると
、騒音が噌太し屋内に設置される製品としては致命的欠
陥となり、又庫内壁面の熱伝達率の増大による断熱材を
介しての熱損失、パツキン部等微小間隙部を介しての冷
気の庫外流出が増大１７これも熱損となり省エネルギー
的に不利となる欠陥が生じる。

本発明は、上記欠陥を改良するために成されたものであ
る。

即ち、強制通風式蒸発器用の送風機の能力を可変とし、
急速フリーノングの必要時のみ送風機能力を最大に選定
し、通常運転時には、送Ｉｔ機能力を少くするように制
御して運転を行わせしめるものである。

本発明を第１図、及び第２図に示す一実施例にて説明す
ると、■は、強制通風式の蒸発器で、フィン、冷媒チュ
ーブ、除霜用ヒータ等で構成するフィンチューブ形熱交
換器である。２は送風機、２〜１は、送風機２のファン
ブレード、２−２はファンブレード２−１を駆動するだ
めの電動機で、回転数を任意に可変としたものである。

２−３は、送風機２のシャフトである。３は、電動機２
−２の回転数をコントロールする制御器、４は冷媒圧縮
機、５ば、冷媒圧縮機４の駆動を断続させ、庫内温度を
コントロールするサーモスタッｌ−、６ｉｄ冷凍冷蔵庫
のギヤビネット、７ｄ］、蒸発器１のカバーｆ、ダクト
の機能も有する。７−１は、ファンブレー）”　２−１
のベルマウス、７−１ｊ：ファンガード、８は、冷凍室
の空間、９は、冷凍室８内に設ける網棚、１０は食品負
荷である。

掛る構造に於いて、通常の運転を行わせるには冷媒圧縮
機４を断続運転をサーモスタット５によって行わせると
同時に、送風機２の電動機２−２の回転数は、中程度と
なるよう制御器３でコントロールし、従来の冷凍冷絨庫
の機能を満足させ、食品貯蔵を省電面低騒音で行わせる
。

ここで、製氷を含めた急速フリーシングを行う場合には
、制御器３のダイヤルを最高回転となるよう選定する。

この場合、サーモスタット５の接点を制御器３と連動さ
せ強制的に閉とし、冷媒圧縮機４を連続運転とする。こ
の様に運転すると。

送風機の能力が増大し、食品の表面熱伝達率が向上する
と同時に冷媒圧縮機４の連続運転のために庫内冷気は庫
内温度に関係なく冷却され低温となり、食品温度との差
が増大しこの両者によって食品の急速フリージングが可
能となり食品の味覚を損う欠陥がなくなる。フリーソン
グ終了は、制御器３によって、電動機２−２を元の回転
数に低下させ、サーモスタット５の接点の強制閉回路を
開放させる。このフリージング終了時はタイマー（図示
せず）によって制御すればさらに効果的である。又フリ
ージングを行う時間は、調理終了後等最大数時間程度で
あるから消費電力の増大は微小である。さらにこのフリ
ーノングの時間帯は、昼間、又は夕刻等であり深夜に運
転する必要がなく騒音より安眠を防害されることもない
。

さらに本発明の機能として、特に低騒音として安眠に必
要な夜間は、扉開閉数の減少、及び高温食品の投入が少
くなる上、外気温度の低下により冷却必要能力が減少し
、その上凝縮器の効率向上より冷却機能が増大するので
、制御器３により電動機２−２をより低回転に設定すれ
ば、冷却機能を満足した上で大巾な騒音低減を計ること
ができる。又、冬期等冷凍機能を必要としない場合も同
様である。

以上の如く、強制通風式の蒸発器１に、回転数を可変と
した送風機２を配し、必要冷却機能によつて回転数を選
定すれば、冷凍速度、騒音、省電力の効果を」−げるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、蒸発器、及び送風機周辺の縦断面構造図、第
２図は、制御回路の部分説明図である。 １・・蒸発器、２・・・送風機、２−１・・ファンブＶ
−ド、２−２・・電動機、２−ニド・・ノヤフト、３・
・制御器、４・・・冷媒圧縮機、５・・ザーモスタット
、６・・キャビネット、７・・カバー、８・・冷凍室空
間、９・・網棚、１０・・食品負荷。 第　７　図 ！ 第　２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １０強制通風式の蒸発６（１）に、送風機（２）を組合
   せて、キャビネット（７）内に配し、送風機（２）の直
   動機（２−２１には、制御器（３）によって回転数をコ
   ントロールし、サーモスタット（５）で断続運転をコン
   トロールする冷媒圧縮機（４）と連動させ、急速冷却を
   必要な時は、電動機（２−２１を高速回転とし、通常は
   中速、低速回転として食品を冷却するように構成したこ
   とを特徴とする冷凍冷蔵庫。 ２、直動機（２−２］が、最高回転数となるよう制御６
   （３）を設定した時に、冷媒圧縮機（４）は庫内温Ｆｆ
   コントロールするサーモスタット（５）に関係なく連続
   運転となるよう連動させ、電動機（２−２）の回転数を
   制御器（４）で最高回転数以外に設定した場合には、サ
   ーモスタット（５）で、送風機（２）と冷媒圧縮機（４
   ）を同時に断続運転して庫内温度を一定となるように構
   成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の冷
   凍冷蔵庫１゜３、電動＋４　（２−２）を最高回転数と
   して運転し、タイマーによって任意に設定された一定時
   間後には、送風機（２）及び冷媒圧縮機（４）が連続運
   転より、サーモスタット（５）による断続運転に自動的
   に切変るよう制御することを特徴とする特許請求の範囲
   第２項記載の冷凍冷蔵庫。