JPS58150Y2 - マルチプツシユボタン付腕時計 - Google Patents
マルチプツシユボタン付腕時計Info
- Publication number
- JPS58150Y2 JPS58150Y2 JP16300578U JP16300578U JPS58150Y2 JP S58150 Y2 JPS58150 Y2 JP S58150Y2 JP 16300578 U JP16300578 U JP 16300578U JP 16300578 U JP16300578 U JP 16300578U JP S58150 Y2 JPS58150 Y2 JP S58150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- button
- module
- inner shell
- wristwatch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマルチブツシュ付腕時計、特にモジュール固定
構造に関するものである。
構造に関するものである。
一般にマルチブツシュ付腕時計は、第１図に示すように
化粧板１と、外部より操作されるブツシュボタン２と、
このブツシュボタン２が上下動可能に装着されるブツシ
ュボタンホルダ３と、ブツシュボタン１の操作によって
弾性変形させられモジュール４に形成された接点パター
ンのスイッチを導通させる弾性体５と、この弾性体５を
保持する弾性体ホルダ６とよりなるブツシュボタン機構
を備え、このブツシュボタン機構を外胴７によって内胴
８に固定してなる。
化粧板１と、外部より操作されるブツシュボタン２と、
このブツシュボタン２が上下動可能に装着されるブツシ
ュボタンホルダ３と、ブツシュボタン１の操作によって
弾性変形させられモジュール４に形成された接点パター
ンのスイッチを導通させる弾性体５と、この弾性体５を
保持する弾性体ホルダ６とよりなるブツシュボタン機構
を備え、このブツシュボタン機構を外胴７によって内胴
８に固定してなる。
さて、かかるマルチブツシュボタン付腕時計を組立る場
合、ます内胴にモジュール４を収納し、その後ブツシュ
ボタン機構を組込むが、この場合、内胴８にモジュール
４を収納した状態で次工程に運搬又は一時保管のため及
び保管場所より組立工程に運搬する時に、モジュール４
が内胴８より落ちることがあり、これにより組立能率及
びモジュールの品質が低下する欠点があった。
合、ます内胴にモジュール４を収納し、その後ブツシュ
ボタン機構を組込むが、この場合、内胴８にモジュール
４を収納した状態で次工程に運搬又は一時保管のため及
び保管場所より組立工程に運搬する時に、モジュール４
が内胴８より落ちることがあり、これにより組立能率及
びモジュールの品質が低下する欠点があった。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みなされたもので、部品
点数を増加させることなくモジュールを内胴に固定する
ことができ、モジュール落下を防止できるマルチブツシ
ュボタン付腕時計を提供することを目的とする。
点数を増加させることなくモジュールを内胴に固定する
ことができ、モジュール落下を防止できるマルチブツシ
ュボタン付腕時計を提供することを目的とする。
以下本考案を図示の実施例に基づき説明する。
第２図は本考案になるマルチブツシュボタン付腕時計に
用いる弾性体ホルダの一実施例を示し、ａは正面図、ｂ
は断面図、第３図はモジュールを収納する内胴の正面図
である。
用いる弾性体ホルダの一実施例を示し、ａは正面図、ｂ
は断面図、第３図はモジュールを収納する内胴の正面図
である。
弾性体ホルダ１０は、第２図に示すように弾性体（図示
せず）の突起部が臨む穴１１を有して弾性体を保持する
弾性体保持部１２と、この弾性体保持部１２の両側端よ
りそれぞれ第３図に示す内胴２０の内周２１に沿いかつ
内周より若干開口した脚部１３とよりなる。
せず）の突起部が臨む穴１１を有して弾性体を保持する
弾性体保持部１２と、この弾性体保持部１２の両側端よ
りそれぞれ第３図に示す内胴２０の内周２１に沿いかつ
内周より若干開口した脚部１３とよりなる。
また弾性体ホルダ１０を内胴２０に位置決め載置するた
めに、弾性体保持部１２の一側面には突起１４が、また
脚部１３の根元部にはふくらみ部１５がそれぞれ設けら
れ、内胴２０には突起１４及びふくらみ部１５にそれぞ
れ対応して段部２２が形成されている。
めに、弾性体保持部１２の一側面には突起１４が、また
脚部１３の根元部にはふくらみ部１５がそれぞれ設けら
れ、内胴２０には突起１４及びふくらみ部１５にそれぞ
れ対応して段部２２が形成されている。
また脚部１３のふくらみ部１５より先端側は内胴２０の
内周及び上面に係合するように下面外側部に段部１６が
形成されている。
内周及び上面に係合するように下面外側部に段部１６が
形成されている。
次に弾性体ホルダ１０を内胴２０に取付ける場合につい
て説明する。
て説明する。
第４図は弾性体ホルダ１０を内胴２０に固定した状態を
示す正面図、第５図は第４図のＡ−Ａ線断面図、第６図
は第４図のＢ−Ｂ線断面図である。
示す正面図、第５図は第４図のＡ−Ａ線断面図、第６図
は第４図のＢ−Ｂ線断面図である。
なお、図において仮想線は脚部挿入前の状態を示す。
ます内胴２０にモジュール３０を収納し、次に弾性体ホ
ルダ１０の突起１４及びふくらみ部１５を内胴２０の段
部２２に合わせ、脚部１３を内側に若干たわませた状態
で内胴２０に挿入すると、脚部１３の反発力で脚部１３
の段部１６は内胴２０の内周２１に弾性係合し、モジュ
ール３０は脚部１３の下面で押えられた状態で内胴２０
に固定される。
ルダ１０の突起１４及びふくらみ部１５を内胴２０の段
部２２に合わせ、脚部１３を内側に若干たわませた状態
で内胴２０に挿入すると、脚部１３の反発力で脚部１３
の段部１６は内胴２０の内周２１に弾性係合し、モジュ
ール３０は脚部１３の下面で押えられた状態で内胴２０
に固定される。
このように弾性体ホルダ１０は内胴２０に弾性係合され
モジュール３０を内胴２０に固定するので、運搬等によ
ってモジュール３０が内胴２０より離れることがない。
モジュール３０を内胴２０に固定するので、運搬等によ
ってモジュール３０が内胴２０より離れることがない。
またモジュール３０を内胴２０に固定する脚部１３は弾
性体保持部１２と一体成形によって形成されるので、特
に部品数が増加することもない。
性体保持部１２と一体成形によって形成されるので、特
に部品数が増加することもない。
また弾性体ホルダ１０を内胴２０に取付けるには、単に
脚部１３をたわませた状態で挿入するのみでよいので、
迅速にワンタッチで行える。
脚部１３をたわませた状態で挿入するのみでよいので、
迅速にワンタッチで行える。
第７図は本考案の他の実施例を示す脚部取付部分の断面
図である。
図である。
前記実施例は脚部１３の段部１６が内胴２０の内周及び
上面に係合するようにしたが、本実施例の如く段部１７
を脚部１３の内側に形成し、またモジュール３０と内胴
２０間には段部１７の残肉部１８が挿入できる隙間３１
を設けてもよい。
上面に係合するようにしたが、本実施例の如く段部１７
を脚部１３の内側に形成し、またモジュール３０と内胴
２０間には段部１７の残肉部１８が挿入できる隙間３１
を設けてもよい。
即ち、脚部１３を内側にたわませた状態で隙間３１に残
肉部１８に挿入することにより、内胴２０の内周部１３
の外側面が弾性係合し、段部１７がモジュール３０を保
持し、前記実施例と同様にモジュール３０は内胴２０に
固定される。
肉部１８に挿入することにより、内胴２０の内周部１３
の外側面が弾性係合し、段部１７がモジュール３０を保
持し、前記実施例と同様にモジュール３０は内胴２０に
固定される。
以上の説明から明らかな如く、本考案になるマルチブツ
シュボタン付腕時計によれば、モジュールは弾性体ホル
ダによって内胴に固定されるので、運搬等によって落下
することが防止され、組立能率及びモジュール品質の低
下をきたすことがない。
シュボタン付腕時計によれば、モジュールは弾性体ホル
ダによって内胴に固定されるので、運搬等によって落下
することが防止され、組立能率及びモジュール品質の低
下をきたすことがない。
第１図は従来のマルチブツシュボタン付腕時計の要部断
面図、第２図は本考案になるマルチブツシュボタン付腕
時計に用いる弾性体ホルダの一実施例を示し、ａは正面
図、ｂは断面図、第３図は内胴の正面図、第４図は弾性
体ホルダを内胴に固定した状態を示す正面図、第５図は
第４図のＡ−Ａ線断面図、第６図は第４図のＢ−Ｂ線断
面図、第７図は本考案の他の実施例を示す脚部取付部分
の断面図で゛ある。 １０・・・・・・弾性体ホルダ、１２・・・・・・弾性
体保持部、１３・・・・・・脚部、２０・・・・・・内
胴、２１・・・・・・内周、３０・・・・・・モジュー
ル。
面図、第２図は本考案になるマルチブツシュボタン付腕
時計に用いる弾性体ホルダの一実施例を示し、ａは正面
図、ｂは断面図、第３図は内胴の正面図、第４図は弾性
体ホルダを内胴に固定した状態を示す正面図、第５図は
第４図のＡ−Ａ線断面図、第６図は第４図のＢ−Ｂ線断
面図、第７図は本考案の他の実施例を示す脚部取付部分
の断面図で゛ある。 １０・・・・・・弾性体ホルダ、１２・・・・・・弾性
体保持部、１３・・・・・・脚部、２０・・・・・・内
胴、２１・・・・・・内周、３０・・・・・・モジュー
ル。
Claims (1)
- ブツシュボタンの操作により弱性体ホルダに保持された
弾性体が弾性変形させられてモジュールに形成された接
点パターンのスイッチを導通させるマルチブツシュボタ
ン付腕時計において、前記弾性体ホルダは前記弾性体を
保持する弱性体保持部と、この弾性体保持部の両側端よ
り突出して設けられ内胴の内周に弾性係合すると共にモ
ジュールを内胴に固定する脚部とよりなることを特徴と
するマルチブツシュボタン付腕時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16300578U JPS58150Y2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | マルチプツシユボタン付腕時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16300578U JPS58150Y2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | マルチプツシユボタン付腕時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5578976U JPS5578976U (ja) | 1980-05-30 |
| JPS58150Y2 true JPS58150Y2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=29159257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16300578U Expired JPS58150Y2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | マルチプツシユボタン付腕時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58150Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-27 JP JP16300578U patent/JPS58150Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5578976U (ja) | 1980-05-30 |
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