JPS5814977B2 - ペンシル型高温高圧用インジケ−タ - Google Patents

ペンシル型高温高圧用インジケ−タ

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JPS5814977B2
JPS5814977B2 JP10359576A JP10359576A JPS5814977B2 JP S5814977 B2 JPS5814977 B2 JP S5814977B2 JP 10359576 A JP10359576 A JP 10359576A JP 10359576 A JP10359576 A JP 10359576A JP S5814977 B2 JPS5814977 B2 JP S5814977B2
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JP
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outer casing
cylindrical outer
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indicator
support rod
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JP10359576A
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松岡信
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジン燃焼室が奥深く且つ小径のインジケー
タしか装着できない高速内燃機関の筒内圧力測定などに
用いるペンシル型高温高圧用インジケータに関する。
従来インジケータの筒状外筐先端の受圧膜が受ける圧力
を、該受圧膜の中央に結着した起歪筒の弾性変形に変換
し、これをストレンゲージにより検出するインジケータ
は、検出精度が高い利点がある反面、インジケータ外径
を小さくし難い欠点があった。
これは次の各問題を同時に解決せねばならぬためである
(イ)圧力が高周波(数キロヘルツ)で変動する場合の
周波数特性をよくして、計測出力を常に圧力に比例させ
るためには、径が小さくなった起歪筒の受感部分を短く
してその固有振動数を高くせねばならないが、起歪筒の
受感部分を短くすると、該起歪筒がエンジンの気筒側に
穿設したインジケータ取付孔の先端部附近に位置するた
め筒状外筺による起歪部基部の固定支持が難しく、万一
起歪部基部の固定支持が緩むと計測不能となる。
(ロ)筒状外筐の気筒への螺合緊締により該筒状外筺が
弾性変形すると、その伸長変形により起歪部基部の固定
支持が緩んだり、或いは受圧膜を介して起歪筒に力が作
用し、インジケータ出力の零点が狂ったり、圧力と計測
出力の比例関係が変化したりする。
(/→エンジン気筒側は冷却されているものの、水冷却
されているインジケータの筒状外筺より高温であるため
、気筒側の熱膨張が該気筒への螺合部分を介して筒状外
筺に伝達され、これを伸長変形させるから、同様に起歪
部基部の固定支持が緩んだり、インジケータ出力の零点
が狂ったり、出力特性が変化したりする。
本発明はこの問題に対処するもので、筒状外筐の先端に
張設した受圧膜の中央に起歪筒先端を結着し、該起歪筒
を包んでU字状冷却水路を形成させた小径のインジケー
タにおいて、インジケータ取付孔へのねじ込み部分より
先端側における筒状外筺内周に設けた段線に、起歪筒の
基部フランジ外周部分を係合させ、該起歪筒の基部フラ
ンジに先端を接続した支持棒を筒状外筺内に密着嵌合し
て、該支持棒と筒状外筐の基部間に起歪筒の基部フラン
ジを前記段線に押圧緊締する締結機構を設け、支持棒及
び起歪筒の基部フランジと筒状外筺との間に前記U字状
冷却水路の両端に夫々連通する水路を縦通凹設して、該
各水路の外端に夫々冷却水の供給口と排出口を設け、イ
ンジケータ取付孔へのねじ込み部分より先端側における
筒状外筺の外径を該インジケータ取付孔壁との間に微小
間隙を形成するように定めたことを特徴とする。
以下本発明の一実施例を図について説明する。
1は筒状外筺で、該筒状外筺1はエンジンのインジケー
タ取付孔4に螺合される雄ねじ刻設部分1bの基部に六
角ナツト部分1Cを備え、該雄ねじ刻設部分1bより先
の筒状外筺1はインジケータ取付孔4の孔壁との間に微
小間隙を形成する外径を持つ。
又雄ねじ刻設部分1bより先の筒状外筺1内周には起歪
筒3の基部フランジ3aの先端側外周部分が係合する段
線1aを設け、該段線1aより基部側の内腔は支持棒5
が密着嵌合する内径を持つ。
2は筒状外筺1の先端に張設された受圧膜で、その中央
に起歪筒3の円錐状先端3Cが溶着され、該起歪筒3の
両側内壁には夫々ストレンゲージ10が貼着される。
起歪筒3の基部フランジ3a内には、該起歪筒より大き
な外径を持つ中空の支持棒5の先端小径部分5aを嵌合
接着し、該支持棒5の内腔5cはストレンゲージ10の
導線11が通る。
このため起歪筒3、支持棒5の内部はその外側と水密に
遮断され、ストレンゲージ10や導線11の電気絶縁が
容易となる。
尚9はエンジンの燃焼室を示す。
6は締結機構を示し、該締結機構6は支持棒5の基部に
一体に設けたフランジ5dの頂面外周部分に係合する丸
ナツト12を六角ナツト部分1Cより上方に突出させた
雄ねじ刻設部分1dに螺合してなる。
13,14は支持棒5、基部フランジ3aの両側に夫々
半月形の切欠5b、3bを縦通削設して形成される水路
で、該両水路13,14間は、起歪筒3の外側前後に夫
々弾性体よりなる仕切片16,16(第2図)を縦通接
着して冷却水が起歪筒先端部を通過するようにしたU字
状冷却水路15により連通ずる。
このためU字状冷却水路15は起歪筒3を包む状態とな
る。
冷却水の供給口Iと排出口8は夫々水路13,140外
端に連通ずるように支持棒5のフランジ5dに連結され
る。
17は両側水路13,14間を仕切るようにフランジ5
dと雄ねじ刻設部分1d間にピン18により取付けた弾
性体よりなる仕切片(第5図、第7図)、19はフラン
ジ5dの外周に設けた環状溝に嵌装したOリング、・2
0は丸ナツト12、六角ナンド部分10間に取付けたパ
ツキンを示す。
インジケータ組立てに際しては、起歪筒3内にストレン
ゲージ10を接着した後、支持棒5の先端を起歪筒3に
嵌合接着し、次で筒状外筐1内に該支持棒5を挿入して
丸ナツト12により締結した後、受圧膜2を筒状外筺1
、起歪筒3の先端に電子ビーム、点溶接法等により溶着
し、外部を整形する。
本発明は上記構成よりなり、冷却水を順次供給ロア、水
路13,15,14、排出口8の経路に沿い流して外筺
1、受圧膜2、起歪筒3を冷却しながら、受圧膜2に作
用する燃焼室9のガス圧により起歪筒3を歪ませ、この
歪をストレンゲージ10により検出するものである。
本発明においては、雄ねじ刻設部分1bのインジケータ
取付孔4雌ねじ部分に対する螺合緊締により筒状外筺1
が伸長変形(この変形は雄ねじ刻設部分1b、六角ナッ
ト部分1C間において最も太き(、この締結距離が大き
い程犬となる)しても、或いは又気筒側の熱膨張により
該気筒への螺合部分を介して雄ねじ刻設部分1bが伸長
変形(この量も上記同様締結距離が大きい程犬となる;
しても、支持棒5は雄ねじ刻設部分1bに比し長さが著
しく長(とっであるから、該伸長変形(正)により締結
機械6を介して支持棒5に正の歪が生じても、該支持棒
には予め締結機構6により与えられた負の歪が充分残り
、これは圧縮応力が充分残っていることを意味する。
従って気筒に対するインジケータの螺合緊締や該気筒の
熱膨張に基づく起歪部基部フランジ3aの段線1aに対
する押圧緊締力の減小は充分少なく、起歪部受感部分り
基部の固定支持が緩んで、支持棒5及び起歪筒3全体の
固有振動数が低下し、これにより周波数特性が悪くなっ
たり、計測不能となったりする恐れはない。
又雄ねじ刻設部分1bより先の筒状外筺1とインジケー
タ取付孔4の孔壁との間には微小間隙を設けて起歪筒3
の受感部分りに対向する筒状外筺1に気筒側の熱膨張が
直接伝達されないようにすると共に、該微小間隙内への
燃焼ガスの侵入を可及的に防止し、且つ起歪部受感部分
りとその周囲の筒状外筐1や受圧膜2は、その間に形成
させた断面積の大きい冷却水路を流れる充分な量の冷却
水により充分に冷却するから、インジケータ出力の零点
が狂うのを防止し得る。
本発明によれば、インジケータの気筒等への取付けや該
気筒の熱膨張に基づく筒状外筺の弾性変形により起歪部
基部の固定支持が緩んで周波数特性の劣化を招いたり、
或いはインジケータ出力の零点が狂ったりするのを防ぐ
ことができ、インジケータを最大外径20粍程度、先端
部外径9耗程度にまで小さくしたペンシル型にして、し
かも出力特性を安定化し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断正面図、第2図はA−A断面図、第3図は
B−B断面図、第4図はC−C断面図、第5図はD−D
断面図、第6図はE−E断面図、第7図は第5図のF−
F断面に相当する要部の縦断側面図、第8図は支持棒及
び起歪筒の分解斜視図である。 1・・・・・・筒状外筺、1a・・・・・・段線、2・
・・・・・受圧膜、3・・・・・・起歪筒、3a・・・
・・・基部フランジ、3b・・・・・・切欠、4・・・
・・・インジケータ取付孔、5・・・・・・支持棒、5
b・・・・・・切欠、6・・・・・・締結機構、7・・
・・・・冷却水供給口、8・・・・・・排出口、9・・
・・・・エンジン燃焼室、10・・・・・・ストレンゲ
ージ、13,14・・・・・・水路、15・・・・・・
U字状冷却水路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒状外筺の先端に張設した受圧膜の中央に起歪筒先
    端を結着し、該起歪筒を包んでU字状冷却水路を形成さ
    せた小径のインジケータにおいて、インジケータ取付孔
    へのねじ込み部分より先端側における筒状外筐内周に設
    けた段線に、起歪筒の基部フランジ外周部分を係合させ
    、該起歪筒の基部フランジに先端を接続した支持棒を筒
    状外筺内に密着嵌合して、該支持棒と筒状外筐の基部間
    に起歪筒の基部フランジを前記段線に押圧緊締する締結
    機構を設け、支持棒及び起歪筒の基部フランジと筒状外
    筺との間に前記U字状冷却水路の両端に夫々連通する水
    路を縦通凹設して、該各水路の外端に夫々冷却水の供給
    口と排出口を設け、インジケータ取付孔へのねじ込み部
    分より先端側における筒状外筺の外径を該インジケータ
    取付孔壁との間に微小間隙を形成するように定めたこと
    を特徴とするペンシル型高温高圧用インジケータ。 2 支持棒及び起歪筒の基部フランジと筒状外筺との間
    の水路を、該支持棒及び起歪筒の基部フランジの両側に
    夫々切欠を削設して形成させた特許請求の範囲第1項記
    載のペンシル型高温高圧用インジケータ。
JP10359576A 1976-09-01 1976-09-01 ペンシル型高温高圧用インジケ−タ Expired JPS5814977B2 (ja)

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JPS5329780A JPS5329780A (en) 1978-03-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644486U (ja) * 1987-06-29 1989-01-11
JP2000506261A (ja) * 1996-02-27 2000-05-23 ニフォテク・アーエス 圧力センサ

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